20歳で冒険グランドスラム、早大3年南谷さん

読売新聞 2017年04月19日

北極点と南極点、世界7大陸最高峰を全て制覇する「エクスプローラーズ・グランドスラム」を世界最年少で遂げた早稲田大3年の南谷真鈴(みなみやまりん)さん(20)が19日、都内で記者会見し、「つらいとは思わなかった。たくさんの支援があってこそ」と感謝した。

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© 読売新聞 記者会見で北極点踏破を報告する南谷さん(19日)

南谷さんは2015年1月の南米・アコンカグアから始まり、昨年7月に北米・デナリに登頂して7大陸最高峰を日本人最年少で制覇した。さらに、南極点は16年1月に到達。北極点も、今月5日に北緯89度から出発し、120キロ余りの距離を移動して現地時間12日に仲間3人と一緒に到達した。

北極点までは1日7〜10時間かけて氷河の上を移動し、途中で仲間が凍傷で離脱したり、ホッキョクグマに食料を奪われたりした。苦難の末の偉業達成に、「これでようやくベッドで寝る時にリラックスできる」と、ホッとした様子だった。

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