いろいろなピアノ

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1.スタインベルク・ピアノ

長野県佐久穂町にあるスタインベルク・ピアノの写真です

 

佐久穂町の方から、このピアノのリストアまでのお話も伺い、また光栄にも修復記念コンサートで弾かせていただきました。シルクのような音といったら良いんでしょうか・・・今のピアノにないSomething elseを感じさせてくれる楽器です。

 

 

スタインベルク・ベルリン------佐久穂町の資料より
20世紀前半の数十年間にドイツのベルリンで作られた幻のピアノ。フルトヴェングラー時代のベルリンフィルハーモニー管弦楽団にも納入された。現在あるヴィルヘルム・スタインベルクは別のピアノメーカーである。
1928(昭和3)年、穂積小学校(八千穂小学校の前身)で昭和天皇の即位祈念として購入された。当時の価格は2537円40銭であった。戦後はほとんど使われなかったが、復活を希望する声が高まり、2005年、寄付による修復が完了、記念コンサートを行った。通常は、八千穂福祉センターに置かれ、演奏会や、同好会の練習などにも利用されている。
スタインベルク・ベルリン社製のピアノは、グランドピアノが佐久穂町の他に2台(京都府綾部高校・岡山市政田小学校)アップライト2台(岐阜県中津川落合中学校・東大病院)の計5台が確認されている。

 

 

2.チェンバロ(ザスマン社製スピネットSpinet)

我が家のザスマン・スピネット(愛用のライカ(Leica)で撮りました)

 

以前に「ピアノはないんですけど、何かしてください」と依頼を受けて大変困ったことがありました。

ピアノって持ち運びできないんですよねえ〜。

海外でチェンバロを弾いて急遽ヴァイオリンの伴奏を頼まれたこともあり、もともとバロックの楽器には興味がありましたが、数年前のある日、八王子のユーロピアノに小型チェンバロがおいてあるのを見て衝動買いしてしまいました。突然練習部屋が狭くなってしまい、家内もあきれ顔。ただ、この楽器だと、足をはずせば、カローラクラスの車だったら助手席を倒せば入ってしまいます。

音の大きさは2段以上の鍵盤を持つ豪華なチェンバロにはかなわないにしても、小型ですが、エレガントで繊細さを感じさせる音。ウィリアム・バードのヴァージナル音楽、バッハのインヴェンションやフランス組曲などはなかなか良いと思います。あちらこちらに持ち運んで弾いております。

やはり、バロック音楽は、この楽器で演奏すると納得することも多々あり、お陰様で音楽に対する考えが広がった気がします。

3.

工事中

 

4.

工事中

 

 


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