今日も特にこれといって何もなし。授業して、教科会議があって、それだけ。後半クラスが心肺蘇生法をやっていたようですが、 今日も体育館は冷蔵庫のようです。大変そう。でも授業がない分生徒は嬉しいかも。微妙なところです。
でも今日のネタは別のことに関して。今日の人権教育の集まりで、とあるクラスがいつまでもざわついていました。前に先生が 出て話しているのにおしゃべりをやめない。いい加減怒られてやっと静かになるも、しばらくたつとまたペチャクチャ。このクラスは 割とこういうことが多いのです。まぁよくある、よく注意されるクラス…。で済めばいいんですが、この前の心肺蘇生法の時も ちょっと問題あり。いちおう朝の連絡で「寒いですからジャージだけではあれなんでコートは可とします。でも救急法を学ぶために動き回るので、膝掛けとか 手袋はなしで。」とありました。ところがこの問題のクラスは、5、6人制服のまま。そして女子は膝掛けゴロゴロ。他のクラスは きちんと言われた通りしているのに、このクラスだけルール無視。注意すると「聞いていない。」とのこと。どうも担任から ちゃんと連絡がいっていないらしい。とはいえだいぶ前にやり方については要項が出て、クラス掲示されているはずだから、見ていない 生徒の方が悪いというのは正論だが、そこはどの担任も改めて朝、ちゃんと連絡しているはず…そう、そこの担任を除いては…。
まぁこういうと個人攻撃のようで嫌なのですが、そういうルーズな担任もいるのです。よく言えば生徒の自主性に任せていると いうことになるのですが、悪く言えば放置。生徒は注意されなければ当然易きに流れ、どんどんいい加減になっていきます。そこを きちんと注意したり歯止めをかけたりするのが担任の役目。それをけっこう怠っているのです。それが常態化しているから、 クラスも落ち着きがない。小学校みたいに学級崩壊はないにしろ、適当感が漂っていて、「べつにジャージに着替えなくてもいいだろ。」 とか「膝掛けダメって言っていたけれど、関係ないよね。」みたいにルール無視のやつが増えてきてしまう。
これも一クラスで収まっているなら、まぁ担任の責任でいいのですが、学年全体になると目立つし統制が取れません。「なんで あのクラスだけいいの!?」と不満が出てくるし、学年の統一した指導もやりにくくなる。そのことを担任の先生に指摘したいのですが、 ベテランの先生だけに言いづらい。その人なりのポリシーもあるだろうし…。でもけっこう理想論主義者で、いつも言うことは 偉そうなんですが実践が伴っていない。所謂足並みが揃わない状態になります。1年の最初にきちんと締めておかないと、この後どんどん 崩壊してしまい、来年クラス替えしたとき収拾がつかなくなりそうで怖いのです。こういうことはけっこう波及効果があるので、学年自体が だんだんだらけて、3年次には大変になるかも。そんな危惧を持っています。ベテランだからこそちゃんと指導して欲しいのになぁ…
今日から2年生が修学旅行明けで登校。みんな沖縄を満喫したようで、テンションが上がっている様子。私はいつものようにお仕事三昧。 まずは年末にむけてまだ授業があるので、そのプリントを印刷し、もうひとつ、冬休みの宿題プリントを作る。もちろん授業の合間にね。
今日の総合学習は私が代理でやる。いや本当は副担任と担任がペアになっているのですが、ほとんど副担任のT野先生にお任せしているため、 普段は全然関わっておりません。でも今日T野先生が私用で不在のため、代わりに出ることに。とは言っても何をやっているか いまいち知らない。どうやら班別発表のために、大きな模造紙に色々書き込む作業をしているらしい。で、今日はその作業を図書室で 勝手にやっているので、監督すればいいとのこと。まぁ楽勝ですな。図書室で本でも読んでいれば…と思ったのが浅はかでした。 「先生!糊と鋏貸して欲しいんですけれど!」「先生!この雑誌のここの部分、コピーしてください!」「カッターないですか!?」 「ていうか模造紙が足りないんですけれど…」もうその度にあちこち走り回り調達。うぇーん、こんなに大変なのね。いつも丸投げして ごめんね、T野先生。
昼休みにテニス部の2年生がお土産を持ってきてくれる。携帯に付けるキーホルダー。そこには「にふえい でいびる」と訳のわからない 呪文が書いてある(爆)聞いてみると沖縄の言葉で「Thanks a lot」という意味らしい。すっかり沖縄にかぶれてきて、本当に 楽しそうに思い出を語ってくる。また戦争の跡などにも行き、かなり衝撃を受けてきたらしい。こういう色々な文化や体験ができ、 感動を味わえただけでも大成功だったのでしょう。学年主任のハマー先生、ご苦労様でした。さて来年は私も行くぞー!
授業で、たまたまマザコンの話をして笑いを取るも、どうやら男子の中には潜在的にマザコンタイプもいるようで、 女子が「けっこう笑えないよね、うちの男子。」と言っていたのには、こちらも納得。年々男子が退行化してると感じるのは私だけ?
相変わらず授業は超スパート。年内にキリの良いところまで終わらせるため、1時間に詩を2つというハイスピード。生徒も 鑑賞する間もありません。教科会議は成績のことと、忘年会の件。木曜日ですから煮詰めなきゃならないこともあり、あたふた。 まぁ出たところ勝負と思っているのですが、みなさん真面目だから用意周到にしたいらしい。私はどんな格好して出ればいいの?
6限目のLHRで、席替え&進路カード記入。この前の模試の結果が返ってきたので、それを配布しつつ、軽く説教。 だってあまりに悪すぎるんだもん。今後の進路に響くぞと脅しつつ、「じゃあ、そこに書いてある偏差値を各自の カードに記入せよ。えーと、まずは上の欄の…」と生徒のカードを見ながら説明しようとすると、担任名のところに 「Mr.O」と書いてある。なんできちんと「O先生」と書かない!ふざけて書くな!と注意しようとしたら、みんなそう書いてある。 真面目な子たちも全員、担任名のところに「Mr.O」と書いてある…。あれっと思い「なんでみんなそう書いてあるんだ?俺、そんな こと言ったか?」でもいくら不真面目な私でも、こういう大事な進路カードに、そんなふうに不謹慎に書かせる指示はまずしない。 すると「これ書いたの4月当初ですよね。その時先生が出張でいなくて、代わりに来たTTがそう書けって言いました。」 TT先生か!!やられた。こんなところで笑いを取るとは…。4月当初にこんな罠を仕掛けとくなんて…。今頃になって笑って しまいました。恐るべしTT(爆)
放課後職員会議。早々と推薦入試の要項説明。あまりに長くて寝そうでした。でもとりあえず今日も終了。うーん、まだ冬休みまで 遠い。やれやれ。
国語の方は冬休みの宿題を指示。百人一首の暗記など。生徒は「英語や数学も沢山出ているのに…」国語もなめてもらっては 困ります。それプラス、以前にもやりました「携帯短歌・俳句」も。携帯で短歌や俳句を作って送信するというもの。今年も やります。生徒は面白いような大変なような複雑な表情。まっ、とりあえず今日も一日無事終了。
さて、ここで一言。4年前に入院して以来すっかり健康に自信を無くしておりました。毎月の病院通いもかかせず、いつ悪化し 再入院するのかという恐怖におびえながら日々過ごしております。その時思ったのは『とりあえず2年ずつ生き延びよう。』という ことでした。2年生きられたら良しとしよう。そしてまた次の2年を目標にしようと思っていました。そうして無事4年生き延びました。 ですから今日は単なる自分の誕生日というよりは、生存率4年目の記念日と思っています。次はまたあと2年。そうやって少しずつ 頑張れたらいいと思っています。医者はいつ突然悪化するかもしれないので、そのつもりでと言われているので、 まぁ覚悟しつつ生きているつもりなんですが…。自分で自分を祝いたい、そんな一日でした。