言近旨遠たる 10月 上旬 編


10月1日(木) 補講

本当なら今日明日は秋休み。でもこの前のインフルエンザの学級閉鎖のため、今日は補講授業(泣)それも何だか玉虫色のため、 7時間45分授業、しかしこれは補講であり授業ではないので出欠・授業時数には入らないという不可思議。それも学級閉鎖になった クラスだけですから、学校の半分のクラスは秋休み、半分は7時間授業という展開。ですから先生によっては全く授業が ない人もいて、そういう人は年休しています。逆に私みたいに朝三暮四で、あの時「わーいわーい、学級閉鎖で授業が減った!」と 小躍りしていた馬鹿者は、今日5/7授業という恐ろしさ…ありえない。

で、とりあえずうちのクラスはほぼみんな来ていたのですが、3年生の方はひどい。某先生が「この補講授業は休んでも欠席にならない!」と ばらしてしまったものだからさぁ大変。1時間目に行った某3年クラスは7人くらいの欠席でしたが、2限目のクラスに至っては半分! つまり20人もいない!ガラガラですよ。むしろ学級閉鎖!なんて環境に優しいんだ。CO2の25%は削減されている!(爆)とまぁ 冗談もいうしかないですよね。今日来ているよい子ちゃんたちのために、必死でやりましたが…でもなんだかなぁ。ちょっと脱力。

でも2年生はぼちぼち、みんなちゃんとやっていましたからいいんですけれどね。その合間に仕事色々。

10月2日(金) 補講2

秋休みでTDLに行っているやつに私の呪いが通じたのか雨(爆)私は今日も授業。

でも何だか不思議な不公平感。もちろん学級閉鎖中の穴埋め授業なのですが、学校の半数のクラスが秋休みで不在。先生たちも半分くらい 年休で、学校全体もガラガラ。何だか真面目に授業しているのも受けているのも、割に合わないような気分。これじゃあ学校全体も 落ち着かない。

と言いつつも私はいつものごとく授業はバシッと進める。むしろこういう時にさぼらずきている3年生には平常点を加算してやるぞ!的な 発言。今朝も管理職から注意がありましたが、某先生の発言から3年生がさぼりまくりで、1クラス20名しかいないなんてところもあり、 こちらもやりづらいことこの上ない。ただ幸いなことにそれは1、2年には伝播せず、1,2年はみんなきちんと来ていましたけれどね。

空き時間にTTのお仕事のお手伝い。大学体験講義のファイル作りを手伝う。でも自分の模試関係の方もやらないとまずくて、色々立て込んでいます。 そして昼休みにはテニス部の3年生が、また迷っているらしく相談に来て、話をする。こういうカウンセリングもお仕事なのかしら。

10月5日(月) 色々

まぁ月曜日って色々忙しいわけですよ。まず教科選択の希望票回収。相変わらず忘れるやつがいるし、いまだに迷っているやついる。 こうやって期限を守らないやつは本当にどうしてくれましょう。

そしてもうひとつの仕事は模試関係。申込期限が今日なのだが、私の段取りが悪く集計は今日となる。まぁこちらは少しくらい遅れても 良いんだけれど、全クラス掌握するのが色々大変。でもこうやってズルズル期限を守らないのは私も同じか…。

その後進路部会。そこでこの件を報告。そして授業。忙しいっす。本当は午後服装頭髪検査があったのですが、私は通院のため早退。 果たしてうちのやつらは…。

10月6日(火) 憂鬱な火曜日

今週ずっと雨みたい。何だかなぁ…。まぁ精神的にやられている私ですが、それでも仕事は続くのです(泣)

相変わらず昨日提出期限なのに、教科選択の紙が出ていないやつが数人。おまけに二人ほど記入漏れが判明するし…なんだかなぁ。 それでも頭髪検査で引っかからなかったのは上々だが…。

授業2つやったあとは、そのまま事務仕事して、空き時間に校長面接。何だか部活のことに話が移り、テニス部の活躍のこととか 顧問の引き継ぎの話などもする。まぁ具体的には人事の話になるからあれですが、もうそういう時期ですよね。そしてその他 学年の話とか進路の話とか…本当はもっと大事なことを話したかったんだけれどもまぁいいや。結局30分くらい話しました。

昼休みはまたまたテニス部の3年生から進路相談。具体的な受験のやり方について。つまりセンター利用で受けた場合、一般との 絡みや滑り止めの日程をどうするか等々、最近はこういう受験テクも必要な時代ですから、あれこれ話しました。

授業変更で6限まで授業がありましたが、何とか乗り切り放課後学年会議。こちらも修学旅行のことやら自分の模試関係のことなど、 こちらも目一杯ありました。

10月7日(水) 昨日のネタ

これは昨日のネタ。昨日授業変更があって、6時間目に自分のクラスの授業があった。廊下を歩いていると英語のH先生とあった。 話ながら教室へ向かうと、行き先が同じ…あれ?H先生、6時間目は私の授業ですよね?いや俺だよ。いや授業変更で先生の 英語は5時間目じゃなかったでしたっけ…と言いつつ二人で教室へ行くと、確かに6時間目は現文で、すでに終わった5時間目が 英語になっている。生徒に「5時間目は?」と聞くと、みんなニヤニヤしながら「来ませんでしたー!」と言う。そう、つまりH先生が 勘違いしてすっぽかしたのだ。けれどもH先生は教室のドアのところで怒り出し「なんで呼びに来ないんだー!7時間目にやるぞー!」と 捨てぜりふを吐いて帰ってしまう(笑)

そしてその後現文の授業を普通にやって、終わりかけのところで「先生、本当に7時間目に英語やるんですか?」と生徒が不安げに 聞いてくる。「やるわけないじゃん。」と笑うと「でも廊下にH先生が…」えっ!?確かに。私の授業が終わるやいなや入って来て、 「じゃ7時間目やるぞー!」と宣告。私は楼から出されてしまった。でもまぁ結局は、先生がしばらく来なかったら誰か呼びに来るのが 普通だろう、そうやって誰も来ないからといって自習だと喜んでいるようでは意識が低い!授業が遅れて困るのは君たちだろう!と ひとくさり説教して終わりました。私は廊下で苦笑していましたが…。

で、帰りのSHRをやるために教室へ入ると、生徒たちが納得いかないような憤然とした感じ。まぁそりゃそうですよね。授業すっぽかしたのは H先生、それを何故呼びに来ないと怒られるのは納得いかない。私が生徒なら誰か呼びに行こうとしたら全力で止めますもん。それに 加えてうちのクラス、先日も数学のO形先生がやっぱり勘違いして授業をすっぽかしたたり、当人のH先生だって、歯痛で急遽 授業に穴を開けたこともあるので、またかと生徒は思っていたようです。自分たちが悪くないのになぜか説教されて、いまいち納得できないのは よくわかります。前の席にいたやつがポツリとつぶやきました。

 「大人ってずるいよね。」(爆)

まっ、そういうこともあるでしょう(笑)

さて、今日も雨。憂鬱だわ。でもまぁ普通に授業して、昼休みにまた面談をし、空き時間にそろそろテスト作りの算段。そして放課後 少しだけ筋トレ。まずまず平和な一日。よって何もなし。

10月8日(木) 危機管理能力

台風のせいで大混乱。こんなに直撃で突風が吹くというのに、うちの学校、いつも通りですよ。近県は全部休校、いや近隣の学校はすべて 休校か自宅待機になっているのに、うちだけ普通通りってどういう判断?電車は、朝の早い時間帯だけ動いていて、その後は間引き運転。 通学時間帯には強風強雨のため停まってしまい、生徒は駅に2時間足止め。そして午前中は運休だらけ。普通なら休校でしょ。ていうか みんな休校なんですよ。でもうちの管理職はインフルエンザの時もそうですが、危機管理能力が欠けていて、決断も遅いわ対応も悪いわで、 大混乱。

朝の時点でまだ電車が動いていたからやるというのはどうなの?もう止まる寸前ですよ。とりあえず朝の出欠確認したら、うちのクラスは半分。 あとは足止めされたりして全然人が集まらない。この強風豪雨の中、来いというのは過酷ですよ。でもその集計をするだけで特に何も対応せず。 生徒が10人のクラスでも普通通り1時間目から授業だと…やれやれです。結局生徒からどうしたらいいですか?とメールが山のように来て、 その状況により待機させたり一度帰らせたり、本当に大変でした。もう何とかしてよ。

こういうとき危機管理というのが大事だと改めて思います。どういうタイミングで、どう判断するか、どうすれば一番被害が少ないか、というのを きちんとやるのが管理職の責任だと思いました。そのせいで多くの人間が混乱し、学校が正常に動くかどうか…本当にこれだと先生も生徒も 困ります。やれやれです。

結局うちのクラスも欠席ゴロゴロ。でもほとんどが電車不通のため。公欠扱いになりますけれど、テスト前なのに授業に遅れて可哀想…。

10月9日(金) いつものごとくやらかし

晴天。でも心は晴れない。というのも今日は授業変更を頼まれて、なんと3456限授業。残念…。1時間目はテスト作りをし、2時間目は 教科会議。そこから怒濤の4連続授業でした。やれやれ。

しかしここでやっぱり私はやらかしました。放課後授業が終わったとき、3年生の教えているクラスの真面目な女の子に呼び止められました。 何かと思ったら「先生、今日の授業で、今度のテストの漢字の試験範囲××〜××までって言っていましたけれど、あのー、この年間予定 プリント見ると、違うんですけれど…先生が黒板に書いていたのは多分第4回の範囲だと思うんですけれど…」 えっーーー!マジですか?確かに確認してみるとやっていました。あちゃー、こりゃ悪いことをした。と言ってももう放課後だし為す術なし。 で、私言っちゃったんですよ、

 「この3連休で漢字くらい勉強しておけよ!」

って…(;´_`;)本当にドンマイ(爆)


BACK