と言っても今日の体調がすこぶる良いというわけではありません。まずまずというところです。本日は試験監督を2つ連続でやっただけ。 その試験監督中も、今度ある国語部会の段取りやら、準備することなどを考えていたら、あっという間に経ってしまいました。 考えれば考えるほどやることがありそうで憂鬱。
そしてその後、お昼は、国語科の送迎会。だいぶ時間が経ちましたが、夏休みまで、産休で来ていただいていたO田先生の送迎会。 ちょっとこじゃれた蕎麦懐石のお店に、国語みんなで繰り出し、しばし歓談。転勤されたハマー先生も見えられ、みんなで ちょっとした息抜きの昼食会をしました。こういうお楽しみもたまにはないとねぇ。
ここでちょっと別ネタ。このところ、校内的には色々あるようで、管理職と、とある学年団が、某行事を巡ってあれこれやっているらしい。 まぁ詳しくは知らないので無責任なことは書けないのだが、噂ではけっこう揉めているらしい。管理職側はあれこれうるさいらしいし、 学年の方も今までのやり方を通したいらしく平行線のままらしい。まぁこの辺をうまく収めるのが管理職の技量だと思うのだが、どうなることやら。
ちょっと話はずれるが、この前朝の打ち合わせで「出張旅費が足りなくなってきているので、協力をしてください。」という連絡が 管理職からあった。えっ?って思った。出張って、上の方から××の出張に行け!って命令が下るのに、お金がないから自重しろっていうの? ならその出張命令自体を上の方から止めればいいのに、こちらにお願いするって変じゃない?そもそも矛盾していますよね。 だいたい無駄な出張命令も意外とある。たいして効果もない研修会へ行けとか、今回みたいな国語部会なんて、年に三度もある。その度に 県の端から端まで、その学校へ行かねばならない。そりゃあ旅費だってかかりますよ。いらない出張命令を減らせばいいだけなのに、 なぜ我々に協力を求めているの?わけがわからない。
ただ、それとは別に、たとえば家庭訪問なんてのも、いちおう出張命令だったりする。うちのクラスに不登校の子がいたが、この子の 家に、けっこう頻繁に家庭訪問して様子を見に行ったりしていた。いちおうそういうときには、校長から出張命令が出たとして、書類を 書いて家庭訪問に行く。もしその時に何かあったら、職務として見なされないからだ。その子の家は、学校から片道1時間30分くらいかかり、 けっこう遠い。いちおう出張だからその経費として交通費がかかる。往復すればちょっとした額。それを頻繁に行っていたら、まぁ それなりにお金はかかる。でも生徒のためだし、親も話をしたいというので、よく通っていた。そうすると当然出張旅費がかさんだりする。
また部活の試合もそう。幸いうちのテニス部はこのところ強いので、地区大会を勝ち抜き、県大会へ行くことが多い。そうすると その大会の引率は出張ということになる。当然ここでも交通費は旅費として支給される。県庁所在地の会場までは、またけっこうかかる。 試合に勝てば勝つほどお金がかかる。それでもテニス部なんて精々県大会レベル。ところがうちの学校は吹奏楽部が関東・全国レベル、 写真部に至っては、この前日本代表として韓国へ国際親善として呼ばれていた。そうなると、もう厖大なお金がかかる。でも経費削減の折、 なるべく控えてくれという…。
つまりは、こういうまともな教育活動にお金が回ってこないという現実。変な無意味な研修出張はバンバン行かせる癖に、家庭訪問や 部活の引率は渋い顔をするという、あり得ない事実。生徒のために…という部分は渋チンで、お金を出してくれなくなりつつあるのだ。 このことについてあれこれ言い出すと、上の方と喧嘩になってしまうので、それならいいよ!手弁当で行く!金なんかいらないよ! 自費で金出して家庭訪問でも部活の大会でも行くよ!と啖呵を切ってしまうのだ。というか、そういうふうにして自己犠牲で、身銭を切って、 ボランティア的に頑張っている先生のなんと多いことか。そういうのって世間は知っているんですかね?
こんなに教育にお金をかけない国ってやばいんじゃないの?先生たちのボランティア精神だけで、それも自費であれこれやっている ってまずいんじゃないかなぁ。だから先生たちはどんどんやる気を失うし、やりたくてもやれなくなってきているような気がします。 お金はこういうところにかけてほしいですよ。不登校の子の顔を見て、一言かけてやる。それだけでも本人は少しだけ前向きになって、 見捨てられていない、頑張ろうかな、と思うようになってくる。この繰り返しが大事なんだと思うけど。でも上の方は「そんなに 家庭訪問行っても、効果がないようだから、出張旅費もないようだし、少し控えてくれ。」というのは、本当にまずいことだと思う。 お金がないせいで色々なことが出来なくなっているなんて、信じられません。
まぁ、たまにはちょっとだけ真剣なことを書いてみました。いちおう世間の皆様にも学校の現状を知ってもらう意味でも。 どう思われますかね?
空き時間に次の教材の予習。そして試験監督して、遅れた来たやつの追試試験監督をする。その後遅れて学年会議に出て、午前中は終了。 そして午後からは国語部会のタイムスケジュールを考えて、その他事務仕事をひたすらやる。明日から部活も始まるし採点も控えているので、 なんだか慌ただしい。やれやれ。
で、テストが終わるやいなややることが色々。まずは一般推薦の子の願書封詰め確認作業。そして次は小論文の子に指示、そして次は 昨日テストを休んだやつへ指示を出そうと…あれ?いない。どうやら呼び出したのを忘れて帰ったらしい。頭に来てすぐさまメールで呼び出す。 すぐ顔を出せ!さもないと0点扱いだ!と言って。すると本人は慌てて参上。ちょっと精神的に不安定なところがある子だから、頭ごなしには 怒れないけれど、それでも大事なテストを休んで知らん顔はまずいだろうと説教。あー、色々いるんですよ。
それらが終わってやっと採点に取りかかれた。今回は比較的問題数が少なかったので、それほど大変ではなかった。ぼちぼち集中してやったら 4時間くらいで終わりました。その後、明日からの答案返却のための模範解答やら、次の教材で使うプリントの印刷などやる。 あと部活も始まるので、その指示なども…。忙しいですわ。
でもそれよりも本日のメインはこれ。国語部会事務局との打ち合わせ。担当のO岩先生が来校。今度ある部会の打ち合わせをしました。 まぁだいたいのところはFAXでわかっているのですが、細かいところが色々あるので、それらを確認。いちおう疑問点はある程度 解消しましたが、やっぱりやらかしてくれたのが、本日持参する予定だった全体会の会場設置図を忘れたこと。頼んでおいたのに…。 まぁ、それでも寛容な私はドンクドラゴンの塚○似の彼を許してあげましたけどね(笑)その後校舎内を案内し、分科会会場など説明して 終了。やれやれと思ったら…事務室の人から声をかけられた。何かと思ったら「さっき事務局の人から校長先生にってお菓子もらったんだけど… よく見てみたら明日で賞味期限が切れるやつなんですよ!」だって。やってくれるな、塚○!赤福で話題になっている賞味期限切れる 一日前のお菓子を持ってくるとは、なかなかやるなぁ(笑)まっ、そんな一日でした。
授業の方は、まずはテスト返し。生徒達もあまりちゃんとやっていないという自覚があるから、点数が悪くても納得ずく。受験勉強に シフトしているやつは特にです。もうすぐさま授業やってやりましたがね。空き時間には、点数転記とか入力を少し。そして部活の大会の 申込用紙などを作成。色々事務仕事はあります。
休み時間ごとに「先生ー、この願書に書く志望動機見てください。」と再三再四来るやつもいる。志望動機なんて本人のことだから自分で 勝手に書け!と突き放してしまうと、本当にすごいこと書いてきたり、へんてこな文章を書いたりしてしまう。だから担任の添削もけっこう 必要なんですよ。案の定主述がねじれていたり、文意が通らないところで読点が打ってあったりと、ダメダメでした。なので何度も書き直させる。 これだけで毎休み時間がなくなる。
放課後には、またひとり願書の袋詰め作業を行う。こちらも不備がないかどうか確認しつつの作業。色々大変です。
今日の午前中は比較的空いている時間が多かったので、ひたすら教材研究。ちょっとだけ集中して、来週分くらいはストックする。 昼休みは千客万来。まずは一人一般推薦の子の袋詰め確認作業。これがまたズルズル。
「願書に写真は?」
「まだ貼ってません。」
「ここの親の年齢を書く欄は?」
「年を知らないんですが…」
「受験票に320円分切手を貼ったか?」
「80円切手ばかりなんで、宛名が隠れちゃうんですけれど…」
キッーーーーー!もう全然ダメダメじゃん。本当にこんなやつ推薦していいんですかね?もうしかりしかりやらせましたが…。 そしてその後は小論文添削の子。こちらも何だか何が言いたいのか皆目見当もつかないキテレツ文章だったので、あれこれ指示して 書き直しを命じる。
5限目に自分のクラスでテストを返し終わり、さて平均点は…と言いかけると「先生、ここの問題、○も×も付いていないんですけれど…。」 「悪い、悪い。じゃ付けるから貸して。」「先生、私もなんですけど…。」「あれ、ごめん。じゃそっちも貸して。」「私もですけど…」 ここで嫌な予感…。
「三番の問一のところ、○も×もつけてないやつってどれくらいいる?」
「はーーーい!」
と全員挙手!ぎゃー!全部つけ忘れていた!すかさず回収してつけ直す。本当にうっかり八兵衛です。そして放課後にまた別の子の 志願理由書を確認する。こちらもあれこれ手直しして推敲。何だか忙しすぎ。そして部活のミーティングしていたら、日番の放送… ぎゃーー、そういえば今日は私も日番だった!慌てて戸締まりに回る。うーん、何だか今日はダメダメな日でした。
ここでやっと朝の打ち合わせだったりSHRですもの、やれやれな週明けです。相変わらず朝は全然いなくて、もう怒る気力もなく、 提出物も滞り、何だかやる気を失います。といっても授業は手抜きせず、きっちりこなしますが、何だかテストが終わって、生徒の方も 呆けています。質問してもトンチンカンな答えばかり…。何だかこちらも脱力。
LHRの時間は進路アンケートして、席替え。そしてその後調査書発行手順についての説明をする。生徒の方はまだピンとこないかも しれませんが、もうすでにどこを受けて何通必要か考えなければならない時期に来ています。そのあたりの認識を持たせないとまずいのです。 でもさすがに自分の入試に関わるとわかると、真剣に話を聞くやつも多く、ちょっとだけ安心しました。でもまだ受験校を決めかねている やつも多く、「12月までに決まんない〜」とわめいておりました。
そして放課後職員会議。授業評価の話と人事異動の話。まぁいつものごとく多少のやり取りがあり、でもすぐ終了。そんな一日。
放課後は放課後で学年会議やら、再び小論文の子が来て、息つく暇もなし。なんでこんなに忙しいんだ?なんかテスト明け全然部活に 出ていないのですが…(泣)
そしてやっと空き時間があり、小論文を添削したり、成績処理をしたりする。そんなことをしていると、昼休みに、とある保護者から 電話がある。何かと思えば成績のこと。その子はとても点数が悪くてかなり低空飛行。この前もちゃんとやらないと卒業できないぞと、 色々脅した経緯がある。どうやら親御さんも心配して「卒業できそうでしょうか?」と電話してきたのだ。ちょっと薬が効きすぎたか? いや、でもそれくらいやばい点数でもあるので、今後の努力次第なので、ご家庭でもよろしくお願いしますと頼んでおく。
そして昼休みには長欠気味の子を呼んで話す。なかなか学校に来ないので、話すべきことが山ほどある。とりあえず追試の件だけは 確実に伝えて、きちんと来るように伝えるのみ。そして次に自己推薦を受けようと思っている子の話を聞く。本人は受けたがっているのだが、 よくよく要項を読んでみると一芸入試みたいな感じ。何かの実績がないと厳しい様子。でも本人は要項に書いてある「顕著な活躍」と いう部分を「部活に入っていたじゃダメなの?」と言ってくる。そりゃ確かに門戸を広く開けて、誰でも受けられ的なことを書いて あるが、これは倍率を考えても、本当に何かの実績がきちんとないとダメに決まっている。なのに部活に入っていたくらいで出願しようなんて 無謀すぎる。むざむざ受験料をむしり取られるだけですよ。第一、実績を証明するものなんて何もないではないか!しかしどうも 本人はピンと来ていなくて、「ダメなの〜?」と言う始末。もうやれやれです。そんなかんなで昼休みは終わる。
午後も空き時間に何とか明日の分の教材研究。そしてとどめは放課後に指定校組の子の袋詰め。これでとりあえず指定校組は一段落かな。