金曜日はテニスの出張で不在でした。どうやら雨でマラソン大会は2年連続中止になった模様。そりゃ生徒は喜ぶわ(笑)
さて、今日から学検の受付開始。私も授業が無くなったので借り出されるかと思いきや、コンピュータ入力係でした。 ひたすら願書のデータや調査書のデータを入力する係。まぁこれもお仕事だし前任校でやっていたので手慣れたもの。
でもこういう学検というものは県下統一のものなのですが、なぜか学校によって拘るところが違う。あるところでは 調査書記述にとても敏感なところもあれば、あるところは願書のチェックが厳しい。そうかと思うと受験生の見た目まで 気にしているところもあれば、そんなのどうでもいいよというところに注意を払うところもある。やっぱりこれが学校の 特色なんでしょうね。
そういえば受付なんですが、やはり細かいところの注意もありました。昨年受付業務なのにジャージ姿でやって怒られた人がいたり、 受付中に笑いながらやって中学生に不信感を持たれたり、知り合いの中学生に気軽に声を掛けたりと…色々あったようです。 こちら側が一番緊張感が必要ですよね。はい。
今日は模試の日。うちでやる意味はあるのか…という疑問はあるのだが、動機付けとしては必要なんですかね。でも開始15分で 熟睡モードでは…(笑)
こういう模試の意味づけも、前任校は進学校だったので、その意味合いがだいぶ違いました。それでも1、2年生はどちらも 無関心でしたが、3年生になると進路に向けて目の色が変わったと思います。うちは大学進学がわずか20%ですから、それも ほとんどが推薦やAOとなると、なかなかモチベーションを上げるのも難しい。進路としては頑張ってくれているのですがね。
さて、昨日予想外に出願数が多かったので、管理職はホクホク。でも前期で多いからといって、後期も来るとは限らない。 定員割れしなければいいが…。それにしてもやはり入試というのはお祭りだ。みんな出願者数に一喜一憂していたり、 あちこちで倍率がどうの、後期はどうのと話している。中には入試の時に出るお弁当の話題まで(笑)そういえば私も若い頃は 変な高揚感に包まれ、祭り気分でもあったなと思う。昔はそれこそ夜までかかってカツ丼出るぞ的な雰囲気でした。 今はそれほど盛り上がらないけれど。
そんな一日。
予想外の受験者数で、予定していたより教室を入試で使うことになり、のほほんとしていた未使用クラスの担任たちが、慌てて 清掃を始めたのもご愛嬌(笑)
さて、私はその先にある仕事を粛々と。新入生説明会の要項を作り、分担や配布物一覧を確認。業者へジャージやシューズ値段の ことで問い合わせたりとか、椅子並べの担当にお願いして回ったりとか、各種調整にいそしんでいました。あちこち回って根回しする。 こういうことが大事なんですよね。
この前も、とある新人が、ある行事で要項をバーンと出したのですが、すべて頭の中だけでシミュレーションして作っただけで、いざ みんなに出したらあちこちからクレームというかこれは無理だとか色々言われてパニクっていました。自分なりに前年の物を改善して よりよい物だと自負していたらしいのですが、そのちょっと窮屈な内容には、それなりの個人の理由とか分掌の思惑とかがあってそうなっていたはず。 それを確認も根回しもせず作った物だから大紛糾。大人の世界は地道に確認・根回しが必要なのですよ。はい。
というわけであちこち頭を下げて回る一日でした。
今日入試の前期の倍率が発表されました。うちもなかなかでしたが他もなかなか。こりゃ公立志向が強まったかね。あんまり 志願変更もなさげな感じ。でも最終的には後期で定員が埋まるかということのみ。あんまりぬか喜びはしていられない。
で、入試前の仕事として、調査書点検の仕事をしたのですが、まぁ色々あります。つまり内申書と言われるものですが、 これのチェック作業をしました。もちろん細かいことは言えませんが、記載漏れがないかどうか、必要項目に不備がないかを 大人数で何度も繰り返し確認するのです。
いちおう統一されている書式なのですが、まぁ中学校によってまちまち。フォントの文字がでかくて、意外と文字数少なめな 所見だったり、こんなことまで書かなくてもわかるようというくらい但し書きが多かったり、色々です。担任が書くのでしょうが、 その性格が反映されていて面白いものです。はい。
放課後に前期入試の要項詳細の読み合わせ。思いの外受験者が多かったため、使用予定の教室が増え、色々変更が出て教務部は大慌て。 やれやれです。
私は割と生徒の気持ちがわかるタイプの教員…と勝手に自負していたのですが、このところの生徒の気持ちがよくわからない。年のせいなのか。 ある女子生徒が友人との人間関係のトラブルで悩んでいたので、それならば少し距離を置いたら…と話していたのだが、 他の場面では仲良く遊びに行ったり、一緒に帰ったり…いやいや付き合っているのかと思いきや、その時はとても楽しく全然 普通だそうだ。でも別の場面になると悩むほど嫌いで辛いとこぼす。それほど嫌なら離れればと思うのだが、でも他の時は親友だと言う。 どっちが本当なの?聞いていて混乱する。
別に使い分けているわけではなく、その時その時で自分の感情が全く変わる。上がり下がりが激しく、一筋縄ではいかない。見ていると 仲が良さそうなのに、でも本人は悩んでいると…。自分でもよくわからないのに相談されてもね…。これはカウンセラーの範疇かな。 最近よくある若者鬱みたいなやつで、仕事に行くとダメだが休暇では元気というやつなのか…。
私たちも新人類扱いされたとは言われないけれど、理解出来ない若者と言われた。こうして時代は繰り返すのですかね。
学検前日。2時間授業の後片付け清掃設営。先生たちは大忙し。私もトイレ清掃に頑張り、机椅子の運び出しに協力し、その後掲示物を 貼り出すという作業。色々忙しい。その後点検があり、打ち合わせ各種。これが学検です。
何か学校自体が落ち着かない。もちろん準備でバタバタしているというのもあるのだけれど、生徒自体も浮ついていてフワフワした感じ。 こういう時って事故や事件が起こるんですよね。くわばらくわばら。
先日の打ち合わせで、予想外の受験者数が来たため、予定よりも検査室を大幅に増やした。当然監督も増え、みんな大変な感じになった。 それは仕方がないこと。ところが国語科のとあるお局様が噛みついた。「いつもここで国語は問題確認をして、午後から採点基準を 決めるんです。こんなに監督を入れられたら困ります。」と。えっ?って感じ。だってこんなに検査室が増えたから仕方ないじゃん。 国語科だけ楽するわけにはいかないよ、まるで国語科の総意のように発言され、結局一部監督が組み直された。当然他の人たちは 負担増になるわけですから、白い目で見られるし針のむしろ。やれやれです。
前期入試一日目。まずは校門に立て看板を出すところからお仕事。その後もう一度要項を確認して、いよいよスタート。
最初は国語の監督から。監督しながら問題をチラチラ。あー、また採点が大変そう(泣)そして間を少し置いてまた監督。 午後からは国語科で採点基準を確認する。その後二日目用に掲示物の貼り替え。そして適性検査の準備。緊張の一日でした。はい。
前期入試二日目。私の仕事はまず受付。寒い昇降口でひたすらチェック。それが終わったらすぐ着替えて適性検査へ。 今年初めて実技のテニスに参加。今まで顧問でしたが他の顧問にお願いしていたのですが、今回はお鉢が回ってきました。
テニスで受験する子は10名ちょっとまぁたいしたことはやらず、それこそ中学時代やっていたかどうか、技量というよりは やる気と体力を見る程度。お手伝いくらいで終わりましたがなかなか興味深かった。
その後午後からは採点。ところが遅々として進まず。さすがに例年より100人も多いと全然進まない。この分では 相当かかりそう。やれやれでした。