そしてその後さっそく採点。けっこう問題数を減らしたつもりなのだが、やっぱり時間がかかる。問題数減らして記述がほどほどあれば 同じ…。たっぷり6時間はかかりました。今回は最後ということもあり、やばいやつを救うために簡単めにしたら、平均点が結構高い。 あるクラスなんて7割以上…。まぁこの後は年間で成績付けるからならされるけれど、ちょっと甘く見すぎていました。
今回もテストの最後に欄を儲け、私へのメッセージを書かせたのですが、相変わらず授業は面白かったという、好意的コメント多し。 でも中には「毒舌過ぎ」とか「女子が引く内容もけっこうあった」とか「見ていてイタイ」など書かれていました(笑)まっ、イタイ教員なんだから 仕方ないけれどね(爆)
採点をしていると教頭がふらっと入ってきて、「O−TEACHER、こんなところで何なんだけど…」と言ってきた。そろそろ来年度の 校内人事の話が煮詰まってきて、色々な先生たちが打診されているという話は聞いていた。転勤者たちの話も一段落したし、来年 国語科に来るお二方の性別と年齢だけはわかってきたし、いよいよそういう動きなわけです。「えーと、O−TEACHERは 3年の副担で…」「えーーーっ!」マジですか!?担任じゃないの?3年担任で希望出したんだけれども、 降格ですか!?と思ったら「あっ、いや、間違えた。担任で。」って、教頭!担任か副担任かは大違いですよ!言い間違いにもほどがありますよ。 まぁ副担でもいいでけど(爆)そんなわけで私はいちおうそのまま持ち上がりとなりました。また別の件ですが、テニス部の顧問の方も、 男子の顧問である某先生が今年転勤。で、男子の顧問をやれそうな人が転勤してこないらしい。で、H先生と急遽鳩首会談。元々私と H先生が女子顧問なのだが、どちらかが男子に回らねばやっていけない状況になった。多分サブで入る人は指導的なことは無理だろうし、 かといって素人二人に男子部を任せるのも厳しい。どちらかが回る方が良いと思うのだが、どちらもやはり女子部がメインでやってきたため、 困ってしまう。私が男子へ行ってもいいのだが、流れ的なこともあるし悩むところ。とりあえず色々考えて結論を出すことにした。 こちらの方が頭が痛い…。
私も1限目は監督。そして2限目は自分の古典のテスト。特に訂正もなくミスもなく、珍しく無事終わる。そしてやっと採点にかかる。 しかしどうも昨日の採点疲れもあり、何か乗らない。なかなか進まず記述のところで引っかかり、四苦八苦していた。そこへまた その熱を出して受けていた生徒からメール。「病院行ったらインフルエンザと言われました。でも明日行きます。」とのこと。えっ!? インフルエンザだったの!?なら出校停止だよ。じゃ今日来たのもまずかったじゃん。みんなにうつしたかも(爆)ていうか先週末から 熱が出ていたなら医者に行っとけよ!とりあえず欠席扱いにはならないから、治るまで来るなと指示。テストのことはまた後で 指示するとメールしました。他の生徒にうつっていなければいいけれど…って、俺が一番近くで接して話していたよなぁ…やばいかも。 だから採点が進まないんだ!(爆)
あとはひたすら採点しましたが、あまりの出来の悪さにがっかり。最後だと思って頑張るかと思いきや、逆に手を抜きやがったな。 おまけに予想外の問題もけっこう出したから、みんな不出来でした。やれやれ。
見よ!このお返しの山。もうもらうのは楽だけれど返すのは大変ですよ。総勢40名近く、もうヘロヘロになりながら準備。 まずは朝からクラスの子たちへ配りまくり。ひとかけらでももらった人は必ず返す律儀さ(笑)テストだというのにいきなり朝から 食べるなよ!
テストが終了すると、2年生は来年の証明書用の個人写真撮影。とりあえず身支度を調えさせて撮らせましたが、いまいち髪が 微妙なもの、ノーメイクといいながら、それスッピンか!?というやつもいて、とりあえずところてん式に流す。こういうことしていると いよいよ学年末だと実感してきます。
採点は昨日一段落したので、今日から得点調整に入る。まだこれから何段階もやらねばならないが、まずは年間の成績と平常点などを 単純に評定に置き換える。いちおう式は作ってあったので、点数さえ入れれば出るようにしてあったのだが、そのまま普通に出すと やばいやつがチラホラ。さてどうしたものか。とりあえず本当にやばいやつを呼び出して、ノート提出の課題を申しつける。 こういう手順が必要なんですよね。やれやれ。
途中教科会議を挟み、職員会議もあった。こちらは転入考査の件。まっ、色々ありますよ。
そしてその後が大変。成績処理しているうちに、ひとつひとつ照らし合わせていると、やっぱり細かい転記ミスが見つかる。 コンピュータは間違わないけれど、人間はミスしますね。三度ほど見直して、教務PCの方へ入力。小票を出力しようとしたら トナー不足でまだらに出てしまうし、もう本当に慌ただしい。続けてすぐ教科会議で成績を審議し、来年度の持ち駒決め。 そしてその後入学者説明会があり、ちらっとだけお手伝い。そしてその合間を縫って、学習計画表の反省を書き上げ、履修案内の 文書も作る…。もう忙しすぎ。仕事ってこんなふうに一気に降り注いでくるものなんですね。あー、大変。
でもそれどころか、こちらは成績処理で大忙し。一覧表があちこちミスや記入漏れがあり、生徒に確認したり授業担当者に確かめたりと、 あちこち走り回る。そして何とか仮一覧表を出し、確認作業、通知票用の式入力、その他事務的なことをあれこれやる。でも全然終わらない。 あー、どうしよう。
そんな中学年主任から、来年度の持ちクラスについての打診。基本的にはどこでもいいんですが、いちおう希望を…と言われていたので、 出しておきました。するとそれが、とある先生とかぶっていたので、その調整で見えられました。この学校は、生徒的にはほとんど問題ない ところなので、どこを持ってもそれほど苦労することはないのですが、それでもやはり合う合わないがあったり、濃い薄いは存在するわけです。 個人的には部活の生徒がいなくて、なるべく教えたことがない生徒という希望で選んだのですが、結局第二希望のところに調整されました。 色々問題のある生徒もいるクラスですが、まぁぼちぼち面白いメンツもいます。どういうことになるか…。そんなことを考えていたら なかなか仕事が進まなくなってしまいました。やれやれ。
そして午後から学年会議。もちろん学年末の成績について。いちおう全員無事進級出来そうなので、担任としてはホッとしています。 その他教科書購入の連絡や新クラスのことなどちょびっとあり、すべて終了。このメンバーの学年会議もこれで最後。やれやれです。
しかしこれで終わりではありません。本日は夜の部で、我が国語科の御大がご退職なさるので、その退職パーティー。やはり ここでも波乱あり。司会のY先生がいきなり式次第をすっ飛ばすというお約束をやってくれました。さすがうちのエースです(爆) それでも会は和やかに、御大の人柄をあらわすようなエピソード話満載でした。今回びっくりしたのは司書のE先生が実は ジャズシンガーだったということ!その歌声にびっくりしました。いやー、こういう知らない面が、色々あるのだと 再発見がありました。主役の御大とは、私も少しのお付き合いしかありませんでしたが、 その漢籍の学識の深さに感銘し、また時々世俗的なことにも詳しく、そして何より暇なときによくした「大河ドラマ」批評は とても楽しかった思い出があります。是非今後もご健勝であって下さい。そんな一日。