百家争鳴たる 2月 上旬 編



2月1日(金) 書けません

       いよいよ2月。本日は2時間授業の後、昨日の推薦入試の合否判定会議がありました。もちろん詳しいことは言えませんが、
       今回は点数の基準とか細かい判定基準を明確にしていたため、あっさりと決まってしまいました。何を優先順位とするかそう
       いうことが以前よりはっきりしていたので、何の混乱もなく決まってしまいました。今年度は予想外に(?)受験者が多く
       推薦入試は盛況だったのですが、逆に落ちる子も沢山出るということでちょっと心が痛みます。でもここで不合格者が沢山
       出るということは、変に難しいというイメージがついてしまって、本番の一般入試が募集定員が集まらないという懸念が
       出てくる。だから推薦入試で人気があるというのも痛し痒しということでもある。なかなか難しいなぁ。

       さて私の方は県報告文書を作成したり、その他細々とした仕事をこなす。こうやって2月も始まってしまうのですね(泣)
 


2月2日(土) 閑散としつつも

       今日から2年生は修学旅行、3年生はすでに自宅学習期間。ゆえに本日登校しているのは1年生のみ。職員も3年担当の人
       たちはここぞとばかり年休が多く、閑散とした学校です。でも私の方は仕事も授業も満載。来週の火曜日に学年行事として
       球技大会、餅つき大会、クイズ大会とかをやる予定なので、そのあたりの準備に大忙し。私もお手伝いでクイズの問題を検索
       したり、クイズ早押し機の自作を考えたり(どうやら無理そう(^^;))と色々やってます。そのための学年会議などもあり
       土曜といえども忙し中。


2月4日(月) 師匠を悼む

       雨の月曜日訃報が目に入る。海老一染太郎さん死去。とても残念。昔から落語が好きでよく聞いていた。それが高じて最近では
       寄席にも足を運ぶようになり、落語だけなく色物(漫才、マジック、紙切り、曲芸など)も見るようになり、その芸のすごさに
       圧倒されていた。その一つのきっかけが染之助染太郎の芸だった。前任校で芸術鑑賞会や講演会をやっていた時に、ある年の
       講演会で染之助染太郎師匠を呼んだことがある(あえて師匠と呼ぼう)それまで私にとっての師匠は「お正月しか見ない人、
       もしくはおめでとうございますと言って傘しか回さない人たち」そんな印象しかなかった。しかし実際に学校に来てくれて
       講演はわずか30分(^^;)その後実際に芸をやってくれた。その時担当だった私は舞台袖で生で見ていた。その時の感動。
       びっくりした。傘回しはさておき、普通の手ぬぐいをピンと真っ直ぐにしておでこに立てた時には本当に驚いた。何か仕掛けが
       あるんじゃないかと思うくらい。でもその手ぬぐいは普通のもので、その後普通に汗を拭いていた。話によるとそのおでこに
       手ぬぐいを真っ直ぐ立てるだけで30年かかったそうだ。来る日も来る日もおでこに立て続ける...その執念に頭が下がった。
       これが真の芸かと舞台袖で鳥肌が立ったのを覚えている。やっぱりテレビで見るのと生は違うと実感したのだ。それ以来かも
       しれない、寄席とかで生で見てみようと思ったのは。厳しい修業時代の話をしていたが、こういう本物というのはやっぱり
       すごいなぁと感じさせてくれた一瞬だった。ご冥福を祈りたい。

       さて明日は学年行事なのだが、クイズ問題作成担当ということで、昨日半日以上使って、クイズを作っては打ち込み作っては
       入力の作業を繰り返していた。そして本日学年主任へ進呈(笑)主任は色々考えているらしく、1次予選2次予選と趣向を
       凝らす心づもりらしい。こういうことになるとノリのいい学年なので例えばH先生は、クイズの正解不正解の時に鳴らす手作り
       ブザーを持ってきたりと、各々そのエキスパート振りを示す。なんかもしかしてすごいことになるかも(笑)


2月5日(火) 学年行事とか情報的な話

       本日は学年行事でした。午前中は大縄飛びと球技大会、お昼は手作りお雑煮、午後は高校生クイズ大会と盛り沢山。連日有志の
       生徒が頑張り、また一部の先生達の懸命な努力により何とか実施。まずまずの成功ではないでしょうか。大縄飛びもクラス対抗で
       3分間の間にクラス20人で何回飛べるかというものでしたが、意外と盛り上がらないかなと思い見ていましたが、意外と真剣。
       おそらく小学校時代かなりやったんだなぁと思わせる飛びっぷりでした。そしてその後ドッチボールとバレーボール。その裏で
       おそらく今回の学年行事の企画で一番奮闘しているM井先生率いるお食事隊が、朝から薪割り、火おこし、餅米準備と獅子奮迅の
       活躍。数日前から買い出しやら臼杵を借りて来るやら餅米研ぎやらで、本当に頑張ってくれていました。さすがに300人近い
       お雑煮を作るとなると大変。本当に頭が下がります。この後餅つき大会、クイズ合戦...と続くのですが、本日
       O−TEACHERはここで通院のため早退。最後まで見届けられなくて無念。特にクイズ大会の司会をやりたかった目立ちた
       がり屋の私としては残念無念。見事無事にいったかどうか後で聞きましょう。

       さてそんな感じでバタバタしているのに、いきなり教頭が来て、来年度の情報係の仕事のことで相談に来る。どうやら成績処理
       関係の仕事を、教務部から情報係の方へ移管したいらしい。確かに教員の数も減り教務部も減員。それゆえ成績処理関係は
       データの管理ということでこちらに回したいらしい。うーむわかる気はするのだが、こちらもたった二人の係。おまけに来年度から
       校内LANの管理も新たに入るというのに果たして出来るのであろうか?個人的には難しいし、成績のデータ管理は教務部で
       やるべき事だと思うのだが...。でもどこも人が減り仕事だけ増えている状況。全体を俯瞰してみると何とも言い難い状況。
       じっくり検討すべきか。

       そんなかんなで事務室へ行くと、事務のC濱さんに「O−TEACHER、これがファックスできてたんですけど...。」と
       渡された物は...やっときた例の校内LANの機器設置に関する連絡。いちおうサーバ機は明日搬入され、回線がつながって
       いるかどうか点検されるらしいのですが、それに付随してサーバ機の設定、細かい使い方、教室用ノートパソコンの件など
       全然わかっていなかったのです。それがいきなり来た。パソコンは日立のFROLAらしい。で、当然その絡みかサーバ機も
       日立がやるらしい。ところがその設定する日、そして細かい使い方に関しての説明が3月8日...。えっ?何でそんなに
       遅いの?上の方からは早急に工事完了してADSL回線に至急切り替えるように指示しておきながら3月なんて...。ていうか
       回線テストに間に合わせるように今日からISDNからADSLに切り替えてしまったんですけど...。その設定が3月なんて
       1ヶ月も使えないの?じゃ何で急がせたんだよ!回線は切り替えたがサーバ機が来ないんじゃ(泣)じゃ丸々1ヶ月間
       インターネット接続できなくて電話代プロバイダ代だけ払えっつうの?なんたる無駄!ここで回線を切り替えるって言ってある
       のに何で1ヶ月後なんだよ(怒)予定表見ると単に学校番号順に設定の日が決まっているだけ...。おいおい、こちとら
       そっちの都合で早めに工事予定入れられといて、セッティングは一番最後グループかよ...。学校によっては12月に工事が
       終わってセッティングは4月に入ってしまう学校も...。ひどすぎる。その間インターネット出来ずに電話代プロバイダ代は
       3ヶ月分ぐらいかかっているところも。これが税金の垂れ流しじゃなくてなんだ!工事が早く終わっているところからやるのが
       普通だろ?それをまさにお役所的に学校番号順なんて...呆れてものも言えない。その挙げ句研修申し込みの可否については
       メールにて3月1日から4日まで受け取るようにだと...。わかって言ってんですかね?これが上の方の施策というやつ
       ですか?教育現場にIT、ITと旗印にする前に、上の方からメールでも使わせないと、自分たちの愚かさが分かんないんじゃ
       ないかね。予算を取ってIT化を進めたのは良いけれど、やり方というか進め方がおかしすぎ。それで我が県はIT化が進んで
       普及率が何%とか吹聴して回るんでしょうね。がっくりです。末端で担当する我々がその尻ぬぐいをしているようで悲しく
       なりました。もうやってられません。

       というわけではありませんが(笑)O−TEACHERはしばらく逃亡します。明日から(2/6)しばらくの間更新されません。
       いや別にもう閉鎖するわけでなく、しばらくリフレッシュするために来週までいません。えっ?学校は?知りません(笑)
       詳しくは来週の2/12以降にご報告します。それまで刮目して待て!(笑)

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