その後全校集会。まずは部活動などの表彰三昧。実は本校はけっこう部活が盛んなため、以前は延々と1時間近くも表彰していたこともあった。 さすがにそれでは時間が足りないということで、今回からは県大会以上にのみ絞る。それでも我が女子テニス部を始め、水泳部、馬術部、 吹奏楽など、県大会上位で活躍しているところも多く、けっこうありました。その後、お約束の校長のお話。どうも過ぎゆく未年のプチ情報が 満載のお話でした。思わず心の中で「へぇ〜」ボタンを押し続けていました(^^;)
そしてLHR。まずは様々な配布物三昧。多分6種類以上あったかも。冬季休業中の注意に始まって、授業のプリント、××便り、そして 進路関係のもの。まずは前回やった模試の結果を個人カードに記入するところから始める。そして3年次の選択科目の確認作業、そして いよいよメインの成績配布。本当は学期末ではないので、この前の第3回試験は中間テスト代わりになり、通知票を出すという 取り決めはないのですが、いちおうこの時期だからけじめ的に成績を配った方が良かろうと思い、この間の試験結果の個人票を 配布。ひとりひとり廊下へ呼び出しつつ渡す。成績が良い子は褒め、悪かった子は奮起を促し、そして最悪な子は脅す(爆) まっ、そういうことを一人ずつしました。中には青ざめたりする子もいるし、喜ぶ子もいる。真剣に進路相談をする子もいるし、 予備校や塾の話をする子もいる。そうやって少しずつ勉強や進路のことを意識していくのですね。私もなるべくサポートしてあげたいと 切に思う瞬間です。その後全般的な説明をし、頼まれていた修学旅行の写真の焼き増しなど渡し、無事終了。これで無事年末を 迎えられそうです。中には最後の最後に恋愛相談されたり、年賀状を出すというので住所を聞かれたり、そんなことしていて LHR終了。
でもこれで終わったわけではなく、出欠統計をしたり、来年早々の準備をしたり、まだまだ事務仕事がありました。そして明日もまた
部活の試合のため練習に少し出て、その後は....忘年会!O−TEACHERは全く飲まない人なのですが、この学校に来たばかりと
いうこともあり、いちおうお付き合いということもあり、ましてやH先生の恐喝強いお誘いがあったので、参加させて頂きました。
さてその様子なのですが...書けない(爆)これを書いたら本当に誰から相手にされなくなってしまうので(嘘)ごくごく普通の 宴会でした。みんな大人なのね(笑)私的にはこの程度のテンションならぼちぼちでしょう。ちなみにくじ引きで引いたベストカップルの 相手はS宮先生でした(爆)やっぱりこれだけは腐れ縁でしたかね。そんな歳末の夜でした...。
その後学校へ戻り午後から部活。生徒をしごきながら実はしごかれているのは私だったりして...(^^;)その後日番で真っ暗な校舎を 巡回し本日のお役目は終わり。自宅へ帰ってからせっせと年賀状書き。ああ、終わらない。
そして本日のメニューは「生き残り勝ち抜け練習」ひとつのコートでサービスラインに缶を立て、各サイド2缶当たったら勝ち抜けで 次の練習に進む。次はストローク練習で4球連続指定されたコーナーに入るまで続けるというもの。そして3番目はボレーとスマッシュで 4球連続同じように入れるという感じ。ようするに出来たら次へ進む、出来なかったらいつまでも同じ練習を繰り返すというもの。 要領がよい子はスイスイ次へ進むが、ダメな子は最初から延々と同じメニューを繰り返している。あちこちから「ああっ!」とか 「惜しい!」というため息や叫び声が聞こえ、イライラが蔓延(^^;)練習が終わった後生徒達が口々に「こんな練習ストレスが溜まる! なかなか出来なくてイライラしてハゲが出来ますよ!」と言っていました。うーん、この程度のことでストレスが溜まるなんて、 君たち、大人になって働くようになったらそれこそ髪の毛なくなりますよ(爆)
その後練習が終わって買い出し。明日の納会の準備です。ああ、体力も財力も続かない...(泣)
それは「先生の資質」について。またこんなこと書くと誤解があるかもしれませんが、時々仕事をしていて、色々な先生の言動に 触れるにつれ『この人、なんで先生になったんだろう?』と思う人がたまにいる。つまり生徒が嫌いらしいのだ(と私の目には映る) 学校の先生をやっていれば当然のごとく連日連夜生徒と関わることは多い(当たり前だけれど)外部から見ると「授業を教えて いればいいので楽」と思われるかもしれないが、実際は部活もあったり、委員会活動があったり、もちろん担任をやっていれば クラス経営で、文化祭や体育祭の行事はもちろん、進路関係の相談やら面談、日頃の生活指導も含め、様々なところで四六時中 生徒と接していなければならない。当然相手も人間ですから、意思疎通がうまくいかず、怒ったり怒鳴ったり諭したり語ったり、 色々楽しいことばかりではないのです。でもそれは学校だろうが会社だろうがコミュニケーション社会ですから、人間関係の難しさは どこでも一緒のはず。
しかし中には、どうもこの人、生徒を敵視している...そんなふうに感じる先生がいないこともないのです。いやこれは言い過ぎかな、 毛嫌いしている?(もっと不穏当発言(^^;))そんな人もたまにいたりするのです。いや別に今の学校に具体的にそういう人がいると いっているのではないですから勘違いしないように。でも事あるごとに生徒と衝突している?いや多分本人は「指導している」という つもりなのでしょうが、どうも傍目からはトラブルメーカーとしか見えない先生もいたりするのです。そして必ず「生徒が悪い!」と いうことを言ったりする。うーん、本当にそうなんでしょうか?
例えば成績で赤点を付けるにしても「生徒が勉強しないから当然!生徒が悪い!」とよく言います。確かにそれはそうなんだけれども でも自分の教え方に非は全くないわけ?100%生徒がいけないの?「指示しても生徒が言うことを聞かない!」その指示は正しいの? 正しいにしても何故その生徒が言うことを聞かないの?理由は?生徒の方が聞き分けがないの?その前にきちんと生徒と話したの? 一方的に押しつけただけではないの?「いつもいつもあの生徒は反抗的なんですよ」そういう人間関係になったのは生徒側が一方的に 悪いの?こちらからのコミュニケーションの取り方が悪かったのではないの?そういうこじれた人間関係になったのは様々な行き違いの 積み重ねではないの?そういうふうに思うことがあるのです。
もちろん先生の方が一方的に悪いと言うつもりもないし、生徒の方にももっと考えて欲しいことはあります。でもやっぱりこちらは 教える側ですから、当然そういう立場での対応の仕方があると思うのですが、時々なんか『この先生、もしかして生徒のこと、普通に 嫌いなんじゃないのかな?なんで先生になったんだろう...』と思う人がいたりして不思議に思ったりもします。生徒が好きで 先生になったのだとばかり思っていたのですから...。
しかし現実には生徒が好きで先生になった人ばかりではないような気もします。勉強が好きでなった人、公務員で安定しているから なった人、夏休みや冬休みがあるからなった人(^^;)、上から下へ命令できるからなった人...そういう人もいるのかもしれません。 先生というのはみんな生徒が好きだというのは過信かもしれません。先生の資質のひとつに「生徒が好きである」という条件が あるのは当然だと思うのですが、意外とそうでないのも現実かも。
この間、うちのクラスの男子が3時間目に国語科研究室の私のところへ来ました。どうやら風邪で熱があるらしくフラフラしながら 入ってきて「早退させてください...。」と言ってきました。普段サッカー部に入っている元気なやつがうずくまるように 来たので、こりゃ重症だとわかりました。結局歩くのも覚束ない感じなので、近くの駅まで車で送っていくことにしました。本当は 自宅まで送ろうと思ったのですが、家族が迎えに来ると言うし、本人が大丈夫というものですから。まっ、担任をやっていると こういう緊急事態で車を出したりするケースもあるわけです。幸い熱は高かったもののインフルエンザではなくすぐ回復したので 良かったですが...。ところがこの話の後日談。養護の先生から「O−TEACHER、この間は××君、送ってくれたそうですね、 ありがとうございます。」いやいや別にたいしたことじゃないですよ。だって自分のクラスの生徒だし、とても歩いて帰れる状態では なかったので、空き時間だったので送るくらいどうということではないですよ...。「いやO−TEACHERはそう言いますけれど、 先生方の中には『なんで私が送っていかなければならないんだ。家族のものに迎えに来させればいいじゃないですか。無理なら タクシーでも呼んで帰らせればいい。そちらにすべてお任せします!』って言う担任もいるものですから、本当に助かりました。」 とのこと。うーん、これだけでは何とも言い難いけれど、そういう人っているんですよね。確かに言っていることは理路当然で、 その通りなんだけれどちょっと不人情のような気がするのは私だけ?でもこういうことし出すと便利屋のようになって、担任は 生徒のアッシー代わりになってしまうのも困りものなんですが...。ちなみに私は今年度突発的に生徒を車に乗せたのは、腹痛で 自宅まで送った子1回、交通事故で病院・警察へ出向き生徒を乗せたのが1回、そしてこの風邪で送ったのが1回、あとは文化祭の 買い出しの付き合いくらいですか...。私なんかそういうことがあっても全然苦にならないタイプだからかもしれないが、やっぱり 面倒で嫌がる先生もいるのでしょう。うーん、難しいところです。
でも言い訳するわけではないですが、そんな「生徒嫌い」の先生はほんの一握り。ほとんどの先生が、生徒好きで生徒のためを思って 日々働いています。好きで先生になったはずだから。そうじゃなきゃこんなボランティアみたいな仕事は出来ないしね(^^;) 私も当然生徒が大好きです。だから先生になったんですけれどね。決して夏休みが長いからでは...(爆)
でもそういう過ぎゆく1年を回顧して、様々な人に感謝したり思いに耽ったりするのはこんな時ぐらいしかないので、ここは素直に そういう気分に浸りましょう。それが節目を大事にする日本の風習の利点だったりもしますからね。
それにしても相変わらずテレビが詰まらない。こんな時くらいしかゆっくりテレビを見る機会がないのだから、もうちょっと見るに 耐えるものを流してくれないかしら。それでも忙しい年末ですから再放送・長時間のバラエティ・わけのわからない旅行番組等々 腰を落ち着けて見られるわけでもないからいいのか。でもニュースでも見ようと6時30分くらいにチャンネルを合わせると、 すでに騒がしい特番が始まっているのには閉口する。ニュースくらいもっときちんとやってよ。ますますテレビ嫌いになっていく。 ここはやっぱりいつもの年末と同じように溜まっていた読書とビデオとゲームか...。なんか毎年こういうことで過ごしているみたい。 まっ、日頃outputの生活をしているので、この時ばかりはinputの期間で良いのかも。ちなみに冬休みに入ってすでに読書は7冊(すべて 新刊本)ビデオは、見逃していて見たかった映画を2本と、録画してあったやつ2本、ゲームはただいま、みんゴル4で日本代表(^^;)
なんかこんなくだらない内容を書くためにアクセス制限したんかい!というお叱りの声が聞こえそう(爆)まっ、そんなものです、 個人の日記なんて。こうやって今年1年を締まりなく過ごしていました(笑)