再びテニス部ネタで恐縮だが、実は頭を悩ませていることがある。実はダブルスのペアのこと。秋に新人戦のブロック大会がある。確か 9/7あたりに。で、それに出場するためのペアを決めなければならないのだ。自分たちで決めるとどうもすんなり決められそうにないので、 我々顧問が決めている。ていうか生徒に「先生たちが決めてください。」と言われている。そのペアなのだが部員が全部で31名の奇数なのだ。 当然一人余ってダブルスを組めない。つまり試合に出られない奴が出てくるのだ。シングルスの方は参加人数制限があるので、実力順に上から 決められるが、ダブルスに関してはペアを一度解消してから、まだ新しいのを決めていない。でもお盆明けから新しいペアで練習し、すぐ ランキング戦を行い順位を決め、その通りにブロック大会に出そうとしている。ところが1年生のうまい子たちもいて、2年生の中盤に 入り込んできてかなり複雑な様相を呈してきた。本来は同学年の方が組んでいて気楽だと思う。1年生は先輩と組むと萎縮してしまい、 気を遣ってやりづらいと思う。しかし誰か一人は2年生と組まねばならないし、1年生も一人は余ってしまう。これがなかなか難しい。
そこで極秘アンケートを採った。誰とペアを組みたいかと。単に好き嫌いではなく、自分との相性、学年、サイドの区別等々、よく熟考して 出させた。するとみんなよく考えていて、自分と仲のよい子、相性、ミスした時に××ちゃんだと励ましてくれるのでやりやすい、 先輩とだとダメ、など色々書いてきた。またこれだけ女子が集まると当然あまり合わない子もいるわけで「××さんとは避けたい。」など 人間関係の複雑さも垣間見えた。私も悩みまくり、それらの諸条件+試合で勝てる組み合わせ、実力が離れていない者同士等々、ここ 1週間ほど悩み抜いた。それをH部先生と相談して、いちおう仮ペアを決めたのだ。当然こんなに熱い中、一生懸命練習しているのだから、 試合に出たい、勝ちたいと思うのは誰でも一緒。でもそこをあえて苦慮して決めました。こういう時、生徒の顔が浮かんできて顧問の 苦しみが感じられます。どの運動部の顧問も、レギュラーを決めるというのはこんなふうに苦しいものなんだろうなぁと、思った私でした。