H先生の紹介スピーチ原稿

      さてH先生のことなんですが
      私とは同期で国語科・総務部つながりということで
      大変お世話になった者の一人です。その人柄については
      わざわざ私が言うまでもなく皆さんご存じの通り
      とても優しく、生徒思いで、本当に素敵な先生です。
      当然私もその魅力にメロメロの一人なのですが、そう言って
      おきながら、そのH先生の天然さを、授業中にネタとして
      使わせていただき、この場を借りて謝っておきたいと思います。

      さてH先生の人柄ということなんですが.....

        1 後先考えない不用意発言が多い。
            もちろん本人には他意はないのですが、まわりを
            ドキドキさせること度々あり。

        2 単刀直入に核心に触れることをズバッと聞く。
            いきなりプライベートなことを聞かれ、ついつい話して
            しまった人も多いのではないでしょうか。

      そして最後のエピソードとして、こんなことが以前ありました。
      ある朝、学校へ行くととても暗い顔をしていたので、何かまた生徒の
      ことで悩んでいるのかなぁと思い、

          「どうしたんですか、また何かありました?」と聞くと
          「家に帰ってないのよ。」と言うんです。

      また生徒が家出でもしたんだと思って

          「いつからですか?」
          「おとといからなの。」
          「何が原因なんですか?」
          「それがよくわからないんだけど、なんか気に入らないことがあった
           みたいなの。」
          「友人関係ですか?」
          「そうなのかなぁ。時々顔に傷作って帰ってくるのよ。」
          「それ、いじめじゃないですか!」
          「そう、だから私も他のが近寄ってくると、シッシッって追っ払うの。」
          「えっ?それってもしかして...。」

      そうなんです。実はこれ、愛猫BeBeちゃんのことなんです。
      まさに猫かわいがり状態なものですから(笑)

          「生徒のことじゃないんですか?」
          「生徒ならこんなに悩まないわよ....でも猫も生徒も言うことを
           聞かないのは一緒ね。」(ニコっ)

      『オイオイ、猫も生徒も一緒かよ。』と心の中で思いつつも
      これも全て、その優しい人柄の一端ではないかと思います。
      その優しさで、転勤先を是非元気にさせてあげてください。
      本当に6年間ご苦労様でした。

BeBeちゃん

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