とうとう3月です。一番忙しい時期がやってきました。そのスタートが後期入試。本日後期の入試がありました。 本県の公立高校の入試は二段階に分かれていて、まず前期入試と言って2月中旬に定員の60%までとる。その時には 初日に通常の5科目と2日目の適性検査・面接でやる。適性検査は学校によって色々で、面接だけ作文だけ、うちなんか 部活で学校を活性化させようという意図から、部活関係の技能試験でも受けられる。普通の人は作文だけど。
そして今回の後期入試は定員の40%。こちらは1日だけで5科目と面接。それで終わり。そんな流れなのだ。
昔は一発勝負だったが、この前期後期に分かれてからなかなか難しくなった。中学生にはチャンスが二度あるから 最初はチャレンジして、後期は安全策…という流れなのだが、うちみたいに底辺校レベルはその分定員割れに冷や冷やすることが多く、 いつも気が抜けない。前期の適性検査と言っても、うちにくるのはそんなスポーツ推薦みたいなすごい子は来なくて、 ただ3年間部活していました…という並レベルばかり。それでも真面目にやる子が多い方が、学校は荒れないので積極的に そういう子をとろうとしている。まぁそんな感じなんです。
で、本日私はまず1コマだけ監督し、その後国語科は総出で採点に突入。毎回時間がかかるし、もう明日から生徒は登校なので 残りの監督や面接ははずされて採点に集中するのです。
それでもまぁぼちぼち目途が立ち、何とか終わりそうな感じ。こんなふうにして一日バタバタしていました。はい。
まずは復元。私も受付の机片付けなど。そのあと1コマだけ授業でしたが、私は管理職と卒業式の打ち合わせ。校長も一人の教頭もはじめてなので、 私がマニュアルを作ってレクチャーしました。ここで前に出て、ここでこうしてと教える仕事。まぁこれが総務部長のお仕事なのですよ。
そして生徒を放課して、その後採点へ。国語はぼちぼち進んでいたので、滞りなく終了。入力も済ませて無事完了。
となるといよいよ卒業式関係。私は今日からフル活動。まずは明日の3年生の登校日に合わせてその準備。会場の椅子並べの指示、掲示物の確認、 予行の時の賞状集めなど、まぁ忙しかった。ここからが正念場です。はい。
本日は3年登校日。当然卒業式に向けて服装頭髪検査があるわけで、私も今日は卒業式担当として3年生の学年集会に付きそう。あれやこれやの注意があり、 その後代表生徒の礼法指導があり、式歌練習に付き合い、放課後には体育館椅子並べ。もう気にすることが山ほどあって死にそうでした。本当に卒業式を 迎えられるのか不安。もう大変。早く終わってくれ。
でも本当に大変なのは職員たちとの折衝なのだ。生徒はまだ指示通り動いてくれるからいい。ある程度読めるから。でも先生たちはけっこう自由なので(笑) ある人は全然頼まれたことをしてくれないし期限も守ってくれないので、その尻ぬぐいというか仕事を肩代わりしなければならず苦労する。逆に ある先生は気を回しすぎて余計なことまでやってくれて、かえってもう一度やり直さなければならなくなって時間がかかる。うーん、大人を操るのは難しい(笑)
それと共に実はこっそり校長室に呼ばれて内示を受けてきました。そこで校長が「では○○高校へ内示が出ましたので…」「えっ!?」すかさず 教頭が「校長、間違っていますよ。」「あっ!すいません。△△高校でした。」おいおい!先日受けた内々示ところと違うのでびっくりしました。 脅すかなよ。本当にこういうところが…。でもとても先のことは考えられず、目の前の卒業式のことで頭がいっぱい。全然転勤の 意識はありませんでした。某学年主任の先生に悟られ、「どこになったの?」と聞かれましたが沈黙(笑)でもとりあえずこれでマジで異動するのだなと実感。 うーん、フワフワしていた足元がいよいよ地に着いた感じ。でもやっぱりまだよくわからない。はてさていつ納得するのかな。
土曜日にはPTA理事会があって登校していました。もう本当に3月は地獄。
本日は2時間授業の後、後期入試の合否判定会議。かなり長くかかりました。だいぶ落とせるようになると揉めるようになるのかな。まぁぼちぼち。
その後、私は明日の卒業式予行に備えて、体育館の設営確認、掲示物の指示、表彰式用の賞状回収、 配布物の袋詰め、礼法指導など、ずっと立ち働いていました。うーん、あと2日。何とか卒業式が終われば一段落付くのだが。なかなか終わらない。
途中何度も事務室に行きましたが、新人と思われる若者が書類書きをしており、あー、いよいよ年度が替わるのだなと実感。
テニス部の3送会の準備などもして、やれやれな一日でした。
朝の打ち合わせで、いきなり今度転勤の者の名前が読み上げられびっくり。多分一番のサプライズだったかもしれません。私もいきなり今日だとは思わず 動揺してしましまた。おかげで視線が痛い。
今日は卒業式予行。私は八面六臂の活躍。まずは同窓会入会式、そして学年予行、表彰式、そして全体予行と、ずっと寒い体育館に詰めていました。私は司会ですから もちろんずっと大変。もう午前中の時点で死にかけていました。
でもその後設営に付き合ったり、最終打ち合わせを学年としたり、管理職と確認したり…色々ありました。その度にあちこちの視線にさらされ、 気疲れする一日でした。とりあえず本番は無事に終えて欲しい。切実。
卒業式。最後の大役。昨日から比べるとだいぶ寒かったが、いちおう滞りなく行った。変なパフォーマンスもなく、あっさり終わって良かった。これで 私のここでの任務はほぼ完了。その後片付けなどをやり、一段落。
その後、テニス部恒例の3送会。1年生がなかなか面白いアトラクションを見せてくれて大受け。3年生も喜んでくれたかな。私からもいつものように 記録集と思い出DVDをプレゼント。涙と笑いの内に終わりました。はい。
昨日までのプレッシャーから解放されて気分は楽。でも本日から学年末考査が始まりました。でも私は3年生の学年末考査でたくさん試験監督をしたので、 今回は4日間でわずかに1回。今日もありません。でもまぁ仕事がぼちぼちありましたので。
朝教頭から耳打ちされ、来年度の校内人事が難航していると相談されました。私からは何とも言いようがないので「そうですか。」と言うしかない。でも 私の後任やら次の行事に関わる主の人なので早めに決めてくれないと…。うーん。
なんか健康診断で聴力検査をやる。このタイミングで?まぁそんなかんなでぼちぼちな一日でした。
テスト2日目。ところが相変わらず今日も監督が入っていない。ならば年休でも取れば…というところなのだが、まぁぼちぼち片付けもあるので午前中だけ勤務しました。 国語科も年休や修学旅行の下見などで人気が少なく、私含めて2人だけ。閑散としていました。
また管理職と話したのですが、相変わらず校内人事が停滞している様子。まぁ誰も主任なんてやりたがらないですよね。私だって嫌だったから。でもまぁ年齢的、立場的、 そして全体のことを考えたら引き受けざるを得ないかなと思って承諾した経緯がある。個人のわがままだけで断ることは出来なかった。まぁ無能であっても周りに助けてもらえば いいやという感じだったので、了承したのだ。普通の会社なら有無を言わさないものだからね。でも学校という現場は無理が通ることがけっこうあるから厄介だ。 でもこれが管理職の仕事でしょう。
またもうひとつの依頼の件も何となく聞いたが、こちらはけっこう最悪なパターンになりそう。こういうものは最終的に生徒にしわ寄せが行くからなぁ。どこでも 有能な人材は限られているから取り合いになる。そして割を食ったところが手薄で非力になる。それに関わる生徒が被害を被るという…。うーん、何とも言えません。