やっと金曜日。もう毎日怒濤過ぎて一日過ぎる毎に倒れる毎日。本日は2時間授業だけなので多少は余裕でした。それでも来週からまた不在の日があるので、 その課題作りや健康診断の準備などであれこれありました。何だか教材研究する暇がありません。やれやれ。
それでも途中の空き時間の新人の子に、授業のやり方を聞かれた。別にアドバイスすることはないが、それでも疑問に思っていること、これはどう教えたら いいかなど質問されたので、これはこうすれば?的なことは答えた。なかなか上手く授業できないのは、今の私だって同じこと。学校が違えば、生徒が違えば、 色々違う。試行錯誤の毎日なのです。偉そうに先輩教員として指導するなんておこがましい。ただ私はこんな工夫をしているという例を挙げただけです。 何かの参考になればいいのですが…。
そんなかんなでやっと一週間が終わった。バタリ。
変則木曜日課。授業の関係で曜日変更なのはわかるが、なぜか木曜日の123454限という、4限目が2回あるという形。つまり同じ授業が同じ日に2回あるという…。 前任校ではこんなケースはなかったので戸惑う。私はたまたま当たっていたので、週4単位の古典Bが2回あるという…。ただでさえ進みが早くて教材研究が 間に合わないのに、この苦行。うーむ。
と言いつつ、実は今日病院で検査が入っており、中抜けして通院してきました。そのためその1つは自習に。まだこの検査が予定されていたのは2月だったので、 まさかその頃は異動すると思っていなかったので、まぁ何とかなるだろうと思っていたのですが、まさかの転勤で、この新しい職場に移ったそうそう、部活の試合やら、 通院やらでご迷惑をかけて、新参者なので肩身が狭い。本当に申し訳ない。ということで1限と6限はちゃんと授業しました。
で、この学校は月曜日に7時間目があって、ここが総合の時間。でも特に予定がないと実質LHR。で、この学校は秋の文化祭のために、もうすでにここで 出し物り第一次案を提出するというハイスピード展開。なのでここでは文化祭の企画案が話し合われていました。6月に合唱祭もあるし、もう4月から 色々クラスで決めることがあり、本当に大変。まぁ生徒が自主的にやることが多いので担任としてはそこまでではないのかもしれませんが、それでもねぇ。 学校によって色々違いがありますよ。
今年度、私の時間割は火曜日と水曜日が大変になっている。4コマ+会議等が入っているのでこの2日間がハード。ただこの学校は進学校のためか学年室というものが なく、その当番というか常駐はない。遅刻カード的なものもなく、そのあたりは平和。だからそこらあたりの負担は少ないので助かっている。その分、まだ 始まっていないが、朝補習、放課後の進学補習、夏休みなども予定されているし、土日にけっこう模試があってその監督にも借り出される感じ。違ったところで 仕事がある。これは前々任校のときと同じパターン。底辺校から進学校まで経験していると、ああ、あんな感じかとつかめるので、それは経験として残っている。
ということで本日はハード日。4コマの授業は別にいいんだけど、今年1年生の国語総合4単位と、3年生文系の古典B4単位なので、進みが速くて教材研究が間に合わない。 別にゆっくりやってもかまわないのだが、生徒は意外と出来るので、当ててもそこそこ答える。そんな簡単なのはわかってますという感じもある。 やべっ、じゃもっと進めなきゃ…みたいな感じがあり、自転車操業。まだペースがつかめなくて授業も苦労する。だから空き時間も必死で予習している感じ。 やれやれです。
で、なんか定期的に1年生は漢字の小テストをやらなければならないらしく、そういうものの採点やらもあり、ますます空き時間が減る。もう火曜日と水曜日は大変。 放課後に学年会議があり、こちらも色々あって、やっぱりどこの学校も色々ある。底辺校も進学校も、重点は違うけれど、先生は楽ではないのだ。会議では主に 3年生の進路関係の確認について、進路部からレクチャーがあった。私的にはK南時代には進路副主任もやっていたし、受験については一通りわかるのだが、 やっぱりこの学校の独自ルール(たとえば推薦用件とか)もあり、それらは真剣に聞いていた。私が副担任をしている担任は、はじめての3年担任らしく、けっこう 不安らしい。ここらあたりもサポートできれば…。というわけでかなり疲れた月曜日でした。
前任校では習熟度編成でやっている教科もあったため、授業はかなり選択的な要素が強く、授業変更が出来ず、出張の時はほぼ自習にするしかなかった。 そして1時間しっかりついていないとまずいので、自習監督というのはけっこう大変だった。ところがここは割とクラス単位の授業が多く、授業交換はやりやすい。 私の場合、部活の大会で自習にしたり、定期通院もしているので休むことが多い。だから授業変更しやすいのは助かる。あまり他の先生に迷惑をかけないで済む。 新参者は気を遣うのです(笑)ということで月曜日の午後が不在なので、そっそく授業変更を頼んだ。ただこのあたり、気軽に引き受けてくれる人か、うるさい人かの 見極めはまだ出来ていません(笑)そういう人物評価もぼちぼちと(笑)
授業の方は今日もフル。4コマびっちりやってなかなかハード。そして放課後に、明日の健康診断のための設営準備がありました。これも管理厚生部の仕事。 まだここの行事に慣れていないので、手順なども全然わからないので、とりあえず指示されるままに動くだけ。まさに一兵卒(笑)でもその方が気が楽なんですけれどね。
今日は一日健康診断の日。朝から身長やら体重、視力、聴力、内科検診、歯科検診などすべてありました。こういうものはどこの学校でもあるのですが、そのやり方は学校によって 全然違う。前任校では内科検診やら歯科検診などは分けて別の日にやっていたので、ほぼ半日で終わるので楽でしたが、ここは一気にほぼすべてやるので、大がかり。
で、私は男子の身長体重係。地学室でひたすら計りました。その昔は生徒に記録を取らせていた時代もありましたが、今時はこういうのも個人情報なので、すべて先生たちが計測・記録も やる。1000人規模の学校になるとかなり大変。私も午前中はほぼつきっきりでやっていました。
で、その仕切りとなるのが養護の先生なのだが、実はこの養護の先生が今年私と一緒に赴任してきたばかりの若い先生。多分私同様にまだこの学校のシステムが全然わかっていないはず。 その中でこんな全校にかかわる行事を計画・実行しなければなせないので、本当に大変だったはず。右も左もわからず、おまけに昨年どういう感じでやっていたのかもわからないのだから、 連日泣きそうになるくらい苦労したはず。お察しする。
同じ国語科にも新人の子がいるし、英語科にも同じく新人の子がいる。連日生徒会関係や部活、学年の仕事で遅くまで残って仕事をしているらしい。新人だから手際も悪く 手間取ることも多いようだが、こういう人たちのサポートをしてあげたい。手伝うことは無理でも「お疲れ様。」という一言くらいかけてあげたい。それくらいしか出来ないけれど。 若手は頑張りすぎないようにフォローするのがベテランの仕事だと思っている。私も若いときには先輩の先生たちにかなり助けてもらったし愚痴も聞いてもらった。 もうそういう立場なんだなと思う。そんな一日でした。
2時間授業をしてすぐさま早退しました。というのもそのあとすぐ母方の田舎の山形へ行き、十数年ぶりに法事に出るためでした。
もう長年部活三昧の日々を送っていたため、ほぼ土日は練習か試合。こういう法事があっても、ダメ息子ダメ旦那は毎回不在。家族に迷惑をかけていました。けれども 今年は異動したてで部活の方も副顧問という立場。別に私はいなくてもいい。というかむしろいると正顧問の先生が気を遣うからお邪魔虫。そのタイミングで法事が あったので、今日から半休をもらい帰省してきました。老母も妻も喜んでくれて、やっと親孝行、家庭サービスの一端が出来た感じ。ここ20年くらいほぼ365日部活ばかりで、 いつもいない旦那でしたから、ちょっとだけ罪滅ぼしになったかも。まぁそろそろお年なので部活部活の日々はセーブしないとね。
というわけで、このGW初っぱなは半休取って東北の地で親孝行しています(笑)