満目蕭条たる 3月 上旬 編


3月1日(木) 後期入試は大混乱

朝は結構雷雨があったのですが、受験生が来る時間には収まりました。やれやれと思っていたら、なんとその豪雨の影響で県南部の電車が不通・遅延になり、 なんと急遽入試を1時間遅らせることに…。そのおかげで大混乱。まずは受験生に待機させる、変更の連絡、時間帯の確認など色々大変でした。 1時間遅れということは、午前中3科目午後2科目の予定が、逆に午前2科目、そしてお昼、午後3科目と、けっこう受験生にとっても負担。 おまけにうちはないからいいけれど、学校によっては試験後に面接をしている学校もある。ただでさえテスト後の面接が全て終わるのが16:30くらいになり大変なのに、 これではテスト後の面接時間が1時間延びてしまう。かといってさすがに受験生を17:30まで拘束するのは無理があるから、面接を端折るしかない。 こういっては失礼だが、一部の県南部の数校の、それも電車が遅れたせいで、ほんのわずかの受験生のために全県下の学校が大混乱した。 確かに当該受験生は可哀想だと思うが、これってそこまでするべきだったのかな…と。まぁ平等に全部同じという意識はわかるけれど、そのせいで 他校の受験生が逆に遅くまで面接をやることになるなんて、むしろこちらの方が影響が大きいような気もするが、どうなんだろう。まっ、仕方ありませんね。

私は1限目に監督し、その後はすぐさま採点に。国語は死ぬほど分量があるし、この学校は受験生も多いので大変。 午後からずっとやりましたが、まずまずの進み具合。明日には何とか終わるでしょう。

でも本当に3月に入ってまで入試があるなんて、本当に辞めて欲しい。授業は潰れるし学校の負担も多い。 マジで早く改善してくれないかな。

3月2日(金) 採点地獄

復元の後2時間授業。復元と言っても多少机椅子を移動するくらいで、たいした手間はありません。私も担当の控え室の机を並べただけ。 わずか10分の作業。で、その後の2時間はたまたま授業がなかったので、テスト作りに専念。

そしてそのまま生徒を帰してから再び採点地獄へ。それでも国語科的には、昨日の午後からみっちりやったので、14時過ぎには目途が立ちました。 ただ他教科は今日からの所も多く大変そう。で、全部出揃ったところでボーダー点検という、この学校独自の4検目があり、それも一苦労。 抽出だけではダメなんですかね。ということで何だかんだでヘロヘロでした。はい。

3月5日(月) そんなかんな

平常日課。ただ5分短縮で最後に在校生だけで式歌練習。いよいよ卒業式が間近なので。

私は1年生の授業が1クラスだけありましたが、ほぼ自習。もう一度テスト範囲の総点検をやって終わりました。やれやれ。

そして午後から、私がやっている3年生の副担任の子が登校して、一緒にクラス文集の印刷のお手伝い。いちおう学年主任から 各クラス出来れば作るように指示があり、私がいちおうチーフなのですが、クラスによりバラバラ。出来ても出来なくてもいいという ことなので、放置していましたが、数クラスは出来上がった模様。このクラスも何とか卒業式直前に出来上がりそう。

3月6日(火) ハード

本日は2時間授業。でも私は授業変更されたためなし。

そしてそこからがまた大変。まずは明日の卒業式予行の設営が一部あり、私は管理部なので、体育館の椅子並べの設営を手伝いました。 まず1時間体育館にマーキングしたのですが、もう古くて埃だらけのやつが多数。その後生徒を使って椅子並べをしたのですが、 何だか数が足りない。あるけど古すぎて背もたれや座るところが切れているものもいっぱいあり、こういうところの補充が足りていないんだなと。 また設営プランに関しても、昔ながらの形で、あまり機能的ではなく、元総務部長としては口を出したいことが多々ありました。

そしてそれが終わるとすぐに、後期入試の合否判定会議。こちらもある程度ラインが決まっていたので、たいして揉めることもなかった。 ただ合格者の男女比がねぇ…。そしてすぐさまご合格通知の袋詰めとなどがあり、それも大変でした。その後に学年会議。予行と卒業式についての 打ち合わせでしたが、その内容がけっこうアバウトなのにまた驚きました。そんな感じでいいの?というくらい。確かにここの生徒は そんなにあれこれ言わなくても、また一度注意すればちゃんとするけれど、その生徒任せ過ぎな感じに不安になりました。 前任校ならもっと細かいマニュアルを作って説明したのだけれどなぁ…と思いつつ、郷に入れば郷に従えかと黙っていましたが。

ということでけっこうハードな一日でした。

3月7日(水) 前日

1限目は3年生のみで予行。その裏で後期の合格発表。約2倍なのでまたまた悲喜こもごも。 そのまま2時間目は1年生最後の授業。それを終えて、3時間目からは同窓会入会式、表彰式、予行と、午前中は ずっと忙しかった。

午後からまた袋詰め、体育館の設営の手直しなどがあり、何とか終わる。やっと卒業式を迎えられそう。

3月8日(木) 卒業式

雨の一日でしたが、本日は卒業式。

この学校では総務部ではないので、設営くらいであとはやることなし。こんなに何もしない卒業式は5年ぶり。ただ 昨日の予行などや設営の準備を見ても、元総務部長としては、ああしたらいいのにこうしたらもっとスムーズなのに、 この連絡はもっとちゃんとしないと…と、偉そうに思ってしまった。たいした総務部長でもなかったくせに、他人の粗は目に付く(笑) だから何かイライラしてストレスが溜まる。ここにはここのやり方があるということで。

ということで3学年副担にだけれどもたいしてやることなし。そのままのんびりと式典へ。卒業式自体は礼法に違いがあるものの、 特に何も無く無事終了。ただあまりにも寒くて長くて辛かった。この寒いのにストーブは消すわ、式辞は長いわで、 だいぶ改善の余地ありかな。やれやれという感じ。

その後クラス毎に盛り上がってましたが、個人的には何か疲れた。という感じでした。最後に部活の3送会へチラッと出て 終わりました。

3月9日(金) 打診

卒業式の次の日も朝から雨。でも今日から学年末考査。3年職員は学年旅行に旅立ちましたが、私は色々あってパス。 ということでテスト監督も、そして自分の1年生のテストもあったので、午後からはのろのろ採点していました。

何だか異動の話も校内人事の話も、この学校では全然見えてこなくて、どうなるのだろうと思っていたら、 教頭から呼び出され、来年度の校内人事について打診されました。まぁ予想通り。自分の希望とは違うけれどね まぁ仕方がないところでしょう。いちおう即答はしませんでしたが、そういう流れかと。

前任校では割と早めに動いていて、学年末考査のあたりには何となく見えてきたのですが、ここはどうやら秘密主義らしく、 割と終業式近くにどんと決定稿が発表になるらしい。さてさてどうなることやら落ち着かない。


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