槐門棘路たる 1月 中旬 編



1月14日(火) コンピュータ雑用な一日と修学旅行の会議

これぞ情報部長(コンピュータ雑用係)な一日。まず朝一番で学校のHPを更新。インターンシップがらみの保育実習の写真が 手に入ったので(M岡先生、感謝!)それを急遽UP。でも写真だけあっても内容が分からないのでN田先生にその時の様子を聞く。 でもほんの少しだけ(^^;)

そして次に推薦入試の作文に関する問い合わせメールへの返事。この間「作文は中学校生活についてでしょうか?」という ストレートな質問メールが来たのだが、差出人が分からないのでむやみに返事も出来ない。けっこう受験雑誌業者だったり することもあるので。そこで「名乗れ!」とリプライしたところ本日また来ていた。どうやら本校を受験する予定の中学生を 教えている大学生と判明。その家庭教師からのメールだったのです。いちおう教務主任に相談したところ「説明会で中学校生活の 経験やら高校生活の抱負を聞くって言ってあるから別にいいよ。」という返事なので、その旨返答。けっこうこういう問い合わせメールって 最近多いんですよね。

そして次。教頭のノートパソコンのインターネット設定をしてあげる。どうも研修講座の申し込みとか入試の受験者数の即日連絡とか、 そういうものが全部メールでやることになっているらしい。それらは当然管理職の仕事なのだが、まだ教頭の私物のノートパソコンは まだつながっていない。そこで「LANカードとケーブル買ってくるからお願い!」と頼まれていたので、本日一時間目に設定して あげました。いちおうドライバ入れたり、校内サーバ用にIPアドレス振ったり、もちろんメールも設定したりと、細かいことが たくさんあるので、全部やってあげました。管理職もだんだんそういうことのひとつもできなければいけない時代になってきたようで、 ご愁傷様。でもただインターネットするだけでも、うちみたいに自前でサーバ持っていたりすると、けっこう細かい設定が必要に なってきて、ちょっと知っているだけでは無理になっている。でも教頭は少しはパソコンが出来るので、私が設定しているそばで 「あれさ、インターネットはADSLの時代でしょ?ブロードバンドって言うの?速いんだよね。メールもデータをくっつけて 送れるしね。」と中途半端な知識が物悲しい。はいはい、そこまで知っているんなら自分でやってくれませんか、出来るなら。 そう心の中で思いつつも、これをつながるようにしなければ結局「O−TEACHER、頼むよ〜。これ県への報告文書なんだけどさ、 やってくれないかなぁ。私のパソコン、つながっていないから。」と言われるのがオチなので、自分でやれるだけの環境は 整えてあげましょう。

と思っていると次はM井先生よりヘルプ。「O−TEACHER、一太郎入れて!」まだ超PC初心者のM井先生ですが、初めから 入っていたWordで頑張って、クラス便り、年賀状作成などやっていた(2002年12月下旬あたりの日記参照)しかしさすがに元ワープロ 専用機派だったため、どうも罫線のあたりで思うようにいかなく悩んでいたらしい。そこで色々な人から「一太郎の罫線の方が 使いやすいよ。」というアドバイスを受け、私へのヘルプになったらしい。まぁ、私も普段は一太郎派ですし、M井先生の通常の 使い方を見ているとWordよりその方が良いとは思っていました。まぁ、そういうことならインストールしましょうか...。 「O−TEACHER、国語の時間にやっている漢字小テストを作りたいんで、一太郎のインストール宜しくお願いします!」えっ! 漢字の小テスト用ですか!?実は私の分も一緒に作って頂いているので、もちろんNoなんて言いません。今すぐやらせて頂きます(^^;)

という感じで、コンピュータ雑用がずーっと続き、朝から3時間くらいは何も自分の仕事は出来ませんでした(泣) そして放課後に学年会議。相変わらず差し迫った修学旅行のことが議題。ほとんど私は関係ないんだけれども、それでも出ないわけにも いかず、ただボーっと聞いていました。それよりもその会議で、学年主任力作のビデオ上映がありました。事前指導用にいうことで、 昨年下見に行ってきた模様をビデオ編集して20分ほどにまとめたもの。このこまめさにただただ脱帽。そしてその後、細かいことを 詰める。例えば集合写真はどういう手順でいつ撮るかとか、初日の昼食は持参することになっているが、集合時間が早いので、やつら、 コンビニとかで買ってきて集合時間に遅れてくるかもしれないし、親からすればこちらで準備した方が楽だと思っているのではとか、 部屋の中で一斉にドライヤーを使ったり携帯の充電を始めるとブレーカーが落ちるとか、もう本当に老婆心ながら色々チェックして いくのです。養護の先生からも食事についてのアレルギーなどについても質問がありました。例えば意外といるのがそばアレルギー。 わんこそばを食べたりするのでそのあたりのチェックも事前にしているのです。でも生徒の中には食事アレルギーアンケートに 「玉ねぎがダメ。」と書いてくるやつもいて、それってアレルギーじゃなくて単なる好き嫌いでは?というやつも(笑)まっ、そんな ことまで話し合われていたのでした。生徒よ、修学旅行の事前準備ってこんなに大変なのだぞよ。だから気軽に「面白くないから 行きたくなーい。」などと言うのではないぞ。


1月15日(水) 受けたい講座

まずは朝から学校のHP更新作業。ここ数日連続(泣)スキー部がインターハイへ出場が決まったため、格好の学校PRになると いうことで、教務部長直々にお願いされ、早速いただいた写真を使って載せました。こういうのがけっこう中学生に受けるんですよね。

朝の連絡の時に教頭から「来年度の研修講座の案内が来ているので、受けたい方は私の方まで連絡下さい。」と案内があった。県が 主催でやる様々な研修講座である。例えば授業に関する内容からコンピュータ関係のもの、カウンセリング関係などかなり多岐に渡っている。 そんな中には「自然観察ウォーキング」「カヌー」「陶芸」みたいな趣味的なものも混じっていて、これが県主催の研修として公募されているのに、夏休みに 私たちが申請した個人研修はすべて却下されてるとはどういうこと?授業に具体的に還元出来ないものは不可と言っておきながら、これでは 全然つじつまが合っていない。でもそのことよりも驚いたのがこの講座。「管理職のためのパフォーマンス学講座」 すっ、すごい!なんじゃこりゃあって思っちゃいましたよ。それで内容…感動・説得力のある効果的な表現方法、対象…管理職(校長・教頭)と きたもんだ。笑っちゃいけないけれど笑っちゃいました。これでいかに先生方を説得するかというノウハウを伝授するのでしょうか(^^;) いかに熱く教育の未来を語れるか、いかに言うことの聞かない教員を丸め込むか、紛糾した職員会議を沈静化するか、保護者や地域に対して いかに言質を取られずに学校の正当性を主張できるか...そんな能力を植え付けようとしているのですかね(笑)まっ、ある意味経営者向けの リーダーシップの取り方みたいなものでしょうか。でもけっこうこういうのって噴飯ものだったりするので、笑えそうで 是非私も受けてみたいと思いました(笑)でも例年よりもコンピュータ講座が増えていて、ますますそのニーズが高まっている様子がうかがえました。 内容自体も以前は「Windows入門」とか「Excel入門」みたいなやつが多かったですが、今年などは「Perlを使ったWeb作成」とか「Accessを 使ったデータ集計術」みたいなものも出てきており、内容が高度化しているのがわかりました。でもこれらの講座、どれも例年倍率が 高く5倍10倍当たり前。なかなか当たらず全然受講できないんですよね。まっ、情報部長として魅力があるのは「校内サーバ管理入門(Linux編)」と 「学校で役立つ手作りLAN入門」くらいかな。でもこの「役立つ」って書いてあるやつで、本当に役立つものってあんまりないんだよね。 それに「手作り」って銘打っているあたりが、お金がない学校の懐事情を反映していて泣ける(笑)でもこれってすべて来年度用なので、 申し込んで当たっても、来年転勤したら、そこの学校の事情もあるから、予定通り受講できるかどうかも不透明なので、なかなか悩んでしまう 私でした(毎年同じことを言っていると言わないで...)

そんでもってちゃんと授業して仕事して会議に出て、いつも通りに仕事している私でした。


1月16日(木) 進路講話

今日は授業中、「アルバイトと就職、どっちが得か!?」というテーマで熱く語ってしまいました。最近は高校生の就職も厳しく、フリーターが 増える傾向にありますが、果たしてそれで大丈夫なのか?給料は?将来は?など色々なケースを出して、自分たちはどうしたいのか、 それをよく考えるようにと語ってしまいました、柄にもなく(^^;)なぜそんなことを話し始めたかというと、実は今日の5時間目のLHRの 時間に「進路講話」があったからなのです。今回のものは、本校の卒業生で、大学、専門学校、就職と、それぞれの場で頑張っている先輩たちが、 自分の今の様子、高校時代どう過ごしてきたか、また後輩へのエールということで、1、2年生対象に話をしてくれる機会があったからなのです。 いちおうその前フリというわけでもないけれど、少しは意識の喚起になればと思い授業中そんな話をしました。けっこうふだんは不真面目な 生徒も真剣に聞いてくれて、やっぱり誰もが『バイトじゃ将来不安だよな。』という顔つきで、それなりに効果があったようです。

それで進路講話。いやー体育館は極寒!舌の根も凍り付くほど。これじゃ先輩の話も落ち着いて聞けませんよ。でもやっぱり自分たちの 先輩だという親近感か、生徒はよく聞いていました。で、今回3人呼んだんですが、全員よーく知っています。さすがにこの学校に長いだけに みんなきっちり教えました。で、その中の一人として、実は元私のクラスだったU家さんも来て頂きました。この日記の熱心な愛読者なら ご存じかもしれませんが、例の女子クラスだった子です。彼女は卒業後幼児教育の専門学校へ行き、現在2年生で、なんと無事とある幼稚園に 就職が決まったということで本当に良かったです。やっぱり教え子のその後は気になるものです。その三人が三者三様に高校時代の話、 進路先の話とかをしてくれて、とても良い雰囲気でした。特にI岡君は、一緒にバンド練習をやった仲なので(笑)そのフレンドリーな 話しぶりに生徒も楽しそうでした。でもこうやって考えてみると、三人ともそれぞれ高校時代はとても充実していました。K谷野さんは 真面目にコツコツやってきた。元アマゾネス軍団のU家さんは部活に委員長にと頑張っていた。I岡君は、友達思いでやっぱりクラスの ムードメーカーだった。そういう彼らだからこそそれぞれの進路で頑張れているのだろう。三人に共通するキーワードは「常に前向きに」と いうところだろうか。遊ぶのも勉強も部活も、みんな全力投球していた子たちばかり。うーん、そういう熱意を今時の高校生に 是非とも汲み取って欲しいもの。久し振りに彼らに会い、こちらも少し元気をもらいました。あの子たちと戦っていた時は、自分も 一生懸命でしたからね。ちょっとやる気が出ました。そういう意味では生徒より私の方が、得るものがあったかな(笑)


1月17日(金) 一から説明すると...

昨日の話から。昨日の放課後職員会議があった。メインは特色化選抜試験の要項の説明。つまり推薦入試です。もう目前なので全体で 係分担やら手順など、色々確認してまぁ、それなりに時間はかかりましたが、いちおう予定通りでした。でも問題だったのはその後に、 再入学を希望する生徒の取り扱いについての議論でした。もちろんプライバシーにかかわるため詳しくは書けないのですが、以前本校に 在籍していて一度辞めた生徒が、もう一度再入学してきたいと言ってきたのです。それを許可するかどうかということ。元々規則では 2年以内であれば元の学年に復学できるという制度があるのですが、そういう例はほぼ皆無です。というのも、だいたいどの生徒も 辞める時はそれなりにわけありで辞めていくわけです。例えば学校に関心がなくて、遊びたくて、大変な事件を起こして等々。ですから また戻ってきたいと思うものはほとんどなく、また辞めた理由が理由だけに、ほとんど無理なわけです。で、今回はちょっとレアケース。 詳しくは書けませんが、校則違反というかそういう感じで辞めたわけではなく、ある事情により続けられなくなり辞めたのです。ただ その退学する時に色々揉めたらしいですけれど。それが一段落着いたので(本当はついていないと思うけど)また高校生に戻りたいと いう希望が出てきてこうなったようです。ただ辞めた理由が理由だし、ある意味学校側と大もめで辞めた経緯もあって、今更何を虫の いいことを...という気持ちがこちら側にはあるのです。ですから教員側はかなり消極的ですし、当事者だった先生たちは大反対です。 まっ、そりゃそうだろうけど。ところが校長はどうも再入学させたいらしいのです。元々人権派ですから。まぁ、人権的に考えれば そうなのかもしれませんが、どうも辞めた経緯から釈然としないし、今いる生徒にも影響が出そうだし、何よりも先生方は前向きでは ありません。それなのに校長のごり押しで入れて「面倒見ろ。」と言われてもなかなかうまくいかないような気がします。ただでさえ 大変な生徒がいっぱいいて、どの担任もアップアップなのに、さらにトラブルの種になりそうな生徒を受け入れろとは、なかなか 納得できない感じなのです。それでも周りのバックアップがあるならまだしも、おそらく校長は今年で転勤。入れるだけ入れて自分は 責任も取らずハイサヨナラということになると、なおさら職員は納得できません。でもなかなか難しいケースなので、私も感情論だけには 走れず悩むところ。どうなるんでしょう...。すいません、わけわかんない話で。

さてここからが本日の話。今日は午前中に2時間授業と午後に1時間自習監督。どうやらそろそろインフルエンザが蔓延しつつあり、 各クラス一人二人発症して休んでいる様子。学校というところは当然のごとく人が集まるところですし、閉鎖的な空間ですから、一端 風邪も流行ると途端に大ブレイク。先生方にも風邪らしき人がボチボチ出始め怪しい気配。うーん、気をつけないと。3学期は忙しいですから。

そしてまた空き時間にM井先生へコンピュータ指導。何事もやりたいことから入るのが一番なんで、CD−Rを使ってCDをコピーする ことから。でも最近は初めからインストールされているソフトが良いものだから、手順通り何度かクリックしているとあっという間に 出来てしまう。教えるまでもない。おまけに速いし。いったい何だったんだろう、昔CD−Rドライヴであんなに苦労したのは...。 そしてその後インターネットで色々なものがダウンロードできるということを教えたりする。でも時々「今更なんですが、ダウンロードとか インストールってどういう意味なんですか?」と聞かれる。いけないいけない。ついつい超初心者に向かって当たり前のように、 こういう専門用語を使ってしまう。何となくはわかっているらしいのだが、やはり今ひとつピンと来ず説明してしまうので、不安が 残るらしいのだ。その度に説明してあげ、納得してもらう。まぁ、言葉よりやってみることが大事なんですが、やっぱり知らない言葉で まくしたてられると混乱しますよね。反省。そしてインターネットで様々なデータをダウンロードできることを教える。まぁ、 いけないことでしょうけれども、裏で流れているデータなどのことも話し、それらが違法にダウンロードできることなんかもちょっと 話す。こういう技術の光と陰の部分を知ることも大事ですからね。まっ、初心者ですからどれくらい理解していただけたかは不明(^^;) 何事も知らない人に、一から仕組みを教えるのは難しいですね。

そういえばそのM井先生のクラスの学級日誌に私の授業のコメントが載っていた!学級日誌には各授業の内容と感想を書く欄があるのだが、 そこに私の古典の授業が書いてあった。その感想は「O−TEACHER、変態」とひとこと。なんだ!これは!でも書いているのは 男子。なに話したっけ?っと考えてみると思い当たることが...。井原西鶴の文章をやっているのだが、そこに島原の遊郭の描写が 出てきたのだ。ところが生徒に遊郭といっても全然わかってくれなくて、仕方なくその仕組みというかシステムについて(例えば御茶屋のこととか)色々説明した覚えが...。そのことか!でもそれで変態って書かれても...だって教科書に出てきているのに(泣)でも そう言えば付け足しで吉原の話、現在の歌舞伎町との比較なんて余計なことまでしちゃったからかな(^^;)まっ、何事も知らない人に 一から教えてわかってもらうには難しいということで...。


1月20日(月) こんなメールが来たわけ

昨日の夜、宇多田ヒカルのインターネットライヴを見ました。なんか普通に喋って普通にチャットしていて、それでもって歌っていて、 なんか画面の前で普通の20歳が友達のように喋っていて...不思議な感じ。まるでたちの悪い援交しているような錯覚(爆) これがストリーミングというものかと考えつつ、『こいつはいったいいくら稼いでいるのだろう。こいつがある意味日本経済を動かして いるんだよなぁ。』『全然普通の20歳だな。でも結婚しているけど。』『今頃モー娘の新メンバーは決まったのだろうか。』と、 わけのわからぬことを考えつつ視聴。ただ我が自宅はADSL8Mでも、距離が7キロも離れているため、途中コマ送りのようにかくかくして、 きれいに見られずちょっと悲しい。まっ、歌だけでもきちんと聴けて良しとするか。その後キムタクの新しいドラマを見たけれども、 これはパイロット版「スチュワーデス物語」か?と思ったのは私だけ?そのうちキムタクが「俺はのろまな亀」と言い出さないことを 切に願う。

さて仕事です(笑)まずはメールチェック。するととある中学生から学校へメールが届いていた。また何かの問い合わせか質問かと 思っていたら、本校に学校見学に来て気に入った旨が書いてあり、その最後にこんな文面が。「私は××中学の3年女子です。 絶対△△高校へ入って見せます!!」これって何かの決意表明なんでしょうか。それとも受験で落としたらただじゃ済まないよという 脅し?それとも単なる好印象を狙った事前PR?なんなんでしょう(笑)

実は日曜日の県内版に、中学3年生の進路希望が集計され、高校別の受験倍率が載っていました。うちの推薦倍率は2倍!これを 書くとどこの県かわかってしまうのですが、本県は今年から推薦入試を特色化選抜という名に改め、今までの推薦入試とは違い、 各学校ごとに独自の試験を設定し、行うこととなったのです。でもそれよりも何よりも一番違うのが、今までは推薦入試というと、 中学校長の推薦が必要だったのですが、今年からはすべて自己推薦となったのです。つまり今までは中学校時代ちゃんとしていなくて ヤンキーだったり欠席が多かったりした者は推薦されず、ある意味ちゃんとした子だけが受けられ、いちおうの歯止めになり、 それなりの良い子たちが受けてきて、倍率もそれなりに1.3倍くらいのほぼ普通の試験制度だったのです。

ところが今年から自己推薦ということですから、何でもありです。いくら悪くたって自己推薦ですから、どこでも受けられる。 高望みだろうが何だろうが自由意志で受けられる。まだこのあとに普通の一般試験もあるから、ダメ元で受けてみるということが 可能になったのです。まっ、推薦というより2回チャレンジできる制度になったという方が早いと思います。だから高校側も 初めてのケースなんで受験倍率も含めて全く予想がつかなかったのです。まっ、うちみたいな底辺校はそれでもさほど希望する 子は多くないだろうということで、例年の推薦入試並み、つまり1.5倍程度まで勘案して入試準備を進めてきました。

ところが新聞にでていた倍率は2倍を超えている!これはびっくり。そんなに人気があったんだ...。これも地道なPR活動の おかげでしょうか。体験入学、学校説明会、中学校回り、もちろん学校のHPでのPR等々。報われていますね。でもそのおかげで 思いもしない計画の狂い。だいたい予定していた受験教室やら面接人数やら採点の人数などが、大幅に足りなくなる懸念。もちろん 先生たちの数がっていうことです。うーん、無理矢理できなくはないけれども、当日は全先生が出ずっぱりで、一人の余裕もない 感じ。こけで誰かの先生がインフルエンザで休もうものなら大混乱です。というわけでおそらく受験生も倍率を見て戦々恐々と しているのでしょう。今後この手のドタバタが続いて、この日記もネタに困らないかも(笑)


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