「きゃー、○○ちゃん、髪の毛切ったー!?可愛いー」
「本当?」
「クリスマスっぽいよね。もみの木みたい!」
「・・・」
今日は健康診断の日。昨年度までのやり方と様変わりし、一気にすべてをやる特定健康診断になった。昨年までは胃部検診が年末にあり、 心電図が4月にありと、けっこうバラバラだった。それが全部ひとまとめになった。これってけっこう楽そうだが、かといって その時間に仕事をやらなくていいわけではない。授業と並行してやらねばならないのだ。これが大変。
たまたま1時間目が空いていたので、朝のSHRが終わってすぐ保健室のところへ行くと13番目。他校の先生たちもけっこうきているから 意外と後の方かも。問診票的なものを書くようになっていて、それと大腸検診の検体(通称:うんこつんつん)を出した後、検尿。 これは今までなかった。トイレでコップに取り、そのまま持っていく。するとその場でリトマス試験紙みたいなもので色を見ている。 えー、こんな目の前でやるんだ…。そしてその後電気仕掛けの測定器で身長と体重を計る。前は保健室にある手で動かす古いやつで 各自で計ったのにね。そして血圧計測。これは毎朝毎晩計っているし、高血圧の薬は常用しているので大丈夫。そして次はメタボ計測。 腹囲(こんな言葉あったのか?)を計られる。どうですかデブですか。そしてそのまま心電図。もうほとんど流れ作業です。 そして次にお医者さんに目や喉、リンパ、そして聴診器をあてられる。そして採血。やっぱり今日も肘のあたりに刺されたが、 結局血管に届かず手の甲から。そしてやっと最後にバリウム飲んで胃部撮影…。本当に大変。終わったのは11時前…2時間近く かかりました。もうほとんどところてん方式で流れ作業にもかかわらず、こんなに時間がかかるなんて。2時間目の授業に10分遅刻して いきましたよ。でもこれって予定では全職員1時間15分で終わらすことになっていて、到底無理な設定。多分あちこちの 授業で支障が出てきたでしょう。まぁ健康診断は大事なことだから、やることには文句はないのだが、もう少し時間や授業との絡みを 調整して欲しいなぁと思った次第。でもわざわざ来てくれるだけ楽なんですけれどね。
その後普通に授業していたのだが、下剤が効いてきて、6限目の授業あたりはお腹がグルグル鳴ってやばかった。ちょっと冷や汗もの。 とりあえず無事一週間終了。やれやれ。
と言いつつも実はテストまで2週間となり、そろそろまた作らねばならない時期になった。今回は2年生の現代文が、修学旅行の絡みと、 私がダラダラ授業したせいもあり、極端に試験範囲が狭い。どうやって作るかかなり頭を悩ませる。とりあえず過去問を取り出して 思案することから始める。でも取り急ぎ漢字の問題だけは共通なので、朝一で作る。
授業の方は1年生だけとなったが、新しい教材に入るため、教材研究もさねばならない。おまけに進路で、また大学の人が引きも切らず 訪問してくるし…色々面倒だわ。
クラスの方も問題児が沢山いて、なかなか手がかかる。気を遣う一日でした。
放課後に進路指導部主催の、出願指導研修会というのがありました。とある業者を呼んで、出願に際しての注意点やらこういう傾向があるやら、 そういうのをレクチャーする研修会…と言っても3年担任向けですが…。昨年まではなかったのですが、どうやら某3年生担任からの 要望でやることになったらしいのですが、進路部としては頭数で出なければならず、あー、という感じ。まぁそれなりに ためになるところもあったのですが、所詮そういう些末なデータ分析も大事ですが、生徒自身が受けたいところを受けさせないと…というのが 感想です。1時間ほどお付き合い。この時間があればテスト作りが出来たのに(泣)
そのため朝からずぶ濡れのやつ多数。でもまだストーヴは解禁じゃないから可哀想。風邪引くんじゃないか。
1時間目授業して、2時間目は自習監督。そしてまたテスト作り。しこしこ作るのだが、なかなか考えがまとまらない。問題は やたらできたのだが、見直してみるとどうでもよい問題ばかりで、なんだかなぁという気分になる。もうちょっと実のある 問題じゃないと…そう考え出すと迷路に迷い込むのだが、それでも一日寝かせてまた明日見直そうと決意。
なまじ5時間授業だと放課後に余裕があるようだが、私の場合、部活が長くなるか、もしくは会議が長引くかの差だけであって、 あまり普段と変わりない。仕事が立て込んでいるのに変わりはない。テストのことばかり考えていると肩は凝るし頭は疲れるし目は しょぼしょぼするし…一気に老け込む気分。あー、早く出来上がらないかなぁ。