百家争鳴たる 2月 中旬 編
2月12日(火) そして待ってた仕事の山
というわけでしばらくリフレッシュ休暇をいただきましたが、その詳しいレポートは後日UPします。さてさて当然のこと
ながら、一週間ぶりで職場復帰すると、待っていたのは仕事の山。まっ、そりゃそうだろね。まず始めに驚いたのはこれ。

私がいない時に搬入されるのは知っていたけど、こんなにでかいものとは予想だにしなかった。部屋へ一歩入るなりうるさい!
これって24時間稼働しているわけでしょ?おまけに熱もだいぶ発しそう。冬は良いけど夏はどうなんでしょ。なんかこれを
見ただけでげんなりです。その他そのサーバ機にかかわる設定の文書やら、ネットワークコンピュータの設置場所についての
文書、メールについての申請書類一式...。もう校内LANにかかわる仕事がたくさん溜まってしまいました。どこから
手を付けて良いのやら。その中でも一番問題なのは生徒用ノートパソコンの件。生徒が授業等で使えるように3月上旬配給
されるのですが、これをふだんどこに設置するかという問題。38台という微妙な数なので第2コンピュータ室を作って
そこに設置するにしても、台数が若干足りないし、電源の問題もあるし、もちろんHUBとかもないし...。それなのに
その設置・動作確認に行きたいので、それまでに場所や電源、HUBを用意しろと...。そんないきなり配給されて、どう
使うかも話し合われていないのに、そのためにこの年度末に電源のための工事やHUBを買い揃えろなんて、お金的にも
無理難題。どうしてこういう突貫的にやるのでしょうね。確かに今までは遅すぎたかもしれないけれど、いきなり予算消化の
ために、はい、これを買ったから使え、でもケーブルやHUBは自前持ちでやれ、なんて無謀すぎると思いません?何の機器が
難題入るかだって、つい先週わかったばかりなのですから。やれやれ。これを一つずつクリアして行かねば(泣)まずは教頭に
相談し急遽、第2コンピュータ室の設置について相談する。事務長を巻き込んで色々頭をひねるが果たしてどうなるか...。
それと同時進行で本日から一般入試の受付が始まる。こちらの方はなかなか忙しくて入力が完了せず。明日に持ち越し。その他
自習監督やら学年会議やら突発的に入って、何かもうだめ。このままではせっかくリフレッシュしたのに過労死か?
2月13日(水) これって愚痴?
本日も入学願書受付。私は昨日の残りのデータをまたただひたすら打ち込む。2時間半ぐらいでほぼ完了。それをソートしたり
して中学校別や男女別の人数を確認したりする。こういう作業はやっぱりパソコンだね(笑)昨日書き忘れたが、いない間に
サーバ機が入っただけでなく、今まで使っていたISDN回線がADSLに切り替わっている。でもまだサーバ機の方の調整が
終わっていないのでインターネット接続が出来ない。これってけっこう困る。まずはメールチェック。今まで連日それなりに
あったメールが受信できないので結構不便。まぁ急なものはないとは思うが、それでも不都合。それに加え、やっぱり
インターネットが出来ないとちょっとしたことが困る。例えば昨日書いた第2コンピュータ室の件で、学校に入るノートパソコンは
日立のFLORAなのだが、それってスペックや付属ソフトはなんだけっけ?と思い立って調べようとしたのだが...そうか
つながらない。たいしたことじゃないけれど何でもインターネットで調べる癖が付いているので、カタログやらそういうものが
手元になくて結構困る。これがきちんとつながるのがいつになるのかよくわからなくて、けっこう不便。早く業者の人よ、来て
くれ!
さてその他諸々の仕事をしていると、再び教頭登場。例の教務部から情報係への仕事の移管の話。なかなか難しい問題もあるので
はっきりとは言えないけれど前向きに検討すると返答。それも仕方がないかなぁと個人的には思う次第。でもどんどん人ばかり
減って仕事だけ増えていく現状。うちに関して言えば校内LANの管理とか第2コンピュータ室の設置・管理とか...。確かに
IT化が進んでいくのは良いことかもしれないけれど、教員が本来やるべき仕事でない分野(サーバ管理なんてまさにそう)
まで守備範囲が広がり、なおかつ教員の数は生徒数に比例して減らされる。学校もどんどん統廃合される。母校がなくなった
OBは悲しいだろうなぁ。何か教育の行く末は暗いなぁと感じさせる今日この頃。
2月14日(木) サーバな日
本日も午前中は願書のデータ入力。確認作業をN原先生とひたすらチェック。約2時間も読み上げ確認していたので声も嗄れました。
その合間にまたわけのわからない情報部会のアンケートが教頭から回ってきたり、まぁ授業も当然やったりと多忙でした。
さて今日の大ネタはサーバ設定の業者ネタ。先日私がいない時に来たらしいのだが、まだ不完全ということで今日再び来た。
大きな声では言えないが日○関係の業者。11時に来ると言いながら来たのは11時40分。まぁ遅刻ぐらいで怒る私でもないから
許しましょう。とりあえずインターネットでも使えるようになるなら。でも私が名刺を出して「O−TEACHERです。」って
挨拶しているのに、ボソッと名刺を出して声も出さない。それがまだ若いやつならさもありなんと思えるが、もう50代とおぼしき
技師...。挨拶ぐらいできないのかよ、と思いつつも、まぁこういう技術者にありがちなタイプかなと思って、度量の広い私は
怒りもせず見守る。もう一人の若い技師の方がまだ愛想が良かった。で、その作業の様子を見ていたのだが、何かトラブっている
様子。私の方は授業があるので50分ほど席を外したのだがまだやっている。何か相当困っているらしい。「どうですか?」と
声をかけると「ドライバーあります?」と言う。このオヤジ技師の声、初めて聞いた。ムッとしつつも用務員さんへドライバーを
借りに行く。そもそも技術者ならドライバーくらい持ってこいよと思いつつも、そこは温厚なO−TEACHERですから
何も言わずさっと差し出す。でもちょっと嫌みたらしくすぐ後ろにジーッと立ってやった。するとやっと気付いて少し説明し始める。
「どうもこの段のサーバが調子が悪いらしく、CD−ROMが出てこないんです。」「それってハードウェア的なものなんですか?」
「そうかもしれませんので、いちおう下の段のサーバと入れ替えてみて試してみます。」と言ってドライバではずして付け替えたり
している。大丈夫なんかね?画面を見てもLinuxのコマンドを色々打っているのかよくわからないが、色々ソフトを入れ替えたり
試したりしているが、二人の技師は首をひねって悩んでいる時間が長くなってくる。おいおい、サーバってこんなに難しいのかよ。
こんなの俺が管理できるわけないじゃないか!結局12時ぐらいから3時くらいまであれこれやって「まだ調整できていません。
次の学校を回る予定があるので、今日はこれで。」「えっ?じゃあ、まだ使えないの?インターネットとかも?」「はい。」
「困るんだよなぁ。うちも早急に使いたいので早くやってほしいんだけど。例えばメールとかホームページの移設とか、そういう
のもあるし...じゃあ、明日来てくれるの?」「いや、明日は検査ですから。」「検査?」「明日は工事検査の予定が入っていると
聞いていますが...。」えっ?うち?そうなの?じゃあ仕方ないか...。「それに我々はサーバ機設定のみ承っておりますので
ホームページのアップロードとかは、別の担当になるかと思います。」へっ?それは教えてくれないの?また別?「じゃあとりあえず
ちゃんと調整しに来てくれるのはいつ?」「私どもも予定が立て込んでおりますのでまだ未定でございます。詳しくは(間に
入っている)△田電気工業様の方にご相談下さい。」と言ってさっさと帰っちゃった!マジっすか!?そのことを事務長に
話すと、明日が電気工事の検査なんて聞いていないと言う。すかさず△田電気工業へ電話すると、前に言いましたと言い訳
がましい。さすがの事務長もちょっと激怒。とりあえずきちんと説明して段取れと言う。いったい私が立ち会った3時間は何?(泣)
どうもこういうふうな工事って、間にいくつもの業者が介在して、孫請けたらい流し状態になって、どこが担当で責任を持って
いるのかわからなくなる。お役所的な発注の典型。そしていつもこういうふうに連絡がうまく取れていなくて、結局困るのは
その一番下にいる私たちだったりする。いったいいつになったらこのサーバ機は機能するの?熱を発して音がうるさいだけで
役立たずのサーバは今も私の横に鎮座しています(泣)ちなみにサーバのマニュアルは衣装ケース2箱分も置いて行きやがって
「どうぞお読み下さい。」だって!?もう死ぬぞ!おら!
2月15日(金) 情報部長らしき一日
そう言えばすっかり書き忘れましたが、昨日は卒業認定会議でした。何の問題もなくわずか15分程度で終わり。あっけなし。
でもこの学年はとても良い学年で、いい子が揃っていましたので。さて昨日でいちおう願書の受付が終わり、1.6倍という高倍率!
もちろんまだ志願変更もありますからぬか喜びは出来ませんが、まずは一同ホッと胸をなで下ろす。でもこんなに人気が高いなんて
どうも信じられずみんな懐疑的(笑)
という感じで午前中は授業をやりながらまずまずの流れだったのですが、午後から大忙し。まずは第2コンピュータ室を作ると
なると、どういう工事が必要か、業者に来てもらい、私も立ち会いの元、あれやこれや相談する。電源のこととか電気容量の
こととか、細かいことを色々相談する。うーむ、4月までは無理かも....。そしてお次は昨日のサーバ機設定未調整と
いうことで、例の返事をしないオヤジが再登場。またカチャカチャいじっている。で、言うことには 「昨日...の..で700が入らなかったので...
....の...で、650を入れたらOKでしたので...。」 もっと大きい声でしゃべれよ!!オヤジ! で、よくわからないが
どうやら古いバージョンを入れたらうまくいったらしい。でも他の学校は新しいバージョンで動いてんだろ?それって不良ってこと
じゃないの?なんか釈然としない。で、とりあえずどうでもいいけどどうやったらネットにつなげるか聞いたら、わけもわからず
ただメモにPCクライアントのIPアドレス番号を書いていき 「これで各コンピュータを設定すればいけると...思います。」 へっ?自動取得じゃないんだ?
どうやら以前は上の方もそう考えていたらしいが、やはりコンピュータ一台ごとに番号を振って管理するらしい。うへー、それって
当然私の仕事になりますよね(泣)いちいち全部のコンピュータ台帳を作り(もちろん本来は作るべきですけど、事務に購入の
台帳があるので、こちらではわざわざ各教科準備室等にあるコンピュータは把握しきっていない)一台ずつ設定していって、
つまり勝手に使うことがないように、それこそどのコンピュータがいつどこへつないだか、そういうことも含めてログを取ったりして
掌握しろと言うことなのでしょう。うーむ、ますます大変。そんなわけでメモだけ残し、そそくさとまた逃げる。仕方がないので
そのメモを頼りにつなげようとするが全然つながらない。途中N本さんにも手伝ってもらい、Linuxの本など参考にして、IPアドレスを
いじったり、DNSをいじったり、何度も再起動をかけるがつながらない(泣)
そんなことをしているといきなり大名行列。例の県の工事検査の一団。電気工事やサーバの設置状態を見に来ました。総勢15人
ぐらいの、まるで医院長の御回診〜!みたいな行列。でもそのうち5人くらいは何しに来ているのかよくわからず、ただ付いてきている
金魚の糞みたいな人もいました(笑)ちょうど良い機会だということで、その中で業者の技術者みたいな人を見つけ(この人は別会社の
まともそうな人)裏へ連れ込んでボコに...あっ、いや違った(笑)インターネットにどうやってもつながらないのでヘルプミーと
言うと、どうやら色々細かい設定がまだまだ必要で、なんだか色々な専門用語を言われたが、なんだかZONEが違うとか(なんだ?
「secret base」なら歌えるぞ!)エリアが違うとかぐたぐた言っている。だから取りあえず使えないと困ると言ったら、ネットワークが
色々あるので、これが使えなくなるけど一台だけならとりあえずというので、やれ!と命令。だいたいネットワークのプロパティから
TCP/IP系のところへ行くのは合っていたが、細かいIPアドレスの番号とかは全然違っていた。その他色々DNSとかプロキシとか設定を
指示され、言われた通りやったらあっさりつながる。で、こういう細かい設定の仕方については4月以降に説明させていただくとか
言う。えっ?じゃあ正式につながるのはもっと後なの?遅すぎ!色々困ると言うと、上の方の指示ですのでとのこと。やっぱり
県かよ...。さっさと独自ドメインとか取らせて、今日の検査に間に合わすように言っておきながら、使い方や設定の仕方は4月
以降?2ヶ月間丸々プロバイダ代や電話代が無駄じゃん。遅いっつうの!そうかと思うと取って付けたように、今度は施設課でなく
指導課より「HUBを備品として購入したい学校は、すぐFAXで回答せよ。3万2千円まで。」と緊急FAX。おいおい、なんだよ
今頃。自分たちでノートパソコンの配給を決めて置いて、今頃HUBがないと使えないってわかったのか?アホ過ぎ。じゃないと
LANなんか組めないってことすらわかっていないんかね。でもこれにはオチがついていて、なら3000円くらいの8ポートHUBを
10個くらいと事務と相談していたのだけれど、改めて電話して聞いてみると「備品なので2万円以上でないとダメです。」とのこと。
えっ?予算が各校3万2千円で、単価が2万以上じゃないと備品として購入できないの?じゃ事実上1個しか買えないじゃん!
2万円〜3万2千円...。16ポートのスイッチングHUB一台。これでノートパソコン38台どうやってつなげっていうの?
ようは足りない分は各校でまかなえってか...。まっ、買ってくれないよりはましだけどさぁ...。それにしてもこの年度末に
来てのドタバタ。もう情報部長辞めたいですよ(泣)
なんかコンピュータの話ばかりでつまらないと思いますが、これが現状です。ここ1週間こんな仕事に忙殺され、だんだん教員で
なくなっていくような気がしてきた。おそらくサーバの管理はやっぱり教員がするんだろうなぁ...(泣)
2月16日(土) マラソン大会で..
つうことで本日は快晴の中マラソン大会!私は記録係ということでデジカメ隊!スタート地点からバシバシ撮りまくり。まだみんな
元気にカメラに向かっていました。今回男子は11キロ女子6キロということで、できれば途中実際に走っているところも撮りたいと
思っていました。けれど男子のスタートを撮り、女子の15分後のスタートを撮る...すると男子の速いやつは40分足らずで
戻ってくるので、私が途中まで移動して撮る時間はわずか10分くらい。実際に走っている河原まで行くのに、車で5分!もう速攻で
飛ばしましたよ。生徒を蹴散らして(笑)で、河原にたどり着いて何枚か撮っていると、男子のトップが折り返してきた。やばいと
思い、即戻る。何とか男子のトップに間に合い、ゴールの瞬間も収められる。だからマラソン大会の写真記録と言っても、スタートと
ゴールばかりで、ほとんど途中の走っている場面はない!これでマラソン大会の記録といえるんでしょうか...。まっ、とりあえず
何人かの私物デジカメ持ち先生にお願いして撮っておいてもらいましたが...。教員の数が少なくなると、こういう行事の時に
人手が足りなくなって、こういうところが手薄になっていくと実感しました。せっかくの生徒の頑張り、HPに載せてあげたいのにね。

2月18日(月) 志願変更する理由そして良い学校
今日で志願変更終了。中学生あたりは色々迷って学校を変えているのでしょう、うちの場合も異常な高倍率だったため、転出多し。
でもこれはひとえに不景気だから。志願変更せずに第1志望を受けられるのは、落ちても私立へ行くお金がある家庭。逆に死んでも
公立へ行ってもらわねばならないくらい経済的に厳しい家では、絶対受かりそうな学校に変更するしかない。うちみたいに1.6倍も
近くあるとなると、かなりの受験生が落ちることになる。だから倍率の低い学校へと流れていくのですよ。うーむ、不景気の波は
こんなところにも...。さてそういうわけで最終受験者が確定したので、再度入力係としては転出者を削除したり、転入者を
入力したり、そして最終的に名前の確認などを再度して、無事任務完了。後は当日の業務のみ。
土曜日にあったマラソン大会の写真や、M井先生から頼まれていた学年行事の写真を、デジカメからロール紙へ印刷する。うーん、
やっぱりこうやってきれいに打ち出されてくるとやっぱりいいねぇ。確かにデータ的にはCDに記録してあるのだが、目で見て
みんなが見られるというところは、実物にはかないません。そんな仕事もしつつ授業もやってます(笑)で、放課後職員会議やら
学年会議がありました。生徒指導に関する話し合い。ここで色々な指導についての意見が議論百出。今までの指導の程度や
やり方に関する疑問や意見が色々出された。確かに頷けるところもあるし、現実問題としてなかなか最前線に立つ担任としては
納得しがたいところもあり、全体的なコンセンサスが取りにくい感じがした。今回はある指導を巡って、その処置のあり方が
議論になったが、本質的なところでは個人の見解が分かれるところがたくさんあり、色々な意見を聞いているとどれも納得してしまう。
やはり特別指導のあり方というものをよーく考えねばと思わされた。そしてその後、同じように学年会議で特別指導について
話し合う。こちらもなかなか妥当な線というのが共通理解されがたく少しもめる。でもどの議論もすべて生徒を思っての所があるのが
救われる。その後に数人の担任から、自分のクラスで問題がある生徒について2、3人報告された。みんな大変だなぁと思う反面
こんな数分の報告で済むんだから、うちの学校は良くなったと実感。だって以前私が担任をやっていた頃なんて、問題を抱えている
生徒が1クラスで10人から20人いて、担任がそれぞれについて報告していたら、それこそ10時間あっても足りなかった。
だから本当に大変な子だけ、もしくは他の先生方に協力を求める時だけで、いちいち細かくは報告せず担任判断でやっていた。
今日みたいなケースでの報告なら、おそらく昔なら担任裁量でやっていただろう。これくらいで報告するというのは学校が
生徒が良くなったということでしょう。でもそんなことを考えてしまうのは古株になった証拠。潮時?
2月19日(火) お片づけ
今日は珍しく比較的余裕がある一日でした。急ぎの仕事はないし(あっても知らんフリ(笑))どうしても今すぐにというのも
ないし(無視(笑))そんなわけで、ちょっと心の余裕がありました。そういう時にする仕事といえば、例えばこんなもの。
来年度の各分掌の予算請求用紙が配られたのですが、それにかかわってこんな依頼。「O−TEACHERへお願い。来年度
うちの分掌でもコンピュータを買おうと思っているのですが、校内LANに耐えうる、なおかつ一太郎が入っていて、それを
印刷できるプリンタを推奨下さい。よろしく。」みたいな。ようはコンピュータにかかわることは全て情報部へ聞けみたいな...。
最近のはどれ買っても同じだからと言いつつも、予算も限りがあるので雑誌などパラパラめくって推奨品を探す...ってもう
一太郎をバンドルしているパソコンってないのね。いつかのWord対一太郎のバトルは遠い昔日のことなのか...。おまけに
みんなLANポートを持っているのも当たり前だし、液晶だし、HDDは60Gぐらい付いているし、DVD−D付いているし..。
なんかいいなぁと思ってしまった。私が買ってから2年経つ間にこんなにまた進化していたのか...。安いし(泣)なんか
個人的にも欲しくなってしまった。とりあえず初心者用にフツーのやつを選んであげる。
そして今度はサーバ機のマニュアルが山のように積み上げてあるので、それをチラホラ読んだり...全然わからん!そして
ハードディスクの中の整理で、色々なデータやフロッピィの片付けなどもする。あっちこっちにデータが散乱していてどこに何が
あるのかわからないので、ラベルを貼ったりリネイムしたり、使用頻度の低いデータを圧縮したり、CD−Rに書き込んだり...。
そんなことをやっていた一日でした。
2月20日(水) 担任の代役
今日は私が副担任をしているクラスの担任代わりの一日でした。担任のS藤先生は、この間から風邪をひいていたらしく、ずーっと
鼻声でした。で、とうとうそれをこじらせ先日医者に行ったら内耳炎と言われたらしい。で、今日も医者へ行くのでその
ピンチヒッターだったのだ。まぁ、このクラスはボチボチなクラスですから、というよりあまり手はかからないので、楽な物でしたが
でもその内実をよく見ると、不登校の子あり、時数が危ない子あり、病気がちの子ありと色々いるのです。だから担任としては
どれも気がかりで気が抜けない。風邪くらいで休んではいられない。ていうかそういうふうに休んだ時に限って何か起こったりする
ものなのです(経験則)だからそのためかえって風邪をこじらせてしまう結果となったのだ。
で、お約束のようにありましたよ、担任がいない隙に。ていってもたいしたことないけど、男子2名がとある教科の時間、机を
並べていて眠りこけていたらしく「やる気がないなら出ていけーっ!」と言われ、本当に教室を出て保健室へ。養護の先生から
副担任の私のところへ連絡あり。で、二人を呼んでお説教というか話をしました。まっ、この程度じゃたいしたことないと
昔の荒れている頃を知っている私としては、軽く戒める。でもこの二人、担任から聞いているところによると、学校を辞めた
がっている二人。だから当然欠席遅刻がちだし、勉強もしない。別に悪い奴らじゃないんだけど、どうも続きそうにない気配。
彼らの心の中では学校を辞めて働きたい、もう勉強したくないという気持ちがありあり。だから学校生活もこんなふうになって
しまう。やりたくもないしわからない勉強をただ毎日6時間座っているのって苦痛ですよね。かといって辞めたくても親は
納得しないし、少し不安もある。そういう揺れ動きつつも現実逃避している彼ら。まぁ、何とかなだめすかしここまで来たけれども
そろそろ限界の様子。そんなところがこんな形で出た様子。こういう生徒一人一人に話を聞き、色々相談に乗り、本人たちの
進むべき道を一緒に模索してやる。こういうことが担任の大事な仕事なのです。ひとりひとりとじっくり話すことが...。
でもこれが40人ともなるとねぇ...。でもついつい担任は頑張ってしまうのです。
この気持ちはよくわかる。私も去年担任だった時はそうだったもの。だいたい担任なんてやる人は概して責任感が強い。
ていうか先生全体に言えるけれど(でなきゃ先生なんてならないでしょう)だからついつい無理をしてしまう。別に担任がいなくても
子は育つって言うけれど(笑)担任がいなくても生徒は別にたいして気にしていない。でもいざことがあった時は、やっぱり担任が
一番の最前線だし頼りにされるのです。いて当たり前、困った時は担任、それが普通なのです。だからうちみたいに色々トラブルの
多い学校となると、担任の責任はかなり大きい。何か特別指導が出た時も事に当たるのは担任。事情を聞いたり家庭と連絡を
取ったり家庭訪問したり申し渡しに立ち会ったり...。特別指導ですら色々大変。ましてや日常のサブルーチンなのてのも、朝の
SHRで出欠確認、連絡、欠席者へ電話連絡、頭髪指導、遅刻指導もちろん学習面の心配、日常の業務、授業、補習、部活、清掃
ありとあらゆることを陣頭指揮せねばならない。当然疲弊しますし消耗します。そうでなくても心労は多いのです。だから
体調を崩す担任は多い。真面目であればあるほど。
だから担任のなり手が少ない。今、ちょうど校内人事も動き出そうとしていますが、おそらく今年も担任希望者が少ないでしょう。
初めっから負担が大きいとわかっているから。公平な分担と言いながら、仕事としての担任の比重は半端じゃなく大きいと
誰もがわかっているから。どうなるのかな来年は...。そんなことを考えつつ、二人の生徒と話をして担任代役の一日は終わり
ました。