さて本日はホワイトデーということで、あちこちへお返し巡り。もちろん私設秘書にもお返ししましたが、大口がありました。 それはテニス部!なんと1、2年合わせて27人もいます。全員からもらったわけではないけれど、何人かをのぞいてあげるのも なんなんで、いちおう全員へお返ししました。やつらは野獣ですから、すぐむさぼった様子(笑)
今日になっても校内人事やらの話は聞かれませんでした。もちろん色々漏れ伝わってきたりもするのですが、せめて転勤決定者だけでも 発表して欲しいこの頃。でないと仕事がやりづらくて困る。そろそろ来年度の色々な仕事の計画やら、引き継ぎやらをしなければ ならないのに、誰が残るのかいないのかよくわからない。転勤者たちも来年度の仕事の話をされても、まだ発表されていないので、 言葉を濁すしかない感じ。どうも管理職のていたらくが浮き彫りにされている。みんな困っております。やれやれです。
そんな感じで遅くまでかかって色々仕事して、本日も無事終了。久し振りに部活をやったから明日は筋肉痛かも...。
さて私はと申しますと...内緒(爆)まっ、予想通りですが、基本的に何でもいいんです。プロですからどこになっても ちゃんと仕事するつもりですから。というわけで詳しくは正式内示の4月の時に。しかしすかさず内々示を受けて、T田先生から 「O−TEACER、というわけでクラス分けの件よろしく!」と依頼がありました。さっそく新仕事がスタートしそうです。 ついでに「明日入学許可候補者説明会があるけれど、そこで入学式の時にやる新入生代表挨拶の依頼もしなきゃいけないので、 入試トップの子のリストアップもしてくれないか?」とも。はいはい、そうでしたね。色々あるわけです。
しかしながら本日も一日中籠もってHP作成&雑談(笑)私設秘書の仕事ぶりに感嘆しながら、私も少しずつページを完成させていますよ。 例えば校長室へ行き、校長の写真を撮って原稿依頼したりとか、校歌のページのために音楽の先生のところへ行き譜面と歌詞をコピー させてもらったりとか、教務部長のところへ行き平成17年度の行事予定をもらってきたりとか。それらをスキャナで取り込んだり、 画像化したり、はたまたコメントを付け足したりと、色々手直しも続くわけです。もちろん私設秘書も行事のページの完成に向けて 写真選びやコメント書きなども頑張ってくれました。途中部活で中抜けしたりもしていますが、現在のところ5割程度の完成でしょうか。 でも早く仕上げないと春休み中に終わらなくて私設秘書も大学生になってしまうし、こちらも新年度で身動きがとれなくなりそうで やばいかも。恋愛話で盛り上がっている場合ではありませんね(爆)
ということで、午後から入学許可候補者説明会の方へ。本日は中学生が保護者とともに来て、入学前の様々な準備について説明を 受けるのです。私は受付&回収担当で、12:00からスタンばっていました。すると続々親御連れ襲来(笑)しかしまぁ本当に色々な親子あり。 お母さんがすべて仕切って、受付から何からすべてとりおこない、息子は一言も喋らない過保護ケース。
「こんにちは。受験番号と名前をお願いします。」
「12××番。○田太郎です。ねっ?ちゃんと挨拶しなさいっ。」
(当人モジモジ)
「はい。ではまず受付で芸術選択の希望用紙を回収させていただいていますので、お願いします。」
「こちらですね。太郎ちゃん、音楽でいいのね?本当にいいのね?」
(当人モジモジ)
「あのー、こちらの用紙はいちおう第三希望まで記入していただくことになっているのですが...」
「すいませんけど、太郎ちゃんは美術は苦手なので、第二希望の書道まででお願いします。」
「はぁ。でもまぁ一応○印をつけていただきたいのですが...。」
「いいの?太郎ちゃん?いいわね?でも先生、是非お願いしたいのですが。」
(当人...(以下略))
ていうか、お前はすべて母親に代弁してもらって、それでいいのか!?そんなふうに高校に入ってからも、何もかにも母親に かばってもらうつもりなのか!?ちょっとあきれかえってしまいました。でもそれだけではありません。すでに合格したことに 気をよくしてはじけている女子もいました。まぁ蛇の道は蛇ですから、いかにも脱色した髪の毛を今日だけ適当に染めている 女子なんて、一発で見抜けます。受付しながら髪の毛に注視していると『やばっ。』という顔した女子多数。また中にはすでに いきがって学ランのボタンをはずしてだらしない男子などもいました。まぁまだうちの生徒ではないですから、今日のところは 見逃しますが、4月から覚悟するように(笑)
そしていよいよ説明。授業料の話、PTA関係の話、教科書購入の話など、色々ありました。でも私的にはU原指導部長が笑いながら、 頭髪や服装の注意をしていることの方が、とても怖くて笑えました(爆)というのもこの人はとても怖い人ですから、優しい生徒指導部長だと、 新入生が思ったら、大変なことになるだろうなぁと、想像するだに怖さ倍増。あの笑顔の裏には...(爆)
しかし相変わらず不手際ありあり。例えば校章のバッチの件。男子と女子で違うので、当然違うものを渡したのですが、実は中身が バラバラで混同しており、すごい人数にミス配布。しっかり準備しておけよ、事務部!そうかと思うと、気になるとある総務部長の 話しぶり。細かいようですが「生徒さんと保護者!」という言い回し。うーん、敬語を使うのが逆のようだが...。また説明の途中で 「上履きを持ってくるように。」と言う台詞。これ、途中唐突に出てきた説明。ようするにいつ、誰がというのが全然わからないのだ。 当人としては「入学式の時にはスリッパが足りないので、保護者の方は履き物を持参してください。」ということを言いたかったらしい のだが、あれでは全然通じない。案の定会場を回ってると、次々と保護者から「保護者も上履きじゃないといけないんですか?」と 聞かれる始末。いやいやスリッパでも何でも履き物を持参してくれればいいんですよと、説明して回らねばならなくなりました。もう ちゃんと説明してよ!S先生!
そうかと思うと、体育のジャージ購入に関して、そのサイズ記入表をその場で書き込んで出すところ。 これ昨年も思ったのですが、やっぱり試着してサイズを記入したいと思うのですよ、安いものでもないから。ところが壇上でちらっと 見せただけで、さあ紙にサイズ書いて枚数書いてすぐ出せと言うのは無謀だと思うんですけれど。前任校ではいちおう各グループ 小体育館に試着用のものを用意して、試してから記入させたものです。ていうか普通着るものを買うときはそうでしょ?それをいきなり 遠目で見ただけですぐ出せと言うのは酷だと思うのですが...。こちらも案の定、回収して回っていると「この子の大きさですと、 やっぱりLですかね?」と聞かれる。そう言われても座っている生徒を見ても、こちらが見立てなんて出来ませんよね。それに 「Tシャツは2枚くらいあった方がいいですかね?汗かきますよね?」「ちょっと太めなんでOサイズ以上ってありますか?」等々 質問が相次ぎ、とてもまともに回収なんてできない。でも回収してくれと言うから、なんとか説得しつつ集めていると、途中から 「えーと、迷った方はあちらで業者もいますので試着してからどうぞ。後で出してくれても構いません。」と、いきなり説明が変わる。 これではすでに途中まで回収していた保護者がムッとしている。もうちゃんと統一してくれよという感じ。その場で回収している私たちに 文句を言われてしまいます。ていうか、こういう段取りの悪さがこの学校の悪習なのです。改善を求めると「いや、昨年までは そんなにトラブルがなかった。」とか言って、たいして申し送りもせずまた同じミスを繰り返す。こんな曖昧な説明や不手際ばかりでは、 保護者としては不安になってしょうがないし、悪印象を与えるだけですよ。本当にもっとしっかり段取りしてもらいたい!
そして極めつけで唖然としたのは、司会のI先生の無神経さ。ジャージのサイズについての質問が相次いだとき、前の方に座っていた 体格の大きな女子を壇上に上げて「じゃあ悪いけれど見本で着てみて。」と上着のジャージを着させた。こんな大人数の前で 壇上に上げるだけでもちょっと可哀想なのに、その上ジャージを着させて「えーと、この子くらいの体格だとLLくらいがちょうどいいですね。」 だって。もう完璧に私があの子なら泣き出しますよ。こんな全体の前でサイズを言われるなんて。こういう無神経さに 気づかないのが、ここのあきれるところです。許せよ、中学生たち。そんなかんなで何とか終わりました。でも私はこの後、提出された 書類を元に、芸術選択を入力し、いよいよクラス分け作業へ入ります。うーん、ここからが私の大仕事。頑張れO−TEACER。
その後再びHP作成のためへ文化委員の部屋へ舞い戻る。そこでは有能秘書たちがテキパキと仕事をこなしている。うーん、生徒(正確には 卒業生ですが)はこんなに出来るのに、なぜ教員はこんなダメダメなんでしょう。生徒の良さに甘えすぎて、呆けているとしか 思えません。もちろん私もその一人ですが、しっかり自戒しないと生徒に対して申し訳ないと、ふと思った放課後でした。はぁー。
で、部活へ少し顔を出すと雨が降ってきて、結局30分も出来ずストレス発散ならず。そして教科会議。1、2年生の成績関係に ついて。そしてその他来年度の持ちコマについての試案が出され、ほぼ決定。持ちクラスまでは決まりませんが、自分が来年度 何の科目を持つか(例えば1年の国語総合を3クラス分だとか、3年生の古典を2クラスだとか)決まりました。とは言っても 総合学習の持ち時間や、教科「情報」のサブの持ち時間やら、国語以外の要素も色々あるために、昔ほど簡単ではありません。 でもI先生の尽力により試案承認。そして備品購入や指導書のことなどがああだこうだあり、無事終了。でもまだまだきちんと 成績処理が終わっていない先生がいる一方で、かたや来年度の教科書を持って行って教材研究に先走る人ありと、様々です。
さてその後は久々に一人きりの学校HP作り。今日は私設秘書が別用でいませんので、ひとりで作業しておりました(泣) いちおう必要な素材をあちこちに聞いて回り、スキャニングの嵐。例えば部活紹介の部活写真、進路部へ行き進路データ、 総務部へ行きPTA広報関係の資料、教務部へ行き学校説明会の資料と、もうあちこちへ顔を出しては説明して資料やデータを もらって回りました。そしてそれをそのまま使えないので、ファイルサイズを落としたり形を加工したりと、これも 手間暇かかりました。なんたって非力ノートPCですから。途中二度ほどハングアップし泣きそうでしたが、めげずに頑張りました。 まぁこれがまた4時間以上あれやこれや、抜けているページを補充したり、リンクの貼り具合がおかしくないか試しつつ手直ししていたら、 あっという間に勤務時間外(爆)でも頑張ったせいで約80%の完成形。このペースで行けばあと少しでとりあえず完成しそう。 でもやればやるほどわかったのは、この学校はあちこちにデータ類が分散・散逸していること。同じようなデータで共有すれば もっと効率が良くなりそうなのに、別々に作っていたりしているものが多数。あちこち資料集めに回っていると同じようなものが いくつも出てきましたもの。そしてもうひとつはそれらをきちんと保管・取りまとめしているところがほとんど皆無なこと。 例えば部活関係の戦績やら実績類を尋ねてみても、各顧問はもちろん知っているけれど、それらをちゃんと取りまとめて 把握しているところがあまりないということ。本当であれば指導部の部活担当の先生あたりが知っていそうだが、どうもそうでは ないらしい。広報担当のPTA関係の先生の方が知っていたりする。うーん、システムがきちんとしていない学校だと、 本当にこういうとき苦労します。
あー、そんなわけでクラス分けはやりませんでした。すいません、T先生、明日こそはなんとか(爆)
途中から再び私設秘書を呼び出し、学校HPの大詰めへ。こちらもそろそろ詰めの段階ですので、色々と手直し・確認をしてもらい、 作業をお願いする。私も傍らでクラス分け作業の大詰めへ。こちらもほぼ90%の完成を見ました。ちなみにクラス分けというのは どういう手順かといいますと、基本は入試点によって均等に分けます。それに芸術の選択科目の数があまり偏りないように分類。 そしてその他の特記事項も考慮します。例えば欠席が多い子が一つのクラスに偏らないようにとか、リーダーシップが取れそうな子が 分散するようにとか。そしてまぁおまけ的には保護者の中でクラスの役員をやってくれるという希望を出してくれた親が各クラスに いるようにとか、同じ名字(例えば鈴木が4人)ばかりにならないようにとか、同姓同名、双子など、そのあたりも考慮したりします。 ですから一つ動かすと他とトレードしながらやるので、気も遣うわけです。こちらもあらかた完成に近づきつつあります。でも 神経を使う作業なので、今日のように気持ちがざわついている日はこれ以上やらない方が無難。ということで早々と切り上げました。
その後お喋りしていると、昔の学校で一緒だった女の先生が用事で来校。すぐ近くの学校にいるのですが、なかなか会う機会がなく 久々の邂逅!ちょっとした立ち話でしたが盛り上がりました。というのもお互い若いときに一緒に教員バンド組んだ仲ですから(笑) あー、昔へトリップ(笑)
そしてその後、いよいよ夜の部のメインイベントへ(泣)本日の夜、3年生(卒業生)の保護者の方々と飲み会がありました。 まぁPTAの理事の方々なのですが、いちおう3年の先生方ありがとうございましたということで一席設けられたのです。本音を 言えばみんな出たくないのですが、まぁこれもお付き合い、クラス理事を引き受けてもらってお世話になったことだし、またせっかく クラスの理事が来ているのに担任が不在では顔も立たないだろうと言うことで、出席しました。
すると、うちの理事2名は欠席!(泣)なら無理して出ることなかった。でも一緒に呼ばれて出席していた校長と教頭が、PTA理事の おばちゃんたちにいじられまくっていた面白シーンが見られたのでよしとしましょう(笑)まぁ色々ありましたが、これで3年の 職務すべて完了です。はい。