エジソン電球
電気技術の夜明け頃、1879年エジ
ソンによって発明された電球は、その後
人々に豊かな夜の生活を与えた。
エジソンは、発光体の炭素素材を求め
世界各地から6000種類もの植物を集
めて実験した結果、京都男山石清水八幡
の流紋岩の風化土で育った真竹を蒸し焼
きにして用いて成功した。
1880年代には、 京都の竹ひごを
日本から輸入してフィラメントに使い、
当時としてはかなり性能の高い電球を製
造していた。
電球を発明したとき、エジソンは「こ
れで人間は眠らないで暮らせる」と言っ
たそうな。
(1993年12月)