でもこうやってまとまって時間が取れると、逆にやりたくなくなるんですよね。天の邪鬼だから。なんか切羽詰まらないと やらない性格なんで(^^;)で、何を思ったかこんなことを考えていました。『今これは最優先の仕事だけれど、一番やりたくない仕事だ。 でも今日は時間があるから、まだ後ででも間に合う。』→『じゃ逆に一番最優先ではない仕事って何だ?一番遠い仕事は?』と 愚にもつかぬ事を考えてしまい、やった仕事は要録の所見書き!これって年度の最後にやる仕事です。つまり3月終わりの仕事(爆) もちろん下書きなんですが、そんなことをやろうとしました。それを見られて、国語科の他の先生方から非難囂々でしたけどね(笑) 「忙しいと言っているくせに、そんなことないじゃん!」(ハマー先生)「えー!信じられない。燃やしてやるー!」(F川先生) 「そんなのやっていると本当に倒れるわよ。ふふっ」(Y倉先生)等々。でもいざやり始めると、本当に無駄なことだとわかり、すぐ沈没。 こんなこと考える時点で、疲れている証拠かも。へそ曲がり一級です(笑)
とは言っても午後2コマ授業やったらけっこうヘロヘロ。やっぱり午前中空いていても、疲れるものです。でも今週はこれで無事 終了。やれやれ。
というわけで教科会議で授業評価の件について話し合われる。例の「予定通り(シラバス)進んでいるか?」とか「わかりやすい 説明ですか?」「黒板は読みやすいですか?」のようなものを生徒にやらせるということについて。どうもやる方向は決まって いるのですが、それを各教科へ下ろして、その内容について検討させたいらしい。でも元々全体で何のためにやるのか、その結果がどういう 取り扱われ方をするのか、そういう説明がないので、何とも話し合いようもない。でもどうやらこれも問題教員をあぶり出すための ものらしいし、こうやって教科で話し合わせるということは「現場で決めたんだから」という既成事実を作るための罠でもあるらしい。 ただ小学校あたりはすでに学校評価は父兄間で始まっており、時代の流れではあるんですけれどね。 O−TEACHER的シラバスとしては「今日の授業はうけましたか?」「今日のギャグは滑りませんでしたか?」など(笑)
6限目はLHRでまたまた席替え&進路調査。特に何もなく今日も一日無事終了。
途中クラスの編集委員が「先生、生徒会誌に載せるクラスのページで、アンケートを作ったので、印刷してください。」と来る。 こういうのはうちの学校の場合、割と女子が細々とイラストなどを載せて、面白おかしくカラフルに作るのが普通なのだが、 今年我がクラスはなぜかむさい男子2名(笑)そのため、アンケート内容も「クラスはどうですか?」という、何とも答えようが ないような項目がありました。こんなんで大丈夫なのか?と不安になりましたが、まぁお任せしましょう。
放課後学年会議あり。議題は来年度の文理コースのクラス数のこと。まぁ色々ありますが係の原案通りでいくことになり、今後の 予定などが確認されました。私は係なので、これからまたまた忙しくなると思われますが、これも仕事ですから覚悟しております。 それで終わりかと思いきや、夏休み前にあった面談のことについて話がありました。ようは来年度の年間行事を決める際、今年の ままの日程で良いのかどうかということ。確かに予定では4日間で40人を終わらすというのは無理な話。一日10人も詰め込める わけもないし、親の都合とか聞いていると、中には10日間にわたってやった人もいます。だからもう少し授業確保ばかり 叫ばないで、余裕が欲しいという担任サイドからの意見がありました。ここまではまぁいいんですよ。ところがN先生から 「面談の時、部活が大変で勉強がおろそかになるという話が出たんですよ。私は何事も一生懸命になることは大事です、なんていう 話をしたんですが、他の先生方はどういう答え方をしました?中にはやはり学生の本分は勉強です、とか言った先生もいたと 思うんですけれども。あんまり担任によって180度言うことが違うとあれなんで、参考までに、こういう親からの問いかけに なんて答えたか教えて下さい。」なんて発言がありました。おいおい、これはかなり深くて広い問題で、これを取り上げると 会議が長引くぞ、ここは司会の私が適当にまとめて…と思ったら、すかさず話し好きのS先生が「いや、私は文武両道と 言うのは簡単だけれども、身体は一つだから、その時やれることは一つだと思うんですよ。だから…」と話を広げてしまった。 やばいっ。そこへまた他の先生も参入して、泥沼の教育論へ発展してしまう雰囲気。ここはやばいと思い、必死で消火活動(笑) なんとか10分程度でおさめ、「またいつかの機会に意見を交換しましょう。」とまとめる。幸いだったのは論客のTT先生が いなかったこと。本当にこの学年は議論好きが多い。もう放っておくと果てしなく脱線しエンドレスになる。もう司会も大変です。 そんなかんなで放課後が一番疲れるO−TEACERでした。
※長所…瞬発力がある、生産的 ※短所…せっかち。知ったかぶり、喧嘩っぱやい
[アドバイス]いつでも状況を把握できているとは限りません。誤りも認めましょう。
次から次へと手を出してはいけません。謙虚に振る舞うことが大事です。何かを
始めたいという欲求が強いのでしょう、思い付いたら行動に移すタイミングが早す
ぎます。アイディアが浮かんだらもう止められません。理屈で説明できない話や
超常現象、奇跡などには大きな疑いを持っています。物事を哲学的に分析すること
が好きで、それを喜んで聞いてくれる相手は大歓迎!自分の考えが相手に影響する
のが嬉しいのです。そんな人が先生になったり親になったりするのは当然のことで
しょう。
ということらしいです。まぁ当たっているかどうかはよくわかりませんね。だいたい誕生日占いなんて、同じ誕生日なら 全員こんな性格になるなんてあり得ないし、なんだか誰にでも合うように書いてあるのが、こういうものの常ですからね。
だいたい私はこういうものをほとんど信じないたちです。というよりあまり関心がないという方が 正しいかもしれません。本当に女子高生たちはこういうものが好きで、やれ当たっているとか、やれ××君との 相性がバッチリだとか、幸せな生き物だと思います(笑)まぁ個人的には良い運勢なら信じようかなと いう消極的な立場ですから、べつにどうでもいいんですが、それよりもこういうものによって「自分」を 知ろうという行為自体に興味があります。
どうして人間って、そんなに「自分」はどういう人かって知りたがるのでしょうか。そんなに自己分析して、 何か面白いのでしょうか。どんな性格か、どんな心理か、どういう人と合うか、どんな運命か…。 私も心理学は大好きですが、それとこのことはちょっと違うような気がします。「自分」なんて結局のところ、 そんなに解明できないものだと思っているし、深層心理も掘り下げていけばいくほど、深みにはまるような 気がします。そんなにみんな「自己」を知りたいのですかね。そんなに「自分探し」をしたいのでしょうか。 私は別に「わけのわからない自分」が好きだし、その方が面白いと思っています。変な時に変な行動したり、 変なこと言ったり…そういう意外性のある「自分」が飛び出してきたりするのが、けっこう好きだったりします。 それにそんな計れるほど浅い自分だと思ってもいないし、底が見えたらつまらないだろうしね。「知らない自分」が いる方が、楽しいと思うんですけれどね。変ですか?
普段は見もせずに捨ててしまう。だって内容があまりにも画一的で、通り一辺倒のことしか書いていないので、読むだけ無駄というか 資源の無駄遣いだとさえ思える。しかし朝ちょっと時間があったので読んでみたが、けっこう突っ込みどころが満載だということに 気付いた。ちょうどこの時期は進路決定の大事な時期のため、今まさに私らがやっているコース選択の話とか面談のことについて アドバイスが載っている。何だかハウツーものというかマニュアルみたいな内容で。で、その中に面談のやり方が載っていたのだが、 これがけっこう面白い。いちいち生徒と先生の会話文を載せ、ポイントの 箇所で、「イライラして誘導している」とか「納得していないのに話を進めている」との指摘がなされている。そして「どうしたらいいんでしょうか?」と 生徒が言ったら、すかさず「生徒がSOSを発している」と書いてある。本当か!?「ここで揺さぶりをかける」「最初に戻ってしまっているので、再度本音を聞き出す」など、 まるで警察の尋問みたいなマニュアルになっているのです。最後には「生徒の話を良く聞きましょう」とか書いてあって、なんか笑えてきたのですが。
常々思うのですが、こういう面談の技術って、一朝一夕に身に付くものではないと思うんですよ。教員も長くやっていてベテランになると、 こういう面談の中で、生徒の言いたいことが読み取れたり、何に悩んでいるか聞き出せたりするものだと思うのです。つまりは ある程度の「経験」が物を言う場面でもあります。生徒も面談も生き物ですから、こういうマニュアル通り行くはずがないし、ひとつの ケースとして読み飛ばすだけなら、別にどうということはないのですが、こういうのを真に受けて『そうか、こういうふうに言えば 生徒の本音が聞き出せるのだな。』と考えてしまう若手教員がいる方が怖いと思うのですが、いかがでしょうか。まさにマニュアル世代教員が こういうのを信奉しているのでしょうかね。そんなことを考えながら斜め読みしていました。
するとその会議室で同じように読んでいた、某大ベテランの先生が「ほぉー、これはいいねぇ。今度この通りやってみようかな。」と 言っていました…(-_-)
放課後職員会議あり。例の授業評価についての説明が、管理職からありましたが、まだたたき台もよく決まっていない様子。 誰が、いつ、どんな形で、ということがかなり曖昧な様子なので、何とも言いようがありません。やれやれ。
で、放課後、小体育館に理系希望者を集め、文系へ替わっても良い者は申し出てくれと言う説明を行いました。まずはチーフの私から。 全般的な概況説明をして、いよいよ脅しトーク(笑)今の成績では理系の数学や理科の教科に付いていくのは大変だ、2、3年生で 落ちこぼれているやつは沢山いる、テストが7科目から10科目に増える、看護系ならば文系でもいける、国語が嫌いだから理系というのは 安易すぎる、等々、まずは私から軽くジャブ。
続いて数学のTT先生が、数学のテストは80分でやっているぞ、数学Vの問題は黒板2回使って解いている、一問解くのに30分かかるやつもある など、数学の怖さを披露。続いて理科のN倉先生から、理系の大学は金がかかる、経済的なことも考えろ、理系の大学生は 遊べない、実験で夜遅くまでかかり、その後レポートの嵐、バイト・合コンなんてしている暇ないぞと、とどめ(爆)
こうまで言われてやっぱり理系が良いというのは、余程の覚悟か、どうしても行きたいところがあるものだけでしょう。さっそく終わるやいなや 揺れ動く者多数。「先生、やっぱり替えた方がいいかなぁ。」「先生、看護の大学って文系でも行ける?」等々、目論見通り。
でも大変なのはこれから。様々な生徒の相談を受け付ける係なので、多分恐ろしいことになりそう。やれやれです。