というわけで本日から後期になります。のんびりムードが一転して朝からハードワーク。というより10月ですから、この時を区切りに 一気に色々なことが押し寄せてくるわけです。まずは前期の反省ということで学習指導計画やらLHR計画の反省や評価など、記入する 用紙が配られました。いつもならたいして面倒とも思いませんが、3年担任として仕事しているとうざいものです。
で、センターの志願票チェック、B期の子への連絡、C期推薦への提示、模試の申込の案内…と進路関係のことが山積みで、あたふたしております。 朝の連絡も半端なく沢山あって、とても生徒達は覚えきれないと思うし…。専門学校や早いところはもう受付が始まっているし、 それらを指示したり確認するだけで手一杯。なのにまた相変わらず不登校たちも数人いて、全員揃わず仕事進まず。うーん、 もっと受験期が近づいてきたらぞっとします。
空き時間には推薦書をひとつほど書き上げる。記入欄が10行もあって泣く。でもあと9人くらいは書かねばならず、それをやるのも億劫。
LHRの時間に席替えして、推薦のことについて説明。C期に大物が残り、それについてちょっと話す。その後推薦を受ける予定の数人を 呼び出して、推薦書のこととか、願書の書き方についてレクチャーする。それで終わるが、また放課後、色々相談したいやつがいて あれこれ話を聞く。その後部活に出て、暗くなってきてから戻ってきて、再び推薦書書き。なんかこうやって書いていると、やっぱり 進路のことばかりになりますね。まぁそういう時期。
本日も朝から推薦書書き。毎日同じようなこと書いている気がします。今日も下書きを2人分、清書を2人分、計4枚書きました。 どれも記入欄が山ほどあり、もうはっきり言って拷問というか罰ゲーム状態です。いや、それでも他教科の先生に比べれば、いちおう 国語科の端くれですから、書けなくはないんですが、それでもやっぱりそれなりに気を遣うものですから疲れるんですよ。 だから4枚立て続けに書いたら、えらく消耗しました。朝からげんなりです。
そろそろテストも近づいてきたから、試案というか原案を考える時期なのですが、毎週末試合だし、平日は推薦書やら個人面談やらで、 本当に時間がありません。どこかでまとめて時間取らないと本当にやばいなぁ…。
今日はセンターの志願票提出日だったのですが、あれだけ口を酸っぱくして言ったにもかかわらず、3人ほど出ていない。一人はまだ 朝書いているし、二人は遅刻で「すぐ持っていきます!」とメールしてくるし…万事がこんな感じなんですよ、うちのクラスは。 だらしないというかいい加減というか、本当に間際で慌てるヤツばかり。担任の気苦労は絶えません。
放課後に前回のB期で推薦を受けられた者の、説明会がありました。総勢60名!もうこれだけ推薦受けるんですね。中でも指定校組は、 もうほぼ確定だからルンルンだし、一般推薦のやつもわさわさしていて色々大変でした。もちろん内容は推薦の手続きのやり方やら、 今後の流れですが、こんなに大人数じゃきちんと伝わらないのでは?と思いました。うちも総勢9人もいますから、結局個別に やるしかないんですよね。まぁそんな一日。
とはいってもちょっとだるくて鼻水が出る程度ですから、仕事に支障なく本日もぼちぼち。でもって、いきなり朝から怒りモード。男子 二人が1時間目さぼってぼけぼしていたらしい。それもF先生の古典を!後の怖さを知らないやつらめ。いきんり大目玉を食らい、私にも 注意され、ばっくれようとしたらしいのだが、おとなしく一日小さくなっていました。まぁ、私だって高校時代はよくさぼっていたから 怒れれる筋合いじゃないんですけどね(笑)
空き時間にテスト作りしようとしたのですが、なんか10点分くらいしか作れず、やばい。そろそろ焦らないと。
放課後、全校集会で冬服制服・頭髪検査。相変わらずピアスで耳チェックですが、なにか?でも嬉しかったのは、うちの学年が一番最後じゃ なかったこと。いつも長々とやる学年なのに、今回は2番目に終わり、なんか勝った気分(笑)そんな一日。
授業変更がひとつあって、本日2時間のみ。おかげで空き時間がそこそこあり、テスト作りに没頭す。私は毎回現代文と古典と、2つ作ることに なっているのだが、今回はあてにしていた土日が部活の大会のために使えないし、3年担任として面談とかがあるので放課後も使えないし、 けっこう切羽詰まっていました。だからこういう時間が空いた時は必死です。久々に集中力を出して、とりあえず現代文のテストを70%まで 完成させる。まぁこれも2、3日寝かせてから再点検しないと、使えるかどうかわからないのですが、それでも普段なら3、4日かかるところを、 一気に作り上げたので、自分としては満足。とは言っても3年前に自分で作ったテスト問題の焼き直しなんですけれどね。
おかげで今日はひたすらそればかりやっていたので、頭と目が疲れました。集中しすぎると頭がボーッとするし、目もシバシバしてきます。 年ですね。昔はこれくらいの集中力はどうってことなかったんだけどなぁ…。
授業の教材で、ピカソのことを書いた文章をやっているので、司書の先生にお願いして、ピカソの画集を山ほど用意してもらった。それを 使いながら授業をすると、やっぱり生徒の食いつきはいい。視覚的なものがある方が、生徒も納得しやすい感じ。でもこういうものを 準備して、組み立て、こちらも一生懸命ピンソについて勉強して、4〜5時間かけて教材研究しても、授業で喋るのはたった10分程度 だったりする。まぁ授業ってそんなもんですが、そういうところは生徒にはわかりませんよね。世の先生達というのは、多かれ少なかれ みんなそういうふうに裏で頑張っているものです。いや、仕事している人というのはみんなそうだと思いますが、生徒も含め、目に見えるところでしか 評価しない人っていますよね?最近話題の先生達の評価というのも、そういう視点でしか見ていないんでしょうね。そんなこと、ちょっと思いました。