久々に登校し少し仕事。いや、やっぱり学校は暑いね。どこかの新聞に学校にもクーラーが入ると書いてあったけど、すぐ実行して欲しいです。 平均気温も上がっているし温暖化も進んでいるし、本当に学習効率なんて上がりゃあしない。教室の窓際なんて35度越していますよ。 おまけにうちの学校はあまり風も抜けないからこもるし。9月当初の授業を考えただけでへこむね。
今、仕事しながらパソコンでCD聴いていますが、こういうことは本当はまずいんでしょうか?いちおう公務員ですけど(笑)でもこう やっている方が仕事の効率も上がるし生徒もいないしまっ、いいか。何を聞いているかというと「80'S」というCD。これ、懐かしいね。 いちおう私の青春時代だったわけで、よく見ていた「ベストヒットUSA」のビデオクリップ(今時はPVっていうのか?)を思い出し ながら聴いています。元バンドマンとしては感涙ものも多く、すっかり自己逃避(笑)
さてさてやっと仕事の話(爆)そろそろ2学期の声も聞こえてきそうなので、そちら方面の仕事もしておかねばとスケジュールを考える。 とりあえずやっておかなくてはいけないのが、課題テスト作り、教材研究、コンピュータ室のウィルス対策、そんなところでしょうか。 もっと早く夏休み中にとっとと終わらせることも出来たのですが、それは尻が重い私ですからゴロゴロしていてなにもやっていない。 今日の時点では優先順位を決めて、あれはこうして、ここはこれからやった方が、いやまてよ、先のことを考えたらこういうやり方の方が スムーズかな...と考えておりました。実はこういう頭の中でのシミュレーションが大事で、これをやらないとけっこううまくいかないのは 当然のこと。そんなことを情報処理室で考えていたら...
「あれ?O−TEACHER来ていたの?仕事?でもボーっとしていて、まだ夏ボケが治っていないじゃないの?ハハハハッ。」
知的労働は外見ではわからない。
その後、事務的な仕事をまたコツコツこなしました。学校というところはやっぱりお役所的なところですから、文書ものが多く、いちいち 報告したり提出したりが山ほどある。授業がない分集中できるので、それを積極的に消化。いちおう予定の1/3ぐらいまでいきました。
話は変わりますが、9月と10月に教え子から結婚式に呼ばれています。二人とも女の子。例の私が担任をした中で一番印象に残っている、 ある意味最愛のクラスです。その子たちは多分27、28歳ぐらいになり、そろそろ適齢期。もうすでに結婚した子も何人かいるのですが、 このクラスの生徒だけは、呼ばれたら何があっても結婚式には出ようと決めている子たちなのです。しかしさすがに2ヶ月連チャンとなると お祝いも馬鹿にならない。マジで寿貧乏になりそうです。おまけに両方ともスピーチを頼まれ、今から悩みまくり。何か気の利いたことを 言いたいのですが、何度も書きましたが、私の場合オフィシャルな場での話は苦手なのです。くだけた雰囲気でざっくばらんに話してくれれば、 ということであれば、けっこう受け狙いで面白い話も出来るのですが、御両家ご両親親戚一同が集まっている華燭の典ではどうも...。 そう思いつつ腰が引けて、だいぶ前から頭を悩まし中。うーん、難しい。
そんなことを考えて仕事をしているとN島先生来室。デジカメを貸していたのですが、どうやらそれを取り込んで欲しいとのこと。N島先生は 地理の先生で、このところノートパソコンを買い込みやる気満々。どうやら夏休み中に学校の回りの環境というか風景をデジカメで撮り、それを 授業で使うつもりらしい。この間ノートパソコンとプロジェクタをつないで映し出すやり方を教えてあげたのだ。いよいよ2学期の授業で パソコンを駆使した授業を展開するらしい。でもやはり細かいところがわからない。例えばデジカメを貸して色々撮ってきたらしいのだが、 それをどうパソコンに取り込んで良いのかわからない。デジカメのメモリーカードをカードリーダで取り込むやり方、そしてそのままでは 使えないので画像の補整の仕方(リサイズ、色調補正、横向きに撮ったやつを縦に直す等)実はこういう細かいことが意外と難しい。 デジカメ買いました、パソコンあります、ではうまくいかない。確かに本とか見れば載っていないこともないのだが、自分の思うように やるには本では不十分。出来る人に聞くのが一番なのだ。ここはもっと大きくしたい、暗いので明るめにして欲しい、フロッピィに全部の 画像を保存したい、パワーポイントで使いたい等々、こういうのは画像ソフトの範疇で、それなりのソフトというかやり方も知らないと できない。それを初心者に一から教えていくのは大変だけど、そういうことがスキルアップにつながるし、せっかく向上心を持ってパソコンに 取り組もうとしているのだから懇切丁寧に教えてあげたい。自分がかつてそうだったように。色々な出来る人から教えてもらい、色々 できるようになった。それをまた次の人たちに教えていくのも情報部長の仕事かなとも思う。そんなわけでN島先生にいちおうこんな感じ、 ということで教えてあげました。でも実際自分でやらないとなかなか覚えられないと思うけど、とりあえず流れだけでもレクチャー。 しかしこんな時困るのは「O−TEACHER、そのソフトでそうやるとできるんだ...。」と感心されるのですが「そのソフトは どこの?」と言われると困る。だって私が使っているのはほとんどフリーソフト。それもけっこう癖があるマニアックなものばかり。 自分としては使いやすいから良いのだけれど人に勧めるとなるとねぇ...。
そんなわけでN島先生はわかったようなわからないような顔をして、デジカメから取り込んだ画像を持っていきました。これも先生たちの 自由課題というか研修なのかな?私の場合は「いかにフリーソフトでやりきるか」というテーマかな(笑)
実はここまでこぎ着けるためにかなりの紆余曲折があった。私の住んでいる町内と実家は隣町。歩いて5分の近さである。だから今でも 気軽に実家へ寄っている。確か7月の下旬に実家へ寄った時に父親に、今回の盆踊り大会のことを相談された。実は父の住んでいる町内の 自治会は色々もめ事が多いらしい。父親も自治会の役員。昨年までやっていた町内の盆踊りを、自治会長一派が強引に止めることに決めて しまったのだそうだ。でもせっかく今まで続いている夏祭りを止めるのに忍びない父たちは、一生懸命説得したが、結局取りやめることに なったらしい。まぁ、そこには色々と仲違い、高齢でもうやりたくない人たち、など色々あってそうなったらしいのだ。そこで父たちが 喧嘩別れするような結果で有志としてやることにしたそうだ。しかし一部の役員だけでは動きようもなく、結局言い出した手前父が 実行委員長として取り仕切ることになった。しかし如何せん人も少なく、また企画運営能力には今ひとつ欠ける父だから、手詰まりに なって困っていた。そこで相談されたのだ。とは言っても私の場合所帯が違うだけでなく町内も違うので、協力のしようがない。 簡単なアドバイスしか出来なかった。それでも父の人徳を活かし、少しずつ協力者を増やし、何とか頑張っていた。しかし事務能力には 欠けるので、やれ案内状を作るとかポスターを作るとか、そういうことを頼まれまくって仕方なくお手伝い。全くボランティアの事務局でした。 父は父で、有志を集め様々な段取り、市役所へ公園を借りる手続きやら、櫓や提灯、放送の準備、寄付のお願いなど、もうほとんど 目が回るような忙しさで今日を迎えたのです。
そして今日行ってみると、大盛況。パッと見ただけで300人以上の人出。近所のおばちゃんたちがやる出店も数店ありこちらも大繁盛。 子供たちもたくさん集まり、踊りの輪も出来ていた。ちなみに去年は閑散としてこれが盆踊りかというくらい人がいなくて、盆踊りなのに 誰も踊っていない。むなしく音楽だけ鳴っていて出店も2店くらい。それと比べると雲泥の差でした。私も期待しないで顔を出したら あまりの盛況振りにちょっとビックリ。父親の人徳というか偉大さにしばし感動。よくぞたった1ヶ月でここまで...。父の背中が こんなに大きく見えたことは久し振りだ。
しかし本当に感動したのは、準備している時に父が漏らした一言。
「このあたりは最近開発されてマンションが増えて、新しい住人の多いところだ。 我々みたいに昔から住んでいる人は少ない。だから昔からいる農家の人とか地主の人たちは、あまり喜んでいない(だから自治会長たちが 盆踊り大会を止めると言い出したらしい)でもだからこそ古くからの人と新しい人たちの交流が必要なんだ、同じ町に住む住人として。 マンションがいっぱい出来たということは若い夫婦者が多く子供も多いということだ。そういう子供たちのためにも何か思い出を作って あげたい。それだけなんだよ、この盆踊りを続けたいのは。」
父の願いはかなったように見えた。提灯の灯りが霞んで見えるのは汗のためだけではないらしい。
さて本日はまた事務仕事。夏休みだからと言うわけではないですが、情報部長の下にコンピュータ関係の書類が山ほど来ているのです。 だいたいは専門学校の研修会とかソフトの売り込みとか、はたまた体験版のCDだったり...。こういうものが約1ヶ月の間に 段ボールいっぱいになりました。後で見ようととりあえずドカドカ放り込んでおいたのですが、そろそろ片付けねば邪魔で仕方ない。 それにこういうものを見るのも余裕がないとできないので、今日はそれらを一つ一つ開封したりして、小須田部長よろしくいるものと いらないものに分別しておりました。
最近多いのが色々なCD−ROM。様々な会社から是非にと言うもの、プロバイダからのもの、どこかの専門学校や大学からのもの、 バージョンアップCDと、ありとあらゆるものが来ている。中には学校で使っている大事なソフトのバージョンアップ用のものもあるので 無造作に捨てられない。それでひとつひとつ確認しているわけです。中には面白そうなソフトの体験版などもあり、是非試してみたいのですが、 昔まだ初心者だった頃、嬉しくて何でも入れまくっていたらパソコンの調子が悪くなり、涙の再インストールということもあったので なかなか実際には試せません。やっぱり一台くらいお試しマシンがあってもいいかなぁ。古い機種で何度でも再インストールしても苦にならない 実験用として(^^;)ちなみに数えてみるとCD−ROMだけで全部で36枚ありました。これって何かリサイクルできないんでしょうか。
そんな仕分け作業をやりつつ、頼まれていたプリントの出力や提出書類の起案などしているとあっという間に一日が終わる。おかしいなぁ、 今日は2学期の授業の準備をするつもりだったのに...。
仕方がないので、他の仕事をしようと部屋へ戻ると、総務部のM門先生よりメモ。「PTA会員名簿の理事の宛名シール作成3セット分よろしく」とのこと。 これけっこう難儀なんですよ。宛名シールはあるのだけれども、元々総務部にあるのは10年以上も前に買い置きしてある、今は既にない メーカーもの。ゆえにどの宛名ウィザードを使ってもぴったりのが出てこない。そこで仕方なくこちらで幅とか長さを物差しで測り、個人的に 定義していかなければならないという代物。何か昨年もこれで面倒がかかった記憶(泣)それでもなんとかレイアウトを作り込むが、うまく タッグシールに合うように印刷されない。微妙な誤差が下へ行くほどずれてしまい、どうもうまくいかない。それをあちこち修正しているうちに 小1時間。やれやれやっと印刷だとやり始めると、シールが古すぎてプリンタに詰まる...(泣)仕方なく一枚ずつ手差しして、90枚ほど 印刷。やれやれ。
ここからやっと自分の仕事。2学期の授業の準備。予定の1/5も出来ず(泣)あぁ、このまま2学期が来ると怖い。