3連休明けですが、私は土曜日に5:00起きで県大会の遠征、日曜日はイベント、昨日は普通に部活…と全く休めませんでした。おかげでボロボロ。
そして授業の合間に漢字の小テストを採点したり、出張の報告書をまとめたり…そして放課後には運営員会。今回総務部的には4つも提案があり、 なかなか大変でした。まぁ色々あっての会議でした。うーん、詳しく書けない。
今日は午前中病院へ。検査結果を聞きに行ったのだが、いまいちな感じ。マジでそろそろ完全休養が必要になるのかも。先生もあとどれくらい出来るのか。 午後から学校へ行き、もちろん仕事はきっちりと。授業やら職員会議資料作りとか…はい。
又聞きなのだが、某先生が管理職へ療養休暇が欲しいと直言しに行ったとか。実はその先生、とても真面目で熱心な良い人。若いけれど有能で仕事も出来る。 でもそれにかこつけてすべての仕事を押しつけられて潰れそう寸前なのだ。担任として色々訳ありの生徒の面倒も見ているだけでも大変なのに、 修学旅行のチーフを任されている。修学旅行の企画立案というのは、もう本当に死ぬほどの仕事量なのだ。当然みんなで分担してやるものなのだが、 どうも学年主任はその人に丸投げ、他の人たちも若手ばかりで修学旅行の引率もしたことがなくて勝手がわからない。ベテランは副担任のハーフ採用の人ばかりで 人数の関係で引率しない。もうひとりで抱え込んでいっぱいいっぱいらしいのだ。
それに加え、吹奏楽部の顧問でもあり、その指導も任されている。知っている人は知っているだろうが、吹奏楽部は文化部の中でも特異な存在。連日早朝から深夜まで、 土日も一日練習で、下手な運動部より3倍くらい大変。その上、うちの吹奏楽部はかなり強くて県下でも有力校。関東大会にも出るレベル。だから当然その練習量も 厳しさも半端ではない。おまけに地域交流と言うことで地元のお祭りに出てくれとか、近所のスーパーのアトラクションに出てくれとかひっきりなしに依頼が来る。忙しさ故に 断りたいらしいのだが、管理職がいい顔をせず是非と強要されているらしい。
という様々なことが重なって、もう限界まで来ているらしいのだ。仕事は出来る人のところに集まると言うが、もう仕事の偏りが半端なくて倒れる寸前とのこと。それで 管理職に直訴に行ったらしい。
その後どうなったかはわからないが、ひとつには管理職の対応がひどいらしい。確かに仕事の偏りとか本人の負担を軽減してあげるような方策は当然だが、 頑張り過ぎている本人に「ご苦労様。いつも助かっているよ。」とか「ありがとうね。色々やってくれて感謝しているよ。」的なねぎらいの言葉が全然ないらしい。 それどころか先にも書いた吹奏楽部の地域交流が、忙しすぎて出来ないから断ろうとすると、「学校のイメージアップのためだから、無理にでも」と言っているらしい。 修学旅行の件についても、学年のことだからと、あまり関与していない様子。もう少し気遣いがあってもいいのでは?と思ってしまう。まぁこれらすべて又聞きなので どこまで本当かわからないけれど。
こういう有能な若手が仕事過多で潰れるというケースはけっこう耳にする。やる気もあるし能力もあるのに、あらゆることをやらせすぎてオーバーワークになってしまう。 精神を病んで病休に入る人も後を絶たない。もちろん仕事を公平分担して負担を減らせるのがベストなのだが、先生の仕事というのはなかなかそれも難しい。 クラスに大変な子がたまたま多ければ担任として苦労するし、少なければ意外と楽だったりする。底辺校は常に問題が勃発し、その対応に追われる。それにやれ 学力向上とか行事活性化とか言われれば、もう手一杯になる。それに加えて部活とか上から降ってくる変なアンケートや英語テストとか、中高交流、地域交流なんて 加われば、もう本当に爆発する。担任はクラスだけ、教科はぼちぼち、行事担当も空いている人、渉外的なものもその人オンリーと、うまく分けられればいいのだが、 それもなかなか難しい。そしてもちろんある一定数の人があまり仕事をやらないという組織だから、当然こんなことが起こる。
もう少し色々軽減できるやり方があるはずなのに。何でもかんでも学校で引き受けるべきではないのに。そして管理職も3年で異動するからその間だけうまく 乗り切れればという逃げ腰の人も多い。さてさてどうなることやら。
本日も忙しい。テスト前なので何かとやることはあるし、4コマで空きもほとんどない。昼休みは部活のあれこれがあり、放課後は職員会議。 今回の職員会議は総務の議案が4つほど。
その内容は、ある総務主体の行事を毎年ではなく3年ごとに変更するというやつと、某発行紙を廃止するという大きな2点がありました。 色々ありましたが無事承認されホッ。
だいたいどこでも新しいことを始める、企画する…というと手柄になったり注目されて持ち上げられたりする。でも今回の私のように廃止する、止めるというと あまり良い印象はない。あいつが潰したんだ、なくしたんだと非難を受けることすらある。でもこれだけ行事で汲々として、余計な仕事が増えている現状で、 廃止縮小の方向性は必要だと思う。先生たちだって内心はホッとしている人もいるはずだ。なんでもかんでも新規事業立ち上げというと目立って見栄えがいいが、 結局無駄なことをしてみんなが苦しむという構図。新しい校長とかがやりがちなパフォーマンス。私はあえて逆の方を選んだ。評価されないけれど。
私がこの学校で総務部長として残した実績は、この行事の大幅縮小と、あるひとつの大仕事の廃止。そんなことです(笑)
放課後部活がないだけ余裕がある。いや別に必ず部活に行かなければならない義務はないのだけれど、うちの学校の場合、生徒だけでやらせていると 必ず何か起きるので。いちおう顧問がいるだけで平穏(笑)
だから提出物のノートチェックも余裕を持って出来る。漢字小テストの採点もゆっくり出来る。次の教材のプリント作りも時間をかけられる。 こういうところにきちんと時間を使えば、授業ももっと充実できる…はず(笑)まぁ大きな声では言えませんが、それほどきっちりやらなくても結果的には何も変わらないとは…モゴモゴ(笑)
ただこちらの満足度はある。ちゃんと手を抜かずやっているという。どうも部活やその他の分掌の仕事が立て込んでくると、どうも焦燥感ばかりあって、 本分の授業の方に力を入れていないという罪悪感があり、いつも中途半端な感じがする。もちろん授業中は熱弁を奮い、面白楽しくやっているつもりなのだが、 自分の中では常に準備不足という負い目がある。それがこのテスト前とかになると解消され、個人的にはちゃんとやっている感があるのだ。 これって私だけなのかな。
雨の月曜日。本日も忙しい4コマ。
それでも1限目はほぼテスト範囲が終わったので自習同様だったので、ノートチェックしながら生徒の質問に答えるという感じ。問題なのは他の3つの情報の授業。 というのも、そのメインの先生が本日お休みのため、すべて私がやることになったのだ。
別にそれはいい。その先生だってたまにはお休みが必要だから、サブの私がやるのは当然だし、こう見えても元は情報部の部長をやっていたし、ある程度コンピュータは精通しているから。 でも先日頼まれたときに、あれをやってくれこれをやってくれと言われたのには困った。このプリントを全員に返却してくれと言うのはまだいい。でもこのクラスはここをまだやっていないから、 やってくれと、Excelの棒グラフ作成の授業を指示されたのだ。そして遅れている者の個別指導、提出物のチェックと…やること多すぎない?(笑)
それでも百歩譲って、TTの授業だからそれも仕方がないでしょう。なら普段からもう少し、一緒にやる協力体制でやってくださいよ。授業計画はおろか、今日の授業で何をやるか 行ってみないとわからないし、指導の仕方もクラスごとに違う。TTといいながら、私も初見のことばかりで特に打ち合わせもない。だからけっこう普段から困ることも多い。 生徒がわからなくて聞いてきても、指示がまちまちなので。それなのにすべて丸投げで突然やってくれとは…。
まっ、それでもビンチヒッターとしてそこそこやりましたけれどね。むしろ生徒には「先生の方がわかりやすい」と好評。いやメインの先生がただ難しすぎるだけ(笑)というわけで、 なかなか大変な一日でした。
中間テスト前日。3時間授業。この日が一番心が穏やか(笑)とりあえず1コマだけ授業があったので、それをサクッとこなし無事終了。午後からはテスト問題印刷など。
昨日の朝に配布されましたが、また今年も異動希望票の季節がやってまいりました。これが来ると来年のことをついつい考えてしまいます。さて私はどうすべきか。
今の学校に来て4年目が終わるところなので、まぁまだ早いという気もします。いちおう県の流れでは、3年経てば転勤可能、最長10年までというのがルール。 だからいちおう対象ではあります。また生涯5〜6校を経験するというルールもあるのですが、私はこの年になるまでここが4校目。つまりもう一校を定年までに経験しなければ ならない。つまり必ずどこかのタイミングで転勤しなければいけない。で、私の定年までの残り年数は…7年となりました。さてどうすべきか。
もちろん希望したからといって必ず叶うわけではありませんが、やはり自分のキャリアとしてどのタイミングで異動するかは大事です。たとえばこのままズルズルとこの学校にいて、 定年まであと3年となったところで、新しいところへ行くのはなかなかきついです。環境に慣れるのに時間もかかるし、新しいところで何も出来ません。そうすると、新しい学校で 5〜6年くらいはいたいなぁと考えるわけです。そうすると、今年度転勤すれば新しい学校で7年、来年度転勤すれば6年…そういう計算になります。
しかしこれには周りも絡んでくるわけで、実は今年度うちの学校は悉皆者がとてつもなく多い。初任で5年目で必ず転勤しなければならない人、プラスかなり長くいて多分 8年〜9年という人もそこそこいる。合わせると多分10人前後。となるとその人たちが優先だからあまり他の人にお鉢が回ってこない可能性が大。50人の教員のうち10人以上 転勤となると、5人に一人。仕事の引継上かなり大変。まぁ2年前はその規模で大異動があったからなくもないが、私のような4年目の人に転勤が回ってくるとは なかなか思えない。無理な可能性大。
それでもあえて異動希望と出し続けないと、そのまま飼い殺しされる危険性もある。前任校で10年もいさせられたのはそのせい。なんとも悩むところです。 ちなみに別に現状に不満がありすぎるかというとそうでもない。教科的にもぼちぼちだし、分掌も総務部長は大変だが、まぁ年齢的にこれくらいやらないとダメだろうと承知している。 また好きなテニス部指導も出来ているので、大きな不満はない。だから無理して異動希望出して変な学校へ飛ばされるよりは、このままでもう1、2年というのが 妥当な考えだろう。ここに6年くらいいて、新しい学校に5年くらいで定年というのが、実はあるあるパターン。
でもである。私個人の考え方なのだが、同じところにいると飽きる。新鮮味がなくなってどうにもマンネリ化する。どこへ行っても3年くらいで煮詰まるのだが、なぜかどこも長く居続けている(笑) 8年、9年、10年、そして今4年。そろそろ色々変えたくなってきた。そうしないとなおさらダメダメ教師になりそうなので。というわけで 異動希望になんて書こう。転勤希望?現状維持?
今日から中間考査。ひとつだけテスト監督。まだ自分の科目はない。
前にも書いたが、先生という仕事は、基本的にひとりで授業をしている。自分のやりたいように、いわば自己流で完結する。だから同じ教材を教えていても、進度も違えば 教え方も異なる。大事なポイントや説明の仕方も異なる。まぁ個々でテスト問題を作っている分にはいいのだが、学年共通でテスト問題なんて作っていると、色々問題が起きる。 そこは教えていないとか、ここの解釈はこうだからその答えは間違っているとか、そんな訳し方は正しくないとか、そこは取り上げる必要がないとか…国語という教科は解釈の幅が 広い教科だから、先生によってかなりずれる。だからテスト作りの時は揉めるというか注文が多かったりもする。
それでもうちの国語科はみんな良識ある人たちだから、うまく擦り合わせて揉めることはないのだが、昔はそういうこも多々あった。若いときはベテランの先生に何度もダメ出しをくらい、 何度も作り直した経験もある。まぁそうやって鍛えられたということでもあるが。
先生というのは周りに合わせる…というのが苦手な生き物。ほぼ個人劇場で過ごしてきた人たちだし、自我も強いし自尊心も驚くほど高い。どれほど偉いのかと言うくらい 高説をぶる人もいる。絶対折れない人もいるし、建前論、理想論だけで生きている人もいる。そういう中で過ごすと社会常識や世間から逸脱することも多いのだ。
というわけでプライベートではなるべく学校関係とかかわらないようにしている(笑)常識がなくなるから(笑)
中間考査2日目。やっと私の現代文のテストがある。今回は他の先生に作ってもらったので、印刷を手伝ったくらいで少し楽でした。でもいざ採点となると、やはり 自分の問題ではないので、色々引っかかるところもある。あれ?これが正答なの?という。まぁ事前に問題を見せてもらったのですが、いざ生徒の解答を見て 採点し始めると微妙な違和感がムクムク。問題の問い方とか、配点の仕方とか、やっぱり先生によってこんなに違うんだよなぁと感じる。でもこれもまた次回の自分の 参考になるので、なるほどなと納得しつつ進める。
色々書きたい裏話があるのだが、少しほとぼりが冷めてから(笑)