今日は特色化入試の発表。ちらっと発表の様子を見に行く。相変わらずの悲喜こもごも…なのかな?あまり歓声が上がらなかった。 そりゃそうだよね。倍率が3倍以上あるから、落ちる子の方が多いくらい。100人近く受かって300人くらいは落ちてるんだもん、 そりゃ歓声は少なめですよね。それより「これで一般(入試)はランク落とさなきゃ。」と呟いている子が印象的でした。いつの 時代も受験って厳しい…。
そんでもって授業はバンバンやる。でも今日は短縮だから少しだけ楽…。なぜなら放課後に百人一首大会があるから!昨年はクラスの 名誉がかかっているからと、クラスで実際にやらせてみたり、百人一首のテストを合格するまでやらせたりと、かなり力が入って いましたが、今年は全然やる気無し。「先生、授業潰してやろうよー」と言われても全く無視。「古典の先生として、自分のクラスを 勝たせたくないんですか!?」それならメンバーをじゃんけんで決めるなよ、おまいら(爆)それなのになぜかメンバーに選ばれた とある男子が昼休み来て「先生、ちょっと練習したいんで百人一首の札貸してもらえませんか?それと先生、詠んでくださいよ。」とのこと。 仕方がないので、昼休みに教室へ行って4人くらいで百人一首をしてしまいました。私が読み手で。すると「けっこう楽しいですね。」だって。
そしてまたまた学校HPの更新。吹奏楽部が定期演奏会をやるので、そのお知らせを載せてくれとの顧問からの依頼。これにまた 40分くらいかかってしまいましたが、まぁお仕事ですから。おかげで今日予定されていた自分の仕事が何も出来ず。あー。
で、百人一首大会は、期待しないで見に行きましたが、これがことのほか善戦。全然ダメかと思いきや、代表5人はぼちぼち奮戦。 ただし昼休みに練習したやつは惨敗でしたが、女子が奮闘し、2勝2敗で最後の一人に勝敗がかかりました。おけに取り札が 2枚ずつという僅差。しかし最後の最後のところで負けて、初戦敗退。まぁそれでもよく頑張りました。かなりの善戦でしょう。 まっ、そんなわけで色々あった一日でした。
授業が実は残り少ない。2月下旬に入試もあるし卒業式が終わればすぐテスト。2単位のやつはあと4時間程度。そろそろ範囲のことも 考えなければならないし、テスト作りもせねばならない。うーん、ぼちぼち取りかからねば。学校のHP更新したり小論文テキストの 添削したりしていて、時間が足りない。けっこう焦っています。おかしいなぁ、予定では全然余裕だったはずなのだが、予期せぬ 仕事がどんどん入り、スケジュール的にどんどんきつくなる。とりあえず目標は今週中に2つあるうちの1つの半分くらいは作る…。 無理だと思うけれど(爆)
そんなふうに問題作りで頭を悩ませて、顔をしかめていた放課後。国研を覗いてコソコソ話している声が聞こえる。 「なんか…怖い顔してるよ。」「機嫌が悪いのかなぁ。」「大丈夫だよ。」と丸聞こえ。誰かと思ったらテニス部の1年生達。 廊下へ呼び出され、行ってみると、みんなで勢揃いし(12人)声を揃えて「先生!いつもお世話になっています!ハッピーバレンタイン!これからも よろしくお願いします。テヘッ!」と振り付きで渡されました。放課後だったので、廊下を行き来するバスケ部の生徒や 他の人たちに見られて、超こっぱずかしかったです。何かの羞恥プレイですか。どうやら同じようにもう一人の顧問のH先生もやられ、 廊下で室内トレーニングをやっていたサッカー部のやつらに好奇の目で見られたらしいです。うーん、普通に渡してくれよ。 ありがたいけれど、何だか超さらし者でした。
というわけで沢山もらえてありがたいけれど、お返しのことを考えると大変だ。あー、けっこう散財になるかも…。
帰りのSHRをしに教室へ行ったらびっくり!マスクをしているやつが7人もいた!朝の時点では2人だけだったのに。風邪かと 思っていたら、このポカポカ陽気で風も吹いているこの天気。もしやというかやっぱりというか…「花粉症」のやつらでした。 「今日はかなり飛んでいます。辛いです。」と目をしょぼしょぼさせている。こんなにいたの?でもよくよく聞いてみると、まだ 花粉症気味のやつが数人いるらしい。クラスの1/4が花粉症ってすごくないですか!?なんかみんなマスクしていて、暴走族の集会の ように見えたのは私だけ?
放課後は職員会議。3年生の卒業認定会議は無事終わり、卒業式とかに関することがチラホラ。いよいよ年度も詰まってきた感じです。
1時間目は校長面接。管理職は全員の先生と面談をやらねばならないので、なかなか大変だと思われます。まぁ我々の三者面談と 同じ感じでしょう。内容はまぁ仕事の件ですが。とりあえず担任、部活指導、朝の補習、Web更新のことなど、多忙を労われました。 まぁそこそこ仕事をしているので、感謝されて当然でしょう(爆)中でも学校HPのことが話題になりました。部活の大会結果を 中心に、マメに更新しているつもりなのですが、より充実させて欲しいとのお達しでした。ならまず「校長の挨拶」の文から 是非お願いしたい。前校長の文をほぼそのままパクった感じで変わっていませんので。隗より始めよ。まぁ後はぼちぼち世間話を したくらいで、20分くらいで終わりました。
朝のSHRの時、とある男子が嬉しそうにしていました。何かと思ったら3600円と書いてある紙を持ってにやけている。 どうやら芸術の返金があるらしい。芸術は音楽、美術、書道に分かれており、それぞれ様々な材料費がかかる。ただし個別に 徴収していると大変なので、一括して4000円近く集めている。書道は半紙代やら墨、はんこを作ったり、美術は美術で、 キャンバスやら絵の具やら、けっこうかかる。ところが音楽はさほど経費がかからず、大幅に返金されるらしい。それを 生徒を通し、領収書を持ってきた生徒に直接返金するやり方らしいのだ。それでそいつははんこを押した紙を持って「これを 渡せば3600円が手に入るんだー」と浮かれている。おいおい、親にきちんと返せよ。親が払った金だろう。ちゃっかり 自分の小遣いにするつもりらしい。まぁ数百円ならまだしも、いきなり3600円戻ってきたら、そりゃあ高校生にとっては 大金ですよね。「何か食べに行こうぜ。」とか言っている。「お前、ちゃんと親に返せよ。親に言いつけるぞ。」「えー、 先生、黙っていてよ。臨時収入なんだからさ。黙っててくれたらジュース奢るから。」「えっ?本当?」「えっ?ジュースで良いの?ちっちぇ男だなぁ。」と 言われた。絶対ちくってやる(笑)
そして午後から出張。わざわざ県中央部まで1時間30分かけて部活の委員総会へ。行き帰りだけでクタクタ。もちろん来年度の 様々なことが決められ、びっちり会議が続き、ヘロヘロでした。今週も辛かったなぁ。
もちろんこれはボランティアですから、当然の如く1時間目から授業あり。そろそろ残り時数もカウントしつつの授業展開。この クラスはけっこう進んでいるから、ここはゆっくりやって、無駄話でもしてインターバルを取ろうとか、このクラスは遅れ気味なので、 ポイントだけを押さえて、枝葉はばっさり捨ててスピードアップしようとか、考えつつやる。うーん、こういう芸当が出来るように なったのも年季からかなぁ。昔はそんな余裕がなく、やるべきことの半分も終わらず、ましてや間を取るとかクラスの雰囲気を 読むとか、考えずにひたすらやっていたからなぁ。大人になってね>俺。
そして空き時間にまた少しテスト作り。1つめの2/3まで完成。このペースなら少し余裕を持って行けそう…って思っていると 遅くなるんだよなぁ。そろそろ2つめのテストの方も考えていかないと…。
さて本日の6限目のLHRは、「高校生の豊かな心の育成に係わるLHR」です(笑)昨年と同じく、クラスで様々なテーマで 話し合いをしろというやつ。知事の肝煎りのあれです。うちの学校のLHRは意外に行事関係で潰れることが多く、クラスレクで 使うことすらままならない現状。やれ進路のアンケートだ、やれ球技祭のメンバー決めだ、やれ文化祭の準備だと、常に何か やることがある。だから話し合いなんて、それも普通のテーマでやることはほぼない。だから話し合いは超下手。聞き上手なんだけれど、 自分たちで自主的に話し合うというのは、かなりダメ。それでも中学時代にディベートを経験しているやつもいるので、 やればできそうなのだが、誘導の仕方が下手なのか、どうもうまくいかない。とりあえず「公共マナー」に関するプリントを配って、 色々意見を出させた。でも何か時々素っ頓狂なものも…。途中からは私が主導権を握って、「廊下で携帯を使うのはOK?じゃ、教室内は?」 「電車内でシャカシャカ聞こえてくるのは?」と、色々聞いて意見を出させた。そこから「公共の場」って?どこまで?とか、 自由とわがままのボーダーラインって?と、話を広げたところで時間切れ。まぁディスカッションと言うよりは、アンケート書かせて、 意見を多少言わせて、途中お説教して(爆)で終わりました。終わった後に、生徒に書かせた「校内や友人間で感じた違和感エピソード」では、 良識的なものも多くて感心した。例えば「友達と話しているのにメールしながら相づちを打つ」とか「休み時間に教室内で追いかけっこしたり してふざけているやつら、うざい」とか「スカートの下にダボダボのスウェットを穿いて登下校している。同じ制服を着ていて、 同じようにだらしないと思われるのが嫌。」など、ふぅーんというものも結構あった。まぁうちの子たちは良識派が多いから、あれですが、 生徒と話してみると、電車内のマナーが悪い奴らもけっこう多いらしい。まぁそんなかんなで、まとまらず終了。 意識を喚起いることが目的ならボチボチでしょう。あー、疲れた。
昨年私がこのクラス分けの仕事をしたときには、後ろのタイムリミットを考えて、1月いっぱいで区切り、それ以降はいっさい受け付けなかった。 そうしないと、後の仕事が止まってしまうから。しかしその事を言うと「そのせいで、ある生徒が変更できず、今年一年間ずっと 苦しい思いをした。」と言う。なら、もっと前から生徒と何度も面談し、細かく相談してから決めさせろっつーの。たいして生徒と 話もしていないで、期間がだいぶ過ぎてから「実はこの子は××の希望だったんで、変更してもらえないか。」だって。そんなの 3月に入ってから言われても無理だっつうーの。「でも以前から悩んでいたらしいんだよ。」って言われても…。その時突っぱねた件を 蒸し返して今更持ち出されても。ちょっとその物言いに腹が立ちました。
でも結局、今回の係の先生が「まだ数日なら待てる。」と恩情を掛けてくれたので、再度呼びかけをして、数日で再クラス分けして、 微調整は次回へ持ち越しとなりました。と言っても来週は入試やらでやれるのかしら。やれやれ。