平沢匡朗(Hirasawa Masaaki)
桐朋学園大学卒業。福元さざれ、中山 靖子、渡邉 康雄、デートレフ・クラウスの各氏に師事。GPAダブリン国際ピアノコンクール特別賞受賞。日演連主催「えんれん」コンサート、横浜市新人演奏会等に出演。
堤俊作指揮ロイヤルチェンバーオーケストラ定期演奏会でのベートーヴェンの第4番、東京交響楽団とのモーツァルトの第24番など、各地でのピアノ協奏曲のソリストとして招かれたほか、ダブリン、ウィーン、東京など国内外においてのピアノリサイタル、NHK・FM『FMリサイタル』などの放送出演など、独奏者として幅広く活動している。ピアノ・ソロCDに『平沢匡朗 プレイズ モーツァルト』(2006年 9月レコード芸術誌準推薦)『平沢匡朗プレイズベートーヴェン』他多数あり、高い評価を得ている。
最近の活動としては、モーツァルトのピアノソナタ全曲連続演奏、ピアノ、指揮の2役によるモーツァルトのピアノ協奏曲の演奏会、1871年製シュトライヒャーピアノを使ったピアノ演奏会などがある。およびチェンバロの演奏にも意欲を示し、今年9月には日本フィルハーモニー交響楽団とバッハのブランデンブルク協奏曲第5番を演奏するなど、幅広く活動している。2010年秋にはルーマニア・ブラショフ フィルハーモニー交響楽団とグリークのピアノ協奏曲を共演し、好評を博した。
また室内楽奏者としても、イヴリー・ギトリス、カリン・アダム、マルタ・カーデム=ミサク、瀬戸 瑤子、天満 敦子、木野 雅之、等のヴァイオリニスト、宮原 卓也、原田 茂生他の声楽家と共演するなど、各地で演奏活動を行っている。
1996年より毎夏、ウィーン近郊の町、ホルン(Horn)における《Allegro Vivo・オーストリア国際室内楽音楽祭》に参加、コレペティトゥーアおよびピアノ・マスタークラスを担当している。また、洗足学園大学講師として後進の指導にもあたっている。
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