朝から嵐のような雨。登校するも一苦労。生徒もだいぶ遅刻していました。授業をやって午後から再び中学校訪問。営業活動はまだまだ続きます。
中学校周りをしていると、本当に中学の先生は忙しそう。アポを取るのも一苦労。結局上手く会えなくて資料を置いてくるだけのことも多い。 まぁ私があれこれ説明しても結局学校のイメージや偏差値等で受験校は決まってしまうので、まぁご挨拶程度のこと。それでもやらないとね。 部長になってからこういう対外的なことが増えました。やれやれ。
さて相変わらず高校というところはトンデモ教員は少なからずいる。それもけっこう年配者に多い。いわゆる好き勝手にやっていた昔ながらの奔放さとか、 もしくは組合的な自由主義の人が多く、かえって若い人の方がよっぽど真面目できちんとしている。
先日もやたら管理職に食ってかかったり、または全然自分の仕事をしていなくて他の人が注意したら逆ギレしたりして、もう老害という他はない。 自分ももうそういう年齢だから気をつけないといけないのだが、ああいう人たちを見ていると情けなくなってくる。でもいくら注意したところで矯正不能。 もう自分の信念というか生き方というか、染みついていて変えようがない。ほんとに何だかなと思う。
本日から秋の面談週間のため、3時間授業。ちょっと気が楽。私も今日は1コマだけでした。
さて先生の主要な仕事の3つめに分掌の仕事がある。学校によって呼称は様々だが、教務部、進路指導部、生徒指導部、管理部(環境衛生とか福利厚生とか)、 総務部、情報部、図書視聴覚部、生徒会あたりがある。学校によっては併合していたりもっと細かかったりする。みんなどれかに所属してそれぞれの仕事がある。 ちなみに委員会はまた別。
これがまた分掌によって仕事がまちまち。たとえば私のいる総務部は、入学式や卒業式関係、そしてPTA、芸術鑑賞会、面談、入学説明会などを担当している。 もう少し細かいものもあるが。で、それらを分担して受け持っているのだが、これがまた責任感のない先生が担当すると大変なことになる。以前にも式典の準備を 忘れたとか、説明会で必要な資料が間に合わなかったとか色々ある。
教務は時間割や授業、テストに関すること、入試など、けっこう気が抜けないものも多いし、ある程度専門職。でもやはり面白いことにどの分野にも精通しているベテランの人がいて、 時間割はこの人がやれば大丈夫とか、進路の就職に関してはすごいよく知っているとか、設備が壊れたときすぐ修理できる管理の人とか、色々あるのだ。 でも校内人事で変に変化しちゃうとけっこう混乱する。引き継ぐことも難しいものも意外にあるので。
でもこういう技能というかスキルは意外と評価されにくいのも事実。私みたいにマダムのあしらいが上手いからPTA専任…というのもどうなんですかね(笑)
本日も3時間授業。でも2/3。ずっとこれが続きます。
午後は面談ですが、私は担任でないためにいちおう暇です。と言ってもやることは色々あるので、事務仕事+部活、そしていつものごとく中学校訪問があります。色々やっています。
さて先生の仕事の4つめには部活動の顧問というものがあります。昨今話題になっていますが、これは本当は任意なのですが、基本的に全教員に割り振られます。 そして忙しい部活だと放課後、朝練、土日も費やされるという、ある意味一番過酷な分担です。その上ボランティアときているので、もうこれが嫌で逃げ回る人も多数。 引き替え、これが趣味で…というか楽しみで先生をしている人もいます。まさに両極端です。
私はどちらかというと、まぁテニスが好きですからそれほど負担には感じませんが、それでも毎回土日が潰れて家庭が犠牲になっているのは、ちょっと辟易です。もう少し楽にならないかと 常々考えています。
運動部や文化部でも吹奏楽部みたいなところは、もうそれこそかなりハード。先生の仕事量の半分は部活で占めている人もいます。でもこのおかげで学校の知名度が上がったり、 やんちゃな子たちが落ち着いたり、学校の正常化に役立っているという意味もある。部活肯定派、否認派など色々ありますが、まぁ必要悪的なところも。
親の要望、管理職の方向性、先生たちの気持ち、そして何より生徒の意志で、その強弱が決まってくるのがこの部活動顧問という仕事。一番難しいところです。
昨日はお休みをいただき家庭的雑事をこなしていました。年休は死ぬほど余っているので。
さて本日も3限授業。まぁいつものごとく。
先生の主な仕事は上の4つですが、でもそれ以外に細かいものが色々ある。たとえばこれは学校によって違うのだが、委員会というもの。ひとつは生徒の美化委員会とか 新聞委員会とか、そういう生徒を動かして何かしらするやつ。これが活発な学校とほとんど形骸化しているところと大きく分かれる。ちゃんとやっているところは、もうひとつの部活並みに 顧問になった先生は大変。私も以前文化委員会の担当になり、文化祭関係でとても大変だった記憶がある。
で、それとは別に、先生たちだけの委員会がある。運営委員会、連絡調整委員会、セクハラパワハラ委員会、学力向上委員会、保健厚生委員会とかいろいろある。 学校によっては地域との交流のための委員会、学校作り委員会とか、中高連携委員会とか、もう委員会だらけ。分掌に属さないものはすべてこういう委員会で処理される。 これが面倒。上から降ってくる余計な仕事をやるわけでだが、これもまたしこたま面倒この上ない。だから学年会議や職員会議の合間に、こういう会議が差し挟まれると 放課後は身動きが取れなくなる。もう何とかして欲しいものばかり。やれやれ。
今日まで面談期間。私の放課後の中学校周りもいちおう予定数は終わりました。やれやれ。なんだかこうして営業活動していると、うちの学校の評価がよくわかります。 いまだにちょっと荒れている学校というイメージがあり、なかなか良い印象は持ってもらえません。私も赴任して4年経ちますが、もうここは全然普通の学校。むしろ 平和で落ち着いています。初任校とそう変わらない。
でもそれにしても認知度が低いというか知られていない。中学校に行き、学年主任に会ったとき「うちの学校はどこにあるか知っていますか?」と訪ねたとき、見当違いなことを言っていた。 えっ?そんなところにないよ、駅から15分で通いやすいよ…と説明したのですが、これで受験生に遠いとか説明されたら…。またある中学に行ったときに3年担任と話したのですが、 「今の1年生は9クラスあり、来年度はまた8クラスになります。」と説明したら「えっ?6クラスじゃないんですか?」と言われ愕然とした。そんな基本情報も知らないのかと。 これで中学生に「6クラスだから倍率は高いから止めた方がいい。」と進路指導されたらかなわない。若い担任だったからかもしれないけれど、なんだかなぁ。
というわけでPR活動はまだまだ続きます。明日も学校説明会。