その後切羽詰まっている教材研究を慌ててやる。うーん、でもこれが慌ててやるとけっこう手落ちが出るんですよ。 今日も古典の授業で、助動詞の説明を板書していたら、自分のノートに書いてある説明が一部間違っている…。 専門的な話になりますが、同じ「なり」という助動詞でも、接続によって推定だったり断定だったりします。 自分のノートには「断定」とか書いてあるのに、板書しながら生徒に接続を確認させていると…あれ?これ、推定じゃん! なんてことがあります。慌てて教材研究していると、こういううっかり間違いがあるわけです。素知らぬ顔をして 板書していると、間違っていたりします。私の場合よくあるので、気を付けないと…。というかこういうところで しっかり時間を持って予習する方が、本当は大事なんですけれどね。他の仕事に追われて、こちらの方がおろそかになってしまう…。気を付けねば。
昼休み自転車点検。サクッとやる。まぁ毎日乗ってきているやつは、壊れていては乗ってこられませんからね。ステッカーも 確認してOK。寒いのですぐ終わる。
そして次にテニスの報告書を書く。こういう部活絡みの仕事も終わりません(泣)そして最後に放課後学年会議。 まぁ色々ありましたが、そこは書けない話もありますので、以上。ああ、日が暮れるのが早くて悲しい。
何だか朝から服装で注意をしたら、むくれるやつがいて、こちらも気分が悪い。相手もそうだろうけれども、注意する方だって 不愉快なんだよ!ああ面倒臭い。
時間的に余裕があったので、まずはとりあえず教材研究。これ最優先。次にこれも教材研究の範疇にはいるだろうが、次の 教材のためにどうしても読んでおかなければならない文庫本があり、それをひたすら読む。その教材の姉妹編みたいなやつなので、 こちらも把握していないとまずいというので、とりあえず斜め読み。読み終わって、話す内容の幅が広がった。実はこういうのが 大事なんですけれどね。
あとは進路室でお仕事。寒い…凍え死ぬ。凍死する。遭難する。仕事の効率上がらず。そして放課後にまた一仕事。 本当は会議が3日連続であるはずだったのですが、中学生が保護者同伴で、テニス部の見学に来たいと電話があり、急遽そのために 部活へ。いちおう30分くらい見学してもらい、あれこれ説明しました。こういう地道な広報活動が大事なんでしょうね。
今日は本来であれば6/6の日だが、珍しく3限目の進路部会がなくなった(その分2限目の教科会議が入ったけれど)それでも ひとつでも制約が減ると嬉しい。と言っても結局その時間が暇になるわけではなく、違う仕事をするだけなのだが…。しかし 拘束されず自分で仕事のスケジュールが組めるのが嬉しい。
将来的な夢なのだが、こういう他人から(もしくは組織から)強要されて、自分でスケジュールを組めるような生活をしたい。 しかしそうなると仕事を辞めるしかないのだが、少しずつ自分のやりたいようにやれる環境を整えたいと思っている。 この前も書いたが、会議が多い。ちなみに今週は月曜日に指導主事訪問で会議、火曜日は学年会議、昨日は(出られなかったけれど)秘密会議、 今日は教科会議(あったら進路部会議と職員会議)もうこの時点で6回会議となる。明日も場合によっては打ち合わせが あるかもしれない。勤務日週5日で7回も会議。こんなに拘束されるのも本当にアホらしい。せめてもう少し教材研究する時間とか 生徒と話す時間を確保したい。それを作り出せるように環境整備できたらなと思っている。そしてゆくゆくはこの仕事から足を 洗い、自分の流れで生きられるようにしたいものです(遠い願望)
そんな戯れ言はおいといて、今日はだるだるな感じで仕事していました。まぁ忙しさも中くらいなり。
授業の方はそこそこ乗り切れるが、LHRはただ放置するのもなんだと思い、前回のテストの結果を再加工して、色々 データを載せて配布する。もちろん相変わらずワーワー騒ぎ、成績が上がって喜ぶ者、急降下で落ち込む者、様々である。 しかしここでただ終わらせるのは惜しいので、珍しく勉強についての話などをする。モチベーションの話をする。 まぁ私の話でから、相変わらずまとまりがないのですが、こんな内容。
@行動した後のメリットA行動しなかったときのデメリット、自分が漠然と憧れる大学と仕事について。まぁうちの場合 あまりニート系はいませんが、正規社員と派遣社員の賃金格差の話、そして具体的な大学の話。話だけだと説得力が薄いので、 実際の入試問題を印刷してきて、低レベルの大学の問題と難関大学の問題を見較べさせる。そしてその基本となるのが 英単語だったり1年次の基礎的なことだったり…いちおう進路部なので資料だけは山ほどありますから(笑)
とりあえず生徒は神妙に聞いていましたが、どう思ったのか。糠に釘でもいいんですけれど、せめて糠なら。なんだか 水に釘みたいなやつもいますので(笑)
それにしてもたまにまともなLHRやると疲れるなぁ(爆)
本当に今朝は朝から身体が重くて、朝のうちはけっこう辛かった。 それでも悲しい教員の性で、授業をしているときは気にならない。 アドレナリンが出ているのか、けっこう普通にやれてしまう。しかし終わった後が 大変。ぐったりしてボロ雑巾のようにヘナヘナしていました。
いちおう空き時間に部活の試合結果などの取りまとめはしましたが、 身体がそんな様子なので全然捗りません。
そういえば朝、N倉先生から「O−TEACHER、知っている××のこと?」と 興奮気味に話しかけられた。卒業生のとある女子のことだった。昔の学年の生徒だが、 なんだかちょい役のモデル(この言い方も変だが)として、時々テレビに出ていたらしい。 まぁそれは何となく聞いていた。学生時代はちょっとけばくて、注意されることも多かった子だ。 その子がなんと深夜のテレホンショッピングに出ていたというのだ。なんだ、そういう 売れないタレントとして出ていたのかと思いきや、そうではなく、トップモデルもご愛用という 美容用品の愛用者として紹介されたらしいのだ。N倉先生はすぐその卒業生だと わかったらしい(だいぶ頭髪指導しましたから(笑))まさかと思いネットで検索したところ、 その子は本当にトップモデルになっており、パリコレに大抜擢されているという。もう腰を抜かしたよ、 という話だった。
その子は私も教えていて、もちろん印象には残っている。まぁ顔立ちは良かったが 化粧が濃かったのでなんだかなぁと思っていた。しかしネットで見たその印象は、まさにザ・モデルだった。 うーん、女はやっぱり変わるなぁという印象。
20年以上も先生をやっていると色々な卒業生がいる。こういうふうに華々しく脚光を浴びるような 仕事に就いている子もいる。かなりメジャーな世界で活躍していたり、それこそ芸能関係や スポーツ関係で活躍している子もいる。学校では目立たなかったけれども、その後開花した子も 沢山いる。
だからどうというわけではないが、そういう話を聞くとちょっと嬉しくなる。みんな頑張っているんだなぁと。 でも普通に地道に働いていたり、ちゃんと大学で勉強していたり、そういう近況報告を くれるフツーの子たちも、嬉しい。先生として、ああ良かったなぁと思える瞬間でもある。 どこかで頑張っている姿…それが嬉しい。
でも頭の働きが悪いと仕事も進みません。授業やりつつも、けっこうポカがあり、授業が終わった後で 「あっ!あそこの部分の説明、し忘れた!」とか「やばっ、あそこの文法の説明、間違っていたかも…!」と 気が付いたりする。
話は戻りますが、昨日の6限目のLHRは体育館半面が取れたので、クラスレク。お任せにしていたら、 どうやらドッヂボールになったらしい。いちおう見にいくと、なんと男女対抗でやっている!どうして…。 隣の半面でやっているクラスはきちんと男女混合なのに、うちはなぜ?
聞いてみると「女子同士だと気を遣うけれど、男子相手なら思いっきり出来るから。」だと。どんだけストレスが 溜まっているんですか(笑)でも逆に男子が手加減していて、ちよっと微笑ましい…と思ったら、女子がけっこう当て出すと 男子も少しずつマジになってきて、本気で剛速球で投げたりして、途中から修羅場でした(笑)でも結局男子が勝って、 次からは混合チームかなと思っていたら、「悔しいからもう一回!」だと。負けず嫌いな女子たち。でも本気で投げる男子に対して 陰でコソコソ。「ああいうふうに女子にマジで投げる男子って大人げないよね」(自分たちでやると言ったくせに)「あんなふうに 我を忘れて思いっきり投げる男子が、将来DVとかの夫になるんだよ。」とか好き放題言っていました(爆) えーと、これで本当にクラスの交流が深まったのでしょうか?(爆)
放課後学年会議。いよいよ文理選択のクラス分けが始まる。うちの学年は比較的移動させなくてもうまくいきそうな気配なので まずまず。他に少しだけ議題があったが、ぼちぼち終わる。
やっと部活に出ようとするが、もうすでに外は暗くなりつつある。10分くらい付き合えるかな?と思ってコートに出ると、 「先生、さっき教頭先生が探していましたよ。」と生徒から言われる。何かと思って引き返してみると、書類の件だった。 実は一昨日教頭から「O−TEACHER、出張の復命書は出ているんだけど、肝心の申請が出ていないよ。」と言われた。 あれ?確か金曜日に出したはずなのに…おかしいなぁ…でも私のことだから書いたままどこかへ置き忘れということも考えられる。 いちおう「すいません。探してみます。」と謝って、ここ2日ほど気になるところは探していたが見つからなかった。自分では 出した記憶があるので、多分向こうの書類に紛れているはずだと思っていたのだが、見つからないままだった。それがどうやら今日 見つかったらしい。案の定教頭の書類入れの中に、他の書類のクリップに挟まり、そのまま一緒になって見つからなかったらしい。 教頭は平謝り。まぁ別にいいですよ、単なるミスですから。
でもこういう時、よくあるのが相手の非にして、怒っていたら実は自分のミスだった…というケース。こういうとき振り上げた拳を どうしていいかわからなくなり、素直に謝れず、変に言い訳して、ますます相手を激高させてしまうということがある。まぁ 先生という立場や上の立場に立つと、たまにやってしまう。気をつけねばいけないなぁと自戒。
そしてもちろん水曜日は恒例の3連発授業。特に2単位の2年生の現代文は来週から修学旅行のため、無理くり教材を今日終わらせてしまう。 そしていつものように通院なので、脱兎のごとく撤退(笑)
1限目は相変わらず我がクラス。いつものように静かすぎ。いや良いことなんだけど、全然理解していないことがありあり。
2限目は教科会議。昨日あった校務分掌委員会で、来年度の人員割り当て案の報告。まぁ今まで通りなんだが、相変わらず 委員会が多い。それなのにまたひとつ特別支援教育委員会が増え、あちこちに所属して仕事が増える一方。こんなに分掌があり、 その上こんなに委員会があっては、本当に過労死するわ。どうにかならんのかね。そしてもうひとつ、モラールアップ委員会からの 連絡。最近ニュースでよく出るUSBメモリ紛失事件。そのための研修会をやれと上から言われたのでやるとのこと。そして その注意を喚起するための標語を作れだと…やれやれです。もちろんUSBメモリ紛失は重要問題だけれど、元々自宅に持ち帰って 仕事しなきゃいけないような状況が問題なのでしょう。標語なんか作らす前に、その仕事量を減らす方策でも考えて欲しいものです。 だいたい管理職は「USBメモリは持ち帰らないように学校で保管してください。」と言うが、教科研究室の備品が古すぎて、鍵のかかるロッカーも ないのに、言っていることが矛盾しています。むしろ常に持ち歩いた方が安全だったりして(爆)まぁUSBメモリが紛失したことさえ 忘れている教員が多い昨今、無駄なお達しですね。しかし今更標語とは…笑ってしまいました。本気でやろうとしているとは思えない。
3限目は進路指導部会議。内規の変更について1ヶ月近く話し合っている。なかなか結論が出ない。誰かが反対しているというわけではなく、 どの案が一番妥当なのか、みんなわからないのだ。実際やってみないと。でもまぁそろそろこのあたりでという妥協点が見いだされましたが…。 色々大変です。
合間にテニス部の試合の準備したり、事務的な書類をこなしたり、そして授業はバシバシ進む。これで一日終わればやれやれなのだが、 放課後に職員会議。ちょっとだけだったので長くはかからなかったけれど、もうぐったり。ああ一日は長い。