だから今日もいまいちな感じ。だるくて喉が痛いし、鼻水も出る。でも仕事は山積み。まず朝一で、授業で使うプリントを2種類ほど 印刷。そして復命書を書いて、事務的な仕事をこなす。そしてすぐ授業。自分の体調が悪いとやっぱり乗らない。ぐたぐだな感じ。
それでもひたすら空き時間はテスト作り。キーボードを打ちながら下を向くと鼻水が垂れてくるので、心持ち上を向いてディスプレィを 見ている。でもそうするとよく見えないので、顔は上向きだが視線だけが下向きという、なんとも変な格好。自分でも笑える。 でも格好なんて気にしていられない。あれこれ悩んで、とりあえずひとつだけほぼ完成。毎回2つ作るので、これで半分出来た感じ。 でも毎回簡単そうな方を先に作るので、後がダラダラ時間がかかる。何とか今週中に作らないと…。
放課後は学年会議あり。文理選択などの話あり。議題は沢山あったけれど、そこは私の名司会でちゃっちゃと切り回し、40分程度で 終了。楽勝でした。
授業で古典の助動詞をやっているが、基本的なことを話ながら、どうも細かいところまで説明してしまう。たとえば、最初だから 完了の助動詞をまず理解して欲しいのに、完了+過去の形になったときのこととか、接続の例外的なパターンとか、ついつい話してしまう。 生徒は混乱気味。こういうことやっているからわからなくなるのでしょうね。反省。
それとは逆に2年生の現代文は、ある教材をどれくらい読んできたか、内容確認小テストをするも、けっこう出来て感心する。みんな 読んでこいと言われてそれなりに読んできたらしく、ちょっと驚いた。このクラスは素直ですね(笑)
そして空き時間に、テスト作りを少しずつすすめ、試験監督表などもやっぱり少しずつ進め、どの仕事もわずかながら前進。やることは けっこうあるのだが、こういうふうにマルチタスク的にやるのが性に合っているかも。一つ終わって次…というのはあまりないかも。
進路のお仕事の一つに、生徒の模擬面接をやるというのがあるのだが、今日予定していたのに欠席という連絡。試験が近いから早く やって欲しいとの要望だったのに、休むとは…やる気を疑うわ。
部活の予定表作りもする。そろそろ年末にかけてのコート割りや試合予定もスケジューリングしておかないと、予定も立たないので。 それらを他の先生たちと調整し、計画を練る。やっぱりこれから先も土日はほぼ埋まってしまう。やれやれ。
授業の方も、テスト前と言うこともあり、まとめ的な内容だからそれなりに緊張感があり、のんびりもしてられません。 もちろん会議の方も色々あって、あれこれ考えねばならないことが山積。私の仕事も色々出てきて、それを考えると憂鬱。 手が2本じゃ足りないわ。
とは言ってもひとつ会議がなくて、その間にテストを作ろう思っていたら、進路にお客さんが来てその対応に追われボツ。 6限目の総合の時間にやっぱりテストを作ろうとしたが、ここも同じくボツ。なんか久々に追い込まれています。
放課後にも会議あり。なんだかこんなに会議が多いなんて、ほとんど組織としてダメだと感じる今日この頃。
まずは朝一でテストを印刷。来週から始まるのでギリギリセーフ。久々にテンパリました。テストさえ仕上がれば気分は楽。 その後、復習プリントの答えを作ったり、国語か研究室のゴミ捨てに行ったり、事務室とコート補修の打ち合わせをしたり、 まぁ細々としたことをする。
授業の方は、ほぼテスト範囲が終わったので、簡単なまとめなど。でもいきなり「あっ!言い忘れたけれど、漢文は白文で 出すから。」と言うと、一同驚愕の様子。「なんで?意味わかんない!」と連呼。まぁ普通に出すと簡単すぎるのであえて(笑) 残り時間を自習にしていると、質問に来たりする。ある子は「先生、一二点より先に上下点使っちゃいけないんですか?」と 超初歩的なことを聞きに来る子がいるかと思いきや、助動詞の基礎をやっただけなのに、「先生、この『けれ』は過去の助動詞じゃなくて、 形容詞の活用語尾ですよね?」と教えてもいないことを質問してくる。多分予備校あたりで教えてもらったらしいのだが、 このレベルの差はなんだ!これらを一括して教えるのはなかなか難しいです。
昼休みに、延び延びになっていた面接練習をやっとやる。明後日が本番なのに、なかなか来ないのだ。いちおう面接練習は希望を出して、 進路担当者が中心になってやることになっているのだが、3年生は教えていないので面識がほとんどない。だからこちらも どの程度の対応をしていいかよくわからない。でもとりあえず一通りの模擬面接をしてみる。まぁ可もなく不可もなくって感じでした。
午後は怒濤の2連発。最初のクラスは、質問攻め。これは出るの?ここはなんでこの答えになるの?とワイワイ教壇に押しかけてきて、 あれこれ聞いてくる。ところが6限目のクラスはシーンとして、黙々と自習する。質問してもいいよと言っても、特に聞きに来るわけでもなく ひたすらやっている。対照的なクラス。クラスによって色々です。放課後、クラスのやつも私のところに質問に来るのだが、何だか 質問の意図すらわからないことが多い。質問の内容によって理解度がわかるというもの。
そして最後にこんなネタで締めましょう。
生徒「もうなんでこんなに色々勉強しなくっちゃいけいんだよー!」 私「しょうがないだろう、高校生は勉強が本分なんだから。」 生徒「えっ?本文ってどこの本文が出るの?」
午後からはテスト明けにある大会の申込を書いたり、書類関係の仕事をしていた。すると、某先生が来て「O−TEACHER、これ、 書いて欲しいんですけれど…」と書類を渡される。見てみると推薦書。へっ?なんで?と思っていると、テニス部の子のやつだった。 今年指定校推薦で、昨年に引き続き、某六大学に推薦が決まった子がいる。ここの大学2人の人から推薦書を出せと言うことになっている。 もちろん一人は担任だが、もう一枚は部活顧問ということで…(泣)まぁ、テニス部の子だし、昨年に引き続き難関の指定校をテニス部で 連続して取れたのだから、嬉しいに決まっているが、また推薦書を書くなんて…トホホ。
さて、たまには別ネタでも。このところというか、常にと言うか、変な教員のニュースがよく流れている。変なわいせつ行為をやらかしたとか、 成績の入ったUSBメモリをパチンコ屋で盗まれたとか、飲酒運転で捕まったとか…よく耳にする。まぁ先生に限らず、警官だろうが サラリーマンだろうが同じようなことはよくニュースになるのだから、ことさら先生がバッシングされるいわれはないが、ただやっぱり 先生って変な人が多いのも事実だ。
どうも独特の空気感というか、野放図な態度というか、個性と言えば聞こえは良いが、マイウェイな人が多い。閉鎖社会で社会人の経験もなく、 一般常識に欠けていることは、自分を見ていればよくわかる。それでも私はまだましな方だと思っている(大丈夫か?)今時で言えば 「KY」なタイプの占有率が異常に高い気がする。たとえば今日の朝会時に、誰かが発言してるのに、つかつかと席を立ち上がり、 大会議室の黒板に試験監督表を確認したりする人がいる。おいおい、発言中だろ!と思うけれども、当人は全然気にしない。そうかと思えば、 ある生徒が持っていた授業のプリントの裏に、他の教科の疑似テスト問題らしきものが印刷されていた。びっくりして「おい、それどうした?」って 聞くと、「××先生がリサイクルで裏を使っているから気にするなって、言っていましたよ。」と答える。まぁテスト本体ではなさそうなので、 良かったのだが、こういうところにも無頓着な人が多い。まぁ細かいことを言い出したらきりがないが、やっぱりちょっとずれている系の 人が多いのだ。先生に変人が多いというのも都市伝説ではない。だから会議などでまともなこというと、先生ルールみたいなことがあり、 世間的にズレズレなことにも関わらず、浮くこともある。まぁそんな人ばかりじゃないけれど…。
かくいう私もそうだから人のことは言えないが、時々振り返らないとまずいなぁと思うこともある。だからというわけではないが、 あまり先生仲間の会に参加することは少ない。もちろん付き合いで出ることはあっても、なるべく一般人と接する方がいいような気がして、 あまり深入りしないようにしている。そんな私です。