そんなわけで、そのハンバーガーショップでバイトしている生徒を一人連れて、すぐ近くのお店まで36個ものハンバーガー、 取りに行って参りました。朝っぱらから。こんな9時頃に制服着た女子高生と朝バーガーショップにいると、なんか援交朝帰りの オヤヂみたいな雰囲気で、いたたまれませんでした(気にしすぎ?)とりあえずすぐ持ち帰り、すぐ終業式へ。
そしてその後、相変わらず残っていた頼まれ仕事をこなす。ひとつは第2コンピュータ室の無線LAN設定。こちらの方はN先生に お任せしっぱなし。そしてS先生のクラスへ行き、記念写真撮影。お前達、こうやって私がひとつひとつ君たちの思い出を封印していることを 努々忘れるでないぞ。そしてその後、第2コンピュータ室で情報担当者の集まりに顔を出す。来年度から数学科だけでなく他教科の先生も 持つことになったので、その顔合わせ&組み合わせ決め&持ちクラス決め&簡単な打ち合わせ。そしてその後に私の方から第2コンピュータ室の 使い方についてのレクチャー。今まで使っていた第1コンピュータ室と使い方や機能が違うので、そのあたりのことを説明。特に ノートパソコンの取り扱い、WindowsXPに振ったアカウントの説明、プロジェクターの使い方など、そういう概要を説明しました。その説明の合間に S先生により無線LANの不具合が解消されていた...すいません(^^;)とりあえずあと40台近く無線LAN設定をしなければ ならないのだが、どう考えてもタイムアップ。この後のことはN先生にお任せするしかない。すいませんが宜しくお願いします。
そしてその後片付けをまた続ける。なんかちょっぴり感傷的になりつつも、元々物をため込まないで捨てる主義なので、わずかに段ボール 2つで済む。それもひとつはちょっとした思い出グッズ系だから新天地にはいらないだろうし、そうなると結局段ボール箱1つ...。 私の9年間はこれで済むのね。まっ、ほとんどはMOに入っているんだけれども。でも形にならないものの方が沢山あるような気分。 さてまだやることはあるがとりあえず今日は親しい仲間達と語らうか...。
まずは応接室で校長、教頭から学校の概要について説明のあった後、事務から通勤にかかわる連絡などされる。この学校は 少しは通勤時間が短くなったけれども、どうもまだ道がわからなくて戸惑いそう。それに渋滞箇所も結構ありそうだし...。 そして学年主任に引き合わされる。私はいきなりの2年生の担任。いきなり途中から入るのは戸惑うのだが、新参者なので従うしか ありません。仕事ですから出来る限りやるしかありません。でも細かいことは結局4/1で着任してからとのこと。すぐクラスを 持って色々やらねばならないのですが、なにぶん生徒のことが全然わからないので不安。その後教科の方へ行き、国語科の主任の 先生にご挨拶。私の授業の持ちクラスのことやら、国語科の全般的なことなど教えていただく。そして持ち駒を見て驚いたのは、 なんと「情報A」のアシスタントをやることになっている!どうも知っている先生たちが私のことを「コンピュータの達人が やってくる!」と流言飛語を流していたらしく、変に期待されている。これもちょっと憂鬱...。しかしまぁみなさん優しく 接してくれたので、何とかやっていけそう。人見知りが激しいので(これは本当)最初はきついかもしれないが、やるしかないと 腹をくくった一日でした。O−TEACHERの新展開は4/1からスタートです。
春休みの学校は閑散としています。教務部だけが忙しそうに時間割作りをやっていますが、あとは部活関係だけ。こんなところにも去る寂しさが じわり。ひとけのない学校で荷物を片付けてはちょっとした思い出に耽っています。初めて来た9年前の自分はどんなだったんだろう。 失望感と不安とに押しつぶされそうにながらここへ来たんだっけ。そして色々なシステムの違いにとまどって、次々起こる事件に対応して くたびれ果て、そして眠れぬ夜を何度も過ごして...。まだ懐古するほどセンチメンタルにはなっていませんが、少しずつそんな記憶の 断片を掘り起こしては片付けの手が止まる一日でした。
そんなことしていたら学校へ私宛の電話。誰かと思ったら、あの女子クラスの子だった卒業生からだった。「O−TEACHER、転勤するんだって?」 「なんで知ってんの?」「だって今朝の新聞に載っていたじゃない!」あっ、そう言えば...(爆)「先生、離任式いつ?行くからさ。これから みんなに回すから。」「・・・・」ちょっと感動。涙が出そうでした。ありがたいことです。こんなダメ担任をまだ覚えていてくれるとは。 この学校で過ごした9年間は無駄ではなかったと実感した電話でした。
そして10時から辞令交付。一度転勤しているんだけれども、どういうものなのかすっかり忘れていて、とりあえず集合場所の応接室へ。 今回転勤者は校長、事務長をはじめ、全部で12名。職員が50名以下の学校にしては大異動。1/4近くが入れ替わるということに なったのです。まずは辞令をもらいました。これはただ紙に「××高校教諭に補する」と書かれているだけのもの。これを校長から 受け取って、明日の4/1新任校へ提出し、改めて向こうの学校の校長から受け取るということらしい。自分で持って行って自分で 受け取るのか。なんか七面倒くさい。もうもらったんだからいいじゃないかとも思うが、これこそ大事な儀礼ですから、そうもいかないので しょう。慎んで受け取りました。そしてその後、事務連絡があり、離任式のことやら歓送迎会、事務手続きのことなどがあり、わずか 15分で終了。えっ?これで終わりなの?もう解散?
...ていうか、お寿司は?(爆)
だいたいこういうのの最後は、長い間ご苦労様でした、是非先生方の苦労を慰労して昼食を用意しました...で、お寿司って相場が 決まっているんじゃないですか?えっ?そんなのないの?経費削減の折?だってお弁当持ってきてないんだけど(爆)ちぇっ!(笑)
そんなわけで何とも中途半端な幕引きですいません(爆)というわけでここで私の9年間の××高校での苦闘の歴史が終わりました。 なんとも締まらないくだらない日記をダラダラと書き続けてきて、各方面に多大なご迷惑をお掛けして、この場を借りて陳謝いたします。 今までこのHPを見ていてくれた全ての方々に感謝しております。長い間本当にありがとうございました。 O−TEACHERはこれからも頑張っていくと思います(多分)またお会いしましょう。ありがとうございました(ペコリ)