土工機械の稼働日数は、気象データから月別に日降雨量の階級別降雨日数を求め、土質別降雨区分の休止日数を乗じて算定する。 通常、岩現場を除けば降雨中は勿論、雨上がり後もすぐには稼働できない。 水が切れ、地表面が乾くのを待たなければならない。 雨後の立上がりは土質や温度・日照時間の影響が大きく、季節・地域差がでてくる。 これらの算定の目安として表-1(道路土工指針)が参考になる。 この他に施工中の排水勾配を急にする等の降雨対策処置で立上がりは早くなる。 階級別降雨日数等の気象データは、気象庁のホームページから入手できる。 表-2には、稼働日数の算定例である。 休止日数を求めるときは、休日と降雨休の重複修正を行う。