土日はがっつり部活でしたので、相変わらず月曜日はヘロヘロ。学校が変わってもこれは同じ。
授業はぼちぼちでしたが、7限目に要録の仕分け作業を副担任で行う。調査書作成などがあり、3年生の受験用に色々 準備をしなければならない。そうそう、前々任校ではこんなことやったわ、いや前任校でも就職がいたからこういう点検してたわ…と 思い出してきました。こういう学年の仕事がなんやらかんやら続くのです。はい。
木曜日課。この学校は割と授業時数をきっちり均等化しようとしているので、頻繁に曜日変更がある。その上たとえば月曜日は7時間なのだが、 月123456木5というふうに、足りないところを無理矢理入れることもある。だから科目によっては一日2回あることも。でもそんなことお構いなしで 時数を確保している。うーん、ちょっとやり過ぎのような気がするのだが…。
2限目に教育実習生の研究授業があった。そのせいでいつもの木曜日なら134限なのだが、これで午前中すべて埋まってしまった(泣) それはいいのだが、この実習生、普段スペースの都合もあって国語科研究室ではなく別の場所にいて、おまけに何だか一度も私の授業を見に来なかった。 どうも他の先生の授業見学はほとんどしないで、いきなり授業をやらされていたらしい。いやはや。
で、その授業だが、某有名定番教材をやっていたのだが、ついつい自分ならこう説明するのになとか、ここの部分はもっと丁寧に言うべきでは?とか、 へぇーこんなふうに続けるのかと、色々考えました。先生の教え方というのは十人十色、それぞれの個性があるし、特徴もある。特に国語という 説明が重要な今日においては言葉選び、たとえ方、伝え方は色々。一概に正解はないし、時間をかけて独自のスタイルを作るもの。だから自分なりに 研鑽するしかないと思っている。
放課後にその反省会があったが、だからダメ出しはあまりせず、私ならここはこういうふうにやるけれど…という感じで、違う例示をしたくらい。 私だっていまだにどうしたらもっとわかりやすくなるか模索していますからね。まぁ頑張ってくださいということ。
そのまま引き続き教科会議で、来年度の教科書選定、部会への出席の件、中学生体験授業のことなど、色々ありました。何だか忙しさはまだまだ 続きそうです。はい。
今日はフル稼働。授業が4コマの上に担任が不在のため、朝と帰りのSHRに行く。これだけなら別にどうということはないのだが、それに加え昼休みは奨学金チェックの 打ち合わせ、漢字小テスト採点、朝読書のプリントを学年分印刷配布…と、空き時間はおろか昼休み放課後すべて余裕がなく、ずっと走り回り動き回り作業をしていた。
この学校の不思議なことはいくつもあるが、たとえば学年室がないとか遅刻カードがないとか、まぁそんなのはいいけれど、校外学習がないとか面談期間がないとかはちょっと気になる。 合唱祭がその代わりであったり、面談は夏休みにやれということらしいのだが、どうも違和感がある。そもそも月曜日には7時間目があり、そこに総合をやっている。 また授業確保に躍起になり、そのためほぼ授業は潰れないため様々な行事やイベント、会議が放課後以降に平気ではみ出し、なんなら勤務時間を過ぎる勢い。 ここではそれが普通らしいが、他校から来ると違和感を感じることも多い。でも多分1年もすると慣れて麻痺していくのだろうが…。
ということで麻痺する前に備忘録的に書いておこう。
本日は県民の日で休み!…となればよかったのですが、生徒は休みだが先生たちは勤務日。でも年休を取る人も多い。けれど私には仕事が…。午前中は3年生の副担任が 集まって、提出された奨学金の書類チェック作業がありました。これがまた大変。
だいたいこれって高校がやるべきことではないはず。毎年制度がちょっとずつ変わって、おまけに細かいルールがたくさんあって、こんなもの高校側に丸投げされても。 本来支援機構の方でやるべきことではないか。まず生徒から出された申込用紙をチェックするのだが、これがまたルールが色々ある。記入例がついているのだが 複雑すぎてわからない。本人、父親、母親の直筆で印鑑をそれぞれ捺すのだが、筆跡が同じだとはじかれる、印鑑が同じでもはじかれる…。だから面倒臭がって 母親が全部自分で書くと受け付けてもらえない。印鑑なんて3つ用意しなければならない。同一世帯だから別にいいと思うのだが。その上細かい申請理由を書かせたり、 所得証明を添付しなければいけないのだが、それは両親とも。たとえば母親が無職でも0円という所得証明が必要なのだ。それなのに記入するときは1万円以下切り捨て とか、まぁそれによって第一種(無利子)か第二種(有利子)が決まるのだが、本当に複雑。この奨学金は大学に入ってからやるものだが、つまりは予約の形なのだ。 それを高校へ丸投げして、そしてこの内容をネットで入力するという作業もある。マジで面倒だ。
というか、これ奨学金とか言っているけれど、はっきり言ってローンだ。つまり借金。よく話題になっているが、40過ぎまで永遠と払い続けなければならないやつもいる。 大学卒業時に300万以上の借金があるなんて恐ろしすぎる。就職してもずっと払い続け、運良く良い給料の会社に勤められればいいが、倒産したり低給料のところなら生活すら 厳しくなるし、結婚も出来ず自己破産というケースもある。こんな制度どうかしていると思うのだが…。個人的には全然勧められないし、むしろやめとけと言いたい。 もしお金がないなら、バイトでもするか、無理して進学することもないと思うのだが…。
それでもここの生徒はまだそこそこの大学に入る学力があるからマシだ。ある程度目途は立つ。でも前任校の生徒などはFランクの大学へ入って、あまり良い就職先もなくて、 給料安くて、山ほどローンがあって、卒業時に400万の借金なんて、人生が終わってしまう気がする。景気も少しいいのだから、むしろ高卒でも良い会社へ就職する方が、 どれだけマシか…。
というわけで、この書類チェック作業を2時間ほどしてました。その後午前中は溜まっていた事務仕事をして、午後からは部活へ。他校と合同練習ということで夕方まで。 休める日なのに、結局終日仕事をしていました。やれやれ。
昨日張り切りすぎたせいか、今日は朝からお疲れモード。それでも授業は進むのみ。放課後にスピーチコンテストがあるために、45分授業。何だか全クラスから代表が出て 選ぶみたい。かなり大がかりな感じでやっている。まぁいいけど。
昨日奨学金の書類のチェックがあったのですが、記入ミスが多く、登録前に呼び出して書き直させる。うーん、面倒だ。そして今日から調査書と要録の照合チェックも始まる。 7月から推薦やAOでもう提出が始まるので、そろそろこういう作業もやらなくてはならない。色々仕事はあるのです。というわけで、何だか自習監督もあって空き時間も バタバタしていました。やれやれ。
また昨日の日曜日は免許講習に行ってきました。第3弾の選択講習「国語科教育のあり方」について(笑)まぁ大学の講義が6時間あったのですが、理論が多くて あれでしたが、まだ話が上手かったのであまり眠くならずに済みました。でも本当に疲れる。この疲れが一番残ります。
また長い一週間が始まりましたが、今日は空き時間の2限目は初任研の研究授業。うちの新人のH先生のもの。先週教育実習生のやつを見たばかりなので、その差が 気になるところ。内容的には一緒にやっている漢文のところなので、どんな工夫でやるのかなと見守っていました。それでも色々あれ?と思うところはあるけれど、 一生懸命やっていました。やっぱり若くて熱意がある人は眩しいですね。私にもあんな時期があったのかしら。免許講習であんなの屁の役にも立たないと毒づいているようでは ダメですね(笑)
異動して2ヶ月くらいが経つが、そろそろ何となく学校の流れが1/10くらい見えてきた。ここはこんなふうにやっているのかと得心することも増えてきた。もちろん 未知の行事や体験していない部分はそれこそ山ほどあるが、空気感というか、こんな感覚なんだという、学校の持つ雰囲気は少し見えてきた。だからといって馴染めるかと 言われればそれは別のことだが、自分が色々なこととどのくらいの距離感を持って行けばいいか、それらを計る目安にはなってくる。
そろそろこちらの人格や仕事ぶりを見てのことだが、色々な仕事が振られることが増えてきた。当然いつまでもお客様ではいられないので、やるべきことはやらなければ いけないのだが、この人はこれが出来る…と見るや、突然膨大な仕事が振られる。またこの人は使えないなと思われると、現状維持。そして若手などは次から次へと 仕事が振られている。まぁそういうものだと高をくくっているが、あまり気に入られようとはりきってやっていると、そういう人だと思われ、どんどんこき使われる。 なので、なるべく大人しくしているし、消極的な振りをしているのだが、如何せんせっかちなので、「この前言っていた仕事はどうすればいいですか?」と聞いてしまう。 後々切羽詰まって忙しくなるのも嫌なので、自分のペースで出来るようについ聞いてしまう。そうすると、この人やる気があるなと思われ、じゃついでにこれも…と 押しつけられてしまう。うーん。早く無能なやつだと認知されないと(笑)