そうは言っても山積みなのは相変わらずで、少しずつこなしています。小論文添削、面接指導の段取り、明日の模試の準備、 教材研究、復命書や結果の入力…やれどもやれども終わりが見えません。
そんなかんなで、一番面倒なのは明日の模試の準備。明日公欠の子が8人ほどいるので、その子たちを呼び出して、自宅で解いてくるように 指示。渡し終わって帰してから、はたと気づいた。選択問題の指示のメモの紙を渡すのを忘れていた!慌てて呼び戻そうとしたが あとの祭り。担任にお願いして連絡してもらいました。そしていちおう要項は配っているのですが、どうせ細かいことを確認していない 担任のために、あらためて注意事項のプリントを作ったり、まぁやっぱり忙しいです。そんなばたばたで過ごしたとさ。
だいぶ前から計画を立て、日程を決め、細々と事務連絡を取り、監督表を作り(実はこれが一番大変だった)きちんとクラスごとに 仕分けし…これを一人でやる。まぁけっこう大変だけれど、なんとか準備できた。ただ事前に公欠の取りまとめや、事後の段取りなど あれこれあって気を遣うことが色々あった。私みたいに大雑把な人間にはけっこう骨が折れる。
そして本日。いきなり朝から年休があり、補欠の監督入れに一苦労。今回は7コマ×16クラスもあり、おまけに出張の人が とても多くて、一人あたり4/6は入らないとダメな計算。それなのに急に見透かしたように予告もなしに年休が入ったりする。 まぁ仕方がないのだけれども、係としては面倒この上ない。おまけに補欠の人に「授業変更したから無理!」と言われ、 その手配に東奔西走。進路部でかぶるしかない。やれやれです。
そして実際始まってからも、あれこれある。たとえば最初に受験カードなるものを書かせるのだが、これがまた不備が多い。 マス目にフリガナを濁点一マスで記入しろと言う指示なのに、それが間違っているもの多数。本当はいちいち呼んで書き直させたいのだが、 面倒なので私がやる。そして当然当日欠席の子がぼちぼち出たり、公欠がたくさんいたり、そういうのもけっこう大変。 でもそれよりも途中で「体調が悪いので帰らせてください。」と途中放棄するものがポロポロ出てくるのが一番厄介。 そのたびごとにどの科目はどうするか色々指示しなければならなくて大変。また一科目終わるごとにチェックしたりまとめたり、 やることはたくさんある。まぁすべて初体験なので覚えることがありありです。それでもまぁ何とか大過なく終わりホッ。まだ 公欠の子や欠席の子の回収があるけれど、とりあえず終了。
これで終われば今日は良い日だったのですが、ここでまだ終わらないのがうちの学校。なんとその後学年PTA開催!おまけに クラス懇談会付き(泣)いちおう理事さんたちがやりたいということなので、嫌ですとも言えず、学年の様子などを説明する感じで 始まりました。それでも少しでも学校での様子を知ってもらおうと、写真を展示したり資料を用意したり、色々準備しました。 私は模試の後始末でちょっと遅れていったけれど、説明会の後に学内見学。テニス部の子たちを案内役に部活や校舎内を見せて 歩かせました。そしてその後クラス懇談会。うちのクラスは8名参加。まぁなんとなく世間話して終わりましたけれどね。 あー、疲れた。
と言いつつも、そろそろ授業にストックがなくなり、教材研究に走らねば…。助動詞をしばらくやっていたので、 予習がいらないのでごまかしていましたが、そろそろ普通の教材に入り、やばくなってきました。頑張らないと…。
先生になってびっくりしたことのひとつに、会議がとても多いという事実。この日記でもよく書いていますが、最低週に3回くらいは あります。多いときだと8回くらいあるときも。つまり一日2回以上。何を話し合っているかというとあらゆること。 先生というのは授業をやるだけではなく、その他の仕事もたくさんあります。教科の会議、分掌の会議、学年の会議、職員会議。 ここまではノーマルなもの。それ以外にも行事絡みの会議や、特別な委員会の会議、部活の会議など、それぞれまた 決めねばならぬことがたくさんあります。そしてそれらはすべて内部的なことですが、外部に出張して会議に参加しなければ ならないこともたくさんあります。部活の顧問会議や教科の研修、進路的なものや外部の団体との折衝など…。平均すると 月に20回以上はあるはず…。本当に大変です。
本当はもっと授業のための準備をしたり、生徒と向き合う時間が必要なのに、お上から色々降ってきて、余計な会合がありすぎです。 もう少し本来の仕事に専念させて欲しいよなぁと思う今日この頃。
まぁそんなていたらくですから授業もグダグダ。月曜日は指導主事訪問があって指導案を1ヶ月前に出したのだが、 予定通り進まず、今日終わった時点で完璧に1時間ずれている…まぁ仕方ないか…。
帰りに片付けとかやらせるも、普段からルーズなうちのクラスは、自分の荷物をどこかへ隠そうとしたりするので、 怒ったり、乱雑に荷物をそのままにしているので、すべて撤去したり、まぁ色々手がかかります。やれやれです。
そしていよいよ授業視察。5時間目にいよいよ来ました。あらかじめ出した指導案と1時間もずれていましたが全然関係なくやる。 途中10分くらい見ていましたが、私的にはごく普通にやっていました。それで終わりかと思ったら、また別の人が来て10分くらい見ていった。 まぁそれはそれであっさり終わったけれど、その後、教科の分科会があった。こちらも全然何もなく、一方的に学習指導要領改訂の 話を資料を基に話すだけで、終わってしまった。あの指導案は何だったの?まぁいいけれど。
そして全体会。何だか偉い人の話は、結婚式のスピーチかというような内容でした。「『挨拶』という言葉の意味は、押し合いへし合いで、 コミュニケーションのことで…」と来て、最後には自分の人生訓をアイウエオ作文で述べ、何だかわけのわからない話が20分くらい 続きました。その後事前の質問の答えが少しあって、TTからの質問は軽くかわされ、そして時間ですからとすぐ終わり、 まぁ形式的な感じで終わりました。どんだけこれで振り回されたか考えると、腹も立ちますが、そういう通過儀礼と思ってスルーでしょう。 ただこんな儀式のためにかなりのお金が使われていることを考えると、節約ばかりを求められ、現場にお金が回ってこない 現状を考えると悲しくもなりますが…。まっ、いいですけれどね。