呑舟乃魚たる 9月 上旬 編



9月1日(水) 準備の残り香

とうとう9月か...。普通の学校の同業者の方々!ご愁傷様です(笑)こちらはもうすでに始まってますよ(爆)

目まぐるしい一日でした。2時間授業の後、まずは大掃除。もうすでに掃除が出来ないくらい教室内は、文化祭のために作った 様々な装飾物(?)に浸食されまくり、どれがゴミだか必要なものだかわからない始末。とりあえず目に付いたゴミらしき物を(笑) 片付けるのみ。その後机椅子の移動がありました。要項も満足に読み切れていない私は、文化委員らに助けを借りつつ指示を出すのみ。 それでもみんな積極的に動いてくれて、搬出搬入も滞りなく終了。ここからがいよいよ準備...。

しかしながら私はこの後、午後から顧問会議。テニス部のブロック大会が明日からあるのですが、その組み合わせ会議が本校で 午後からありました。だからクラスのみんなが準備をしている最中、とある教室に籠もりっきりになって、やっておりました。 遠くからはあちこちの教室からトンカントンカン設営に励む音。なんか気が引けつつ組み合わせを作っていました。それが6時過ぎに 終わり、やっとこさ教室へちらっと顔を出す。沢山の生徒が居残って準備をしていました。すると「なーんだ、いたんだ。」と言われ、 少し寂しい気分。本当は私だって手伝いたいけれど、こちらも仕事があったので...。そうこうしているうちに下校最終時間になったので、 「さぁ、片付けして撤収しろ。明日もあるからさっさと帰れー。」と言うと「今まで顔を出さなかったのにいきなりそれかよ。」と 言われたのには超落ち込みました。でもそうですよね。一番担任として尽力すべき時に不在なんて、担任の風上にも置けません。 許せ、生徒よ。明日と明後日もいないけれど。

でもこの後も明日の試合の準備で、少し残って仕事をしていました。そして生徒が帰った後の教室を見て、ちょっとだけ慰められました。 ちょっと乱雑であまり上出来とは言えないけれど、ここには確かにうちのクラスの息吹が存在すると。うまく言えないけれど、 どこのクラスとも違う、うちのクラスだけの持つエネルギーというか、ある種の青春の熱が感じられた。ここには確かにみんなの 頑張った空気が残っていて、私など存在しなくても、友情という名の熱気が生じていたことを実感させられた。それがちょっとだけ 嬉しかった。そう言えば昼間わずかに手伝った時にみんなが見せていた、光り輝く顔の残像が、その光のくずが見えたような気がした。 明日も楽しくみんなで協力できるようにと考えつつ教室を後にしました。


9月3日(金) 文化祭だす

昨日の準備は部活の大会のため一日不在でした。でも試合が終わって7時頃帰校したところ、すでに出来上がっていました。うーん、 すごいなぁ、この頑張り。マジで感激しました。担任の手を借りず自分たちだけで企画し、買い出しし、手配し、創作し、そして 完成させる。ごくごく当たり前のようですが、今までこういうふうに自分たちだけでやれる学校にいたことがなかったもので、 本当に感動です。こんなに文化祭に手を出さなかったのは、多分長い教員人生で始めてかも...。

今朝早めに学校へ行くと、すでに女子達はけっこう集まっていて、細かい作業や衣装替えをしておりました。うちの学校はTシャツコンテストがあり、 そのためクラスでオリジナルTシャツを作るのが慣わし。私も一枚作ってもらいました。でもちょっとサイズが合わずピチピチ(笑) えーと、担任はあなた方が思うよりデブです(爆)生徒達は見事に着こなし、ターバンを巻いたりちょっとしたアクセサリーを 付けたりして、やはり今時の女子高生ですからうまく着こなしている。同じものを着せられてもなぜ私はこんなにださくなるの?(笑)

まずは体育館で開会式。昨年も大会のため初日出ていないもので、初めての開会式。すべて生徒が仕切りうまく進行していました。 司会も照明も音楽も。多少身内的なノリもありますがまずまず。PRを兼ねたTシャツ紹介、その他有志によるダンスなどがあり、 気分が盛り上がる工夫がされていました。

そしていよいよ初日スタート。我がクラスの内容は「カリブの海賊」というアトラクション。教室内を改造し、ようはディズニーランドみたいな 感じで仕上げていました。船の形をしたトロッコに客を乗せ、海賊の格好をした男子達が「アディオス!」とお出迎えし、途中まで ひたすら押すという苦役(爆)途中ドクロに灯りがついたり空気の空砲が鳴ったり洞窟を抜ける。すると最後には宝箱が3つあり、 どこかに宝物が入っているというラスト。まぁそれなりに楽しめるものです。でもやっている人たちは大変。まずトロッコ押しの男子は ほとんど力仕事。中の音楽やランプ担当も暗く暑い教室の中でひたすら作業。これは地獄以外何ものでもない。なのに千客万来で 客の列がとぎれることはない...。ご愁傷様。ただ受付やら呼び込みの女子達は張り切っていて、このギャップがちと笑えました。

しかしここでアクシデント発生。アトラクションのメインである船型トロッコのキャスターが破損。やはり何度も多人数を載せているため 壊れてしまいました。まぁ生徒の作るものですから耐久性に問題があったのでしょう。本家だって壊れましたからね(爆) そのため応急処置をするも間に合わず、トロッコのところは徒歩で。これでは海賊ではありませんね。途中キャスターの買い出しに 走ったりと大変でした。でもまぁこんなトラブルも思い出になりますが。

でも当事者の生徒達にはそんな感慨どころではありません。午後の公開時間がほぼ全滅し、修理が終わらぬまま結局閉鎖したまま 本日は終了。みんなせっかく作ったのに十分アトラクションがやりきれず不完全燃焼。ダラダラとやることもなくひたすらトロッコの 修理を待つも、このトロッコ自体何年も先輩から引き継がれてきた年代物。ぼろいし扱いづらいし、修理してもすぐ壊れるのも 目に見えています。全体的に変な徒労感だけが残り、ちょっと落ち込みモードでした。放課後みんなで話し合い、どうするか 考えました。二人乗りを一人乗りにして、少しでもこのトロッコを長持ちさせるか。でも今の状態では荷重を減らしても遅かれ早かれ 壊れるのは必須。じゃトロッコを止めるか?でもこの船に見立てたトロッコこそ、カリブの海賊たる所以。これがなければ止めた方がマシと の声多数。そこで代替え案として、よく荷物を運ぶ台車を借りてきて、それに人を乗せる工夫をして予備機とすることになる。 さてその台車は...ということになるのだが、これがまた困難を極めた。進路部にあたるもダメ。そこでスーパーに借りに行くという ことも考えたが、学校の近くになく困り果てる。そういえば学校のすぐ近くに「クロネコヤマト」の配送センターがあることに気付き、 すぐ電話して聞いてみると、サービスセンターからあちこちをたらい回しにされた挙げ句、結局断られる。もう万策尽きて 生徒全体が「もう無理だよ。」と落ち込んでしまった。

しかし捨てる神あれば拾う神あり。起死回生の担任のバカ運発揮。とりあえずダメ元で事務に聞いてみようと行ってみた時、たまたま 用務員の方がいらっしゃり、事情を話すと「ならこれはどう?」と、まさに我々が求めていたような、キャスターのついた台車を 持ってきてくれた。取っ手こそ無いが、二人はゆうに乗せられる大きさ。これなら工夫すればなんとかなりそう。頼み込んで借り受け、 クラスへ持っていくと、それこそ割れんばかりの拍手。「よくやった、O−TEACHER!たまには担任らしいこともやるじゃん。」と 嬉しいような悲しいような感謝の言葉をもらい、担任として全然手助けできなかった1/100くらいは借りを返せて、面目を施しました。 その後、「じゃこうやって使おう。」とか「こんなふうにもできるよね。」と俄然やる気が出てきた生徒達を見て、ホッとした 一騒動でした。

本当に毎度思うのですが、こういう時にこそ普段見せない生徒の表情が見られ、それもまた楽し。上がったり下がったりの揺れ動きが 興味深かったりします。生徒の方もテンションが上がっているせいか、 一度も喋ったことのない生徒でも、向こうから話しかけられたりして、それもまた嬉しいです。祭りというものは不思議な空間だと 再度認識しました。とりあえず楽しめればそれでよしでしょう。

我がクラス


9月4日(土) 盛り上がったらしい

本日は文化祭2日目のはず...でも私は再び大会のため不在。でも試合が終わり次第戻ってきましたが、すでに公開は終了。片付けも だいたい終わっていて後夜祭が始まるところでした。うーん、少しでも出たかった。生徒の方は「今日すごい人が来ましたよ。」 「40分待ちでしたよ。大盛況でしたよ。」とみんな顔を上気させて口早に報告してきました。それは良かった。完全燃焼できたようで こちらも嬉しくなりました。終わりよければすべて良しでしょう。教室の方の片付けも50%くらいは済んでいたので、こちらも 復元日に頑張れば目途が立ちそう。やれやれです。

後夜祭の方も盛り上がっていて、端で見ていて楽しそうでした。でもこういう楽しい空間を最初から共感したかったなぁというのが 実感です。根っからのお祭り男ですから(爆)でもテニス部の子たちの方がもっと可哀相かな。こういう行事は参加してこそですからね。 というわけで本日は書くことがあまりありません。


9月7日(火) お片づけと共通問題作り

代休明けでございます。でも一日くらい休んだだけでは回復が覚束ず、全然ダメです。さてまずは2時間かけて教室の片付けです。我がクラスは、 アトラクションの作り物だっただけに、当日少し片付けたくらいでは全然間に合わず、ある意味一番遅れていたかもしれませんでした。 そこで担任が陣頭指揮を執り、あれこれ指示を出して大清掃。とりあえず段ボールやブルーシート、内装に使った石や小枝やら砂やら、 そういうものを片っ端からお片づけ。もうゴミがこれでもかというくらい出ました。大きなビニール袋に10や20では足りないくらい。 それでも生徒達はよく動いてくれました。片付けはもとより、絵の具やペンキ等で汚れた床も、一生懸命磨いたり、率先して机椅子の 搬出をしたりと、とてもよくやってくれました。これにはびっくり。こんなに良い子ちゃん達なのですね。今まで担任が先頭に立って 怒りながら言わないと片付けないものだと思っていたので、ちょっと感動。言えばやってくれるし本当にすごい。こういう生徒に慣れて しまうと、底辺校に行った時にギャップを感じるのでしょうね。全然動いてくれなくて。そういうところばかりだったので、なおさら 感激新たです。

それにしても文化祭が終わると様々なグッズが溢れかえります。例えばスズランテープやガムテープ、ペンキ、スプレー缶、画鋲、 針金、布きれ等々。色々な工作で使うためにホームセンターで買ってきたのだが、それらがあまり「先生ー!捨てるのがもったいないけれど、 どうする?」確かに。本当は生徒会あたりに寄付したいところだが、そう持ってこられても置く場所もないので突き返される。 そうなると「先生!来年の文化祭で使いなよ!」と言ってくるが、実は国語研究室の棚にも、そうして運ばれ続けたスズランテープなどが それこそ問屋が出来るほど集まっているのだ。中にはいったい何年前からここに眠り続けているのだというような文化祭グッズが 掘り当てられたりする。そうなると多少使い残しでも、どんどん処分しないと置き場所すらなくなってしまうのだ。なので「どんどん 捨てて。」と言うと、生徒は「先生はリサイクル意識がない。」と言われてしまう...。そうかと思うと逆になくなるものも沢山ある。 例えばハサミ。これは「貸してください。」と持っていったはいいが、かなりの確率で戻ってこない。またマジック類も持っていって すべて使い切り、貸したが最後もう返却は望めない。まぁでもそういうのが文化祭なんですけれどね。

そんな感じで約3時間かけてほぼ片付け終了。生徒もテンションが上がってテンパっていますから、なんだか不思議な感じ。特に うちのクラスは賞を取ったので、その感動の余韻が未だ続いていて、本日も浮き足立っている感じ。特に一部の女子は写真を見ながら、 すでに空虚感に包まれている感じ。一生懸命頑張っていたやつに限って腑抜けになっておりました。また一部冷めているやつもいたりして、 どちらも文化祭後に見られる風景といったところでしょうか。でも意外にこういうところから何気に即席カップルが出来たりするものですが、 それはあまり見かけず意外な感じ。

3時間目はLHRで文化祭のアンケートなど。で、普通の学校はここで終わるところなのですが、そこは進学校、4時間目から6時間目まで 普通に授業!ありえませんよね。もうこちらも片付けでフラフラなのに、今更授業なんて。ある意味教員殺しの日程です。もう 死にそうになりながら授業しましたよ。そんな授業の合間に、来週から始まるテスト用に、共通問題の古典文学史問題を作りました。 これは担当者により試験問題は違うのですが、文学史や漢字だけは範囲配点を決めて、共通に出しているものなのです。とりあえず これは他の担当者に見てもらうために、早めに作らねばならず、必死に1時間かけて作りました。そういえばもう一人の担当のK子先生は 文化祭前に早々と、この共通問題を持ってきていたなぁと、ふと見ると愕然!古典の文学史問題だ!そうだ!今回私は漢字担当だったのだ! すっかり勘違いして古典文学史問題を重複して作ってしまった...それも一時間もかけて...(゚ロ゚)!

...くい〜ん。(尻尾巻いて泣きながら寝る)


9月8日(水) 試験や受験

本日も台風の余波のせいか風が強かったです。南風が強く湿度も最高潮。その上強風で窓も開けられないのだから、教室内の温度は うなぎ登り。もう授業しながらサウナ出来るなんて幸せじゃー!こうなったら学校ダイエットという本を書いてやるー!...と アホなことを考えてしまうくらい茹だっているO−TEACHERです。

もうすぐ試験のため、テストを作らねばならないのですが、教員自身がどこから範囲かよくわかっておりません。前の試験範囲が 中途半端だったため、またきちんとチェックしていなかったため、どうにも曖昧で、ついつい生徒に聞いてしまいました(爆)すると 恐ろしく範囲が長いことが判明!特に古典は週4単位で、前の試験が6月の頭だったため、それ以降がすべて範囲。このインターバルの 長さが二期制のネックでしょうね。生徒共に試験範囲を書き出しているうちに目眩がしてきました。生徒の方も『こんなに長かったら もうダメだ。こりゃ学校の勉強なんて捨てて受験勉強しよう。』とあきらめ顔になっておりました。まぁ私が高校生でもそうするわな。 その上現代文なんて「舞姫」が夏休み前に途中で切れているため、続きをやったのですが、みんな内容なんて忘れていますよ。 もう今からテストの平均点が怖くて仕方がありません。

放課後に「センター入試説明会」がありました。いよいよそういう時期です。今回はさっそく志願票を配り書き方の注意などを 行いました。うちの生徒は結構な数が受けるので、こちらも大変です。センターも少しずつやり方が変わってきているため、 私の方もちゃんと確認をしておかないと、聞かれも答えられないので、真剣謹聴モード。先生も勉強です。色々出願の手続きの仕方や 教科の選択の仕方、お金の振り込み方、願書の書き方などがあり、話し声ひとつしない緊迫ムードでした。そろそろこういう感じで 受験モードになっていくのかと思いました。そして最後に下書き代わりに、仮受験申込票に書かせたみたのですが、あちこち間違えている やつがいて、ちょっと不安。ていうか自分のうちの住所間違えんなよ!(爆)


9月9日(木) テスト作りと職員会議

マジでテスト作らないとやばいです。またまた遅れております。このところすっかり怠け癖がついて、やれ文化祭だ部活の大会だと、 自分自身に言い訳しまくっていたら、とうとう切羽詰まってきました。他の仕事はともかく、これだけは間に合いませんでしたでは 済みませんので、本気でやらねばなりません。私の場合出来たと思っていても、あとで見返すと細かいミスが一杯見つかり、二度三度と 推敲しないと完成版が出来ないものですから、逆算するとそろそろ第一弾が出来ないとまずいっす。周りの先生達は「もう夏休みに 作った♪」とか「もう頭の中に構想は出来ていて、あとは出すだけ。」とプレッシャーがかかるようなことを言うものですから、 本当に焦っています。ですからわずか10分の休み時間に超集中して問題をひねり出しておりました。

そんな10分でも時間が惜しい時に限って職員会議...。30周年記念式典の話と体育祭の要項でした。これだけが議題であっさりと 終わるかと思いきや、最後に語りたがりの校長からお話が...(泣)うちの校長、けっこう語り好きなんですよ。いや別に良いんですけれど、 でもなんかまとまりなく長いもので、聞いている方は時々辛くなることがあります。それでもこれも仕事のうちですからまぁ我慢します。 でも生徒の方は辛辣ですから、けっこう文句を陰で言っていたりします。この間も文化祭の閉会式の時に、校長が若者に 迎合するような感じで、”オー!”なんて言ったりしたのですが、それが微妙に生徒の盛り上がり波長とずれていたりして、ちょっと 失笑ものだったような気もしました。それでちょっとお説教臭い話が、また延々語られると、私の横にいた生徒がポツリと「こういう 空気の読めないのも困るよなぁ。」と呟いていました(爆)

で、職員会議の席でも、最近先生方が神経的に病むことも多い、一人で抱え込まないでメンタルヘルスに注意してください、と言っていました。 うーん、メンタルよりもフィジカルが先でしょう。休みをもっと下さい。そして文化祭のことを褒めていて、生徒の活気ある様子に感動したとも、 言っていました。その上で、挨拶が出来るようになったので、次は感謝する言葉がもっと出るように指導していただきたいとも。 その他スカート丈の短さなども嘆いておられました。まっ、そういう思いつきの話を色々され、あまり議題がなかった割には意外と 長く感じた職員会議でした。

そこで私からも一言。

校長先生、いつもいつも長い話、ありがとう。メンタル面で疲弊しそうです(感謝の言葉)(爆)


9月10日(金) テスト素案完成!

今日は集中しましたよ。いやー頑張りました。連続している空き時間があったので、ここぞとばかりテスト作りに精を出しました。 過去の蓄積はあるものの、過去の問題って見直すとへぼいものも多いし、先輩達から過去問が出回っているとも限らないので、 毎度の事ながら大幅修正&新作問題。自分で言うのもなんですが、ここぞと集中するとけっこうやれるタイプかもしれません。 ダラダラしていると何にも進まないのですが、集中力と火事場の馬鹿力だけは、取り柄かも(笑)そういえば自分が学生の時も そうでした。特に受験やらテストでは土壇場の集中力で逃げ抜けて来ましたから(^^;)それでも本日約4時間かけて、2つのテストの 第一案が出来ました。でも私の場合ここからが結構大事です。問題が抜け落ちていたり選択肢がバラバラだったり解答欄が なかったり...。そういうミスが多いタイプですから、これから2、3日熟成させてあら探しせねば...。

放課後は、とある生徒と進路相談。いよいよ第2回試験も迫ってきたし、推薦入試の申込期日も近づいてきました。どの生徒も いよいよ自分の志望校絞りに焦ってきて、相談に来ることが多いです。担任としてはみんなに合格して欲しいので、無難な選択を して欲しいですが、でもやっぱり本人の第一志望に行かせてあげたいものです。大学なんて行ってしまえば大差がないと 肌で感じて知っていますが、それでもやりたいことがある人は、是非とも受からせてあげたい。でもこればかりは替わってあげることも 出来ませんから、本人の努力次第です。尻をたたくのみです。でも受験はそんなに甘くないので、もう少し危機感を持って欲しいと思うのは 老婆心過ぎ?


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