そうしたら案の定、うちのクラスは3限目に回ってくるはずだったのですが、全然来ない。どうやら1限目から大幅遅延。なんかひとりに 5分くらいかけているらしい。だいたい一クラス40名以上もいる学校ですから、テキパキやらないと終わるわけがない。ところが なんかひとりひとりと話し込み遅々として進まない。世間話すらしているらしい。おいおいこんなのパッパと事務的にやってくれよ。 すでに1限目の段階で予定の半分も終わっていない…。もう養護教諭もやきもき。だいたいクラス全員がきちんと順番通りやるのは 無理な話。体育で男女別になったり、芸術や選択科目でバラバラになったりしているから。しかしそんなことは全然お構いなし。 もうすでに昼の時点で授業時間内に終わらないことが判明し、後日に振り返るように画策されたが、どうもこの女医、聞く耳を持たないらしい。 校長がわざわざお願いに行ってもダメだったらしい。そのため大幅延長。結局3年生を優先したために2年生は後回し。放課後まで 延々居残り。よく生徒が暴動を起こさないと感心しました。
そしてその女医に長い○○があるとは決して言うまい。結局終わったのは5時。おいおい、放課後の時間も終わっているよ。やれやれ。
内容はいちおう国語の先生なので近松門左衛門のやつなので、だいたい知っていたので、ついつい単調なあたりではこっくりこっくり。 すると終わってからうちのクラスの奴らから「先生、寝過ぎ!」と注意されてしまいました。面目ない(笑) でも生徒たちだって「内容わかったか?」と聞くと「なんか全部古典でしゃべっているし、字幕がないところなんか全然 わかんなかった。」とのこと。まだまだ歌舞伎のおもしろさがわかるまでには時間がかかりそうです。
まずは朝のSHRに連れて行く。自己紹介させていちおう顔見せ。その後まず1限目の私の授業を見せる。別に緊張はしないんだけれど、 次週から教習生に授業を引き継ぐために、何とか今の教材を早く終わらせなきゃならないために、説明ばかりで早口に。うーん、こんな 授業見せたくないんですが…。
2時間目に、予定の3週間のスケジューリングをする。今週は色々な先生の授業参観をして、学ぶことにし、来週から早速授業をやって もらい、この日のこの時間を研究授業にしようと相談する。いちおうだいぶ前から授業変更などしていたので、それを考慮して計画する。 でも本人はあまり緊張しておらず、生徒ともうち解けて話しているようなので、ボチボチいいかな。その後は色々な先生の授業を 参観したらしい。
6限目のLHRで文化祭の内容決め。第一希望は飲食店となり、焼きそばを作りたいらしい。しかし僅差で破れた第二希望に 個人的には固守。なぜなら「劇」だから(笑)いちおう私の原案は述べておきましたが、どうなることやら。
その後あれこれ仕事をして、もちろん授業もボチボチ。いちおう実習生の面倒も見ていますが、とりあえず今は様子見といったところでしょうか。 来週から授業が始まれば指導することもあるでしょう。というわけで今日は特になし。
さてその教育実習生ですが、いよいよ明日一発目の初授業があります。本人はかなり色々教えようと指導案を練っていますが、私から見て、 分量が多すぎで、多分終わらないと見た。あれもこれも教えようとか説明しようと意気込みますが、実際時間通りなんていかないのが 授業。ましてや生徒のリアクションなどによって刻々と変わるし、不測の事態もままある。例えばプリント一つ配るにしても「先生ー、足りないー」と 言ったり、資料集を持っていないやつがいたり、ましてや発問の時に予定通り答えが返ってくるなんてことは、そうそうない。それを見越して 余裕がある計画を立てないと、うまくはいかない。しかしそんなこと初めてやる人にはわかるわけがないし、身をもって体験してもらうしかない。 その授業の「場の雰囲気」をどうコントロールするか、時間をどう流していくか、そんなのはキャリアを積んでもなかなかできないことです。 でもその難しさを体験するのが教育実習なんですけれどねぇ。私だっていまだに全然ダメダメ授業ですけれど…。とりあえず色々 体験して悩んで工夫することが大事でしょう。空き時間に少しだけレクチャーして、授業で使うプリントを印刷してあげて、 いよいよ明日本番です。
放課後、この前のエンドレス歯科検診の余波で中止になった古典の補習を行う。今回は助動詞編だったのだが、相変わらず20人ほど参加するが、 とりあえず覚える優先順位を教えて、どこまでやるか自分のキャパに応じて目標設定させる。
そして放課後また実習生のリハーサルに少しだけ付き合い、無事終了。一日って長いわ。
3時間目にいよいよ実習生の初授業!いちおう指導案は見せてもらいましたが、なかなか盛り沢山。予定通りにはいかないだろうと 思っていました。もう一人の実習生が「見学させてもらっていいですか?」と言うので、もちろん承諾し、二人で後ろの方で見学。
中身の方は、そりゃあ初物ですから緊張感丸出しのいっぱいいっぱいな感じでした。それでも声は大きく出ていたり、見た目としては 落ち着いてる風に見えたし、説明自体もまずまずでした。そして指導案通り時間内に収めていました。それはなかなか立派。 でも本人は終わってぐったりしたようです。
内容的にはぼちぼちでした。ただやっぱりプロの目から見ると(というほどすごくはないが)やっぱり色々問題点は見えてきました。 たとえばスピード。板書して説明してすぐ口語訳して(古典で「源氏物語」やりました)またすぐ板書…生徒が完璧について来られません。 要するに予定通り進めようとするあまり、生徒の動向やら学習活動が見えていないのです。生徒は理解しないままどんどん 進んでしまい、途中から落ちこぼれ気味のやつもいました。中には「先生!もう一回訳言って!」と言うやつがいたので、まとまりましたが、 あのままだと最初からけっこうきつかったでしょう。板書も少し小さめだし、発問もあまりしなかったので、まぁ講義をやったという 印象。それでも説明自体は不備もなかったので、ぼちぼちでしょうか。反省会でもそのあたりを誉めたり次回の課題にしたり、 とりあえず注意すべき点を指摘しておきました。
とは言え、自分の時に比べれば雲泥の差。今でこそ普通にやっていますが、そのときは声は出ないわ生徒の方を向けないわで、 ダメダメ実習でしたから。それと比較すれば堂々としていました。課題はあるけれど、少しずつ改善していけばどんどん良くなるでしょう。 とりあえずこちらも、ドキドキしながら後ろから見守っていました(笑)
でも今日は授業変更など頼まれていたので、4コマの授業となりけっこうヘロヘロ。でもまぁしょうがありません。途中やっぱり 事務仕事したり実習生の面倒見たりで一日終わりました。でも朝と帰りのSHRに行かないせいか、ちょっと淋しいような楽なような。
放課後は部活でしたが、雨で外に出られなかったので、室内でトレーニング&マッサージ大会。生徒にマッサージのやり方を教えて お互いにやらせる。日頃マッサージ通いをしているので、やり方は詳しい(笑)生徒たちもお互いにマッサージし合っていると、気持ちよくて 眠りこけそう。高校生も疲れているんですね(爆)
2時間目は授業だったのですが、午後からPTAがある関係で、自由に保護者が授業参観できる時間帯でした。とは言っても高校となると めったに来ないのですが、なぜか私の授業に一人来室!20分ぐらいじっくり見られました。たまたま漢文のまとめをやっていたのですが、 なんだか緊張してしまいました。しかし今日は助字の説明ばかりだったので、多分聞いていても楽しくなかったでしょう(笑)
また3年生も進路ガイダンスがあり、卒業生が沢山来て色々話をしに来たのですが、私のクラスだった子も2人ほど来校していて、 懐かしい話をしました。みんな立派になって嬉しい限り。「お世話になりました。」と元気で顔を見せに来てくれることは教師冥利に尽きます。
その後PTA総会もあったのですが、部活にかこつけバックレ(笑)こちらにもOBが来て練習参加。いよいよ最後の県大会まで あと一週間。怪我なく調整せねば…。そしてその後は実習生に、次の現代文の授業の指導をして無事終了。今週は長かったわ。 先週の土日関東大会でヘロヘロになって、おまけに土曜日まであったんだから。もう身体ボロボロです。あー、休みたい。