夏祭り

浴衣を着た君が             普段は商店街の 僕の手を引いて             パン屋のおじさんは 夏祭りの夜を              今夜一夜だけの 笑顔弾ませて はしゃぐ         かき氷屋さんになってた 軒を連ねている            「自分のいいところ 出店の明かりは             分からなくなったら 見事なほど胸の             教えてあげるね」と 子供心を照らしていた          舌の赤い君が微笑む あの夏を「昔のこと」と言うには     君によく楽譜の書き方聞いてて まだちょっと早い            首傾げてばかりいた 高校生最後の夏休み           僕も今じゃ自分の「歌」歌えるんだ 好きで好きでしょうがなかった      好きで好きでしょうがなかった 君にもう一度会いたいな         君にもう一度会いたいな 金魚は上手くすくえなくても       今頃どこでどうしてるのか 笑顔で僕を救ってたね          僕にはなぁんにもわからないけど                                                    盆踊りの輪に混ざって                     楽しげに君が踊る                     …ずっと一緒にいられると思ってた…                                          好きで好きでしょうがなかった                     君にもう一度会いたいな                     金魚は上手くすくえなくても                     笑顔で僕を救ってたね                               Vocal Miruuno                                    Words & Music Writting by Miruuno Arrangement by Writting page

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