天使は最後に羽根をばら蒔いた

神様の目を盗んで                神様の目を盗んで 月と雲の隙間から                月と雲の隙間から 白い羽根はためかせた天使が           白い羽根はためかせた天使が 今日もあの娘に会うために降りてきた       今日もあの娘に会うために降りてきた 今夜の彼女は一人                今夜の彼女は僕の うつむいて泣いていた              背中の羽根を見つめて 僕は背中の羽根をひとつ取り          「私を愛してるというのなら 「これでなにか願いを叶えて笑って」と      願いを叶えるその羽根もっと私に 彼女を抱きしめた                ちょうだい…」と呟いた 「こんな悩み残らずばら撒いて          好きな望みを しまいたい…」と                好きなだけ叶えてゆく彼女は 彼女の願いを聞き入れた羽根は         「飛べなくなる…」と泣く僕をよそに 彼女に夜空を自由に飛ばせた          「まだ足りない もっと羽根をちょうだい…」 “私はあなたを愛した天使”          “私はあなたを愛した天使” あなたが悲しむときは              あなたが愛したのは 僕じゃない この羽根で包み暖めてあげる           願いを叶えるこの羽根 あなたが私を愛してくれるなら          私の心を毟ってまで欲しいなら この命あなたに捧げよう             こんな羽根全部くれてやる…                          月と雲の隙間から                          降りてきた神様                            ボロボロの羽根の天使を抱き言う                                 「一緒に帰ろう…これが“人間”さ」                         “私はあなたを愛した天使”                          あなたが悲しむときは                          この腕で抱きしめ暖めたかった                          あなたを愛した証に天使は                          最後に羽根をばら蒔いた Vocal Choko Words & Music Writting by Miruuno Arrangement by Writting page
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