そして監督。やっぱりこの時間はテスト後の授業のことを漠然と考えたり、1月に入ってからの残り時間を考え合わせて、何をやろうかと ずっと思案していました。入試前だから、問題集的なものでもやらせて解説しようか…でもそれだとテストが困るよな、もう 推薦とかで決まったやつも各クラス1/4はいるしなぁ…。でも時間数は5時間くらいだから長い教材はやれないし…。なんて 考えていたら、あっという間に監督終わり。多分生徒からはぼーっと呆けている私の馬鹿面が拝めたでしょう(笑)
そして採点!と行きたいところなのだが、もうこういうときに限って突発的に仕事が入る。ひとつは、学校のHPに載せてくれと 部活の大会結果を渡される。急いでいないと言いながら、早めの方がよさげなので、それをやる。これで40分。さて採点…と 思っていたら、調査書が少しずつ上がってきて、机の上にドーンと散乱する。これを片付けないと採点するスペースもないので、 とりあえず清書書きしてある封筒に詰める作業をやる。これけっこう面倒なんですよ。調査書折って、入れて、糊付けシールはがして(これが 寒いためなかなかはがれない)、封して、緘印押して、日付印を押す。これを約200通繰り返す…。これで約2時間潰れました。 それでも清書してないやつも多数残っているから、まだこれで2/3ってところですか…。
ここでやっと採点に突入。ここからは集中していました。Y倉先生の集中力のなさを尻目に(笑)ひたすら○付け。私はいつも集中するために、 雑音が聞こえないように、ヘッドホンで音楽を聴きながら採点しているのです。もちろん記述のところは考えながらやるので、そこは 聞きませんが、単純な記号とかだと、リズミカルな音楽を聴いた方が能率が上がるのです。これ昔からで、単純作業になればなるほど、 テンポの良い曲を聴くのが私流。ちなみに音楽はユーロビート系が最適。でも採点しているときに聴いているのは、「DJ REMIX系」ですね。 これでも昔はクラブ小僧だったので(^^;)
そのおかげで4時間くらいで目途が付く。本当はまだ仕事があったのですが、まだ明日もあるのでここまでで退散。やれやれ。 こちらの方はぼちぼち終わるが、その他調査書の封詰め、部活の大会のトーナメント表印刷など、やることありあり。よって本日もここまで。
そしてその後に授業のプリントを印刷したり、教材研究したり、まだまだやることはあります。特に補習などで使う過去問のプリントは、 こちらも読み解くのに時間がかかり、頭をフル回転させないと解けないし、集中力がないと出来ないので、けっこう大変です。それに 2時間くらい。
その後久々に部活。こちらの方もこの後大会とかもあるので、いよいよ冬休みモード。忙しいです。風邪引かないようにしないと。
まずは朝補習。いまだ3名は来ます。来なくていいのに(爆)まっ、やりますけれどね。
そして、本編の方はさっそくの答案返却。文学史の難しさに文句を言われつつも、そんなの関係ねぇ(笑)という感じで、赤点続出のテストを返す。 その後時間が余ったので、評論によく出る単語の解説などする。たとえば「演繹・帰納」とか「ポストモダン」とか。でもこんな言葉より、 普通に使う「しのぎをけずる」とか「けんもほろろ」の方がわからないのも困ったもの。
空き時間にまたまた補習の課題文を解いたり、教材研究したりする。この時期にこういうことしているのは、なんか違和感がある。本当は 年末進行なんだけれど、そういう気分になるのもいつのことやら…。
空き時間にまた教材研究。時間数が違うため、たった一クラスのために一教材下調べする大変さ…。まぁ仕方ないですけれどね。その後 個表作ったり入力したり、それらをこなす。
で、4限で終了だが、その後調査書交付のために、まず10人残して放課後(と言っても5時間目)に封筒清書させたり、追加の学校名を 記入させたり、訂正などをさせたり…。これがたっぷり1時間はかかりました。もうこの期に及んで「先生、やっぱりこの学校も 受けた方がいいですかね?」なんて迷っているやつもいる。でもそれなんかまだマシ。もっとひどいやつは「先生、この受験雑誌見ても よくわからないんですけれど、この学校って漢文も試験科目にあるんですかね?」だと。自分が受けるところもよくわかっていないなんて…orz。 受験雑誌ひとつ読みこなせないようでは、もうその時点で大学へ行く資格がないと思うのだが…。
それらの調査書を作っているうちに午後の時間は過ぎ、あっという間に終わる。その後転入考査の教科会議、引き続き全体の判定会議あり。 まぁそんな一日でした。
PTAの広報から、広報誌に載せる「担任として卒業生へのメッセージ」原稿の依頼を受ける。まだこちとら調査書や成績処理で ゴタゴタしているのに、とてもじゃないが卒業なんてイメージできない。いきなり卒業生へのはなむけの言葉と言われても、 「早く解放されたい」しか思い浮かばない(笑)でもまぁ適当に書いておきましたけれどね。
授業も入試対応で、とある過去問などをやらせるのだが、できないやつは本当にできない。これで合格するのでしょうか?心配になる。 今この時期に来て全然学力が伸びていないやつはとうするんでしょ。
放課後にまた10人ほど調査書確認を行う。相変わらずいまだにバタバタするやつが多くて、1時間くらい付き合う。でもこちらもさすがに 30人も対応していて、一人があれこれ志望校が変わると、全然わからなくなってくる。書類で確認しても、どんどん変更して、しまいには 誰がどれだけ調査書が必要なのかわかりません…。まっ、多めに作っておくか(爆)それでも追加が結構出るので、それを作っていると午後は あっという間に潰れます。3年生が午後授業がなくて助かっています。もしこれで普通にあったらパニックだわ。
放課後に、とある保護者から電話。成績のことが心配で、卒業できるかどうか確認してきたのだ。まぁ本人はかなりやばい成績なので、 もちろん焦りがあるし、親も真剣にまずいと思っているのだろう。いちおう進路は決まっているのだが、このままではかなり厳しい感じなので、 この後の補習やら課題のことなどを問い合わせてきたのだ。まぁまだ第4回試験の成績も集計してあるわけではないし、何とも言えません。 とりあえず成績が出てから見通しを連絡しますと答える。はぁ〜担任は気が休まらないわ…。
授業は普通にやり、またまた放課後調査書チェック。相変わらず急に変更、追加が出て、それらの書き直しの指示をあれこれして、やっぱり 1時間はかかる。そしてそれをまた私サイドでチェックして点検して、必要なものは作り、封詰めとかあれこれして、集約し直すとまた 1時間…。飯食う暇もございません。年末進行だから仕方ないけれど、他のことが何も出来ずにヘロヘロですよ。
それでもって放課後に学年会議。内容は卒業式関係。もうそういう時期。
毎度うちのクラスは欠席・遅刻が多いと嘆いていたが、他のクラスへ出るとそれほどでもないと安心する。ここのところ遅刻こそ多いが、 欠席は2〜3人程度。しかし他のクラスは欠席が10人くらいに上っており、もっと大変そうだった。これは予備校の冬期講習というか、 入試直前対策が始まっており、そちらに行っているやつも多いため。うちは二期制だから、3年生も本来この時期も6限までやっていたのだが、 あまりにその欠席が多くなったため、妥協的に数年前から4時間で午後放課となった。それでもこんなに休むんだものねぇ。でも近隣の 進学校などは、3時間終わりというところも多いらしい。このあたりは進学校ジレンマなんですかねぇ。
久々に顔を出したやつをとっつかまえて調査書チェックなどをさせる。これでやっと全員の点検が終わり、最終作成に入れる。明日か明後日に 渡せるだろう。帰りのSHRが終わって教室を出ようとすると、数人の女子に囲まれて、あれこれ受験の愚痴を垂れられる。「この時期なのに やる気が出ずに寝てしまうけどどうしたらいいですか?」「現代文が本当に伸びないんでけれど対処法ありますか?」「専門学校って いつまで大丈夫ですか?」無気力、弱気、そういうマイナスオーラが出まくりの人たち。受験ストレスで凹んでいるんですね。まぁ叱咤激励するしか ないんですけれど。そうかと思うと、ちょっと話した大学別出題傾向とか合格率についての話題には食いついてくる。でもあんまり 情報に踊らされないようにするのが大事なんですけれど。
そんな忙しい私なのに、いきなり教務主任が「O−TEACHER、これ、お願いしたいんですが…」ととある文書を持ってくる。 見てみると各高校の受験の評価方法について、各校HP上で公開せよという内容。上の方からの指示らしいのだが、いちおうワープロで 打ったデータを渡される。いちおう学校のHP担当ですからアップしろと言われればしますが…。えっ?PDF形式で?それも明日から公開せよ!! そんなこちとら3年担任で猫の手も借りたいくらい忙しいんですが!明日までに!?おまけにうちの学校ってPDF作成ソフトあったっけ? もっと早く言ってくださいよ、明日から公開なんて無理ですよ!と言うと「ああ、忘れていて。」「…」こういう県からの指示、忘れていて いいんですかね。ちょっと明日までには無理だし、ソフトがなければフリーソフトから探さないと…。やれやれです。とりあえず 情報部長と相談して早めに対処しないと…。
でもそんなことより調査書封詰めとか、その他の仕事を優先していたら、時間はあっという間に過ぎていきました。あー!本当に 師走です。
空き時間に成績処理をして、成績用のデータを作る。何とか明日の最終日に配れれば…。そして昨日の懸念の学校HP用のPDFをアップ。 放課後に二人ほど進路の話をちょっとだけする。すると数人の女子から「先生、誕生日おめでとう!」とペプシコーラ2本もらう。 えーと、私がコーラ好きだと知っていますよね?「だって私たち福山雅治ファンだから!」あっ、そうですか。でもありがたくいただきます(笑)
そうこうしているうちに何人かからHAPPY BIRTHDAYのメールをいただく。遠い昔の卒業生からも何人かいただき感謝。ってかよく覚えていますよね、 元担任の誕生日なんて。でもこうしてメールでも気遣ってもらえるのは先生ならではかも。ありがたいことです。
成績不良の生徒の保護者に電話したりしているうちに放課後はあっという間に過ぎ去り、職員会議へ突入。まぁ色々ありましたが、とりあえず 今年の授業はすべて終了。色々あったけど何とかここまでこぎつけたかな。ある意味頑張った自分自身を祝ってあげたいです(笑)