新しき花


あなたの肩に舞い降りた         あのひとの住む街に行き       降り注ぐこの陽の光        
花弁はまたしても            逢えぬのは承知して         あなたの全て                  
気付かれもせずに溶けてゆく       訪ね歩いたあなたが痛い       愛しんでいるのです

水辺の鳥が風に揺れ           巡る季節に花はもう
暖かに緩やかに             新色を映やすのに          もう泣くのはおよしなさい
波立つ水面を見る時           あなたの花は未だ萎むまま      流れ逝ったあなたの恋
                                      悲しみに溺る其の手を

忘れぬ…と誓ったひとに         届かぬ…と嘆いた日々は       牽くわたしは
心を染めた               幾月経てば             あなたにも
あなたを想うのです           あなたを還すのでしょう…      新しき花を見た


もう泣くのはおよしなさい                
流れ逝ったあなたの恋          
悲しみに溺る其の手を

牽くことすら 
わたしには出来ないのでしょうか


                                                                      Vocal Words & Music Writting by Miruuno 
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