そんなわけでテンションが低い私でした。軽く頭痛もするし…。気分的にかなり下降気味で「情報A」の授業へ。 その中で「情報の信憑性」という話がありました。教科書に、とあるHPに載っていた「面白科学実験」の説明の 写真がおかしいぞという話が載っていました。磁石が空中に浮いてその重さが、HPの写真だとおかしい…だから HPに載っているからと言って何でもかんでも信じてはいけない、画像であっても加工されている危険性がある… という話でした。その説明だけかなと思っていたら、I先生、おもむろに教科書に載っているものと同じ 実験器具を持ち出し、同じように実験し始めました…えっ?これって「情報A」の授業だよね?唯一そう思えるのは、 その実験の様子をCCDカメラで写すぐらい…。というのもI先生は元々物理の先生なのです。本当は物理を 教えたいのですが、情報の先生がいないため仕方なくこちらをやっている。でも本人は物理を教えたくて仕方がない。 まぁ当然と言えば当然。だからたまたまそんなネタが教科書に載っていたものだから、喜び勇んで、実演した模様。 生徒は『?』って感じでした。
その後、コース選択を一クラス分入力したり、学校HPの体育祭のページの下ごしらえしたりで、空き時間は消費。
そして6限目はお待ちかねの全校集会(頭髪服装検査)相変わらず校長の話がよくわからない。始めは地震の話を またし始め、次は、とある生徒から言われた優しい一言の話。うーん、これで何が伝えたいんだろう…と 思って他の先生に聞いてみたら「最近あった悲しい話、嬉しかった話じゃない?」なるほど、私はまた、行動とかマナーとかの ネタにつながって、日頃の身だしなみにつながり、頭髪服装へと続くのかと、かなり深読みしていましたが、 そんな意図はなかったのね(爆)
そして相変わらず私は「ピアス」担当です!もうここしばらくずっとそうです。 これをやる度に、あるエピソードを思い出しますが、まぁそれはスルーして(笑)本当にもう人の耳を見るのは飽き飽きです。 "耳酔い"しております。この世の中で耳に酔うなんて、ピアス開け職人か耳鼻科医か私くらいでしょう。そりゃ女子高生耳フェチなら、 いちいちピアス穴を確認するために、髪の毛を掻き上げる女子高生を見て幸せでしょうが、私はそんな「萌え」もないので、 本当にげんなりです。
さて問題です。O−TEACERは何フェチでしょうか?もしくは何萌えでしょうか?(爆)
まずはダラダラ出てくるコース選択の入力。入力する項目が沢山あるので、一クラス約60分ペース。うーん、まだ8クラス中4クラスしか 入力していません。そして次は学校のHPの体育祭ページ作成。これだけはあまり先延ばしできませんので、自分では120%納得 いかないのですが、時間がないので勘弁。どうせ誰も見ていないので、小学生レベルで済ませてしまいました。そして手つかずに 残っていた文化祭写真のスキャニング。デジタル仕様に慣れると、いきなりこういうふうにアナログで渡され、「保存しておいてください。」と 言われると、けっこう面倒臭い。いちいち画像処理しないとバカデカデータになるので、それにも時間がかかる。一括処理したいけれど、 学校のノートPCはすぐフリーズするので、一枚ずつやらねばならない。おかげで1時間以上かかりましたよ。
そして教材研究も。このところストックがあったのでだいぶ楽をしていましたが、そろそろ枯渇してきたので、必死に勉強。久し振りに 脳をフル回転させたので疲れました(爆)その他自習監督やら、報告文書作りやら、部活データ処理やら、そんなかんなで、 死ぬほど事務処理の一日でした。これはストレスが溜まるなぁ…。というわけで特に面白くもない一日でございやした。
もちろん授業もバリバリやりましたが、本日は無駄話特売日だったため、予定通り進まず、漢文があと一文残して終わるという、 ある意味一番キリの悪い終わり方をしてしまい、けっこう反省。次からはきちんとやろうと心に誓う(嘘)
けっこう一日が長かったですが、予定の職員会議がなくなったのでラッキー!それだけが嬉しかったかな。
もちろん授業はガンガンやりました。特に6限目には相性の良いクラスだったので、ノリノリで楽しい授業が展開できました。 たまなあるんですよね、こういうふうに楽しく、そしてきちんと内容が濃い授業が出来る時。年に数回しかないですが、それが 出来たときはとても達成感があります。いつも撃沈して意気消沈して戻ることがほとんどですが、こういう日もあったりするわけです。 でもきちんと準備していったからといって、こう上手くいくわけでもなく、もちろん下準備が出来ていないと、こちらもドキドキして うまく行かないのは当たり前で、なんというか、その日の天候、生徒のテンション、こちらの体調、そして教材がうまくマッチして、 そして生徒との応答が上手くいくと、そういう奇跡が起きるわけです。まぁこればかりは神のみぞ知るところですが、 いちおういつもそんな授業が出来たらいいと願っていますがね。まっ、そういう授業で今週が締めくくれたから良しとしましょう。
そんなわけで今日は疲れ気味。でも今日のLHRはクラスレク。体育館は押さえているのに何をどうやるか全然決まっていない。なので、 2時間目の国語の時間に、ドタバタと決めていました。「チームどうやって決める?」「成績順でいいんじゃん?」マジですか?(爆) もちろんそんなことはなく、出席番号順で決めていましたが。そんなわけでクラスレクは意外と盛り上がりました。男女混合チームで みんなでドッヂボールを楽しそうにやっていました。もちろん私も参加しましたが、いきなり当てられ「つかえねぇー」と嘲笑されました(泣) それにしてもうちのクラスの不思議なところは、「あと10分しかないから、どうする?」「じゃあ男子対女子で!」「OK!」という 会話が普通になされ、最後はマジでやっていました。でも一部の優しい男子が女子チームに入り、ひとりで壁となってやるあたり、 なかなか面白い。まぁそんなかんなで楽しみました。
放課後ワックスがけもありましたが、それちらはまぁ適当。でも指示を出せば一生懸命やるなんて、今時奇特な若者たちです(爆)
途中「いじめに関するアンケート」をとる。これは毎年やっている「いじめ撲滅キャンペーン」に合わせたものだが、この集計は 担任がやることに。けっこう細かい記述があるので、ひとつひとつ拾っていくのも面倒なのですが、仕事ですからしょうがありません。 その中に、過去のいじめにあった経験を書く欄があったのですが、その中に「友達がプリクラの顔をカッターで切られて貼られていた。」と 言うのがあり、けっこう怖いなぁと思いました。やっぱりそういうことって中学あたりだとけっこうあるらしいですね。
放課後学年会議。いちおう大事なコース選択の話があり、私がメイン担当者なのですが、用事があり途中で退散。どういう結論が出たのだろう…。
やっぱり何となく風邪気味。先週末からどうも軽く微熱がある感じなのですが、かといって体調がすぐれず授業も出来ないというほどでもない。 なんとなく気怠いという感じくらいなので、別にたいして支障もない。でもこのまま行くと少しずつ悪くなりそうな感じもあるので、 今日は大事を取って早退する。考えてみると、2週間に一度くらいこんな感じが続くなぁ。やっぱりそろそろ悪化傾向か!?
そんなわけで早退するまで、テニス関係のスケジュール調整、教材研究少し、昼休みの巡回、小論文添削などこなしました。 体調がいまいちでもやることはあるなぁ…
というわけで、今日はちょびっとだけ心に余裕があるので、面白ネタを(いや面白くないか?)朝の朝会時に、某先生が管理職に 質問した。「この間アスベストの調査が入ったようですが、その報告はないんですか?日々働いているものとしてけっこう不安なんですが…」 そういえばしばらく前に業者が来て点検していました。このところのニュースで学校にもけっこう使われているみたいだから、 本当に危ないですよね。いちおう事務長が「ただいま使われていると思われる箇所のサンプルを分析してもらっているところで、 わかり次第報告します。」と答えていました。でも個人的には、アスベストよりも、校舎内があちこち老朽化していて、それよりも 先に修理・補修しなければならないところが沢山あるような気がするんですけれど。水道はあっちこっち詰まるし、壁やタイルが 剥がれて落ちているところは沢山あるし、そろそろやばいんではないですかね、この学校。
そしてもう一人の先生が質問していました。それは「生徒がする先生たちの評価」について。どうもこの間の連絡調整委員会で 話があったようです。県の方から、生徒に対して、各先生の授業のわかりやすさや、指導の仕方についてアンケートを採る、という 指示があったそうです。時代の流れですかね、そういう話もあちこちで聞こえてきます。私学や大学、予備校など、割と民間に 近いところではそういう評価が行われつつあります。で、その先生が管理職に質問したんですが「@いつやるのか、Aどういうことを 聞くのか、Bやる目的はなにか、Cそれはどのように活用されるのか、Dそれが勤務評定に直結し給料とかに反映されるのか、Eもしより良い 教育をすることが目的なら、管理職や県教委などの評価もやるべきではないのか。」等々、Gくらいまで列記して質問していました。 確かに色々な問題をはらんでいますよね。この生徒の評価で、ダメ教員と認定され、給料減らされ馘になることもあるかもしれないので、 先生方としては戦々恐々の人もいるでしょう。どのくらい客観性があり妥当性があるかというのが、難しいところだと思います。 例えば良い先生で良い教え方をしていても、単にその生徒が数学が嫌いでわからないから、という理由で「×」をつけて、 それがそのままその先生の評価になるとしたら、けっこう怖いです。またうちなんかは比較的常識的な生徒が多いからいいんですが、 底辺校に行くと「××先生がむかつくから」という感情的な理由だけで評価するケースも出てきそうな気もします。なかなか 難しい問題だなぁと思います。
この件に関して、個人的な見解も少し。生徒はお金(授業料)払っているお客様だから、サービス(わかりやすい授業)をするのは当然だ と思います。本当に中には難解な授業過ぎて、いやもっというと生徒の方を向いておらず、独善的で自分勝手な授業している先生も いないわけではありません。だからまぁそういうことを是正する上で、こんなやり方もあるのだということは認識できます。 でもそれって本当に客観性や妥当性があるかというと、かなり疑問です。ひとつの物差しとして使うくらいならいいのですが、 これを頼りにされてもね。私みたいに、お笑い教員はかなりやばいです(爆)
さてこんな真面目な教育問題を語るなんて柄じゃないので、別ネタも。空き時間にプリントを印刷していました。うちの学校の 印刷室は、すぐ目の前が教室なため、開けっ放しで印刷するとかなりの騒音。なのでいつもきちんと閉めて印刷しております。 するとそこへI口先生が急に入ってきて、「ごめん、今授業中なんだけれど、プリントが足りなくなっちゃってさ。悪いけど 割り込みで印刷させてくれる?」と言ってきた。もちろんどうぞと印刷機を開けたのだが、ドアを開けっ放しで高速回転でガーガー騒音を 立てながら印刷してはじめる。『前のクラスにうるさいよなぁ。』と注意しかけた途端、「ありがと、終わった。」と言って 走り去ってしまった。なんだかなぁと思って扉を閉めようとした瞬間、通りがかった某先生が「O−TEACHER、うるさいよ。 授業中だから閉めた方が良いよ。」と言われてしまった…(泣)
まだその他にNASA開発のスポンジの話とかあるんですが、いきなり書き過ぎなので今日はこの辺で(笑)