幸災楽禍たる 6月 下旬 編
6月21日(火) マシだろう
テスト作り開始。なんで授業で忙しい時に限って、作り始めようと思うのだろう。とりあえずまずは適当にたたき台の10点分だけ作る。
もうそれだけで満足(笑)
進路当番、授業、授業、進路部会…こんなふうに午前中は瞬く間に終わってしまう。やるべきことが少しずつ溜まっていく。自分で
消化しているつもりなのだが、次から次へと湧いてくる。たとえば部活大会記録を提出、試合結果とりまとめ、オープンキャパスの案内作り、
進路適性検査の振り返りプリント、小論文のプリント作り、そしてもちろんテスト2本…うーん、どこから切り崩すべきか。
考えてみれば昨年の今頃まで、三者面談で連日ヒーヒー言っていたのですよね。毎日授業後に5〜6人相手に連日7時過ぎまで
やっていて、マジで死にそうになっていたのですよね。それを考えれば全然楽なのかも。そう言って自分を慰めよう。はい。
6月22日(水) 暴論
真夏日でした。暑い一日。それでも授業がひとつなくなったので、気分的には少し楽。ぼちぼちでした。そして時間が空いたので、
さっそくテスト作り。3年生の現代文の方が先なので、少しずつ思案中。まぁだいたいガイドラインは頭の中に出来上がりつつあるのですが、
実際どう答えさせるか…そう思うと悩むのです。数学とかみたいにバシッと答えが出るものではないので、こんなふうに答えてくるかも、
いやこういう表現で書いてきたらどうしよう…と予想される答えを考え、採点の時に迷わないように(実際迷うのですが)少しでも
客観的になるように一苦労。それをこねくり回しているのが時間がかかる。ある程度出来てきたら脳からアウトプットするだけだし、
入力するだけの「作業」なので、そこからは時間さえ掛ければ何とかなる。それを頭の中でカオスになっているときが、意外と時間が
食うのですよ。ああ、このあたりを書かせたいなぁ…と悩んでいる数時間。
さて、ここからは過激なネタを。こういうとあれなんですが、先生たちの中には太平楽というか極楽とんぼというか、のほほんと生きている人も
多い。私もその一部だとわかっているのだが、なんというか仕事もあまりせず、ごたくばかりならべて、周りに煙たがられている人種がいる。
みんなが忙しくてあくせくしているのに、そう言うときに全くその空気を読めず世間話をしてくる、意味もなく遊びの話や
旅行の話、どうでもよい無駄話をしてくる。ふだんなら何と言うことはないのだが、忙しい時にそう接せられるとイラッと来る。
その上、そういう人は仕事をまともにせずのほほんとしている。中には教育問題の一家言を宣う人もいる。偉そうに言う前に仕事をしろよ!と
思うのだが、そう言うことを言われると「だから今の教育は効率化だけを追い求めるからダメなんだ。」とか「教員が余裕を持たないでどうする。」とか
偉そうな蘊蓄ばかり述べる。本当にイライラする。
で、概してそういう教員は年配者に多いのだ。それもけっこう50代後半だったりする。だからそういう上の人にはなかなか言いづらかったりする。
いわゆる団塊の世代の、大量採用の、あたりなのかも。もちろん一生懸命仕事をしている尊敬すべき先生もたくさんいる。でも中にはそういう
のほほん型の人もそこそこいて、中には組合活動に忙しく学校の仕事はそっちのけの人や、学年主任や担任や分掌の長を逃れて(というか
させてもらえないほど無責任)のうのうとしている人もいる。そういう人のせいで他の人がたくさんの仕事をかぶったりしていて、ある意味不均衡。
でも本人はどこ吹く風。若い人の方が全然有能でよく仕事をしている。年金のように若い世代が支えている構図。
というわけで、そういう困ったちゃんがやはりどこにでもいて、自己主張だけ強く、自分が不利になること過重になること、はたまた
面倒臭いことに対してはやたら攻撃になり、そうでないときは太平楽で他の人の意欲を削ぐ言動をする人もいる。やれやれな人たち。
と書いてきて、私もそうなのかなと思う。他山の石じゃないけれど、私も偉そうな物言いが増えてきた気がするし、たいして仕事も
していないかもしれない。無用の長物にならないように自戒しないとね。暑いとついついこんな暴論を吐きたくなる…はい。
6月23日(木) 芸鑑
本日は2時間授業。それをサクッとやって終わり。その後、市民文化会館に移動して、芸術鑑賞会。木管楽器のアンサンブル2時間という
演目。今年は副担任なので、生徒の動向に気を遣う必要が無くて楽。ただ行ってただ聞いて、ちょっと寝て(笑)それで終わり。
癒しの時間だったかも(笑)楽な一日でした。
6月24日(金) 蒸す
今日も蒸し暑い。生徒の教室はクーラーが入っているからいいけれど、進路室は蒸し風呂。特に風通しが悪く、おまけに中庭に面していて、
そこに室外機が山ほどあり、その熱気が窓から入ってくる。よく蒸し風呂状態と言うけれど、本当に熱い風が入ってくるので蒸し風呂以上。
サウナですよ。
で、朝からテスト前のプリントを印刷していたのですが、その印刷室も窓ひとつ無いタコ部屋の密室。そこで30分も印刷しているともう汗だく。
授業の始まる前からげっそりです。
1限目は自習監督。2限目から3連続授業。やれやれです。でも少しずつ夏休みが近づいてきて嬉しい。
6月27日(月) やらかし
またやらかしました。授業変更の大失態。軽請け合いのミス。実はだいぶ前に、明日の授業変更を国語科のN先生から言われていて、
OKを出していた。それをすっかり失念して、英語科のK先生からも、そこの授業が欲しいと言われ、軽くいいですよと
答えてしまっていた。つまりダブルブッキング。テスト前なのに、お互いに迷惑を掛けてしまい、それも両氏ともきっちり系で、
きちんと授業計画を立てている人なので、申し訳ないこと夥しい。平謝り。それもこんなテスト前の前日になってわかるなんて、
あり得んてぃ。またまたやらかしました。うーん、メモを取らずにいるとこんなことが起こり得る。すいません。とりあえず
何とかなりました。やれやれ。
授業はラストスパート。でもそんな時に限って卒アルの撮影に来たり…。まっ、いいけれど。そして合間に進路仕事で、クラスに
配布する資料の仕分けで汗だく。そして次はテスト問題の作成で汗だく。最後は帰りのSHRや清掃。その後、テニス部の子の
進路相談など…色々ありました。まぁ多忙な一日。
6月28日(火) あれこれ
テスト問題を作りつつの、事務仕事片付け。途中進路指導部会はありつつも、一コマあげたので少し楽な日になりました。ただ
相変わらず暑くてへばりましたが…。授業はあと少しのところまできましたが、2クラスほどテスト範囲がギリギリ終わるかの
瀬戸際なので、けっこう余裕がありません。
放課後に学年会議。事件と言うほどではないけれど、指導上注意をしなければならない件があったり、不登校気味の子がいたり、
はたまた家庭に色々訳ありな子がいたりと、色々出てきます。抱えている担任は気苦労が絶えないだろう。昨年の自分を
思い出す。私も色々振り回されたからなぁ。それで鬱症状になったからなぁ。先生も大変です。やれやれ。
6月29日(水) 身体が慣れない
暑い一日。でもうちの学校なんて冷房が入っているからマシですよね。でも生徒の教室だけですが…。だから教室にいるときは寒いくらいの時もありますが、
一旦授業が終わって廊下に出るとむわぁーとした熱気。もちろん準備室にいても進路室にいても熱気にさらされ、もう身体がへたります。いっそ冷房が
なければ諦めがつくのですが、なまじ教室で涼めたりすると、身体はその寒暖に耐えられず、ぐったりします。今日は1限目から3限目まで
連続だったため、なおさらきつかったです。
で、その後は通院のため早退。以上。
6月30日(木) 暑い寒い
本日も暑い。授業の方は3コマのうち1クラスだけギリギリテスト範囲が終わり、あとの2コマは自習。生徒の方もシーンとしてやっていました。
相変わらず冷房の設定温度は高いのですが、シーンとしてみんなじっとしていると意外と寒く感じる。だからと言って消すと当然暑い。で、
温度を上げたいのだが、勝手にやらないように今年は節電の協力もあって教室毎に変更できないようになっている。うーん、融通が利かない。
そして相変わらず廊下や準備室にいると、途端に滝のような汗。この差はなんとかなりませんかね。身体が壊れますよ。
放課後に職員会議。当然クソ暑い大会議室で。あれこれ審議事項があってひたすら耐えるのみ。ああ、やっと一日が終わる。