しかし今回は違う。何時間も前から脅しまくっていた。「今回は言い訳は一切聞かない。他の教科と重なって大変なのは自分が悪い。そんなのは言い訳にならない。また半分だけなんていうのもダメ。ノートの記述を値切ってどうする!またよくいるのが、当日休んでいたから出せなかったとか家に忘れてきたとかいうやつ。これも今回は認めん!だってお前たち、入試や入社試験の時、休んだとか履歴書は家にあるなんて言い訳できないだろ?だから今回は一切の言い訳は聞きません。出さないやつは地獄を見るぞ。心しろ!」そう言いまくっていたのだ。そのせいかいつもにもまして提出状況が宜しい。日頃のツケを払うために頑張った節も見える。よしよし。でも相変わらず出していないやつもチラホラ。そうかと思うと二人ほど言い訳しに参上。二人とも真面目なやつ。一人は「先生、勉強していて家に忘れてきてしまいした。」こいつの場合はおそらく本当だろう。超がつくほど真面目なやつだから。でもああ言った手前、明日でも良いとは言えない。すると「家が近くなんで即行で取りに帰って持ってきます。」「だって今日は入試の合否判定会議だから生徒は12時30分以降校舎には立ち入れないぞ。もう11時50分だし...。」「頑張れば間に合うと思いますので待ってて下さい!」と言うやいなや取りに戻ってしまった。そして12時半ギリギリに大汗かいて戻ってきた。えらい!生徒の鑑!そしてもう一人はこれまた真面目な女の子。こちらは涙目で登場。「Yさんに『写させてくれ』っていうから、ノート貸しちゃったんです。そのYさん、今日欠席しているんです!」そう言われても...。友達を見る目がないなとしか言えない...。情状酌量の余地はあるが、みんなの手前難しいところ。とりあえず事情は斟酌しようということで帰す。やれやれたかがノート提出で色々大変です。
さてそんなわけで午後から合否判定会議。こちらは滞りなく終了。いちおう面接やら調査書の内容やら議論しましたが、割とスムーズに決まる。一昔前が嘘のような着陸ぶり。素晴らしきかな。
さてその後、またまたまたまた校内LANの業者と電話でやりとりして、モデムの電源切ってリムーヴさせたりルータの電源を落としてみたり、色々指示通りやるが改善されず。そしてとうとうまたまた違う担当者が来校し何やら作業する。相変わらず何も喋らず。何かこの会社は沈黙教という宗教にでも入っているのかと思うくらい、みんな口が重い。これが技術者の性なのか?で、なんだかんだ3時間半ぐらい作業していったが、結局改善されず。どうなってんの?どうやら回線側の問題だとモゴモゴ言っている。えっ?じゃNTTさんへまた問い合わせしろってか?おいおい、こんだけやってそれが原因なの?(泣)何か無駄な一日だったような気が...。
事の起こりは...ってもう起こりまくっているのですが、例の校内LANの回線がつながらず、今日に至ってはウンともスンともインターネットにつながらない。金曜日にサーバ機の業者が来て、色々調べていった挙げ句、どうもモデムもルーターも異常なく、とうとう回線側、つまりNTT側ではないかと言い残して去っていった。そこで土曜日にNTTへFAXを入れておいたのだが、今日の11時頃になって電話が入った。またまた別の担当者だが、もう何も言うまい。そいつが言うには、「そういう症状であれば、直接113へ電話した方がいい。その方が速く対応してもらえるはず。」とぬかす。えっ?同じNTTなのに横のつながりはないのか?別に関連会社でも子会社でもないだろうに!!!でもそこは温厚なO−TEACHER、ぐっとこらえて『速く対応してもらえるなら、こっからかけるか。』そう思ったのが地獄巡りの第一歩。で、113の修理担当へかけると「では調べてみますので、そちらのADSL回線の電話番号を教えてください。」へっ?電話番号?そういえばこの校内LANの番号って何番だ?近くにいた事務の人に手伝ってもらうも、書類が見つからない。「番号がわからなければ調べようがないんで。」はい、後でかけ直します。ということで事務の担当の人と色々書類をひっくり返すもわからない。すると「そうだ!請求書を見れば書いてあるはず!」ところがADSLに切り替えたのが2月だったため、まだ請求書が来ていない。うーむ...ここは恥ずかしいけれどまたNTTに電話して聞いちゃえ!ということで、また別のNTTへ電話して聞く。すると...「お客様のADSL回線はタイプ2ということで、インターネット専用回線になっています。その場合は電話番号がありません。」とのこと。へっ?そうなの?初めて知った。そりゃあいくら探しても無いはずだ。へーっ、専用回線って番号ないんだ。それを知った上で、再び113へ。するとまたまた違う担当者。この時点ですでにNTT4人目。それでその旨を話すと、「タイプ2についてはこちらで承っていません。タイプ2の専用回線に関しての修理等は、こちらの電話番号に直接かけて...」ブチッおいおい、またたらい回しかよNTT。もういい加減にしろよ。「その際、TAの番号を聞かれると思いますので、そちらをご用意になった上でかけた方が良いかと...ガチャッ」何?TAの番号って何だよ?よくわからんうちに切るなーっ!そんでもってまた書類を漁るもTA番号ってものが見つからない。もうわやです。この時点ですでに3時間経過。涙目状態です。
そうしたらその後、TAは使っていなくてモデムで対応しているということに気付き、また電話する。するといちおう営業担当の方が今度はNTT東日本のADSL故障窓口を教えてくれるので、そちらにかける。すると今度はお客様番号が必要だといわれる。へっ?お客様番号?何それ?また新たなナンバー登場(泣)また慌てて調べるがそんなものも相変わらず見つからない。一度電話を切って再び営業担当の方に問い合わせると、ありましたよ。でもこれは県で一括して契約しているので、契約者は県の教育委員会。設置場所が各校というだけ。だからお客様番号なんていちいち各校に通知していなかったらしい。それが判明したので再び故障窓口へ電話。すると今度はモデムのランプの点滅状態を確認してくれとのこと。といわれてもモデムがあるところは2階の情報処理室なんだけれども、電話口って1階の事務室で果てしなく離れているんですけど...。そこでダッシュで走りランプの状態を確認して伝えるも、それなら今度は接続先をプロバイダからNTTの方へ切り替えてみてくれと言われるが、あのー、サーバ機のOSはLinuxで、変え方というかLinux自体どう扱ったらいいかわからないんですけど...。じゃあノートパソコンでモデムとつなげてみてくれませんか...あのー、LANポートのあるノートパソコンないんですけど(泣)向こうの人も困ってしまって「じゃあ一度伺います。」そうしてくれ頼む。というわけで明日とりあえず様子を見に来てくれることになりました。やれやれです。
というわけでたかがNTTに来てもらって見てもらうというだけで、今日は電話14回、NTTの人6人と話しました。でもまだ調査依頼しただけなのにこの大変さ。もう5時間ぐらいというか、授業以外全てこれに取られてしまいました。これが情報部長の仕事といえばそうなのかもしれないけれど、でも何度も書くけどこれ教員の仕事?来年度本格的にどこの教室からでもインターネット接続できるようになると、トラブルが頻出しそうな予感。やれつながらない、やれメールの設定がわからない、やれウィルスだとか、ほとんどサポートセンターじゃないけれど、いちいちそういうことに対応する部署になりそうな予感。嫌だなぁ。
さて...校内LANとの飽くなき戦い。もう疲れ果てました。とりあえず今日はNTTの修理業者が来て確認してもらったところ、やはり回線側には問題なし。モデムも正常に動いているとのこと。NTT側ではルータの方に問題があるのではないかとのこと。逆にルータを収めた業者側の方は、「他校でも同じものを収めて同じような設定をして、きちんと動いているのでハード側の問題ではないはず。」と繰り返す。でも実際につながんないんだからどうしょうもないだろ!お互い自分側に非はないことを主張するだけで何ら解決にならない。こういう時、分割発注の危うさが出る。校内LAN関係をひとまとめに一つの業者が請け負っているなら、そこに文句を言って何とかしてもらうのだが、今回みたいにサーバ機納入のみ、設定のみ、回線のみ、プロバイダのみ...と色々担当業者が全部別々だったりすると、どこが責任を持つか全然明確じゃない。だからこういうトラブルの時、まったく二進も三進もいかなくなる。どうすりゃいいんだ!
とりあえず再び工事請負業者へ電話。折り返し電話するとのこと。すると今度はサーバ機を搬入した別業者から返答。また一から事情を話し何とかしてくれと依頼。すると折り返しかけるという。するとその孫請けから電話。また一から話す。もうこれの繰り返し。すると前回の時、やはり同じような症状が出ていたと言う。なら何故対処してないんだと詰め寄ると、回線側の方だろうと思っていたとのこと。だから何度も言っているけれどもNTTにまで調べてもらって何ともないんだよ!なら明日ルータを交換してみて再度調査してみますとのこと。やれやれ。自分のところに原因があるらしいとは絶対口が裂けても言わない。まっ、そうかもしれないけれど、どこも自分のところではないと言い、こちらもお役所的なところだけど、こういう業者もそういう対応ばかりでへとへとになります。とりあえず昨日からの問答で、明日サーバ関係の孫請け業者が見に来る段取りまでできました。もう嫌。
そして放課後は明日の卒業式の係として、駐車場のライン引き。学校が不便なところにあるため、保護者はけっこう車で来る人がいる。田舎なもんでそれなりに駐車スペースもあったりするから、駐車場係なんてものも割り振られたりする。で、明日はただひたすらその係。ずーっと外...。あらかじめスペースにラインを引いておかないと、けっこう適当に置かれてしまうのでこれも大事な仕事。そんなこともしたりして一日が暮れていきました。あっ!そう言えば途中卒業式の予行練習なんて、正味30分も出られなかった(泣)
さてそんな感傷的なシーンとは別に、残されるものは仕事(^^;)明日から1、2年生は学年末考査。点数的にかなり追い込まれているやつもいて、補習やらプリントを渡したり、まだまだ大変。在校生にとっては感傷的になるどころか感情的になってます(笑)
そんでもって恒例の(泣)校内LANがらみの渉外活動。またまた業者がルータを取り替えに来る。これで3度目。でも再度電話があり、どうやらやはりルータではない模様。業者の方でPINGを送ったら、よくわからんけど117.16.15.5と117.16.6(この数字は適当)の間でデータがループしていることが判明したそうな。だからインターネットにつながらないって言ってました。どうやらやっぱり回線側とのこと。そこで再びNTTへ電話して業者と直接やりとりしてもらうと、どうやらプロバイダ側らしい。もう何でも良いからとりあえずそちらで解決しろと声を荒げて終わり。もう本当に嫌です。せっかくの感傷的な気分が私まで感情的に(^^;)そんなケチの付いた一日でした。
さて卒業式の感動も冷めやらずに本日から学年末考査。今日は偶然というか今までの貸しが残っていたのか、テスト監督なし。おかげで仕事が捗る捗る(泣)今月は死ぬほど仕事が山積しているので、とりあえず優先順位を考えるので30分。でもその真剣な思考をしている最中に「何かO−TEACHER、ぼーっとしていていいよね、暇そうで。」と言われる。何ーっ?こう見えても灰色の脳細胞はフル回転しているのだ!見えないけれど...。
そこでまず来週の火曜日にあるLinux講習会の出張申請を出す。こんな付け焼き刃の一日ぐらいの講習会でLinuxができるようになるとは、参加者も、主催する県の情報センターの人も、もちろん講師も誰も思っていないだろう。やったという実績だけが必要なのでしょうね。さてその次は、明日搬入されるノートパソコン38台とプロジェクタ5台をどこに置くかという算段。いきなり言われて、ハイこの部屋が空いています、電源もあります、HUBもあります、ケーブルもあります、テーブルもあります、そんなこと言える学校ないんじゃないの?でも業者はわかっていないから、先日も電話で「どこへ搬入しますか?設定とかIPアドレスを振るとかやりますけれど...。」と簡単に言う。「いやまだ場所が確保できていないんだけど。」と言うと「じゃとりあえず箱のまま置いていきますんで、細かいことはそちらでやってください。」だと。とりあえずコンピュータ室でも積み上げて置くしかないのかな。そんなことを事務のC濱さんと考える。それに伴い、そのノートパソコンで業者がサービスで研修会をやってくれるというのだが、場所が...電源が近くにあってテーブルが広くて...と思いついたのは被服室!アイロンのコンセントを入れるために電源もあるしテーブルも広い!すかさず交渉して場所ゲット!こんなことばかりだなぁ。何かコンピュータにかかわる営業マンとして独り立ちできそうな勢いですよ。ハイ。
で、さっき気紛れにインターネットにつないでみたら、つながるのは何故?でも以前も一日ぐらいは普通につながったけどね。まだ安心はできません。
昨日の卒業式でのエピソード。3年の担任として、今まさに卒業式が終わって、参列者からの盛大な拍手とともに、生徒を先導して体育館を退場しようとしていた、一番感動のシーンでのこと。とある先生が、その3年の担任の先生に話しかけた。普通「卒業おめでとう。ご苦労様。」とか「(3年間担任をやって)お疲れさま。」とか声をかけそうなものじゃないですか?ところがその先生、「来年、うちの学年の担任よろしく。」って声をかけたそうな。えっ?って感じ。確かにその学年にその先生が再び担任として入って欲しいのはわかる。でもそれは上が決めることであるし、ましてや今日は卒業式。その上、今、感動のフィナーレで卒業式退場している最中ですよ。その無神経さに呆れてしまいました。それを脇で聞いていた、その他の先生は「ああいう場で、ああいう無神経なことを平気で言う人と、同じ学年でやっていきたくない。好き嫌いとか合う合わないじゃなくて、そういうことすら気付かない無神経さが許せない。だから同じ学年の担任になれと言われてもねぇ...。」そう言っていた。確かに。そういうところの無神経さというか、無配慮というか、そういう人が意外といる。まぁ、どこの職場でもそうだと思うけど。でも教員は生徒相手の商売だし、そういう無意識に出る、相手を気遣っていない言動って、もっと注意すべきだと思うんですけど。どう思います、礼子先生?(突然呼びかけ(笑))ちょっと呆れかえるエピソードを聞いてしまいました。
さてそんな不愉快な話題ばかり書いても仕方がないので、その他の今日の出来事。まずは私が教えている1年の古典のテストがありました。今回は漢文だったため、とても不安だったのですが、思ったよりも良い出来でちょっとホッとしました。でも何人かはかなり危機的な状況で、他の教科とも絡みますが、単位が取れなそうな雰囲気。ということは留年...。日頃から提出物とか出していればこんな事にはならないはずなのだが、身から出た錆というか...難しい感じ。
そしてもう一つ。校内LANにからんで(今日は色々なものが絡むなぁ)ノートパソコンの搬入日。結構待たされて午後3時頃到着。中身は日立のノートパソコン38台とプリンタ1台、プロジェクタ5台、スクリーン5張、細々とした添付品。これらは各教室で生徒が有効に使うようにと文部省から配給されたもの。とりあえず置き場所にも困るくらいなのだが、動作確認だけしてもらいコンピュータ室へ。本当は設置場所が決まっていればIPアドレスとか設定してくれて、完璧な状態にしてくれるのですが、そう急に設置場所と言われても、うちの場合このノートパソコンを使って第2コンピュータ室を考えているものだから、すぐには出来ない。だからとりあえず箱から出してもらって動作確認だけしてもらいました。
それにしても新しいコンピュータっていいですよね。ワクワク。どんどん新しいのが出てきていて、まだ個人的にはWindowsXPとか使ったことないので、しばらくO−TEACHERのおもちゃとなりそうです(笑)