破顔一笑たる 12月 下旬 編



12月21日(金) 2学期も暮れていく

       H井先生より12月19日の日記の件について「俺はああは言っていない。あの赤点発言はS賀先生だ!」とクレームが来た
       ので慎んで訂正させていただきますm(_ _)m...。ていうか読んでいるんですねH井先生!身近な人が読んでいると思うと
       筆鋒も鈍るなぁ(笑)

       それはさておき本日は終業式。2学期納めの千秋楽。て相撲か?相変わらず校長のよくわからない話が3℃の体育館の中で
       続き、ある意味すんごい拷問というか耐える力を付けさせる教育的効果というか、はっきり言って私は耐えられません
       でした。皮下脂肪が厚い割には寒さに耐性がありません。生徒は偉いよ、あの寒さの中よく黙って話を聞けて。そして
       その後LHRで通知票もらって無事終了...。でも担任の先生たちは、色々と問題ありの生徒の保護者を呼んで、放課後
       あちこちで面談中。本当にマメによくやっています、うちの担任団!こういう地道なところがこの学校を向上させていると
       痛感。そこんとこ管理職わかっている?(笑)

       さて私も現在進行中の校内LAN関係の工事の進捗状況に合わせて、細々と仕事あり。この間から壁をぶち抜いたり天井裏に
       ケーブルを這わせたりと色々やっています。でもこの工事午後1時から8時までと、生徒のいない時間を見計らってやって
       いるのですが、けっこう騒音が出ます。その手の苦情がチラホラ来ますが、私に言われても困るんだけどなぁ。この工事が
       とりあえず年内は28日まで続くらしい。えっ?別に私は付き合わなくていいんでしょ、事務長?ていわれても来るつもりも
       ないけど(^^;)で、この工事が1月いっぱい続き、それと同時にADSLへの切り替えやサーバー動作テストなど、けっこう
       忙しくなりそうな3学期。先のこと考えると暗くなるから、本日のところは2学期も何とか無事終了したということで、
       手打ちといたしましょう。なお冬休み中は不定期に日記更新予定です。ふぅっ。


12月26日(水) 計画的な私

       どうも。すっかり冬休みモードのO−TEACHERです。みなさま楽しいクリスマスは迎えられたでしょうか。私は特段
       何もなくノヘノヘと過ごしてしまいました。冬休み中は特に仕事もなく(本当は校内LANの工事をしているらしいが)すっかり
       自宅研修中です(笑)

       というわけでせっかくの休みだからゆっくりすればいいのですが、何か性格なのか学校にいる時と同じで、きちんと一日の
       だいたいのスケジュールを決めておかないと落ち着かない私。学校の時も、朝一番に今日やることを時系列でメモに書き出し、
       終わるごとに線を引いて消していく私。それが休みで自宅にいても同じ。えーっと、メールチェックして、それから、あの本を
       第6章まで読んで、次に..そうそう髪の毛のカットの予約の電話を入れて..おっと、この時間は見たいテレビがあったから
       見て、午後はガンプラ一つ作って、ビデオ屋にDVDを借りに行って見られたら見て、そうそう昨日の深夜録ったビデオを
       ここで見て...そうそう車の洗車をここで行こう!なんて。けっこうマメなんですよ。そういう計画的な性格なんだなと
       実感。えらいO−TEACHER(笑)

        「で、そのスケジュールに、何で家の片付けとか大掃除を手伝おうかとか、入っていないわけ?」
        「へっ?」


12月28日(金) 二つの手紙

       この冬休み、毎日1時間くらい散歩している。健康のためでもあるのだが、自然の中を逍遙するのが好きなのだ。歩きながら
       冬の風景や年末のせわしさを観察しながらするそぞろ歩きはけっこう気に入っている。そしてブラブラ歩きながら、また
       慌ただしく去った一年を回顧したりするオヤヂ趣味。まだそんな年でもないのだが、けっこう歩きながら昔のこととかまで
       思い出したりする。今日は歩きながら自分が初任の頃を思い出していた。あの頃の青々しさは思い出すだけでも赤面の至り。
       どうしてあんな無茶ばかりというか、後先考えないやり方をしていたのだろう、よく周りの先輩の先生方に迷惑を
       かけなかったなぁ(いや実際はすごーくかけていたはず)などと考えながら、近所わ散歩していた。知らない人が見たら
       何をあの人はこの寒いのに赤面しながら歩いているのだろうと思ったでしょう(笑)

       そんな今日の夕方、まるで偶然なのだが二人の卒業生から手紙が来た。ひとりは私が初任の頃教えていた女子テニス部の子。
       近況やら同じテニス部だった他の子の恋愛話とか、そういうたわいもない手紙。よくメールはやりとりしているが、こんな
       手紙は久方ぶりで、久しぶりにまたタイムトリップ。そしてもう一通はプチストーカー(笑)以前にも書いたが、以前私の
       クラスで、卒業してからも付き合いがあり先日結婚式にも呼ばれ、いまだに慕ってくれる生徒である。この前の誕生日に
       わざわざお祝いの電話をくれたのでお礼の手紙を出した返事だった。とても嬉しい手紙だった。二人とも卒業してからもう
       8年以上経つのに、いまだに恩師としてこうやって連絡してくれるのが嬉しい。何だか今日考えていた昔の思い出から、
       いきなり手紙が来たようで不思議な気分。でもこの年末にちょっと嬉しくなる出来事でした。やっぱり先生やってて良かった。
       そう思えた一日でした。

       でも二人とも...職場の便箋を使うなよ(笑)


12月31日(月) 大晦日

       今年も無事終わろうとしている。無病息災とはいかなかったがまずまずの一年だったと思う。まぁ、年末と言ったって単なる
       区切りだから、あまり感慨もないが、それでも慌ただしい気分は残る。多分こういう形だけの年末の風景というのは、もう
       テレビとかの中にしかないのかもしれない。テレビで映し出される年末の風景も、昔なら雰囲気を盛り上げたが、今はあまり
       感じない。多分お店も元旦から開いているし、年末年始も普通の街のままだからだろう。年々ゾクゾクするような年の瀬は
       終わってしまった。多分年のせいだろう。テレビもつまらないし。

       今日も特に変わることなく、本を読んだり散歩をしたり、変わらぬ日常を過ごすのみ。紅白ぐらいは見るが特に何も無し。
       でもこうやってくだらない愚痴を書き続けていることだけが、変わらぬ日常の中の、唯一の抵抗なのかもしれません。と言っても
       やっぱり何の感慨もないけれど、とりあえず今年一年ありがとうございました。多分まだしばらくはこの日記も続くと思います。
       来年もご愛読よろしくお願いします。良いお年を。

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