国語表現の授業でミニ作文を書かせている。わずか5行足らずのものばかり。それも高校生レベルのものではなく小学生並のもの。でも 日頃から作文どころか字を書くのも嫌がる生徒なので、これでもけっこう大変。さすがに1学期は就職や大学推薦のための小論文など、 かっちりした文章を書かねばならないので、そういう指導をしたが、2学期は少し力を抜いて、作文嫌いを直すために短い文章を書かせている。 例えば「五七五作文」昨日の夜あったこと、夏休みの思い出を、五七五の17文字で書く。ただそれだけ。俳句じゃないんで季語は必要なし。 するとけっこう書いてくる。「問い合わせ いっぱいしたけど 受信せず」「彼氏ナシ 女だけでも 楽しいゾ」「海行った 快晴なのに 水着なし」 など、そこそこ書いてくる。その後、「寝て起きたら××になっていた作文」カフカの変身もどき(笑)とか「もしも私が××だったら作文」など 原稿用紙半分ぐらいで書かせている。そうするとそこそこ書いてくるのだ。もちろんちゃんとした国語表現ではないかもしれないが、 文章を書くことが苦手な子でも、これぐらいなら書けるから面白い。でもそのフィードバックが大変で、優秀作品をワープロで打ち直して、 コメントをつけて次の授業まで作るのが大変。でもそうやって表彰というか自分の作文が認められて、わざわざきちんと出来てくると 喜んでまた次を書く。つまりこういうことの繰り返しが大切なのだ。でもこれが本当に本当に大変。生徒の作文を読み、添削して、優秀作を ワープロで打って、コメントをつけて、点数を付けて、そして印刷する。もう連日いっぱいいっぱいである。でもこれが国語の教員の仕事なんですよね。
昼休み、5組の女子が来室。「先生ー、文化祭用のTシャツ作ってくれるんだって?」俺はTシャツ屋か!だから、そういうのを手作りで やりたいクラスには作り方を教えてあげるよっていうこと。なんたって中学生向けの体験入学で培ったノウハウがあるから。で、あれこれ 相談して、やれ業者頼みではお金がかかるだの、手作りで自分たちの絵ではダサイだの、色々言いまくっていて、結局クラスの人たちの名前を プリントすることにしたらしい。でも下の名前が同じやつが3組くらいいて「まったくタカシなんてありふれた名前にするなよな。」とか 「ケンイチなんて全然賢くないじゃん!」と言いたい放題。女子って怖っ。結局あれやこれや相談していって、字体とか色にこだわるらしく 空き時間にフォント一覧を出力してやったり、色見本を出してあげたりする。やれやれです。こういうものをパソコンで自分たちでやろうというのも 時代の流れなのですかね。
さてそれと並行して、サーバのセキュリティソフト関係の業者が来校。色々とサーバをいじっていたようです。ようですというのは、私は 授業で全然対応ができなかったのです。何やら延々と4時間ほど、いじって、ログ取って、会社と連絡取り指示を仰ぎ、まぁなんだかんだ やっていたようです。結局2時過ぎに一通り作業が完了したようなのですが、よく原因が特定できないとのこと。いちおうフィルタリングソフトへ つながらない点は色々操作して対応したようです。そのあたりの不具合は一応解消。でもやはりどうやらファイアウォールサーバにも 問題があるらしく、そちらの方はソフト会社の管轄ではないのでどうにもならないとのこと。今日の時点ではいちおうつながっているので 本日はここまで。まぁコンピュータの不調というのは原因を特定できないのが常で、何かがバッティングしていたり思わぬ相性の悪さなど 色々あるので何とも...。暑い中ご苦労様でした。
暑いと言えば今日もまた死ぬほど暑かったのに、6時間目は草むしり...(泣)生徒は相変わらず動かないので個人的に黙々とやりましたよ、 自分の車を停めている駐車場のところだけ(笑)あーあ、もう今日はへべれけの疲労困憊。
さて今日も3時間連続。と言っても3時間目は自習監督。入院中替わりに授業をやっていただいたK木先生の自習ですから、慎んで やらせてもらいました(笑)
2時間目の現代文の授業の時に「名前を知りたいという気持ち=そのものへの関心・興味→親近感→愛情」という話をした。そこでクラスの生徒に 「このクラスの全員の名前、フルネームで言えるか?」と問いかけると「知らなーい。」という返事が返ってきた。たかだか40名足らずの クラスメートの名前も知らないとは...。若者の無関心振りが...なんて言う気はさらさらないけれど、初めからあまりクラスという集団自体にも こだわりがないのも事実。クラスとかいうものに執着心がないのだから、ましてやあまり喋らないクラスメートの名前なんて知るよしもない。 格好良いとか可愛いとか、もしくは機械的に席が隣になったとか、掃除の班が一緒だとか、出席番号が並んでいるとか、そういうことがない限り おそらく名前も知らないまま卒業してしまうのでしょう。そういう集団を頑張ってまとめようとか、良いものにしようと考えているのは、実は 担任だけだったりするのですがね。元々仲間とか、クラス一致団結、なんていう意識が薄い彼らにとっては、同じクラスの人の名前を知らないと いうのも普通なのかもしれない。会ったこともないアイドルのことはよく知っていても。
「いいか、せめて一緒にいる仲間の名前ぐらい知ろうや。」
「えーっ、じゃあ先生はうちのクラスのみんなの名前知ってるの?」
「知っているよ。みんなのことを愛しているし、いつも出席簿で確認しているから。」(笑)
「へぇー、じゃあ校長先生の名前は?」
「えーっとえーっと...O村校長だよ!」
「じゃ、下の名前は?」
「えーっとえーっと.....」
すいません、出てきませんでした(爆)
実際、大型電器量販店で買う段になっても決まらなかった。「うーん、504シリーズはiアプリが使えるけど251はダメだし、でも カメラで色んなもの撮って送るのも面白そうだし...」と延々2時間も、手にとってはパコッ、ボタンを押しては黙考、悩みまくりました。 でも結論としてはiアプリもカメラもそんなに使わないだろうということ。私の場合、いつも初めだけ面白がって使うが、すぐ飽きて普通の 使い方しかしないというのが常。というわけでノーマルな504シリーズにしました。ドキドキ。
それにしてもマニュアルが300ページ以上もあるなんて恐ろしすぎ。こんなのみんな読んでいるのかしら?まっ、読まなくても感覚で 使えるとは思うけど、個人的には着メロとか待ち受け画面に凝りたい口。やはり熟読せねば。iモードでメールも取得してこれでやっと 一人前?さっそくお友達に出しまくり。携帯デビューのO−TEACHERでした。なお私のお友達の皆さん。今、O−TEACHERは 喜んで皆様のメールをお待ちしています。是非私の携帯へメール下さい(笑)
次に漢文の予習。ただいま「鴻門之会(項羽と劉邦)」をやっているので、礼子式部日記(reiko先生)のマンガ教材を使わせてもらいました(^^;)生徒には やはりビジュアルで登場人物を見せた方がわかりやすいので。こういう時、絵が描ける人っていいなぁと実感。とりあえずインターネット上から パクリまくりだ!(笑)
そして次に現代文で出てきた、杉田久女の俳句「つゆくさや飯ふくまでの門あるき」の「露草」が分からない生徒がいるので、これもインターネット上から 画像をダウンロードしてプリントアウトして使おうと作業していました。するとそこへ生物の先生であるN本先生が入ってきて 「O−TEACHER、『露草』と『ムラサキツユクサ』は似ているけど全然違いますよ。O−TEACHERが今、印刷しようとしているのは 『ムラサキツユクサ』の方ですよ。」と指摘。げげっ!違うの!?だって両方ともツユクサじゃん!えっ?大きさも色も全然違う別物なの? よーく見てみると確かに...。危なく生徒に嘘の画像を見せるところでした。
そうかと思うと、E海原先生にメールの事でヘルプミーと呼ばれ、サポートセンターとして駆けつける。うまくメールの設定が出来ないとの事。 どれどれ...うーん、サーバからフォルダがダウンロードできない...なぜ?マニュアル通りにやって見るもうまくいかない。こうなると ひとつひとつ虱潰しにチェックして行かねばならない。えーと、パスワードのあたりはOK。大文字小文字あたりのところも大丈夫。細かい チェックボタンの付け忘れもなし...そうなると...プロパティのあたりを確認して...あれ?@より後ろが入っている!この後を 消せば確か...ほら!うまくいった。実はこのミスは自分でも再設定した時にやったことがあるのでピンと来ました。うーむ、やはり 経験がものを言うなぁ。何度も色々なトラブルにあっていると、原因究明の勘が冴えてきて、多分このあたりだろうと目星をつけると だいぶ当たるようになってきた。でもこれってそれだけトラブルに出合ったという証拠でもあり、嬉しくもないか...。それにしても やはりサーバの調子は相変わらず悪い。これだけはLinux系だし、ファイアウォールサーバやフィルタリングソフトが絡んでいるらしいので 打つ手なし。やれやれ。
今年から何故か体育祭が一日から二日になり、大規模になりました。週休2日のせいで行事縮小の折り、時代に逆行してなぜか2日に増えた! 元々うちの体育祭はお遊び的な要素が強く、私のホームページで、社会のページ(学校行事)で確認してもらえば分かるが、昨年までかなり 面白かった。グルグルバットとか、パン食い系など、一昔前の芸能人運動会のようなものだった。それが今年からは体育科の強い意向で 従来のお遊び的要素を廃止し、競技的なものと球技大会を組み合わせ、2日に拡大してやる事になったのだ。元々うちの学校は底辺校で 体育祭といっても、かったるいからさぼるやつが多く、昔はそれこそ体育祭をやっても、まともにメンバーがそろわなかった。ひどい時には クラスの1/3が欠席し、クラス対抗リレーぐらいしか出られず、あとの種目は全部棄権なんていう時もあった。それが、生徒の楽しめる 競技を増やし、別に足が速くなくても運動神経が良くなくても、楽しんでられる種目を増やし、少しでも生徒の体育祭離れを防いできた経緯がある。 その上、学校全体も落ち着いてきてレベルが上がり、このところはフツーのまともな体育祭になってきたのだ。
そこで今までのお遊び的なものを嫌々やってきた体育科が、本来のまともな体育祭をそろそろやろうと言い出し、今回のようなものになったのだ。 しかし...その内容というのがすごい。50H、70Mはまだ良い。走り高跳び、槍投げ、フライングディスク、砲丸投げと、まるで 陸上競技会のようなものになってしまったのだ。もちろん槍投げといってもおもちゃの槍みたいなやつだし、フライングディスクは、結局 フリスビーをどれだけ遠くへとばせるかというもので、お遊び的な要素はある。でもそれらを午前中にほとんど同時進行していて、誰が何やら よく分からない混乱状態。こっちでは砲丸投げして、その横では槍投げ、そうかと思うと本部前ではハードルをやっている。すごい様相である。 こんな体育祭でよいのだろうか?
私は記録係なのであちこち回ってデジカメで撮りまくっているが、どれも同時進行なのであちこち走り回って忙しい。おまけにこの内容も 十分準備されていなくて(というより要項が出たのが1週間前!)職員も生徒もどう動いていいかよく分からない。なんだかやたらせわしなく 午前中が終了した。そうかと思うと午後からは球技種目。女子サッカー、バドミントン、バスケ、相撲...よくわからない。球技なのか 何なのか。職員も右往左往の連続。そんな感じでとりあえず第1日目は終了。
激疲。これ、明日もあるの?体育祭と球技大会が同時に、しかも二日もあるようで大変すぎ。何より先生たちの体力が持たないし...。 もうO−TEACHERは一日でいっぱいいっぱいです。
私は合間に写真を撮ったり、体育祭とは関係ない漢字検定の案内を作ったり、はたまた文化祭用Tシャツの図案を作ったり、色々
やりました。それでも日中ほとんど外で生徒を応援していたので、へべれけに疲れました。もうグッタリです。生徒は授業が2日もなくて
嬉しいかもしれませんが、私の方はもう懲り懲りです。とりあえず体育祭の様子はそのうち暇を見つけてUPします。はぁ〜疲れた。