授業はサクサクやって、仕事をしていると、学年主任が来て「O−TEACHER、悪い知らせ…」と来る。やばっ、またうちのクラスが 何かやったか!?××か?△△か?えっ?女子?何をまた…と聞いてみると、何のことはない、以前に注意したのに体育の時間前に、トイレで 着替え、そのまま荷物をそこへ大量に置きっぱなしにしているとのこと。やれやれです。実はこの件、以前にも注意しました。平気でトイレで 着替えていて、ある意味丸見え状態らしい。その上トイレに荷物を置きっぱなしなんて不衛生この上ない。それも10人以上そんな 状態で、さすがに二度目となるとこりゃ確信犯。
そこで学年主任とF先生の協力の下、荷物を運び出し、まずは戻ってきたやつらをとっつかまえて、学年主任とF先生から怒ってもらう。 そして教室に戻ってきたところ、私から再度説教ということで指導することにした。ちょうど5時間目が体育で6時間目がLHR。 私は教室で男子やその他の女子と待機して、やつらが怒られて戻ってくるのを待つ。しばらくすると怒られた女子たちがしょげた顔で 戻ってきて、ひとりずつ謝りに来る。そこで改めて私から説教。日頃から注意していることを当たり前に守れていないことを問いかける。 ルールの必要性や、他人に迷惑をかけていることを気付かない想像力の欠如を話す。そこから男子までとばっちりだが、頭髪の赤いやつ、 茶色のカーディガンを着ているやつ、その辺に平気でジュースのパックを捨てているやつ、そういうことも他人に少なからず余波が及んでいると 話す。でもだいたい説教を長くするのは苦手で、30分と持ちませんでした。だいたい怒りが持続しないタイプなので。
その後編集委員から生徒会誌のクラスページの説明があったけれど、説教後なのでシーンとしていて、なんだか雰囲気が…まぁたまには いいんですけれどね。まっ、そんな一日。
昼休みに小論文指導。今担当してる子は、真面目なんだけど文章にひねりがないというか、オーソドックスというか、いわゆる「引き」の ない文章を書いてくる。当たり障りはないのだけれども、突出したものではないので、どうにも指導がしにくい。10人中8人が受かる 小論文入試なら、こういう無難なものでもいいが、10人に1人しか受からないようなものでは、キラリと光る文才か、「引き」のある 文章が書けなければまずい。しかしこれって、私でも書けないのに、それを求めてもねぇ…小論文指導の限界を感じます。
放課後、「助動詞を教えて欲しい」と言われ、8人ほどに補習。30分ほどですがあれこれ教えました。でもわかっているやつと わかっていないやつの差があり、説明も難しい。あるやつはほとんど頭に入っているから、接続とかの質問をするかと思うと、 あるやつは全然わかっていないから「完了と過去ってどう違うの?」というレベルから始まる。まぁ丁寧に教えましたが、 7時間目授業のようで疲れました。やれやれ。
で、先日詩を一編やって、今日も20分程度で軽くもう一編やって、あとはテスト前の勉強として自習にしようと考えていたら…
来ましたよ、教頭が!授業見学に!
先日からいちおう管理職のお仕事として、授業を拝見させて頂くと言っていたのですが、私のところには一向に来ませんでした。 全員ってわけではないのかなぁ…と思っていたら、今頃になって、それも修学旅行明けで呆け呆けになっている2年生の授業へ、 それもテスト範囲が終わりお茶濁し的な内容で、今まさにそろそろ自習にでもしようとかと思っているところに、ご来臨(爆)
私の一番不得意な詩の授業。それもイメージをふくらませて、あれこれ想像したことを言わせようとしていたところでした。 まぁ授業内容がヘボヘボなのは認めますが、こんなタイミング悪く来るとは…。でもまぁいつも通りやっていましたけれどね、 無駄話したり話が飛んだりしつつ、やっていました。それでも10分程度で退散してくれて、やっと自習にできましたが(笑)
生徒に「今の人、知っている?」と聞いてみると「教頭先生でしょ?」と言う。「名前は?」大多数が知らない中、何人かが 「S木先生でしょ?」と言う。おー、けっこう認知度があるではないか。「でもこの学校、あの手の顔した先生多いよね。 ああいうのが先生顔なのかな?」と言い出すやつもいる。確かにうちには多い顔かも(笑)でも教科はまさか知らないだろうと 聞いてみたら、とある男子生徒が「数学でしょ。」と知っていた。これには一同びっくり。なんで知っているの? 「いや、ちょっと調べたんで。」だと。何で調べたんだよ!お前まさか襲撃するんじゃないだろうな!(爆)
午後からはテスト問題を印刷したり、自習監督に行ったり、やっぱり忙しい。そんでもって放課後にまた補習があったりして、 まぁずっと出ずっぱりの一日でした。
そして疲れた身体を起こして帰ろうとした矢先、職員玄関でばったり教頭に会う。「今日は授業見せてもらってありがとうございました。 いやー、本当に良かったですよ。よくわかったし楽しかったし。生徒も喜んでいて、さすがですよ。」と突然褒められる。 でもあんまり自分では上出来な授業ではなかったし、いつもの半分も出来ていなかったので、そんなふうに言われても…。 まぁ社交辞令として受けておきましょう。
それでも部活の書類仕事と昼休みは小論文指導もあり、空きはなし。その上放課後短時間といえども職員会議もあり、最後には虚脱状態。 もう倒れます…。
で、その出張が予定では早く終わり、3時間目ま授業には間に合うように帰ってこられる予定でした。ところが色々時間が押し、結局間に合わず。 でも自習監督をお願いしていたので、大丈夫でしたが、なんと余計なことにH先生が代わりに3時間目の授業をやってくれて、6時間目に 私がその替わりをやることになってしまいました。せっかく6限空いたと思っていたのに余計なことを…(爆)仕方なくしっかり授業をしましたけれどね。
放課後も忙し。小論文の指導をし、事務的な処理をして、そして部活関係の打ち合わせもする。超忙しい週末。
3時間目は自習で、生徒に自習させながら私はせっせと次の教材研究。テスト後も6時間授業って…(泣)
午後は採点しつつ、飽きると事務仕事。そしてまた採点して飽きる教室整備。そしてまた採点して飽きると違う仕事…と、そんな感じでした。 でもテストが始まると生徒もサッといないなりますから静かな校舎。それもまたよし。
その後、残っていた採点をちょっちょっとやって、進路の模試が返ってきたので、その取りまとめなどをして終了。まっ、そんな一日。
そしていよいよ採点に突入。明日でテストが終わるし、部活も始まるから即行で採点せねばならない。というわけで昼食の時間を惜しんで 採点開始。しかしやれどもやれども終わらない。普段あまり問題数を多くしない私なのだが、今回は範囲が文法中心ということもあり、 1問1点にし、100問近く作った。そのため採点する箇所が多い。2時間くらい集中してやったのだが、15点分も終わらない。 途中からスパートをかけるために、秘密兵器のヘッドホン(笑)いや、軽快な音楽を聴きながらやると、記号問題とかはノリノリで進むので。 それで頑張るも、結局終わらず…。11時から始めて、途中15分と休憩しないのに、5時にすら終わらない…もう夕方には肩がパンパンでした。 あー、この続きは明日に…(泣)