たまたま私は3時間目授業がなかったので、果たして保護者たちは参観に見えられたのだろうか?色々忙しくてPTA総会にも少ししか顔を出せなかったのだが そこにはわずかに20名程度...。そして引き続き学年懇談会。ここに至っては10名ほど...。学年懇談会というよりクラス懇談会、いえいえ まるで役員さんたちの集まりという趣。
と、まるで保護者の学校に対する無関心振りを嘆いているようですが(少しは嘆いていますが)本日ばかりは保護者を攻められない。なぜなら 職員もめちゃくちゃ少なかったのだ。学年主任は出張だわ、担任は一部いないわ、副担任も欠けているわで、本当にこじんまりとした会でした。 とりあえず大役を仰せつかった学年副主任のI井先生と、相変わらずの司会進行のプロの私とで仕切らせてもらい、とりあえず人が少ない分 資料は豊富に揃えて、色々説明しました。途中保護者から辛辣な意見等もありましたが、何とか無事終了。やれやれです。なんかとても長い一週間でした。
この間、その件は聞いたけれども来週なのでは?急に言われても第2コンピュータ室のセッティングなんて...。現在の社会科教室を改造することには なっているのだが、予算の関係でまだまだ何も進んでいない。だから急に撮影と言われても...。「いや、それっぽく見られればいいんで、とりあえず ノートパソコンをダーッと並べて置いてくれればいいですよ。」そうは言ってもまだそのノートパソコン、すべて箱詰めのまま積み上げているだけなんですけどなく
そういうわけでひとりでせっせと38台分のノートパソコンの開封作業を急遽やりました。これが大変大変。電源コードやらLANケーブルやらマウス、 マニュアルがゴロゴロ付いてくる。もうそれを片付けるだけでも数時間。とりあえず並べましたけど、もうくたくた。これをまた片付けるかと思うと...(泣) それにしてもこの梱包段ボールゴミだけでもすごい量になり、もう部屋がすごいことになっている。結局なんか力仕事ばかりで一日が終わり、 もう死にそうです。放課後の学年会議もその他の仕事も、今日はよく覚えていません。
もちろんテスト前なので授業も手を抜かず、ノートを集めたり漢字のテキスト集めたり、プリント配ったり...なんかまるで真面目な先生みたいです。 でもこういう時に限ってやってくれるのです。大きな声では言えませんが、またまた特別指導がらみの話あり。悪質なものではないのですが、短絡的というか 単純というか、その場の思いつきでやってしまったケースが発生。そのおかげでまたまた遅くまで会議。なんか懲りていないというか軽はずみというか もう呆れてしまってお話にならないケースがこのところチラホラ。担任も疲れているご様子。もういい加減にしてくれってみんな思っています。
私もその合間にとうとう3つ目のテストも作り、まだまだ帰れない日々が続いています。おまけに試験範囲が終わりそうもなく、人から授業をもらってまで やる始末。ああ、計画性のなさが露呈しているなぁ。何か楽しい話題はないかしら...(泣)
どひょーん!やってしまいました。そりゃノートがなきゃ出来ないわな。すっ、すっ、すまん。すぐノートを取ってくる...と謝って部屋へ戻る。ところが... ノートがない!えっ?何で?どうして?昨日点検したはずなのにどこへ消えた?まさか盗難?いや、でもあんな30人分ぐらいのノートが、それも情報処理室から 盗まれるか?っていうより...なんか昨日返した記憶がある。確か授業の時ではなく休み時間に教室へ持ってって「ノート点検したから各自持ってけー!」と 無造作に教卓に置いたような記憶が...その時みんなきょとんとした顔をしていて....
あっ!思い出した!あのノートを返却したの...5組だった!どうりでみんな変な顔していたわけだ(笑) だって5組はノート集めていないし(笑)それならそうと5組のやつも言ってくれればいいのに。多分「またO−TEACHER、変なこと言っているよ。」ぐらいの ぬるいリアクションぐらいだったのでしょう。
そうとわかればいざ5組へ...ありましたよ、4組のノート(爆)それも邪魔扱いされて黒板消しクリーナーの横に積み上げられて。そして可哀想に チョークの粉をかぶって....。ちょうどその時5組は芸術の授業で教室にいなかったので、こそこそと取り返してきました。そしてさも間違いなどなかったかのように 4組で「悪い、悪い、ノート返し忘れていた。」と嘘をつき返却しました。そこでE藤君が一言。「なんか俺のノート、すんごいチョークで汚れているんだけど。」(爆)
話は変わって本日のLHRの時間のネタ。今日の2年生のLHRは、例の東京散策のコースを各班で立てるというもの。上野からどこかまでどういうルートで行くか 時間はどれくらいかかるか、何線に乗ればいいのか、そういうことを調べたり計画表に書き込んだりする時間だったのだ。もちろん路線地図やガイドブックなど 沢山用意してあるのだが、我が2組の担任S藤先生より内々にご指名。「なんかうちのクラスって情報クラスじゃないですか。それで 生徒が、そういう路線とか運賃とかルートをインターネットで調べたいって言うんですよ。で、もしよければO−TEACHER、LHRの時間教室に来ていただいて 一緒にお手伝いしていただけません?」とのこと。今回の校内LANで、各教室にも情報コンセントという名のLANジャックがきている。だから当然 つなげば教室でもインターネットが見られる。はいはいわかりました。そこは情報部長、情報教育推進のために馳せ参じます。
ということで教室へノートパソコンを持っていき早速つなぐ。さすがに情報クラスだけあって、家庭でやっているやつも多く、さっさとyahooとかを開き検索している。 かと思うと駅すぱーとを使って最短距離やら運賃を調べているやつもいる。うむむむ、恐るべし情報クラス。それだけならまだしも、例の 「東京美味しんぼ選手権」用に、自分たちの版画行くルートにある、おいしい店のグルメ情報を検索し、さっそく目星を付ける班もある。 すごすぎる。「ねぇーっ、ここの鯛焼き、おいしいって。あの番組でも紹介されたやつじゃない?ここにしようよ。」なかなか理想的な インターネット調べ学習だ。と思っていたら「ねぇねぇ、確か美味しんぼ選手権って、最後に味とかのコメント書くんでしょ?だったらここに 書いてあるこの紹介文『この皮がパリパリとしてあんこはつぶつぶが活きるようにしてあり...』これ使えるじゃん!これをそのままコピー&ペースとして おかない?後で考えるの面倒臭いから。」
おいおい!なまじ出来るのでこういう手抜きも覚えてしまうのですね。うーむ、なかなか調べ学習も難しいですね。まっ、いちおう、きちんと調べるのはいいが 何事も体験が大事。実際に食べてみて、本当にお店の紹介通りかどうか確かめて来いと指導。ネット上に書いてあることをそのまま鵜呑みにせず 本当の情報は自分の目と舌で確かめて来い。百聞は一見にしかず。そんなことをアドバイスしたLHRでした。
あっ、そういえば進路室のインターネット開通のネタもあるのですが、暇がないので(笑)
本日はたいした話題もないのでまたまた昨日に引き続き授業ネタ。1時間目に3組へ古典の授業に行った(こう書いてみると私の場合、1時間目に何かあることが多いなぁ)。 するとシーンと静まりかえっている。ムムッ?昨日に続いて何かミスったか?いやいや今回はそうでないと推察できる。実はこのクラスは、昨日3人ばかりテスト前だというのに 自宅で勉強するようにという、ありがたいお達しが出た(関係者ならわかりますよね?)そのせいというわけでもないけれど、私と仲良しの3組の担任のM井先生は ちょっとお怒り気味。まぁ、そりゃそうでしょ、いきなり3人もまとめて出れば。そのせいでおそらく想像するに朝のSHRもご機嫌斜めのままやったのではないだろうか。 だからそのあおりをうけてクラスがシーンとしているのではないかと思ったのだ。 まぁうるさいより静かな方が当然授業はやりやすいですから、何の文句もないのですが、それにしても水を打ったようにシーンとして授業を受けている。空気も重く なんか寒々とした雰囲気。どうもこういう重苦しい雰囲気はやりづらい。多少場を和まそうと軽い話もするのだが、全然リアクションなし。ただノートを取っているのみ。 『こりゃあ朝からM井先生相当切れたな。』と思いつつ、それでも何とか楽しい授業にしようと努力する。
「えーと、この中間テスト用の対策プリントの設問8だけど、答えわかるか?いちおう模範解答として言っておこうかな。えーと、この設問8は、『方丈記 −ゆく川の流れ−』の 冒頭付近に出てくるとこだよな。人間と建物の無常を言っているところだぞ。『棟を並べ甍を争へる』とは、人々のどういう状態を表わしているか?という質問だよな。これはー でかい家を建てて、屋根瓦の高さを競っている、つまりどちらが金持ちか、どちらがゴージャスかを競っているんだよな?ゴージャスと言えば叶姉妹。本当にゴージャスか叶姉妹!」
シーーーーン
いや、断じてすべったのではない!これは朝のSHRでM井先生が相当怒っていたから、単にクラスが沈んでいただけだ!私のせいではない!(笑)
と、そんな話を本人のM井先生に話したら「えっ?私、朝から全然怒っていないですよ。」「・・・・・・」
さてさっそく私の教えている2年生の古典が3クラスほどありました。珍しく問題の訂正もなくすんなり終わりましたが...採点してみると...天と地の差が 激しすぎ。かたや100点満点も出るし90点台ゴロゴロのところもあれば、なんと一桁!それもあんなに記号問題もあるのにひとつふたつしか正解しない 運の悪いやつも多々。平均点としては妥当なんだけど、やっているやつとやっていない奴の差が大きく出て、なんか今後対応策を考えねばならなくなりそう。 中だるみの学年いよいよ本格化?
その対策というのでもないが、先週末までいちおうノート提出を求めているのだが、まだ1/5ぐらいが未提出。だいたいノートを出さないやつに限って 点数が悪いんだから、こういう提出物で平常点を稼いで欲しいのだが、なかなか現実にはそうならない。今日の時点で締め切りはいちおう過ぎているのだが そこは仏のO−TEACHERですから(笑)いちおうまだ待ちます。ていうかそうしてでも出させないと後が大変なことになるので(^^;) それでいちおう担任の先生には未提出者のリストを作って督促してもらいました。
すると来るわ来るわ放課後に。もう言い訳行列が出来るほど(笑)「忘れました。明日でも良いですか?」「友達に貸してまだ返してもらっていないんです。」 「この間休んでしまってまだ書いていないところがあるんですけど..。」とほとんど言い訳になっていない言い訳ばかり。本来なら期限切れで 一切聞かないことにしてもいいんですが、とりあえずハイハイ聞いて、それぞれ「今後はそういう言い訳は一切聞かないぞ。」と念を押し 明日まで待つと寛容な対応。やれやれです。でもこれでもまだマシなんですよ。昔ならすっとぼけて帰ってしまったり、いくら言っても出さないやつとか ゴロゴロしていましたから。いちおう悪いと思って言い訳しに来るし、遅れてでも出そうという意志があるので、良しとしましょう。
でもよく考えると、今日テストやった古典なんて、テスト対策プリントを見ていればかなりの点数が取れるはず。で、そのテスト対策プリントは
ノートを見れば書き込めるはず。で、そのノートがまだ書いていないでこれから書くということは...。そりゃあ点数が悪いのも必然。ふぅ〜(ため息)