さて私は今日再び講師仕事。コンピュータ研修第2弾!ソフト初級編。Excel初歩の初歩&今更インターネット入門(爆)準備の手間にもかかわらず 参加者なんとのべ4人!殺すぞ、オラ!....取り乱してしまいました。でもそれにしてもなんじゃこの人数。わざわざレジュメも用意したし 会場のセッティングにも時間がかかっているのに...(泣)でもよくよく考えたら今時インターネット出来ないやつなんてほとんどいないわな。 もちろんExcelも。それに具合が悪いことに、明日進路指導部の協議会の会場校になっているということで、その準備のため進路部関係の人は 出られないし、生徒指導部会議があって、1学年の一部や生徒指導部の人は出られないし、そもそも研修なんて出来る人がいないのよ。おまけに 初級だしさぁ...。つまりやるだけ無駄なわけです。
でもそこは情報部の実績の積み重ねという意味合いもあるし、仕事をあまりしていないと見られがちなため(本当はそんなことないんですけど) こういうパフォーマンスは不可欠だったりする。ですから参加してくれた4名の方々、感謝!ありがとうございます。でもG先生、出来な過ぎ。 文句ばっかり多くて人の話聞いていないし。よくサポートのN本先生、切れなかったよなぁ(笑)
でも人数にあわせてというわけでもないが、時間と参加者の技量にあわせて進めたのだが、内容はお粗末の極致。だってExcelで合計・平均まで たどり着けないなんて前代未聞!ただセルの使い方とか入力の切り替えとか、削除・挿入、列幅変更とか、そんなことだけで終わってしまった。 これでは表計算の意味なし(笑)インターネットもわけもなく初期起動画面の設定をさせたりとか、イメージ検索させたりとか、あんまり関係ない ところへ進んでしまい消化不良。まぁ、来学期は中級編で、少しは内容があることをやれそうなので、その時にはもう少し頑張りましょう。 でもとりあえず疲れました。ハイ。
また本日は進路指導部の連絡協議会があり、そのためというわけではないが、色々な学校やら就職関係のところの人が多数来校。それが終わると色々 お礼の手紙とか電話をするらしいのだが、それも面倒のでメールで済ませたい。しいては進路室のパソコンのメール設定をお願いできないかと頼まれたので 即やりました。S谷主任にもお世話になっていますので...。
そんなこともしていますが、実はまだ本日は中間テスト第3日目。テスト監督にも行っています。普段教えていない学年やクラスへ行くと感じるのですが 本当にその担任のカラーがクラスの雰囲気を醸し出しているなぁということ。今日はI村女史のクラスへ監督しに行ったのですが、その整然とした 人柄と同じく、クラスの方もピシッとした感じがあり、とても整った感じ。かといって冷たい感じではなく、女性らしい気遣いで、掲示物の貼り具合ひとつ 取ってみても、やはり細やかさが感じられる。うーん、私にはこうはできないなぁと感じ入る。
今日も私の担当している2年生の現国の試験あり。採点するも出来が今ひとつ。あれほど口を酸っぱくして指示したところが出来ていないなんて...(泣) それにしても時々疑問に思うのは、記号問題を書いていないやつの心理。普通の記述式が出来ないのはわかる。でも記号選択式なら、万が一正解するかも しれないのに、そこすら空欄だったりする。どうしてなんだろう。記号を書くことすら億劫なのか?
事務長と第2コンピュータ室の件で話し合う。いちおう電気工事的な予算だけは確保してくれた様子。でも実際にノートパソコンを置いて使う時に必要な 広めの机の件で色々意見交換する。元社会科教室にあ大きな机を残し、移動させた新社会科教室には、今度はLL教室で余っている長机を流用して やるのはどうかと相談。その後教務主任で社会科でもあるH井先生や英語科主任のS藤先生とも相談する。どうやら何とか今学期中にやれそうか?
その後明後日にある学年行事(東京散策遠足)の打ち合わせの会議をしたり、はたまた中間テストの成績処理のための事前配布文書に目を通したり まぁ、細々とした仕事は色々あるけど、少しずつ片付けるしか道はない。ああ、5月ってまだ終わらないの?
で、今日のテスト後、LHRで明日の学年行事について各担任から説明があった。すると当然生徒たちは「明日どういう格好で行く?」みたいな話題になる。 特に女子はそのあたりとても重要なポイントとなる。最近は制服信仰というのもあるし、私服だと悩んでしまうしあまり他の人と違うのも...だから やっぱり制服!という子もいる。あるクラスの一部の女子たちが「制服で行こう!」と密談していたらしいのだが、この行事が終わって他のクラスの 友達と遊ぶ相談をしたらしい。すると他のクラスの子たちは、担任から制服厳禁と言い渡されたため私服で行くことにしたのだが、その後遊ぶ時 私服と制服では何か嫌だったらしい。だから担任に「先生ーっ、3組の子は制服で行くっていってるよー!だから私たちも制服で良いでしょ!?」みたいな ことを言い出してきた。それでブーブー言いだしたらしい。
まぁたいしたことないといえばたいしたことない話題なのだが、そういう差が出ると不満を言うやつも多く「全員制服が良いのに!」とまで言い出すやつも多い。 昔なら制服なんて絶対嫌!という風潮だったのになんという変わり様。それで学年主任が「制服で来ないようにと連絡網で回してください。」と言う始末。 何かどうでも良いことで労力を使います。もう高校生なんだからTPOをわきまえた服装なり行動なりが出来て欲しいと思う今日この頃。やれやれです。
明日東京で制服着て、化粧している女子高生がいたらうちの生徒かもしれない...。その場合はほっといてあげてください。もうこれ以上トラブルは ごめんですから(^^;)
私は副担任の任務として、ホームから集合場所の誘導係をする。当然生徒と会うのだが、普段学校で見慣れている生徒と違うので見失うこともしばしば。 私服の生徒がいかにどぎついか...と思いきや普通の今時の高校生だったりする。この辺のファッションは後日アップする写真を刮目して待て。 こちらも私服なのだが、向こうも「あっ!O−TEACHERだ!ピンクのシャツなんか着ている!きゃははは。」大きなお世話である。そんなことより お前達は遅刻しているんだから走れ!他の乗客に迷惑をかけず!
さてそんなかんなで、担任は各班に行動費や使い捨てカメラなどを渡し放し飼いへ...いやいやスタートさせる(笑)さて教員軍団はというと 上野の本部(マクドナルドですが)で1時間に2名ずつ待機。何かあった時に駆けつけられるように。その他の先生はいちおう携帯で連絡を取れるようにして 名目上巡回するという名の自由行動(^^;)私は11時台に本部詰めだったので、まず1時間ほどアメ横をぶらつく。元々よく来ているのでなじみの店も 多いが、まだ10時過ぎということで閉まっている店も多かった。そして11時になったので本部へ。すると本部に置いてある携帯が突然鳴る。 けげっ、こういう時は良くない話。何かと思えば2組の担任のS藤先生より。2組の生徒が、あるミュージアムへ行ったのだが、調子に乗って そこのディスプレイの中に入ってはしゃいだらしい。それでその係の人が怒って「学校へ連絡する!」と言われたそうなのだ。それでびびって 担任のS藤先生へ泣きの電話が入ったという連絡。やれやれである。いちおうその旨を学校へ連絡したのだが、状況を聞くとたいしたこと無い様子。 どうも何か壊したとかそういうことではなく、ただ入っていけないところではしゃいで怒られただけらしい。向こうも懲らしめる意味でそんなことを 言ってくれたらしいのが真相っぽい。教員を長くやっているとこの辺のところはよくわかる。でも担任のS藤先生は責任を感じて、謝りに行こうと そのミュージアムへ電話をかけるとそれには及ばないとのこと。ただきちんと謝ったので全然気になさらないでくださいとの返事。やっぱりね。 最近こういうところできちんと怒ってくれる大人が少ないので、高校生達もびっくりしたようだ。でもこういう対応をしてくれて本当に助かる。 これが本人達の良い経験になり、色んな意味で大人への自覚を促してくれるのだ。もちろん帰ってきたら怒るけど、得難い経験だと思う。感謝。
さて私の待機時間も終わり、私は続いて鈴本演芸場へ(笑)3年前と同じ落語三昧...と言っても2時間しか見られなかった。ああ!昭和のいるこいる師匠の至芸が 見られないなんて大後悔。えっ?仕事だって?はい(笑)3時から3時半までが集合時間。今度は30分の間に帰ってくればいい。班ごとに 行動せよと言っても、男子と女子が途中別行動で、最後に待ち合わせて帰ってくるところもある。片方が遅れて待ちぼうけを喰う班も。それでも どこもけっこう楽しそう。「先生!××までとっても遠かったけど、頑張って歩いたんだよ!おかげで足が痛ーい。」そりゃそんなにヒールの高い ミュールじゃ長い距離は辛かろう。これに懲りて次からは普通の靴で来い。「先生、△△が名物って書いたあったのに全然まずかったよ。」それは お前達の味覚が麻痺しているか、名物にうまいもの無しという諺かどちらかだろう。そういう文句も学べよ、青年。「先生ーっ、途中、阿藤海を見たよ! 多分なんとかブラリ途中下車の旅みたいな撮影やっていた。」そういうマニアックな芸能人を良く見つけたな。ほめて使わす。「先生、なんか 石原都知事が来ていて、ニュースのカメラが来ていて、ボーっと口開けて見ていたらテレビに撮られた。もしかしたら映るかも。」頼むからそのバカ面を 全国に放映されないことを願う(笑)こうやって生徒達は色々なことを体験し、経験を積んでいくのです。
そして最高に今回経験を積んだのは、4組のとある班。解散の時間を過ぎてもまだ戻ってこない。ていうか3時の時点で担任に連絡あり。「今、どこに いるのかわからない。」なんだ〜?よくよく聞いてみると皇居の近くにいるらしい。で、地下鉄の駅が見つからずにウロウロしていて解散の時間に間に合わないと 電話がある。ある程度計画を立てていったのだが、それが杜撰で、なおかつ他も色々回って遊んだための結果らしい。で、またその班の男子5人組が 揃いも揃って機転が利かない連中ばかり。だいたい皇居の所なんて地下鉄が避けて通るところ。だから周辺に駅がないのは周知の事実...と言っても 少し歩けば半蔵門とかあるけど。でも当然そんなことも知らない。それで近くの警備の人に聞くがそれでもよくわからないらしい。だいたいああいうのって 地方の人が多いし、その場のことしか知らないんじゃないのかなぁ。それで自分たちがどの当たりにいるのかもよくわからず、駅も見つからず とりあえずバス停があったのでバスに乗ることにしたらしい。これも致命的なミス。少し歩き回って地下鉄の駅を見つけて乗り継いでくれば 少しの遅れで済んだものの、バスで東京駅に向かったらしい。折しも夕方のラッシュ、そしてその上急激な雷雨の夕立でバスがバッタリ動かなくなったらしい。 何とか東京駅にたどり着きやっと上野へ。解散集合リミットが3時半なのに、着いたのは5時半過ぎ。やれやれです。
でも先生達は優しいです。もちろん説教はされましたが、良い経験をしたと思っています。こういうひとつひとつが大事なこと。人にものを聞く、 その情報をどう受け止めるか、どうしたらこの状況を打破できるか、機転をどう利かせるか。こういうことがたった一日で経験できたのですから。 このことが冬にある修学旅行に活かされるのです。もし何もしないで修学旅行を迎えると、当日集合時間にボロボロ遅れるわ、団体行動は出来ないわ、 何かあった時自分たちで冷静に対応できないわ、そういうことになるのです。こういうことがあってこそ次に生きる。ていうかやっとかないと 本番が怖すぎ。つまりこれは修学旅行のリハーサル的な要素が強いのです。
とりあえずそんなかんなで、まぁちょっとしたトラブルもありましたが概してオールOK。こういう生徒の様子わ肴に、先生方の打ち上げは盛り上がりましたとさ(笑)
さて授業の方はテスト返しをしつつ、次の内容のさわりを少しだけやったりして、何かやっぱり慌ただしい。そんな授業でテスト返しをしていて 各方面より「O−TEACHERのテストは難しい!」という意見も。でも真面目な子たちは「対策プリントをやっていたので出来た。」という反論あり。 結局去年まで私に習っていた子たちは『O−TEACHERの問題はだいたいこれくらいの難しさで、こういうふうに出る。』と予測が立っていたらしい。 だから初めて今年私に教わっている子は、昨年までとの違いにとまどい気味だったのでしょう。でも習っていたからと言って別に点数が良いわけではないですけど(^^;) でも教員として一番辛いというか嫌なのは「去年のM井先生の方がわかりやすかった。」の一言。これはけっこう心をえぐります。まっ、そうは言っても 同じようなスタイルで同じようなやり方はできないわけで、早く私のやり方に慣れてもらうしかない。もちろんこちらも工夫してわかりやすくする 努力をしているので、生徒側も歩み寄って欲しいと思う今日この頃。
さて今日のネタは情報処理技術者来校!1ヶ月ほど前に県の方から通知があった。各校に情報処理技術者を数回派遣する。ついては校内LAN関係での 技術的なことで相談に乗ってもらえとのこと。さすがに県の方も校内LANを入れたは良いが、教員が管理・メンテナンスするにはちと荷が重いと 気づき、ならばSEを派遣するので、それに相談しろとのこと。でもたかが数回来たぐらいで、それも各校3時間だけなんて本当にメンテナンスやら 技術的な指導、トラブル対処なんて出来るんですかね?いちおうやりましたって格好付けの目的だと思える。本当にそうなら学校にSEを常駐させるぐらいの 気がないと...。まぁ、愚痴っても仕方がありませんので、とりあえず来ていただいたからには有効活用させていただきましょう。いちおう事前の 返答で「アクセス・カウンターを作ってくれ!」とか「コンピュータ教室へインターネット接続させたいから設定を頼む!」みたいなことを書いて送っておいたのです。
で、本日二人ほど見えました。するといきなり「本日は、ソフトのバージョンアップに参りました(キッパリ)」と言う。えっ?技術的なことを 教えてくれるんじゃないの?どうやら今日のところは上からの指示でフィルタリングソフトのバージョンアップだけのために来たらしい。なんなんだよ! でも話を聞くと、この後10回程度来るらしいので、技術的な指導とか、もしくは設定のお手伝いとかは後日伺いますとのこと。まっ、それならいいか。 でもそれにしても県よ。そういうことをきちんと通知して来いよ。いつも業者の口から詳しいことを聞くぞ!おまけに県への報告文書まで 業者に持ってこさせやがって。そんなわけで何か色々とフィルタリングソフトのバージョンアップ作業をやっていました。でも何かうまくいかないらしく しきりに携帯でどこかと連絡取りながら作業していました。どうやらそのソフト自体がマニュアルに書いてある手順と内容が違うらしく、何か小声で 文句言ってましたけど(笑)
さてその後、その二人のSEと今後の打ち合わせ。するとそのSEが驚くことを言い出してきた。「えーと、実はこのフィルタリングソフト、
バージョンアップして細かい設定が出来るようになりました。例えばインターネットに接続できる時間を曜日ごとに制限できるようになるとかです。
つきましては次回お伺いした時に、その接続させない時間をお伺いして設定をしたいと思います。
それ以外の時間や土日は一切接続できないような設定をするようにと言われています。
なお県からの指示は、ウィークデイは8時半から18時まで。
その他、空きポートを閉じることや...」
ちょっと待て!何だ今の言葉?平日も朝8時半から夕方6時までだと?土日はダメだと?
何考えてんじゃわれ!!!
週休2日になってただでさえ仕事が詰まって、みんな夜討ち朝駆けで仕事しているのにインターネット接続は8時半から6時までだと!?
中には土日も出勤して仕事したりしている人もいるのにどういうこと?教員には少しでもコンピュータが指導できるように督促しながら
かたや時間制限してコンピュータが有効活用できないようにしているという矛盾。これはどういうことなの?言っちゃ悪いが先生たちは
補習やら生徒指導で6時過ぎまで色々雑事をこなしている。この間なんか校外学習の下調べ(東京散策用)のためにI井先生なんか10時過ぎまで
残って検索していた。それから中間テストを作るなんて、もう午前様になるような仕事ぶり。それなのに仕事で十分にインターネットも使えないような
環境にするなんてどういう了見だ!ただでさえ常時接続の世の中なのに、かえって制限を付けるような、逆行した管理はほとほと呆れかえる。
これだから上の方は現場を知らないというのですよ!!!呆れかえって唖然としてしまいました。
でもそれを業者にぶつけても仕方がないので、「これって県の方が絶対この時間帯にしろって言ってました?学校の裁量で変えても良いって 言ってませんでした?」向こうも私のあまりの剣幕におどおどしながら「いや、学校様の指示に従えって...ことで..。」なら良し! 何でもかんでも上の言う通り制限していたら仕事にならん!ちょっと取り乱してしまったO−TEACHERでした。
その後業者と次回にやってもらうことなど打ち合わせて無事終了。やれやれです。それにしてもトップダウンで来る考え方って理不尽なものが多いです。 もちろん公務員だから上意下達なのは仕方がないにしても、一貫性がない命令はとても困る。朝令暮改のものが多くて本当にやりにくいことも多い。 そうかと思うと、昨日こんなことがありました。これを書くとどこの県かわかってしまうので書きづらいですが、敢えて書きましょう。
昨日夕方にいきなり放送が入り臨時職員会議があるという。こんな時間に急遽集めるなんてよっぽど重大事件発生か大事故か?まさか生徒の身に... なんてびっくりしつつ集まると、校長から「飲酒運転についての注意」だった...。へっ?そんなことで補習やら部活やら放り出して集まったの? これは新聞にも載っていたのでご存じの方も多いが、我が県では公務員の飲酒運転による事故が重なっていた。そこでそういうことを強化していた矢先に また同じことが起こった。業を煮やした知事が「飲酒運転したら即懲戒免職!つまりクビ!」と言ったのだ。そしてそれをその日のうちに周知徹底せよ。 各学校にもFAX、メール、電話で通達しろ。そして今日中に必ず全員に伝えろ!との指示が校長に来たのだ。だから校長もわざわざ夕方5時近くになって 職員全員を集めて、その旨を連絡したのだ。そんなことかと下戸の私なんかは拍子抜け。校長は出張や休暇の職員にもすべて連絡し、その報告を 上の方にしなければならないらしい。やれやれ校長と言っても所詮中間管理職。大変ですな。こういうことも突然上意下達であるのが宮仕え。 もちろん飲酒運転なんてもってのほかですが、こういうことをわざわざ言わなければならないところに、危機意識の薄さがあるのでしょう。
でも私が今日のインターネット接続時間制限の規制や昨日の飲酒運転即クビの話を聞いて思ったのは、まずは隗より始めよという言葉でした。
そして本日のメインがこれ。ひたすらスキャニング作業。実は今朝、この間の校外学習の写真が出来上がってきたのだ。各班に持たせて、行った場所とか 東京美味しんぼ選手権用に、食べ物やら食べているところを撮らせたり、そういう意図で渡した使い捨てカメラが上がってきたのだ。でもよく考えると 明日にはLHRがあり、その時間に東京美味しんぼ選手権用のレポートを書かせることになっている。そのレポートにはその食べ物の写真と食べているところの 写真も貼付することになっている。ということはこの写真は明日には生徒へ返却するのだ。ということはこの生徒が撮った写真が手元にあるのは今日だけ...。 この写真は学校のHPや、当然このHPのネタにも使わせてもらうし(笑)、学校紹介、体験入学のPR、保護者向けの新聞、卒業アルバム、学年集会時のレク等々 実はとても有効利用できる大切な素材なのだ。でも生徒にただ返却してしまうと戻ってこない可能性が高い。ということは今日中にめぼしい写真は取り込んで 置かねばならない!そういう事に気づいたのだ!
そんなわけで本日は空き時間に全ての写真に目を通し、使えそうなやつはどんどんスキャナーで取り込んで保存して置かねばならなくなった。 もうこれが地獄の作業。ただひたすらスキャナーに挟んで画像調整して名前を付けて保存。その繰り返し。この時点でよく考えればよかったのだが 馬鹿な私は、一班4枚ずつぐらい取り込もう、面白い写真がある班は6枚ぐらいでも良いかな、MOだし...と何も考えずに作業を始めてしまった。 でもやってもやっても進まない。2時間ぐらい費やしてもまだ1クラスちょっと。おかしいなぁと考えてふと気が付いた。だいたい班は各クラス 6班から7班、それで5クラスまである。そして一班4枚スキャニングするとして...7班×5クラス×4枚=140枚!!! 1クラスやるのにだいたい1時間強。5クラスと言うことは5時間以上!?馬鹿な私はこの時になって初めて気づいたのだ。 かといってもう2クラスほどやってしまったので、いきなり3組から写真がいきなり少ないというのも不公平な感じだし...。 というわけで延々とやり続けたのです。とは言っても授業もあるし清掃もあるし、また場違いなことに放課後は連絡調整委員会の 長丁場の会議もあったし...(泣)結局後1クラスを残したところでタイムリミット。仕方ないあと1クラスは明日の朝、 早く登校してやるか...。やれやれである。そんなわけで今日一日はひたすらスキャナーの光とウィ〜ンという音と共に 過ごした私でした。
おまけにちょっと体調も芳しくなく、今ひとつ疲れています。それでも追い打ちをかけるように、6時間目に除草作業、つまり草むしり。炎天下、体力を消耗させられます。でも生徒とくだらないことを喋りつつ作業していると、色々普段は話さないようなやつとも話して、 良いコミュニケーションになります。これはこれでけっこう良いことかな。
さてそして放課後にまた職員会議。教務部から、来年行われる特色化選抜についての説明がありました。これは何かというと、現行行われている推薦入試が、こういう名前に変わったもの。もちろん名前だけでなく中身も大分変わりました。今までは中学校長推薦の元、 県下一斉に面接や作文などの試験を行っていました。ところが来年から校長の推薦は必要なし。試験も各校独自で作って良し。合格者枠も 40%から50%へ等々。色々変わってしまいました。今までせっかく推薦入試に関しては細かく改善して、そのやり方が整備されてきたのに、また一から手直しです。やれやれです。
そして我が情報係からも第2コンピュータ室の設置について正式提案。今まで水面下で動いていたのですが、ここでやはりきちんとした形で提案していた方がよいだろうと言うことで、その概要について説明しました。でも十分根回ししたつもりなのですが、色々意見も言われ 横槍が入ることも。水面下で動いていたせいか、正式な手続きを踏んでいないと言うことで文句が出たり、その利用方法について異論が出たり、なかなかスムーズには承認してもらえませんでした。でもまぁ何とかOK。何となく釈然としないけれども、どりあえず動けそうです。いよいよこれからは本格的に計画しなければ...。それにしても長い一日でした。
さて本日もネタらしいネタはないのですが、来週頭ぐらいにやっと社会のページ(学校行事の様子)が更新できそうです。先週にあった校外学習、東京散策編として何とかUPできるかも。昨日のLHRで各クラスから、東京美味しんぼ選手権のレポートも出てきたので、それもちょこっと載せてみましょうか。でもこんな個人のホームページの前に、学校HP用とか学年掲示用に作らねばならないのですが、どうも真面目で堅い方の仕事は気が進みません(^^;)
そしてその次に、月曜日から始まる中間考査の成績入力のために、新しいマニュアルを作ったり、それに伴って必要な様々な準備をしたり、やっぱり本当に忙しいなぁ。
で、その口癖のような「忙しい」に関して一苦言。やっぱり教員って仕事量が公平ではないと思う。確かに担任の先生たちは、自分のクラスで色々あり、それに割かれる時間が多く苦労している。成績のこと、学校を辞めたがっている子、人間関係で悩んでいる子、家庭がうまくいっていない子...一人一人細かく面倒を見ていて頭の下がる思いである。うちの学校の担任の先生は本当に良くやる。ところがである。逆にわたしを含めた副担任のていたらく。いやもちろんとても仕事をしている副担任もいます。でも概して言うと、担任で色々な生徒を抱えて頑張っているにもかかわらず、学年の仕事をバリバリこなしている人も多い。例えばこの前書いたが、同じ2年生のI井先生などは、クラスに問題を抱えている子が沢山いて、空き時間には面談、放課後には家庭訪問。それだけでも大変なのに今回の校外学習の企画・運営、業者との折衝、旅行委員会の指導、それが終わってから今日のテスト作りと、連日深夜まで働いている。ところがかたや副担となるとお気楽なもの。クラスの生徒は担任任せ、学年の仕事は余りしない、じゃあ分掌の仕事が大変かというとそうでもない。とっても仕事量が不公平なような気がしている。出来る人には仕事が集まり、使えない人には素通りしていく。確かに今まではそれでもまだ良かった。でもこれだけ教員が減ってくるとそうも言っていられない。もっと公平に分担しないと潰れる人が出てきてしまうような気がしてきた。これでは担任のなり手が余計出ないのは致し方ないところ。で、そういう仕事もしない暇な副担に限って、色々文句だけは付ける。やれやれである。こういうところを改善していくのが管理職だと思うのだが、そういうところまで余り見えていないのでしょう。断っておくが、これは、特定の人を誹謗中傷しているわけでなく、私個人への自戒である。もっときちんと仕事をしなければと思う1ヶ月でした。