空き時間にテスト作り。国語科の先生方からは「早過ぎる!」と非難されるが、I川先生なんて印刷まで終わっているんですから、 なぜ私だけ責められる?途中教科会議で、教育課程やら、例のアンケートやらが話し合われる。個人的にはどうでもいいと 思うことばかり。でもまぁ決めねばならぬことがいっぱいあるんですよね。
LHRの時間に速攻で席替えをして、男子のみクラスレク。男子は2チームに分かれてサッカー。何でも負けた方は罰ゲームとして、 次の体育の時間寒いのに半袖短パンでやるらしい。私も強制参加をさせられそうでしたが、寒いので拒否。なんかみんな楽しそうに (いや、どちらかというと真剣に)やっていました。男子は男子だけでけっこうこういうのが好きらしく、みんなで頑張っていました。 で、女子はというと、寒いので教室内でお喋り…。中には勉強している子もいて、まぁ平和に過ごしていました。アイドルの 話をしていたり、携帯で着歌を流していたり、なんだか今時ですよね。そんなわけで日々平和なり。
国語科では皆どこかしら体調悪し。Y倉先生は熱が出ているらしく、いつも以上に"ゆるゆる感"が増して辛そう。F川先生も 睡眠時間が1時間ということでハイになっているし、何だかみんな疲れています。12月は文字通り走り回らねばならぬ忙しさが 目に見えています。2年生は修学旅行があるし、その前にみんなテスト作りにヒーフー言っているし…。お疲れ倦怠感が漂っていますが、 みんな老骨に鞭打って頑張っています。若い教員がいなくなって久しいですが、やっぱり若くて溌剌とした若手がいると、 こういう時活気が出るんですよねぇ。今じゃ病気の話題ばかりですから(爆)
今日の授業で、古典の助動詞「らむ」を説明したときに、「これは現在推量の助動詞の『らむ』だっちゃ!」と言ったとき、 クラスで数人がうけていた。これにはちょっとびっくり!多分世代的には絶対通じないだろうと、自己完結ギャグ、もしくは 自己満足スルーギャグとして、言いっぱなしのつもりだったのが、わかるやつが若干でもいたのだ。ほとんどのやつは「?」という 感じで「またO−TEACER、変なこと言っているよ。」的な感じだったのだが、わかるやつが存在したのだ。「お前、『うる星やつら』なんて 知っている?」と聞くと、「ちょっとだけ。」と答えた。その話を国語科へ戻ってすると、ハマー先生曰く「世代の壁というか、 そういうものがなくなりつつあるのかも…」と語っておられた。確かに我々はマンガ・アニメ世代だから、この子たちの親も 同年代のため、当然そういう趣味嗜好が残っている。だから親になってもそういうものが身近にあり、親の好きだったマンガやアニメ、 昔の曲などが、今の子供たちにも意外と浸透していたりする。親が今でも自らマンガを買い、アニメも見るので、当然子供たちも 知るところとなるのだろう。何だかそんなことを考えた一瞬でした。
放課後、頼まれてテスト前の補習しました。まぁテスト範囲が広いので、生徒たちも大変。そこでなんとかして私から少しでも 問題を聞き出そうという意図が見え見えですが、そこはこちらの方が一枚も二枚も上手。そんな誘導尋問には引っかかりませんよ。 でも彼女らなりに勉強しているようでしたので、いくつかの覚え違いを指摘してあげるにとどまりました。こういうふうに 自ら聞きに来るグループは、実は心配ないんですよ。逆に質問にも来ないやつの方が心配です。質問できない=何を聞いていいかも わからないということですから。とりあえず私の方も問題は完成したのでちょっとは気が楽になりました。やれやれ。
授業の方は、今日でどのクラスもほぼテスト範囲終了。これで火曜日からの試験に間に合いました。合間に突発的な小論文添削及び 指導もする。テニス部の子なんでむげにも断れませんからね。そして今頃来たインターハイの記念誌の原稿依頼を何とか書き上げて メールで送ったり、色々雑務に追われ通し。息つく暇もございません。放課後も学校HPの素材を加工したりしました。 ちょうどこの時期、中学生の高校選びが本決まりとなる時期ですから、高校のHPを見る親も多いので、気を遣います。 やれやれ。
いちおう連絡内容もあらかじめ示されていましたが、なんか日曜日の夜なんて、みんなきちんと回るんだろうかと不安に思っていました。 何となく7:30頃電話の前で待っていたのですが、かかってこない…うーん、どうしたんだろう、こうなると風呂にも入れず テレビも落ち着いてみられず悶々と待っていました。すると8:00過ぎにやっと学年主任から回ってきました。「あっ、O−TEACHER? T田だけど。例の連絡文面わかっている?じゃあその通り。時間だけは8:00に直してよろしく。」とのこと。いちおう文面的には 「気象庁によると××地区で震度6強の地震が7:30に発生。すぐさま××高校に集合してください。」というもの。時間だけ ずれたようです。すぐさま次の順番のF島へ電話し伝え、無事終了しました。なんだか待たされてまくって、わずか10秒の仕事でした。
でもよく考えると地震が発生したら電話なんて不通なんじゃないでしょうか?通話が増えてかかりにくいこんな時に電話連絡は かなり厳しいと思うんですけれど…。おまけに学校へ参集せよと言われても、私みたいに車で1時間以上かかる人はどだい無理な話。 最近先生たちも転勤がこじれて、けっこう遠くから通っている人も多いですから、電車・車なんて使えない時には集まれないんじゃ ないでしょうか。そもそもそんな強い地震だったら、自分の家とか家族の方が大事なような気がしますけれどね。まぁ訓練しとくに こしたことはありませんが…。
と思いつつ今日学校へ行くと、某学年連絡ルートなどは、ほとんど不在ばかりで通じなかったらしい。というより「いない人は あらかじめ申し出てくれ。」と言ったとか言わないとか。これじゃ訓練にならないですよね。日曜の夜なんてつかまりづらいしね。 それと関連して今日の13:00には、同じように校内に訓練放送が流れました。「××に不審者侵入!対応願います。生徒は 誘導の指示のもと校庭へ避難!」というやつ。いちおう事務職員が「さすまた」持って不審者取り押さえシミュレーション。 最近物騒ですからこういうのも必要なんですよね。
と言いつつも今日から2、3年生は第3回試験。つまり後期中間テスト。1年生だけ科目数が少ないので、本日は午前中授業。 私の方はほとんど試験範囲が終わっているので自習。時々質問に来る生徒に答えるくらいで終了。
午後は学校のHPの手直し。細かいところが色々あるのでけっこう時間が取られました。あー、特に何もない一日でした。
そうそう、朝会で校長がまたなんか変なこと言っていました。この前、県から呼ばれてヒアリングに行ってきたので、 その報告をしたのですが「来年も現有人員数が確保できそうです。」だと。最近公務員もリストラが進んでいますから、 教員の数も減らされています。ただでさえ仕事が忙しくなってきているのに、これ以上先生の数を減らされても、 しわ寄せがあちこちで出てくるので、それだけは勘弁して欲しいと思っている人も多いようです。個人的には 頭数だけいてもあんまり仕事をしない人もいると思っているので、別にどうでもいいと思っているのですが、それでも 数はいた方がいいので、まぁ良いでしょう。でもなんか校長は『私の力で減らされずに済んだ!!』と思っている節も あるので、それは違うだろうと心の中で思っていました。でも問題はその後。「国語科と社会科の教員がだぶついているらしいので、 持ち時間が16時間に満たない場合は、小クラス編成するなり色々努力しないと、減らされることもあり得る。」だと。 って、国語科の教員が余っているなんて、我々のせいなんですか?それに国語科と社会科だけやり玉にあげましたが、 持ち時間16時間超えてない教科なんて、国語科と社会科だけじゃありませんよ。他の教科だってそうなのに…。 その上この時期になって持ち時間確保、教員の数を減らされないために小クラス編成なんて、本末転倒のような気もするが…。 うちの校長は、なんか思いつきで不確定な話をよくなされます。おかげで朝の打ち合わせが終わるやいなや、国語科では みんな大激怒。なんだ、あの発言は!国語科がだぶついているって!私のお腹の方がだぶついてるぜ!(爆) でもそんなヒートアップした国語科の先生の中で、唯一Y倉先生だけは「ところで誰か白菜いらない?」と 一気に凍り付くような空気を読まない発言で、国語科を和ませていました。まっ、いいか。
朝、教室へ行くと、生徒が一生懸命勉強している。まぁテスト中だけの光景なのだが、おきゃんな女子達が、 クラスの真面目で出来る男子のところに群がり「××く〜ん!ここ教えて(はぁと)」と言っている。こんな時 くらいしか相手にされないのだが、本人はまんざらでもないようで教えている。うーん、テスト中だけのモテ振り(笑) そうかと思うと、端の方では「もう数学なんてやだーっ!」と発狂している女子もいる(爆)
「先生ぇー、私の代わりに数学のテスト受けて下さいよぉー!」
「いいよ。じゃセーラー服貸して。」
「キモイー!!」
とまぁ朝からテストの緊張感を弛める私でした(爆)