轍鮒之急たる 9月 上旬 編



9月1日(月) 顧問会議でした

世間では今日から2学期ですかね。うちは普通に4限授業、午後から文化祭準備でした。LHRの時間に文化祭の準備をしていましたが、 どうも役者連中が今頃読み合わせをしていて不安。本番は土曜日なのに....。

さて私は本日午後からテニス部顧問として顧問会議に出席。と言ってもH部先生が今回からブロック主任をやることになったので、 本校会議室で。今度の金曜日から行われる新人戦ブロック大会のための会議でした。うーん、こういうの10年ぶりで懐かしい!(爆) 会場の手配、シード決め、そして組み合わせの抽選と色々あります。特にテニスの場合は団体戦、ダブルス、シングルスと3種目あって、 なおかつ男女ありますから、もう大変。おまけにアニメの影響か、どこの学校も部員数が多く、男子なんて160ドロー!終わるのかね。 そんなわけで1時から6時過ぎまでかかって何とか作り上げましたが、その清書用にこれから打ち直さねば...よって本日は忙しいので これだけです。


9月2日(火) げんなり

今日は暑いっすね。残暑真っ盛りです。今日はまず朝、立ち番でした。登校指導というか、自転車の駐輪場で立っていて、挨拶したり 服装注意したり、ステッカーを確認したりと。でもほとんどやることなく立ちつくすのみでした。はい。

そして授業。3年生の古典ですが「大鏡」をやっております。こんな暑い中、敬語の説明なんてくそ食らえです(爆)そしてその後、 昨日入力した、テニスのブロック大会のドローの打ち直しなど行いました。Excelで作ったため、今ひとつバランスが悪かったので その手直しです。ドローの組み合わせを見ながら、しばし生徒の勝ち上がる姿を夢想したりするのが顧問の至福の時。その後文書仕事をいくつかこなし ちょっと疲労気味。そういえば夏休み中の途中からずーっと休みなく部活やら学校やらで働き詰めで、休んでいないことに気づいた。 少しセーブしないと本当に倒れそう...。

そう言いつつも部活へ出ると、大会前で目の色が変わっている生徒を見ると、ついついいじらしくなって一緒に打ってあげてしまう。そして また疲労...。こんなことの繰り返しですね。


9月3日(水) 文化祭の準備

部活ばかり出ていて、全然クラスの方に顔すら出していないので、ちょっと気が引けて本日は午後からお手伝い。まずは会場で配るパンフレット作り。 生徒から原稿を渡されて「これをワープロ打ちしてください。」と頼まれ、やりました。しかし一度出来上がってから、ここに顔写真を 入れて欲しいとか、ここはこうして欲しいとチェックが入り、その作業をする。そしてその後に、役者のリハーサルに付き合う。ところが ワトソン役とマリリン役が不在。聞いてみると「部活に出ている。」と。うーん、大会が今週末ということも知っているし、昨日まで 私もそうでしたからなかなか強気に出られない。生徒は「先生、××君に言ってくださいよ。」と言うけれど...。

しかしながら役者諸君の演技は...まっ、こんなものですかね。けっこう期待していたんだけど、主役のM山はOKだが、まだ数人が 恥を捨てきれずボソボソ言うのみ。もう少し開き直ってはじけてくれると嬉しいんだけれど。それでも2回ほど通し稽古する。立ち位置、 タイミングなどを確認する。まだ照明も音響も不十分で、本当に間に合うか不安。ああ、怖い。大道具も進んでいないっぽいし。 3年生あたりはけっこうみんなで頑張っているんですけれどね。まだまだかな。そんなわけで不安が大きく膨らむばかりの練習でした。

そしてちょっと部活へ。ああ、これが疲労の原因かも(爆)


9月4日(木) 文化祭前々夜

担任殺すにゃ刃物は入らぬ、文化祭が1週間も続けばよし...とは以前私が言った言葉。本日は2時間授業の後、いよいよ戦闘モードに 入りました。まさに文化祭ロックオン状態です。さすがに辺りを見回すと3年生の熱気とやる気に目を見張るばかり。うーん、取りかかりは 早いし、みんな一生懸命にやっているし、その上なかなか凝っているし。廊下を歩くとあちこちで何かを作ったり絵を描いていたり、その 出来映えが素晴らしい。じゃあ担任達も奮闘しているかというと...前任校の半分くらいの労力でしょうか。つまりそれほど過大に 担任に寄りかかっていないのです。もちろんどの担任もそれなりにお手伝いをしていますが、基本的には自分たちでやっています。たまに 自分たちで出来ないことを頼みに来たりするくらい。うーん、これってすごいかも。これが前任校なら、ある意味「担任独壇場文化祭」もしくは 「ひとり文化祭」という感じもなきにしもあらず。発案、準備、買い出し、当日、会計、片付けまで、すべて関わっていたのですが、 ここはちょっと違う。生徒達が70%くらいは自分たちでやるのです。これには驚き。こんなこと書くと「えっ?文化祭って生徒が やるんでしょ?」と思っている皆さん!そう思われる方は進学校出身かよほど恵まれた担任に出会われた方でしょう。そんな生徒だけで スムーズに行く文化祭は少ないと思われます。

さてそんな愚痴はよしとして、授業後、大清掃・机椅子移動が行われました。我がクラスは自分の教室でやるので、この辺りは無関係に 準備を進めました。ところが...どうも一部の係がチグハグで、準備が思うように進みません。ある係はリーダーが突っ走ってみんなが 呆れかえってうまく進んでいなかったり、ある部署では計画が杜撰すぎて、いざセッティングしてみたら予定通り行かなかったり、まぁ トラブル続き。それでもそれも文化祭の通過儀礼ということで、喧嘩したり仲直りしたり、好きにやらせていました。いちおう教室に いたりしましたが、あまり口を出さず生徒達に任せました。しかしそうするとなかなか意見がまとまらず、準備が進まない。必ず 「先生ー、リハーサル、いつやるんですか?」「O−TEACHER、男子に言ってくださいよ、準備してって!」「××君、戻って 来なくて仕事になんないんですけれど。」等々私に言ってきます。以前ならこのひとつひとつに対応しないと、本当に文化祭にならなかったのですが、 今回は「自分たちで考えろ。」「自分で言え。」と突っぱねています。そうすると何とかするものです、ここの生徒は。だからけっこう 傍観していたりします。でも時々は口を出したりもしますが...。でも「買い出しに行ってきて!」とかあまり言わないで、自分たちで 行くし、自分たちで残留届けや物品借用書や外出許可書なども書いて出せるので、そういう点はちょっと楽。

しかし常々思うのは、リーダーシップを取れるのは何故か女子ということ。ここのところいつも思うのですが、男子はダラダラしてなかなか 腰が重い。一生懸命張り切るのが格好悪いと思っているのか、それとも単にルーズな世代なのかわからないけれど、クラスを引っ張っていくのは 女子達なのです。女子のかけ声でクラスは動き男子も動く。うちのクラスも委員長のN澤さんの叱咤激励と行動力がなければ、もっと 進まなかったでしょうね。そしてもうひとつ。どうしてギリギリにならないとあせらないのかということ。他のクラスの装飾に煽られ 「うちももっとこうしよう。」と動き出すのが遅すぎ。それは日数的なことだけでなく時間帯的なことでもある。5時過ぎてから動き出す。 そろそろ遅いから帰れと言うと「先生ー!終わらないよー!絶対無理!」と文句を言い出す。ならもっと昼間から動けよ。夜光虫かお前らは(爆)

それでも本日は役者のリハーサルを3回ほど行う。まだ台詞も入っていないし動きもぎこちないが、それでも流れはだいぶ出来てきたかも。 ただし舞台が出来ていないし、音響や照明が不十分のため、どうもスムーズに行かない。衣装や小道具も十分でないため、やはり いまいち劇になっていない。それよりも何よりも、私の知らないところで台詞がだいぶ変わっているんですが!せっかくの私のギャグが かなりカットされている!生徒に問いただすと「だってつまらないから。あんなオヤヂギャグ、恥ずかしくて言えませんよ。」なにー! なら禿げヅラをかぶるのは恥ずかしくないのかー!せっかく練りに練って書いた台本なのに...(泣)まっ、仕方ないか。そんなわけで 半日準備の日は過ぎていきました。


9月5日(金) リハーサルすれども

「疲れた」とか「忙しい」という言葉が多すぎると、お叱りを受けたため以後気を付けようと.....全然思っていない、万年疲労児の O−TEACHERです。どうも最近あちこちでこの日記を読まれている方が増えつつあるのですが、あくまでも私的な愚痴の放出の場なので、 ここに書かれていることをあまり本気にして大人気なく立腹しないように。単なる妄想日記ですから(^^;)

さて文化祭の前夜、いよいよ一日準備です。朝からどのクラスも創作三昧。あちこちの廊下に座り込んで黙々と絵を描いている生徒多数。 装飾と言えば絵が定番ですが、もう少しデコレイティヴに、立体的な創造性あふれる装飾があっても良いと思うのですが、なかなかそういう センスを持ったところに出くわしません。て言うより我がクラスが一番安易な装飾ですが...。もちろん私は言うだけで、たいした創造性も ない人間なので生徒の感性に頼るのみです。それでもさすがに風船を貼り付けただけとか、花紙で花を作るとか、そういう小学生並みでは ないようで、少しは安心しましたが、うちのクラスの劇は「T田先生殺人事件」という推理物なので、生徒たちはおどろおどろしい装飾を 廊下へ施しています。しかしよーく劇を見ればわかるのですが、これはコメディなのです。なんか勘違いしているような気が...。おまけに 今頃謎解きのシーンを見て「ああ、こういうことだったのか!」とか言っているやつがいるし...。お前何回リハーサルを見たんだよ!

本日は4回ほどリハーサル。なるべく本番と同じようにと言ってるにもかかわらず、やれ小道具が見当たらない、台詞が飛んでいる、 衣装が間に合わない、音響の効果音を無視して台詞を言う、照明は間違ったタイミングで暗転してしまう...もう悲惨な状況でした。 マジでこのままでは絶対人様に見せられないと、この私が太鼓判を押せるくらいの悲劇(本当は喜劇なのに(泣))それでも装飾組の 頑張りに気圧されてか、役者陣もまずいと思ったのでしょう。2回目のリハーサルまで真剣に読み合わせをしていました。そしてやっとこさ 午前中にステージ用ビールケース到着。近くの工場にお願いして借りてきました。ビールケースは裏返すと少し高くなり、その上頑丈で 劇用ステージにはうってつけ。やっと舞台作りが始まる。そうこうしているうちに「先生、最初で最後のお願いですが、買い出しに付き合って くれませんか?」と車出しを申し付けられる。はいはい、まぁ明日不在なので少しくらい罪滅ぼしに出しましょう。すぐ近くの100均や ホームセンターへテープやらペンキを買い出しに行く。そして3回目のリハーサル。衣装、メイクもさすがに万全とし、完璧上演を目指すも やはり音と役者が合わない。うーん、お互い自分たちのことが精一杯でどうも相手の間に合わせるという余裕のなさが原因らしい。仕方ないか、 素人芝居じゃ...。そしてここからゴミ袋による幕設置と裏方の場面転換の準備なども進める。まっ、うまく出来なくても給料の等級が 上がるわけでもなく、ぶっちゃけ生徒が満足してくれればよいのですが、しかしながらあまりに不出来だと、しばらく失笑の種になるのも 事実なんで、少しは見られるものにしておくれ。

今日あたりはだいぶ男子達が動くようになってきて頼もしい限りだが、相変わらず女子にあごで使われている姿がほほえましい。こいつらの 将来の結婚生活が見えるようで思わず心の中で合掌。その合間ちょっと部活に顔を出す。なんたって明日試合なんですから。こんな時期に 文化祭と大事な新人戦がぶつかるなんて、最悪ですが、担任の責務と顧問の責務がぶつかりあって、どちらも放っておけないのが人情。 だから疲れるのですね。1時間ほど打ってまたクラスへ。いよいよ最終リハーサル。すべて完璧にして臨む。幕の開け閉め、舞台転換、 照明の切り替え、音響のタイミング、途中スムーズに流れない面もあったが、なんとかなんとか滑り込みで完成。もういい。台詞を暗記して いなかったり、音がすぐ出なかったりしたが、それでも私的には65点くらい。あとは観客が入った時の一発勝負に賭けましょう。 でもクラスみんなでリハーサルを見ている時、何か温かいものを感じた。必死に演技する役者、何とか自分たちの仕事をこなそうとしている 裏方、そして真剣に演技を見つめる衣装・小道具の人たち、その他受付係、PR担当、全員がリハーサルを見守っていた。うーん、こういう 一瞬がかけがえのないものだと気づいているかな?みんな。明日以降の本番より、実はこんな瞬間の方が、文字通り「クラス団結」の ひとときなのですよ。そんなことを考えて見ていました。

そういえば最後の最後に、頑張っているみんなにジュースの差し入れをしたのですが、とある男子が「先生、ご馳走様です。」と言ってきた。 いや当たり前のことなんでけれど、こうやってきちんと言える子が少なくなりました。さも当然のように何も言わず奪うように持って行く子、 心がこもっていない「ありがとピー!」とか言って騒ぐだけの子。そんな子が多いのですが、きちんとありがとうと言える子がいただけで、 奢った私も嬉しくなりました。そんな清々しい気分でいよいよ明日文化祭。みんな頑張って下さい。担任は遠くから気を揉んでいますから(笑)

そうそう、追伸ですが、この日記を読んでいる関係者の皆さん。我がクラスの文化祭の劇は7日(日)一般公開日に2回公演、午前と午後に 30分ほど行いますので是非見に来て下さい。開演時間は...忘れた(爆)とりあえず朝から来て下さい。そうすりゃ見られます。 O−TEACHERのシナリオと生徒の熱演に乞うご期待!


9月7日(日) 輝く時

文化祭一般公開日です。昨日の初日はテニスの試合のため、泣く泣く出られず生徒に任せっきり。どうやら第1回目はほとんど客が 入らず不評だったそうですが、第2回目はまずまずだったそうです。それでも声が小さくあまり聞き取れず反省点も多かったようです。 かといって生徒は別に腐っているわけでもなく、かといって逆に何とか盛り返そうという熱意も乏しく、普通に「先生、今日も 2回公演ですよね。」と淡々と言うのみ。

さてというわけで私の参加は今日からです。うーん、この学校に来て初めての文化祭。どんな感じかと期待わくわく。生徒の方は 仮装しまくり化粧しまくりで気合いが入っていました。中には安いキャバレーばりの子もいますが、まっ、それもご愛敬。けばさも さほどではなかったです。それでもやっぱり前任校に比べると装飾一つとっても凝っていて、なかなかあちこち工夫を凝らしていました。 また各クラスオリジナルTシャツで揃えているので、なかなかカラフルで雰囲気作りに一役買っていました。どうしても色々 比べてしまうのですが、やはり学校の独自色や流行の出し物など、色々あるものですね。例えば劇や縁日、お化け屋敷、飲食店は 定番ですが、最近ではジェットコースーターやプリクラもの、タトゥーなども出てきていて、時代を感じさせます。 さて先生としては教えているクラスの出し物へは一通り顔を出さねばならないので、その義務を果たすために、各所回っていると、 教えてはいないがテニス部の1年生などに引き込まれ、色々買わされたり食べたりしなきゃならずけっこう散財だったりします。

そんなわけで我がクラスの劇ですが、まぁまぁの出来だったでしょうか。照明が遅れてきたりとかで少し開演が押したくらいで ぼちぼちでした。自分的には満足だったのですが、3年生の劇クラスを見に行き愕然!すごくうまい!女子も男子も恥を忘れて オーバーアクション、ギャグも切れていて会場大爆笑。そして何よりもあんな長い劇でなんでこんなに台詞を覚えているのか!? 45分ほどノンストップで完璧でした。うちなんか20分程度でも台詞が飛ぶのに...。さすが3年生、底力を見せつけられました。 やっぱり自分たちから劇をやりたいというクラスと、担任のわがままで無理矢理劇にしてじゃんけんで配役を決めているようでは だめだと悟りました。うーん、猛省。しかし第4回目の公演だけはある意味好評でした。途中台本にないシーン登場。照明係のA田が 出てきて一人芝居。「みんなつまんないでしょ、この劇。でもね。役者は一生懸命やっているんだよ。それもこれもこの男のわがままでさ。」と いうといきなり私にスポットが!そしてステージに出され「少しは反省している?担任?なに、この腹!」と少しいじられる。 これがバカ受け。嬉しいような悲しいような。まっ、そんなかんなですべての公演が終了してホッとしました。

あちこち回っていると「先生ー!」と廊下で声をかけられる。すると前任校の生徒二人組。「来たよー!O−TEACHER!」と わざわざ会いに来てくれました。ひとしきり前任校の様子を聞いたり、うちのクラスの劇を見てもらったりしてしばしの再会。 懐かしくてついつい話し込んでしまいました。わざわざ来てくれてありがとう、M田さん、Y田さん。特にM田さん、そちらの 文化祭でのマドンナ役、期待してますので。

その後うちのクラスの子が主役を張っている合唱部のミュージカル「サウンド・オヴ・ミュージック」を見る。うっ、うまい! さすが県で2位の実力。映画そのままの熱唱でした。そしてその後にあった、こちらも我がクラスの3人娘の所属している ブラスバンド部の演奏も聴きに行く。こちらもストーリー仕立てになっていてなかなかすごい。こちらもうまい演出がされていて 本当に感動しました。うちのブラバンは夏休みも毎日終日練習、土日も休みなく練習していてある意味運動部並み。その成果があって なかなか聞き応えがありました。みんなすごいなぁ。どこも入場料くらい取ってもいいくらいの出来でした。この学校の実力を 思い知る瞬間でした。聞けば昨日の開会式での有志シンクロも、本物と同じ演技をばっちりコピーして大評判だったらしいです。 うーん、どこも夏休み返上の成果が出ているのですね。文化部の生徒も、普段目立たない生徒も、異能を発揮したりして、 唯一輝ける瞬間なのかもしれません。でもそういうバカな格好をしてバカなことをしている生徒を見ると、輝いているというよりは 自分の高校時代のバカ行動を思い出し、ちょっと恥ずかしくもなりますが(^^;)

そんな文化祭も無事終了。後片付けもみんな良く動いてくれて8割方終えました。あとは水曜日の日にビールケースなどを返却するくらい。 実は水曜日もテニスの試合でいないので、後の方に迷惑をかけないようになるべく済ましておきました。その後、後夜祭などがあり バンド、ダンス、プロレス(?)などもあり、ファイヤーストーム、フォークダンスと定番のものがあり、最後は打ち上げ花火で 締めくくり。後に残ったのは思い出と担任の疲労...。とりあえず終わって良かった。


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