Actor



 雨も小降りになりはじめた        雨が濡らした裾気にして           笑った顔を思い出すと
『それじゃ…そろそろ行くね…』と     入る喫茶店でひとり             憎むどころか君がいいなら
 君は僕から逃げてくよに         携帯を出し消せずにいた          『これでよかったんだ…』と
 人の波に溶けていく           君の番号消したんだ             自分に言い聞かせたくなる
 二人で会う最後の日まで         僕は君を連れて行ったソイツに
 天気にまで愛想つかれて         負けたんだねきっと
 情けないよで悲しいよで         だけど何に負けてたのか           嘘なんかついてまで
 自分にかける言葉もない         君は残してもくれなかった…         僕なんかといて           
                                           君だってきっと辛かったよね 
                                           そう思いたいんだ                               
 ほんとは…ほんとは知ってた       いいさ結局そんなの             そう思わせて
 君がいつからか僕じゃなく       『恋』と割り切れば勝ちじゃんか        たとえほんとは
 誰かのものになってたこと        君は全然平気なんだろ?           そうじゃなかったとしても…           
 嘘をついて平気な顔を見せてたこと…   嘘をついたままでさよならできたんだから 

                                           君のことぐらいで駄目になるほど
                                           僕は君のこと…
 嘘なんかついてまで僕なんかといて    君のつく嘘には気付かない馬鹿を
 なにが一体楽しかったの?         演じてるのは楽じゃなかった
 君のことぐらいで駄目になるほど     だけどそれを人が言う『優しさ』じゃないなら
 僕は君のこと好きだったわけじゃない   なんて言うのか教えてよ…      
 
                                      
                                                                                               

                                 Vocal Words & Music Writting by Miruuno 戻る