と言いつつも、先週金曜日は試合でいなかったので、仕事は山積み。まずは三者面談の変更希望を調整するところから。あれこれ 動かして、生徒配布用に印刷。そして週末の大会の復命書やら、雨で日程が変わったため出張申請を書き直したりとか、もう こちらの方もやることがたくさん。たまたま授業変更でひとつ授業が減っていたので、だいぶ助かる。
授業の方は、1年生が古典文法に突入し、いよいよ苦行が始まる感じ。生徒の方もつまらなそう。まぁこれは越えねばならない峠ですからね。 仕方ないことです。やっている私だってそんなに面白いもんじゃありませんから。何とか工夫してやっていますが、まだまだ続きそうです。
午後時間があったので、さて色々仕事をしようと思ったら、ネットがつながらない…調べものもしたいし、データを共有しているものも あるので、つながらないと困るよなぁ…と思っていたら…!そうだ!そういえば先日連絡があったが、県のサーバ機器更新のため、 ネットはしばらく使えませんという連絡があったっけ…。こういう時ネットに依存して仕事している私は困るわけです。特に 最近は調べものやら色々頼り切っているので。うーん、仕方ないのでそちらは後回しにして、違う仕事にひたすら邁進。やれやれです。
1限目は普通に授業して、2限目は進路室当番。その間にPTA総会の出欠取りまとめや、三者面談の微調整とか、成績原票の出力とか、 やるべきことを細々とやる。
昼休みに内科検診あり。まぁこちらは引率して静かにさせるだけで、それほどたいしたことはない。それが一段落して国研に戻ってくると、 実習生のSさんがうなっている。どうやら教材研究で悩んでいる様子。たまたま担当のF先生がいらっしゃらなかったので、元担任だった 私に助けを求めてきた。「先生、教材研究ってどうやったらいいんですか…」と泣きついてきた。本当なら担当教諭を差し置いて口出しするのは 仁義に反しますが、まぁ私も少しは面倒見ないと申し訳ないので、相談に乗りました。で、話を聞いてみると、何もわかっていない。 指導案を書く練習もあまりしてこなかったようで、全然ダメダメな感じ。というより授業計画が杜撰過ぎる。いちおうこの教材を 3時間でやるようにと指示を受けているが、どういう区切りでやるかすら決まっていない様子。これでは指導案どころの話ではない。 4段落をどういうペースで、どのあたりまでやるのか。その段落で伝えたいことは何なのか。どこを教えるべきなのか、それらを 考え、じっくり教材を読み込むことから始めなければならない。そしてそれを教えるために、どういうやり方、発問、説明をするか、という ことを考えねばならないのに、到底そこまで行き着いていない。もうあわわです。心配だわ…。
放課後、部活の引退式などがあり、まぁ慌ただしい。何となく6月だなぁと感じる雨の一日でした。
空き時間は成績処理して、個人票を打ち出したり、面談用に保護者に配る成績を作ったり、色々やるべき事務処理は沢山ある。そして進路当番の時には、 専門学校の飛び込み営業に対応する。まぁ色々。
6時間目のLHRは避難訓練。グランドがぬかるんでいるため体育館へ集合し、教頭から防災講話。時間としては20分くらいで終わりました。 その後、ちょっと文化祭の連絡をして終了。午後は梅雨の晴れ間が顔を出す。ちっょとさわやか。
書類を色々整理していると、なぜかPTA総会の出欠をチェックした名票が見つからない。生徒にあれほど「忘れるな!期日まで提出しろ!」と 怒っておきながら、誰が出しているのか出していないのかわからない…。だから未提出者に注意したいのだが、誰が出していないのか 不明。怒るに怒れない…。多分どこかで捨てちゃったんでしょうけれどね。ってか、自分が一番怒られるべき。
6限目の総合の時間に、この前の第1回試験の成績表を一人ずつ配布。もちろん阿鼻叫喚(笑)高校に入っての初めての成績ですから、 自分がこの学校でどのくらいの位置にいるのか、初確認なわけです。意外と良かったと喜ぶ者、落ち込んでうなだれる者、様々です。 担任としても、ああ、こいつは賢いのか…とか、真面目そうに見えて意外にできないのかとか、理系の方はできるんだな…という 発見があって、なかなか興味深いです。まぁみんなには次のテストで頑張ってもらいましょう。
なら、別にこの時期じゃなくてもいいし、もう少し前にやった方が、こちら的にも余裕を持ってやれる…ということで、私だけは 少しずつ前にずらしてやっていました。7月上旬→6月下旬と。その方が成績処理やら部活の合宿・大会とブッキングしないので、 楽だったので。で、今年はとうとう、6月上旬の今日からやることにしました。その方がまだ涼しいし、ちょうど中間が終わったばかりで 成績も渡せるし、文理選択も6月半ばまでだし、梅雨だから部活もあまりないし…ということで一石四鳥くらいなので、 全校一早くやることにしました。
と言っても通常の仕事が減るわけではありません。授業は手を抜かずきっちりやり、またまた実習生に見られ、ヘロヘロで5コマをこなす。 そしていよいよ面談開始。とりあえず今日は男子が多かったので、家での様子とか学校での様子などを話し、成績なども提示し、 ひたすら話し続ける。一組20分×7で、終わったのが7時頃…。もう枯れ果てました。喉が痛くて死にそうでした。やっぱり週末から やると身体がきついですし、5コマも授業やった後の2時間半は地獄でした。でもとりあえず初日終了。あー。
裏番組で、3年生の進路ガイダンスもある。OGの人たちや実習生が大学のことなどを語る。我がクラスのやつが一人来ていてしばし雑談。 就活戦線でかなり苦戦している模様。大変だなぁ…。
そして午後から本来は進路講演会とPTA総会があるのですが、私の場合、せっかく出勤日の土曜日ですから、ここでしか来られない親も いるので、すかさず三者面談6組分。まぁこれが相変わらずヘビーでヘロヘロでした。でもまぁ土曜が使えたのはラッキー。よしとしましょう。
相変わらず仕事山積み。その上、そろそろ教材研究のストックがなくなってきたため、慌てて空き時間に勉強。何だか実習生と同じような状態。 いや、もちろんかつてやったことがある教材ばかりなんだけれど、やっぱりその時に読んだ感じと、今読んだ時、微妙に捉え方や感想が 違い、説明の仕方やポイントのアプローチの仕方が異なったりする。以前に作った教材ノートを見ながら『ここはもっとこういうふうに 説明すべきだな。』とか『あの当時はこういう説明をしたけれど、それは今だとちょっとタイムリーな感じじゃないな。』とか 『ここの板書は、もっとこう工夫した方がわかりやすいな。』と、色々考え込んだりします。それをまとめ直していると、やっぱり 時間がかかるんですよね。先生も日々勉強です。
そんなかんなで授業はサクッとやって、また放課後三者面談。学年会議すっぽかして、ひたすら面談。今日は比較的成績優秀な子が多くて 特に問題なし。ただ男子が多かったせいか、概してまだまだ親に依存しているやつが多く、最近の高校生はこんなんかなって思った。
で、終わったのが7時近く…もうヘロヘロになっているところへ、部活の生徒が駆け込んできて「先生、○○さんが過呼吸で…」と。 風邪気味だったのに頑張って走ったらそうなったらしい。咳が止まらず苦しそうにしている。まぁたいしたことないがちょっと 一人で帰すには不安。そこで親に連絡を取り迎えに来てもらう。いちおう顧問として付き添っていて、親ともご迷惑かけましたと ご挨拶。それを見送って、すべて終わったのが8時過ぎ…。ああ、もう本当に13時間くらい働いているわ…。もう過労死します、はい。